今回はゴジラとアヌビスの戦闘です。
戦闘描写を描くのは少し下手なので、ご了承ください。
では、どうぞ。
「ギィヤァァァァァァオォォォォォォン!!!!」
ゴジラ、再臨。
その瞬間を目にした者たちは、恐怖と絶望に包まれていた。
その一方で、ゴジラの瞳には、怒りと憎しみの炎が宿っており、アヌビスを睨み付けていた。
アヌビス「よぉ、テメェがホルスのヤローが一目置いているヤローか」
ゴジラ「………」
アヌビス「おい、シカトかよ」
すると、ゴジラは容赦なくアヌビスに向けて放射熱線を放った。
それを見たアヌビスは、瞬時に回避する。
アヌビス「問答無用って訳ね……アンタ、意外と面白ぇじゃん」
ゴジラ「グルルルルルル……!!!!」
ゴジラは警戒していた。
アヌビスが人間では無い事に気付いていたからだ。
アヌビス「少し前から異宙じゃお前の噂が飛び交っててな。異宙にいる連中共は本能でアンタの存在に気付いているのか、此処には来たがらねぇんだよ」
ゴジラ「………」
アヌビス「少しアンタに興味があってな。一度会ってみたかったんだよ」
アヌビスの紫色の瞳は、アメジストの如く輝きを放ちながらゴジラを見つめていた。
アヌビス「という訳でデカブツ……俺と戦え」
ゴジラ「グルルルルルル……!!!!」
ゴジラは唸りと共に戦闘態勢に入り、それを見たアヌビス少しニヤると、アヌビスも戦闘態勢へと入る。
アヌビス「ハハハハハ!そうこなくっちゃなぁ!」
アヌビスは嬉々として叫び、ゴジラはアヌビスに対する警戒心を解き、戦闘に入る。
アヌビス「まずは小手調べだ!」
アヌビスは先に仕掛け、禍々しい黒いエネルギー球を生成し、ゴジラに投げつける。
ゴジラ「………」
だが、ゴジラには全く通用しておらず、お返しと言わんばかりに放射熱線をアヌビスに向けて放つ。
アヌビス「おっと!やるな!」
ゴジラ「………」
アヌビス「なんだ?まだやんのか?」
ゴジラはいきなりアヌビスに突進したかと思えば、横からアヌビス尻尾で地面に叩きつけ、
アヌビス「ガハッ……!」
追い討ちをかけるようにゴジラはアヌビスに向けて放射熱線を放った。
ゴジラ「ギィヤァァァァァァオォォォォォォン!!!!」
ゴジラは自身の勝利を喜ぶかのように咆哮を上げる。
しかし、
???「追い討ちをかけるなんてな……中々やるじゃねぇかデカブツ」
ゴジラ「!?」
背後に振り向くと、そこには、
アヌビス「よっ!」
多少だが、傷を負っているアヌビスの姿があった。
ゴジラ「グルルルルルル……!!!!」
アヌビス「まさかここまでとはな…予想外だったぜ。しっかしお前…一体なんなんだ?」
ゴジラ「?」
アヌビスが気になったのは、南極の大地に封印される前のゴジラの事だった。
アヌビス「地球が転移する前、お前は突如として地球に現れた。お前がその姿を現して以降、この星を何度も破滅の危機に追いやった。でもな、こんな発展途上な星にお前のような生き物が生まれるとは思えねぇ」
ゴジラ「………」
ゴジラは何も言わず、黙ってアヌビスの話を聞いていた。
アヌビス「ま、そんな事はどうでも良いけどな。それより、俺と一緒に来ないか?お前ならその力を異宙でも振るえるし、この星や他の生物だって支配できるぞ」
アヌビスはゴジラに提案をする。
しかし、ゴジラは問答無用で放射熱線をアヌビスに向けて放ち、アヌビスはすぐに回避をとる。
すると、アヌビスの脳内に誰かの声が聞こえてきた。
???『そんなもの、興味は無い』
アヌビス『誰だ?』
???『お前の目の前にいるヤツだ』
アヌビス『お前か』
アヌビスの脳内に話しかけたのは、ゴジラだった。
アヌビス『何で興味ねぇんだ?』
ゴジラ『星や他の生物の支配など、俺にとっては心底どうでもいい。自分の力をどう扱うのかは俺が決める事だ』
『俺は俺だ!!俺は気に入らないヤツを全てぶっ潰す為に力を使う!!理由なんざそれだけで十分だ!!』
ゴジラは凄まじい気迫でアヌビスに返答する。
それを聞いたアヌビスは、
アヌビス「ククク……フハハハハハハハハ!!」
腹を押さえながら笑い出した。
ゴジラ『何がおかしい?』
アヌビス「ハハハ…いや、おかしいんじゃ無い。聞いたら面白かっただけだ。つまりあれか?自分にとって気に入らないヤツを全て潰す為に力を使ってんのか?」
ゴジラ『そうだ』
笑いすぎて目尻に浮かんだ涙を人差し指で拭いながら聞くアヌビスにゴジラは肯定する。
アヌビス「成る程な、気に入らないヤツを潰す為に自分の為にを使う……ある意味、俺と似てんな」
アヌビスはゆっくり目を閉じると————————————。
アヌビス「ますます気に入ったぜ」
ゴジラ「!?」
アヌビスは全身から紫色のオーラを身に纏い、それを見たゴジラは、アヌビスがまだ本気を出していない事を悟り、警戒した。
黒い瘴気がアヌビスを中心に巻き起こり、アヌビスの身体を包み込んでいく。
瘴気が晴れると、露となったアヌビスの姿は一変していた。
小学生ほどしかなかった身長は二メートル近くになり、全身は闇を表すような黒い毛並みに覆われ、それとは対照的に背からは太陽の光線を描いたような光背が輝いていた。
そして頭部のジャッカル、またはアフリカンゴールデンウルフのようなものとなっている。
その姿はまさしくエジプト神話に登場する冥府の守護神『アヌビス』そのものだった。
アヌビス「
ゴジラ『俺はデカブツではない』
アヌビス「なら、お前の名前はなんだ?」
ゴジラ『皆は俺を「ゴジラ」と呼んでいる』
アヌビス「そうか!なら、第二ランドと行こうぜ!!ゴジラァッ!!!」
ゴジラ「ギィヤァァァァァァオォォォォォォン!!!!」
怪獣の王と冥府の守護神。
両者は同時に地面を蹴り、ぶつかり合う。
まずゴジラが尻尾で打撃をするが、アヌビスは瞬間移動のようなもので回避し、ゴジラの背後に移動する。
それに気付いたゴジラは、蹴りで一定の距離を取り、放射熱線を放つが、アヌビスは咄嗟に回避する。
だが、その一瞬の隙を突き、2発目の放射熱線を放った。
しかし、ゴジラの後頭部に何かに殴られたかのような感覚に遭い、倒れるが、何事もなかったかのように立ち上がる。
アヌビス「マジか。これでも本気を出して殴ったんだけどな」
ゴジラの後頭部を殴ったのはアヌビスだった。
アヌビス「(コイツ、全くダメージが入ってねぇ。それに、さっきの光線みたいなヤツ、恐らくだが全力で撃っていない)」
アヌビスの推測は当たっていた。
ゴジラが放つフルパワーのハイパースパイラル熱線は、大気圏を余裕で突き抜ける程の射程距離を誇っているのだ。
アヌビス「さっきの光線みたいなヤツ、全力でぶっ放してこい。俺もアンタと似た技、全力でぶっ放してやるからよ」
ゴジラ「………」
ゴジラは警戒していた。
何かあるんじゃないか?と。
しかし、アヌビスは何も隠している様子はなかったので、警戒を解き、背鰭を光らせながら全てのエネルギーを収束させると、アヌビスも右手に全てのエネルギーを収束させる。
お互いにエネルギーの収束を終え、同時に必殺技を全力で放つ。
ゴジラとアヌビスの必殺技がお互いにぶつかり合い、押し合いが始まるが、一瞬で相殺され、激しい爆風が起きた。
ゴジラとアヌビスは爆風に巻き込まれ、その様子を見ていた部隊も巻き込まれるが、物影に隠れていたお陰で無事で済んだ。
隊長「まさか、これ程までとは…!」
兵士「隊長、撤退しましょう。ここはもう危険です!」
隊長「分かった。全部隊に告ぐ。
兵士たち「「「「「はい!!」」」」」
隊長は無線で兵士たちにエリアGの放棄を告げ、撤退を宣言する。
それを聞いた兵士たちは隊長と共に物陰に隠れながら輸送船に乗り、爆風が収まると同時に避難した。
その一方で、ゴジラとアヌビスにはお互いにダメージが入っていた。
ゴジラにはG細胞と呼ばれる特殊な細胞のお陰で回復しており、アヌビスは軽い怪我をしていたが、ダメージは殆どなく、人間の姿に戻っていた。
アヌビス「お前、結構やるな……」
ゴジラ「………」
アヌビス「なんか萎えたから帰るわ。ま、お前の実力を知る事が出来たからそれで良いんだけどな。じゃあな、ゴジラ。今日の勝負はお預けだ」
アヌビスは嵐のように飛び去っていき、姿を消した。
それを見たゴジラも南極を去り、海へと潜って姿を消した。
一方、監視センターでは、先程の爆風による衝撃波が地球全体に広まり、監視センターにも影響を出していた。
監視長「まさか、これ程までとはな」
男性オペレーター「そ、そうですね…」
すると、監視センターに通告が来る。
女性オペレーター「監視長!」
監視長「なんだ!」
女性オペレーター「ニューヨークにプテラノドンと似た怪獣が現れました!!」
監視長「何!?」
監視長は衝撃受けるが、更なる衝撃が監視センターを襲った。
男性オペレーター「上海にアルマジロと似た怪獣が!!」
監視長「何だと!?」
男性オペレーター2「沖縄にシーサーと非常に似た二足歩行の怪獣が現れました!!」
監視長「っ!?」
男性オペレーター3「パリにカマキリと似た怪獣!!」
男性オペレーター4「シドニーにも怪獣が!!」
それだけでは無く、他にも怪獣たちが世界各地に現れていた。
監視長「なんて事だ……!!」
度重なる戦争と環境破壊。
発達しすぎた化学。
そして、ゴジラとアヌビスの技の撃ち合いによって生まれた衝撃波が地球全体に伝わり、それが引き金となった事で眠っていた多くの巨大怪獣たちを呼び覚ました。
人類と異宙人はお互いに協力し合い、地球防衛軍が再編成された。
祝え!怪獣王の祝福を!
「ギィヤァァァァァァオォォォォォォン!!!!」
最後は、ジオウのOP前のナレーション風にしてみました。
FWゴジラとアヌビスはライバル関係でいて欲しいですか?
-
いて欲しい!
-
いて欲しくない!
-
どっちでも良い