死の王と脳筋聖女   作:モモンガ様を見守り隊

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作者:……え、話が進むのが遅いって?

本当にすみませんでした!!Orz

もう少しだけ……ナザリックを……映していたいんです!!

つ、次には必ず、カルネ村にいってみせます!!

フレア:いや、遅すぎでしょ!いくらなんでも!?


失った者の悲しみに

 

 

Side:デミウルゴス

 

〜ナザリック地表〜

 

あの後、なんとかアルベドをまともにすることに成功した。

……守護者統括をまともにするってなんでしょうか?

 

まぁ、そんな事はどうでもいいのですが……

 

厳重な警戒体制を取るのにおいて、守護者最強のシャルティアでなく、自他ともに認める守護者最弱である私がなぜ、ナザリックの玄関である地表部分にいるのかというと、

 

私が持っている『魔将召喚』やそれに付随する『悪魔召喚』で波状攻撃を仕掛け、時間を稼ぎ、そこで得た情報を元に、アルベドによる防衛対策が練られるような体制を作ったからなのだよ。

……分かったかい?シャルティア?

 

さて、そんなわけで我が第7階層(ホームグランド)から遠く離れた第1階層にいるわけだが、いかんせん、ナザリック周辺が寂しく感じる。

昔のように、死の気配をまったく感じない。いや、今はそんな事をしている場合では無いのだが、私の中の悪魔が"殺せ!! 壊せ!! 死を撒き散らせ!! 御方々に死を捧げよ!!"と叫んでいる。

あぁ、想像するだけで実に、甘美な刻であろう……

そう嗤っていると、突然、憤怒の魔将(イビルロード・ラース)から、伝言(メッセージ)が届いた。その着信音に、現実に戻された気分になり、少し不快だったが、ナザリックの入り口付近に配置していた近衛から、連絡がきたため、誰かが来たのかもしれないと意識を引き締め直した。

 

『どうしましたか?誰かが見回りに来たのですか?』

『いえ、デミウルゴス様 見たことの無い格好の2人組が、突然、ここに来たのですが……』

『なるほど、では、私が対応しますのでそのまま行かせないようにしておいてください。』

 

そのように指示を出して急いで、戻ってみると、三魔将達に囲まれた、モモンガ様達がおられた。

 

……気配を隠されているようだが、私には分かるぞ。だが、なぜお二方が供も連れずにこのような所へ?

 

……いや、なるほど分かったぞ!そういう事でしたか!流石は至高の御方々!

 

ですが……それが、最善とはいえ、我々のために御方々が危険に晒されるなどということは、あってはなりません!ですので、どうか、私を供として……

 

そうですか!それがいいですね!私が供を務めれば何も問題はありませんね!

 

「……飛行(フライ)」そう、モモンガ様の首に掛けられているペンダントに向かって言われた。

 

フレア様も、背中に堂々たる威容で生えている立派な翼で飛ばれた。

 

そのあとを私も後ろからついて行くように半悪魔形態になり追従した。

 

お二方は、雲を越えた先におり、お邪魔にならないよう、少し離れたところで待機していた。

 

私には、あまり分からないことだが、(私からすれば、第6階層のブループラネット様の作られた夜空のほうが素晴らしく感じるのだが……)この星々が御方々にとっては、相当価値のあるもののようだ。であれば、ナザリック全軍をもってしてお二方に献上して見せよう。

 

そういうと、モモンガ様たちは、笑って

「……世界征服なんて……面白いかもしれないな。」「ふふ、そうですね。 きっと、ほかの皆も羨ましがってまた、ナザリックに集まってきてくれるかもしれませんしね(笑)」と言われた。

 

……天啓を得た。これが我々の最終目標だ。

離れていってしまった御方々のために、また、残ってくださった方々の為にも、この世界を支配する。そして、その世界を御方々に献上し、それをスムーズに成し遂げた我々に興味を持って貰うこと……

 

 

そうと決まれば、アルベドと……

いや、今は御方々の護衛だ。

 

そう考えていると、地響きが聞こえた。

 

あれは、マーレかな……

正直、栄光あるナザリックの壁に土をかけるという行為に思わないことが

無いわけでもないのだけどね……

 

とはいえ、今のナザリックは未曾有の危機に瀕しているため、しょうがないことではある。しかし、モモンガ様達は言われなかったが、私はこの行為が、我らシモベを守るための指示だと理解している。きっと、アルベドもなのだろう。皮肉な話だ。ナザリックを守るべき我々を、御方々は、守るために、ナザリックの品位を下げられることも厭わずナザリックの隠蔽工作を行なっているのだ。

 

あぁ、とても悔しいよ……

命を賭してでも守るべき御方々に、我々は逆に守られているのだ。

 

だからこそ、必ず!必ずだ!

我々の全てを賭して御方々に世界を献上しなくては!

 

そう、胸のなかで固まる、熱い決意を滾らせていると、モモンガ様から、

 

「褒美として、何をあげようか?」と聞かれた。

もちろん、その場にいてくださるだけで、と答える。至高の御方に仕えることができるだけでも、

我々は天にも登るほどの気分である。

 

すると、フレア様と、一言、二言話したのちに、マーレの元に向かっていった。

 

降りた先では、なんと!

マーレが、あの至高の御方々しか持つことが許されていない(なんなら私たちの命よりも重い指輪)リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを、モモンガ様ご自身より賜っていた。

 

 

さらに、それだけでなく、突然現れたアルベド(きっと、お二方を見に来たのだろう)や、あまつさえ私にも、お与えになられた。

 

……これは、夢だろうか? いや、夢だっていい、こんなに見てて、嬉しい夢は初めてだ!

 

きっと、私は世界一幸せな悪魔だろう。

 

フレア様からも激励の言葉を貰った。

 

……死ぬのだろうか?

いや、この身全ては御身の物。

なれど、この名状しがたい喜びをどう表せばよいか……

 

この指輪に相応しいだけの働きを必ずやナザリックにもたらしてみせましょう!

 

 

それはそれとして、アルベド……

その顔は、守護者統括としてどうかと思うよ……

 

 

Side:フレア

 

みんな、よろこんでくれたみたいだね。

 

まぁ、いずれは、あのリングを守護者全員に渡すつもりだったのだ。

 

つまり、タイミングとして、完璧だったからちょうどいいやとモモンガさんに提案したら、それがいいと絶賛してくれたし、

それに……

 

モモンガさんが、きれいって言ってくれた……///

 

いや、あれはきっとあの星々に向かって言ったことなんだ……

 

……いやいや、何を残念がってるんだ!

私は男だぞ。いや、()()()()かな。

リアルの記憶はある。男だったということも、だが、いくら思い出しても結局のところ、()()でしかない。なんというか、

その……そう!1度見たことのある映画のようなのだ。

 

いくら観ようが、画面越しに映った自分しか見えない。それは、自分であって自分では無い。見えるのは()()であって、()()()でない自分。その事実に、ちょっとした孤立感は、あったけど……

 

それでも大丈夫!

 

だって、ここには、()()()を想ってくれるみんながいるから。

 

だから、私は()()()として、これから先もこのナザリックで、みんなとともに生きていきたい。

 

この先もずっと……

 

 

と、思っていた時期が私にもありました!!(ヤケクソ)

 

こ、この歳で怒られちまったぜ!

 

供も連れずに何してるんだ!って感じで

 

正直、セバスの迫力がやばかった。多分、ひとりで怒られてたら

泣いてたな(`・ω・´)キリッ

 

でも、次から気をつけてくれと言って、帰してくれた!流石は、たっちさんの子だね。まるで、子供に諭すみたいにな感じで、こっちが子供に戻ったみたい!(精神年齢2〇歳)

 

……今日は色々あって、なんだか疲れたなぁ……

モモンガさんと自室の前で別れて、メイドの子たちに色々されて、ベットに潜り込む。

 

(……今日は、なんだか夢でもみそう…だ、な)

 

 




作者:つ、次こそはカルネ村にいって
…みせる!

デミウルゴス:まったく、何をしているのでしょうね……
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