華月麟の幻想記   作:華月麟

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王の玉座

麟「目的が俺だと…?どういう意味だ…」

 

 

残・魔狼

「『ふふふふふふふ…』」

 

 

霊「あんたらなんかに麟は渡さないわよ…!」 ザッ…!

 

魔「なんなら今ここでお前らをぶっ倒す!」 ザッ…!

 

残「まあまあ…詳しい事は詳しい事はあっちで話そう。麟よ、お主に見せたい物があるからのぉ」

 

麟「俺に見せたい物…?なんだそれは…」

 

魔狼

『はっはっはっ!いいから我に着いてこい!貴様のような素晴らしい存在にピッタリの贈り物、きっと気に入るぞ!』 ザッザッザッ…

 

麟「…そうか」 スタスタ

 

霊「ちょ、ちょっと麟!?」 ダッ!

 

魔「あんな奴に着いていくのかよ!?」 ダッ!

 

残「お主ら3人も着いてこい、良いな?」 スタスタ

 

早鬼

「はっ!」 ビシッ!

 

饕餮

「へいへい…」

 

八千慧

(仕方ない…ここは残無と魔狼(奴等)に従うしかないか…)

 

 

6人は残無と魔狼に誘われるがまま、2人の後に着いていく事にした。

 

 

~玉座の間~

 

 

魔狼

『着いたぞ!ここが玉座の間だ!』

 

八千慧

「し、新地獄の奥にこんな場所があったなんて…!?」

 

早鬼

「あの奥にそびえ立つのが玉座ってわけか!?」

 

饕餮

「私も知らなかったな…こんな場所…」

 

霊「…」

(何かしら…この胸騒ぎ)

 

魔「…」

(なんだ…?物凄く嫌な予感がするぜ…)

 

 

慧ノ子

「あっ、残無様達が来たよ!」

 

美天

「おっ!やっといらっしゃったんですね!」

 

ちやり

「待ちくたびれたっすよ〜」

 

日「お待ちしてましたわ残無様!魔狼様!」

 

 

残無達に連れられて到着した場所は、血の池のど真ん中に謎の玉座が佇む間だった。そしてその間には、何故か慧ノ子達の姿もあった…。

 

早鬼

「慧ノ子!?なんでお前がここに…」

 

饕餮

「それにちやりまで…」

 

八千慧

「美天に日狭美様まで…これは一体…?」

 

 

慧ノ子・美天・饕餮

『残無様ぁ〜っ!!♪』

 

 

早鬼

「は…?」

 

饕餮

「なんであいつらが残無の事を知って…?」

 

八千慧

「そうか…!?最初から全て…あの御方の掌で転がされていたというわけか…!」

 

早鬼

「ど、どういう意味だ…?」

 

饕餮

「八千慧、短めで説明してくれ」

 

八千慧

「私達の組に入籍した新たな組員3人は…のですよ…!」

 

饕餮

「それがあいつの掌で転がされていたと…どう関係がある…!?」

 

八千慧

「我々の内情を知る為に…あの御方は自分の部下達を我々の組に送り込んだのですよ…!」

 

早鬼

「初めから…全てあの御方の計画の一部だったってわけか…」

 

饕餮

「相変わらず…胸糞悪い奴だ…!」

 

残「(スタスタ…)くははは♪可愛い畜生達よ、待たせてしまって悪かったの?」

 

慧ノ子

「待ちくたびれましたよ〜!」

 

美天

「意外と時間がかかりましたね?」

 

ちやり

「あまりにも遅くて帰りたくなったっすよ」

 

日「私は、何時間でも何日でも貴女様を待ちますわ!♪」

 

残「ふふふ…相変わらず可愛くも頼もしい奴等よの…」

 

魔狼

『おい残無、無駄話はそこまでにしてそろそろ本題へ移るぞ』

 

残「おっと…つい盛り上がってしまったわ。さて…お主の言う通り本題へ移るとしよう。華月麟」

 

麟「なんだ…」

 

残「単刀直入に提案させてもらう」

 

 

 

「「あの玉座に付き、お主が畜生界の支配者にならんか?」」

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