華月麟の幻想記   作:華月麟

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裏切りの饕餮

残「新たなる支配者・レーヴァテインである!」

 

 

レーヴァテイン

「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

日「うふふふ♪遂にこの時が来ましたのね…!」 ザッ…

 

慧ノ子

「待ちに待ったこの時!」 ザッ…

 

美天

「旦那が畜生界の新たなる支配者!」 ザッ…

 

ちやり

「ようやくこの時が来たっすか〜」 ザッ…

 

魔狼

『ようやく…我が後継者が誕生したぞ…!』 ザッ…

 

 

残無の言葉を聞いた日狭美達は、すぐさまその場に片膝をついて服従の意思を示した。

 

残「早鬼、八千慧、饕餮、お前達はどちらにつくんじゃ」

 

早鬼

「私は…もちろんレーヴァテイン様の下につかせていただきます!強者こそがこの世の真理であり友情!」

 

残「かっかっかっ♪お主らしい返答じゃな?」

 

八千慧

残無様(あなたさま)の計画に従ってレーヴァテイン様の下につくのは不本意ですが…歯向かえば面倒な事になるのは分かっているので、喜んで彼の下につきましょう。ただし…私が忠誠を誓うのはレーヴァテイン様だけだ」

 

残「お主が誰に忠誠を違う誓うのかはお主の勝手じゃ、好きにするが良い。最後に饕餮、お主は?」

 

饕餮

「私は…」 ギリッ…!!

 

 

「「悪いが降りさせてもらう…!」」

 

 

早鬼

「なっ!?」

 

八千慧

「おや珍しい…貴女もあろう畜生が、こんな素晴らしい話から降りるというのですか?」

 

饕餮

「確かに…あいつは私達の上に立つ存在だ…私もあいつの下にならついたっていい…!だが…あいつがその玉座についたのは、残無と魔狼の言葉に唆されたからだ!最初から自分の意思でついたわけじゃない!」

 

 

「「私が求めていた人間は、そんな弱い奴じゃなかった!日白残無の傀儡になった奴の下なんかに私はつくものか!そんな奴の下につくのなんぞ、私は真っ平御免だ!」」

 

 

レーヴァテイン

「ほう…?」

 

残「これはまた…意外な答えじゃったな…」

 

ちやり

「え〜っ?そんなしょうもない理由で畜生界を抜けるんすか?饕餮」

 

八千慧

「ちやりの言う通りだ!そんなくだらない理由で、畜生界を抜けるというのか!?」

 

饕餮

「こんな腐れきった組織、いつでも抜けてやるよ!」 ドゥッ!!

 

ここで三大組織の組長のうち、剛欲同盟の長・饕餮尤魔のみが離反。あの残無ですら想定外の返答だった。

 

スタッ…!!

 

饕餮

「大丈夫かお前ら…!」

 

霊「饕…餮…」

 

魔「饕餮…お前…」

 

饕餮

「話は後だ…!今は霊夢の状態を教えろ…!」

 

魔「肋骨辺りが何本かやられちまってる…!」

 

饕餮

「なら…今はこの場から逃げるのが得策だな…!」

 

 

ザッ…!!

 

 

八千慧

「待て饕餮!」

 

早鬼

「私達がこのままお前達3人を逃がすと思うのか!」

 

慧ノ子

「悪いけど…あんた達にはここで死んで貰うよ♪」

 

美天

「特に博麗の巫女は危険だからね〜♪」

 

ちやり

「面倒な奴は先に処分ってやつっすね」

 

日「どこにも行かせませんわよ〜♪」

 

 

畜生界から退散しようとする饕餮達を逃がさんとする畜生達。もはや饕餮の事を完全な裏切り者として判断したようだ。

 

饕餮

「くそっ…!?こんな時に…!」

 

魔「私も霊夢もお前も…餓者髑髏でかなり体力を消耗してる…。おまけに霊夢はこの有様…!」

 

霊「り、り…ん…」

 

満身創痍の3人、このままでは始末されてしまうという状況になった瞬間だった

 

 

 

レーヴァテイン

「「待て」」

 

 

 

 

6人

『…!?』 ピタッ…

 

魔・饕餮

「「…!」」 バッ!

 

霊「う…」

 

 

レーヴァテインから『待て』の一言が吐き出された。

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