華月麟の幻想記   作:華月麟

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今更ですが、私は残無の〖無〗を〖夢〗と間違えて変換していました。大変失礼致しました。

‪✕‬ 残夢 ‪
○ 残無


寂滅為楽の王 と 地獄の獣王

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

麟「ふはははははははっ!!所詮…餓者髑髏如き小物は、このような最期を迎えるのがお似合いだったなぁっ!?ふはははははははははっ!!」

 

 

早鬼

「が、餓者髑髏が…跡形も無く消滅した…!」

 

魔「麟の奴…餓者髑髏に何をしたんだ…!?」

 

八千慧

「博麗霊夢、餓者髑髏の気は感じられますか…!?」

 

霊「全く感じないわ…。まるで、最初から餓者髑髏なんて存在しなかったかのようにね…」

 

饕餮

「つまり…麟は餓者髑髏(やつ)の存在そのものを消し去ったってのか…!?」

 

 

ヒュウゥゥゥゥゥゥゥ…

 

?「ふふふふ…まさか、餓者髑髏(あやつ)の存在そのものが消去されてしまうとはな?流石にこれは計算外だったのぉ…。お主はどう思う?」

 

?『くははは…期待以上!これ以上の言葉は思い付かんな!』

 

?「ふふふふ…じゃろうな?儂も同じ事を思っておったとこじゃ」

 

?『くはははは!久しぶりに我々の意見が揃ったな?』

 

 

5人

『!?』 バッ!

 

麟「ん…?」 ギロリ…

 

 

餓者髑髏が消滅した瞬間を見届け終わった直後、6人の背後から邪悪に満ちた気を纏う者が2人現れた。

 

?・?

「『ふふふふふふふふ…』」 オォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

早鬼

「あ、あの御方達は…!」

 

八千慧

日白(にっぱく)残無(ざんむ)…!」

 

饕餮

「…と、魔狼(まろう)か…」

 

残無

「くっくっくっ…久しいのぉ?可愛い畜生組長共」

 

霊「あれが日白残無…。なんて邪気に満ちた存在なの…?確かに…あいつに惹かれるような奴はごまんといそうね…」

 

魔「な、なあ霊夢…隣にいるあのデカくて黒い狼はなんなんだ…?あ、あいつ…麟に勝るとも劣らないくらいのヤバいオーラだぜ…!?」

 

麟「…」

 

残「おっと…そこの2人が、博麗霊夢と霧雨魔理沙とかいう人間じゃな?それと、奥にいるのが…華月麟じゃな?儂の名は日白残無。そこの組長達が説明しておると思うが、儂がこの新地獄を支配する人鬼じゃよ。で、儂の隣におるのが…」

 

魔狼

【挿絵表示】

『我が名は魔狼!その昔、畜生界が生まれる以前の地獄を支配していた獣王である!』

 

早鬼

「お、お久しぶりです魔狼様…!」 ペコリ

 

饕餮

「魔狼の奴…かなり前から姿を見てないと思ってたが…」

 

八千慧

「過去の存在が今更何しに…」

 

魔狼

『ふっはっはっはっ!相変わらず早鬼だけは、どちらが上に立つ存在なのかちゃんと理解しているようだな。貴様らもそう思わないか?吉弔八千慧、饕餮尤魔…!』 ギロリ…

 

八千慧・饕餮

「「(ゾクッ…!?)お、お久しぶりです魔狼様…」」 ペコリ

 

魔狼

『それで良い…それでな…』

 

麟(あいつが八千慧の言っていた日白残無か…しかし、隣の魔狼とかいう狼は何者なんだ…?どこかガルムに類似している容姿だが…)

 

魔狼

『(チラッ)おお…!それが噂にまで聞いていた〖レーヴァテイン〗という力か…!素晴らしい!やはり我々の見立ては間違いではなかったようだな、残無よ』

 

残「そうじゃろう?わざわざ餓者髑髏に、儂の血を与えて復活させた甲斐があったというものよ」

 

麟「『儂の血を与えて復活させた甲斐があった』だと…?まさか…!?貴様が餓者髑髏を蘇らせた張本人か…!」

 

残「ふっ…そうじゃ。儂が餓者髑髏に儂自身の血を与え、先代の巫女の封印を解いて蘇らせた張本人じゃよ」

 

霊「なっ…!?あんた…自分が何をしたか分かっているの!?あんな危険過ぎる妖怪の封印を解くだなんて…!」

 

残「じゃが…結局はお主らが始末したんじゃから、結果オーライってやつじゃろ?」

 

八千慧

「そんな簡単に終わらせて良い話なわけあるか…!」

 

饕餮

「一体何が目的で…私達の部活を大勢殺した…!?」

 

残「何が目的で?良いじゃろう…答えてやろう。儂と魔狼の目的はただ一つ」 スッ…

 

残無は麟を指差し…

 

麟「…あ?」

 

残「華月麟」

 

 

「「儂らの目的は、お主なんじゃよ」」

 

 

彼に向けて、そう答えるのだった…。

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