聖焔の軌跡 〜Miracle Lucas〜   作:ムササ

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あっ、これ長くなるやつだ…
書いてて思いました、魔法演舞長くなります…
ああ、いい展開思いついたから早く書きたい!


#91 第一試合

魔法演舞は二つのステージで同時に行われる。

第一試合はジント、アキトチームVSレンカ、コリスチームとなった。

 

『これは興味深いね、新旧アマリリスの隊長とガーベラか。面白い試合になりそうだ』

 

アキトはジントと合流し、作戦を決める。

 

『よう、こりゃ期待できるペアだな』

『ありがとうございます、頑張りましょうね』

『おう、そういやお前が優勝したらあの券は何に使うんだ?』

『俺はリラを誘って少し王都へ観光へと行こうかなぁと』

『そりゃいいな、頑張れよ』

『ジントさんは何を?』

『ん?俺はな……』

 

そう言っジントはアキトに耳打ちをする。

 

『!!……じゃあ絶対に勝たないといけないですね!』

『ああ、よろしく頼むぜ』

 

その時、第二会場の組み合わせも決まったようだ。

 

『第二会場、第一試合はリラ、ミサトチームVSケイト、セシリアチームです!』

『おっ、あっちも決まったっぽいな。さあこっちもそろそろ始まるみたいだぜ』

 

ジントの言葉の通り、リックスが第一試合の開始を告げる。

 

『お手柔らかにね、アキト君』

『こちらこそですよ』

 

その後、アキトとジントは作戦を少し練った後、アキトとレンカがそれぞれ握手を交わしたところで試合開始のゴングが鳴った。

 

『さあ、行くぜアキト!』

 

まずはジントがコリスへと狙いを定め、重力をかける。

 

『みんな、頼んだよ』

 

コリスは間一髪それを躱すと、自身の固有魔法サプライズボックスを発動。

コリスの持つ箱を開けるとその中から大量のオモチャが出てくる。

それはあっという間にレンカとコリスの壁のように立ちはだかった。

 

『みんな、行って』

 

オモチャの兵隊がその手に持った銃を構える。

それはコリスの号令によって一斉に引き金を引いた。

 

『アトミックブレイザー!』

 

アキトがそれを全て焼き払う。

 

『おい!支部長!あいつら武器使ってるぞ良いのか⁉︎』

 

ジントが堪らず抗議にはいる。

 

『あれは魔法で作ったものだからセーフ!』

『何を⁉︎』

『大丈夫、模擬弾、だから当たっても気絶する、だけ』

 

その間にもコリスは銃を乱射してくる。

 

『ジントさん、接近戦に持ち込まないと分が悪いですよ』

『ああ、そうだな。俺が一回一気に叩き落とすからその内にあいつらに突っ込め』

『了解です』

 

その言葉通りにジントが加重力で全ての兵隊の動きを止め、その内にアキトはコリスに狙いを定め、サファイアで一気に距離を詰める。

 

『あら、おねーさん忘れてない?』

 

だがアキトの前にレンカが立ちはだかる。

 

『くっ、レンカさん』

 

アキトはそのままの勢いでレンカに拳を打ち込む。

レンカはそれを冷静に躱すと、足払いをかける。

 

『隊長、援護、する』

 

コリスがまたも箱の中からオモチャを取り出す。

今度はクマのぬいぐるみである。

だがその身長は人間の倍ほどあり、一撃を食らえばダウンは必死である。

 

『おっと、やらせねーぜ』

 

だがアキトとの間にジントが割ってはいる。

 

『俺が相手になるよ』

『ジント、さん、倒す』

『アキト!レンカは頼んだぜ』

『了解です!ジントさん!』

 

アキトはレンカにもう一度打撃を入れようと動く、だが今度はサファイア纏い、速度はかなり早い。

 

『あら、だったらおねーさんも頑張っちゃおうかなー』

 

それに合わせてレンカもサファイアを纏い、凄まじいまでの格闘戦となった。

魔法使いの戦いとは思えないその戦いに観客は大いに湧いた。

その声援に後押しされ、アキトたちの戦いは激しさを増す。

 

『ブラストインパクト!』

 

アキトがレンカの隙を伺って、一撃を放つがレンカはそれを見切り、カウンターを放つ。

 

『その焔、もらい!』

 

レンカは僅かにアキトの焔に触れ、自身の固有魔法トランスフォームを発動。

右手を焔と化した。

 

『アトミックブレイザー!!』

『アトミックブレイザー!!』

 

両者の魔法がぶつかり合い、激しい爆発が起きる。

 

『ジントさん!今です!』

『おうよ!』

 

そう、これまではアキトたちの作戦通り。

レンカとコリスを分断し、レンカにアキトの焔を使わせる。

アキトはそれと同威力の焔で迎え撃ち、爆発を起こす。

そしてその後。

ジントはグラビデウスをアキトに使用、重力をゼロにし、アキトは空高くジャンプする。

 

『しまった!』

『もう、遅いよ』

 

ジントはアキトに今度は重力を加える。

自身の質量と、ジントの重力で加速したアキトは勢いよく落ちてくる。

そのままの状態でアキトはブラストインパクトの体制に入る。

 

『『メテオストライクインパクト!!』』

 

アキトは会場にブラストインパクトをぶつけ、唯一準備してガード出来たジントを除き、レンカとコリスは衝撃に巻き込まれた。

 

『試合終了!!勝者はアキト、ジントチーム!!』

 

凄まじい歓声が二人を包む。

レンカとコリスも衝撃から立ち上がり、勝者を称えた。

 

『おめでとうアキト君』

『ありがとうございます、レンカさん』

『やっぱり、凄い』

『ありがとう、コリス』

 

アキトとジントはレンカとコリスと握手をして、第一試合終了となった。

 

 




次はリラたちの試合です
ああ、やっぱり早く書きたい…
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