聖焔の軌跡 〜Miracle Lucas〜   作:ムササ

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最近代わり映えが無いです


#58 アンタレス支部へ

 

 

アキト達がアンタレス支部へと馬車で向かっている時

アキト達はミッションの合間の雑談を楽しんでいた

 

『アンタレスってどんなところかなぁ?』

『美味しい物がいっぱい有るらしいよ』

『楽しみだね』

 

 

そんなたわいない話をしている時

もうすぐアンタレスに着く、そんな時だった

通信機から緊急を報せるアラートが鳴った

近くの全通信機と各支部に繋がるオープンチャンネルである

 

【魔獣の群れと思わしき反応を確認!複数のシリウスが個体を確認しています!現場にはアンタレス支部のシリウスが討伐に向かったものの、負傷して動けない模様、至急応援を求めます!】

 

その通信にアキトが応えた

 

『今そちらに向かっています、現場の正確な位置と人数を!』

 

【アルビレオの方ですね⁉︎照合終わりました、確認取れました、場所はそちらから約南に500m、人数は3人です!】

 

『わかりました、今向かいます!』

 

【ありがとうございます、ご武運を!】

 

通信を切ったアキトは馬車を止めてもらった

 

『ここまでありがとうございました、ここからは大丈夫です、アルビレオに戻って下さい!』

『では、ご武運を!』

 

そう言ってアキトとリラは馬車を降り、馬車はアルビレオに方向転換して戻って行った

 

『さあ、急ぐよ、リラ!』

『うん!早く助けないと!』

 

リラとアキトは銀色の髪をなびかせながら、全速力で駆けて行った

 

 

 

 

 

『大丈夫ですか!!』

 

アキト達が着いた場所には二体のオルバサラと三体のガフセンがいた

そこでは一人のシリウスと思しき男性が戦っていた

 

『あなた方は?』

『オープンチャンネルの応援要請を受けて来ましたアルビレオのシリウスです』

『そうですか、ありがとうございます』

『負傷者がいるとの話ですが』

『あちらの木陰に居ます』

『治療は大丈夫ですか?』

『はい、もう一人の隊員が見てくれて居ます』

『では早く片付けてしまいましょう』

 

そういうとアキトはオルバサラに突っ込んで行った

 

『そんな!一人では無茶です!』

『大丈夫です、彼は強いですから』

 

アキトは一番近くにいたガフセンをブラストインパクトで吹き飛ばす

更に裏拳の要領でその横に居たガフセンを吹き飛ばした

 

(ブリューナクが無いから魔力の節約の必要は無いな)

 

そう、今アキトとリラは神器が無い

 

時は昨日に巻き戻る

 

『アキト君、リラちゃん、ごめん二人共神器置いていってくれる?』

 

二人に声を掛けたのは橘 ウララ、橘 レンカの妹であり、アルビレオ支部の整備士である

彼女は王の器の整備を専門としており、実力は折り紙つきである

彼女が声を掛けた理由は、王の器と言えどそれは武器である、使えばメンテナンスをしなければいけないし、メンテナンスを怠ると性能が落ちる

二人の神器もその例外では無く、二人共神器のパフォーマンスが落ちていると実感していた

 

『いいよ、ブリューナクもたまには休みたいだろうし』

『そうね、ヴァルにも休暇をあげないとね』

『そう、ありがとう、あら?二人共神器に何かした?』

『してないけど、何で?』

『神器の感じが、いつもと違う…』

『心当たりある?』

『ううん、無いよ?』

『じゃあ、勘違いかな?最近変わった事は無い?』

『うーん、そう言えば最近、シルガを使った時に違和感があったかな、強度もあんまなかったし』

『あっ、そう言えば私もアポート使った時に違和感あった、あんまり転移出来なかったし』

『もしかして……ごめん今度のメンテ長くなるかも、でももしかしたらいい事あるかも!!じゃあ、早速借りてくね!』

 

そういってウララは整備室に神器を持っていってしまった

 

『まあ、いいや、俺たちは早く明日の準備しなきゃな』

 

という、訳である

まあ、オルバサラ如き神器が無くても二人は余裕だろうが

 

『アトミックブレイザー!!』

 

そうこうしている間にアキトは全ての魔獣を倒した

 

『お疲れアキト、怪我無い?』

『うん、大丈夫だよ』

『ありがとうございます、では二人を呼んで来ます、お二人は我々がアンタレスまでお送りいたします。少し待って居て下さい』

 

そう言って男性は森の中に行った

 

そのあとアキト達は男性を先頭にアンタレスへと向かって行った

 

 

アンタレスはアルビレオの南に位置する、アルビレオよりも少し小さいがこの国では大きい方の都市である

街は活気に溢れていて、至る所から良い匂いがしてくる

 

そんな町中を通りアキト達はアンタレス支部へと向かって行った

 

 

 

 

 

 

『アルビレオ支部より応援に参りました、アルビレオ支部第一部隊隊長神凪 アキト大尉です』

『同じくアルビレオ支部から参りました、アルビレオ支部第一部隊副隊長リラ・カーネリア・プレシア中尉です』

『あなた方があの噂のお二人ですか、私はアンタレス支部支部長のグレア・ブランです。応援に感謝致します』

『なぜいきなり魔獣が増えたのかご存知ですか?』

『いえ、我々としてもいきなり過ぎて…本部に応援を要請しても中々進展が無く…どうもすみません』

 

(本部から応援が来るわけが無い、グラツの計画にシリウスは邪魔なだけだろうからな)

 

『いえ、我々はここら辺で』

『はい、これがあなた方の部屋の鍵です』

『ありがとうございました、ではアンタレス支部の皆様に挨拶をして参ります』

『これから、よろしくお願いします』

 

アキトとリラは支部長室を出た

 

アキトとリラがエントランスに行くと、さっき助けた三人がいた

 

『やあ、さっきはありがとう、俺は前鳥 カルマ中尉だ、アンタレス支部第一部隊カサブランカの隊長をやっている』

『私はカサブランカ副隊長のルーシャ・シルフォーニア曹長よ、さっき危ない所をありがとう』

『私はカサブランカ隊員 セシリア・フルレインです、さっきはありがとうございました』

 

どうやら第一部隊はこの三人だけらしい

 

『俺はアルビレオ支部第一部隊アマリリス隊長神凪 アキト大尉です』

『同じくアルビレオ支部第一部隊アマリリス副隊長リラ・カーネリア・プレシア中尉です』

 

その言葉を聞いて三人が驚いた顔をする

 

『あなた方があの噂のお二人ですか、お会い出来て光栄です、神凪大尉』

『アキトでいいですよ、カルマ』

『よろしくねー!ルーシャ!セシリア!』

『うん!リラちゃん!』

『はい、リラさん』

 

五人の雰囲気は和やかな物だった

 

『そう言えばお二人はどんな関係で?』

 

銀髪のじゃれあっている二人にセシリアからそんな質問が飛んだ

まあいつものごとくアキトが返した答えに、三人の声が重なるのもいつもの通りだった

 

まあ銀色の髪をしたカップルというのも珍しいし、二人共有名なのである

 

その日は五人で魔獣の事など忘れ、楽しい1日を過ごしたのだった

 

 

 




ブリューナクとヴァルキュリアどうかしたのですかね?
まあ、ちょっと伏線が有りますが悪い方向ではありません
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