気がついたらテレッテでお手上げ侍 作:TTT
放課後になった。
メールが届いてるようだ。
from:伊織順平
よう。今日暇か?
この間のリベンジさせてもらうぜ!
校門で待ってるから、気が向いたら来てくれ。
他に用事があるならそっちを優先してくれていいからネ。
順平のもとへ行こう。
「おっ、来たな。雪辱のリベンジもとい、放課後の息抜きpart2ってナ」
どうやら順平は遊びたいらしい。
放課後は順平と過ごそうか。
>順平と過ごす
やっぱりやめる
「よし、今日も今日とてポロニアンモール。もっと近場に色々ありゃいいんだけどなあ……」
~ゲームセンター・ゲームパレード~
「はい、負けー! なんで勝てないのさ!?」
「おかしいな。基本コンボ完璧で手堅く仕上げたのに……なんでも一辺倒っても読まれやすくてダメなのか」
「ミナっちゃん、今日は勝てるまでやるからな……覚悟しとけよ」
帰れなくなる
>できるものなら
どうでもいい
♪
「ぐっ……その自信がニクいねぇ。だけどその顔がいつまで持つかな? 5戦……いや、10戦までに崩して見せるぜ、ミナっちゃん!」
順平からやる気を感じる。
1戦ごとに動きが洗礼されている気がする。
……ついに負けた。
「13戦にしてようやく勝利ーーーーーっ! 達・成・感!」
「ミナっちゃん、手加減してくれないんだから……帰れなくなるかもって思ったぜ」
手加減した方が良かった?
ゲームでも勝負には全力
>順平に手加減はしたくなかった
♪♪♪
「いや、してくれていいのよ!? そりゃ明らかに手を抜かれたらアレだけど……」
「まあ、ゲームとはいえ本気で相手してくれたのは、嬉しかったヨ……な、なんか恥ずい! やめやめ!」
「じゃあ、ゾンビハンターでも……また埋まってやがる。もういっそ並ぶか……?」
「プリクラ新台入りました~ 今なら待ち時間無しで~す」
ゲームセンターの店員がポップを掲げながら宣伝している。
「プリクラねぇ……ま、オレっちには縁のないモンだな。それにいい思い出もないしナ」
「彼女ができる度に撮って、ずっと一緒! とか書かれたヤツを渡されるわけですよ。で、振られるの」
ドンマイ
それはひどい
>一緒に撮ろう
「はい!? ミナっちゃんと? 二人で?」
「……いやいや……いやいやいや! 嫌ではないけども、なんか変な感じじゃね、それ」
「プリクラってなにか知ってる? 狭い箱みたいなのに押し込まれて指示されたポーズで写真取るヤツだよ?」
知ってる
>一緒に撮ろう
嫌ならやめる
♪
「押しが強いネ! 嫌じゃないけどサ!」
「じゃあ……撮ります……?」
順平とプリクラを撮ることにした。
どうやって撮ろうか。
いつも通り撮る
ふざけて撮る
>ノリノリで撮る
「ミナっちゃん!? なにその笑顔!? 見たことないんだけど!? あ、横向いてた……!」
「えっ? ギャル? ミナっちゃんってマジのギャルだったりするのか?」
「近い近い近い! ふざけるにしてもこういうの耐性ないってわかるでしょーがよ!」
順平とノリノリでプリクラを撮った。
順平は戸惑い、騒ぎながらも楽しそうだった。
順平との仲が少し発展した。
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審判3
「……なんとも思わないと思ってたんだけどな。不思議なことに嬉しいなって思っちまう。せっかくだし、携帯のバッテリーケースのカバー裏にでも貼っておきますかネ」
「なんか、逆にそれっぽいな……うーん……」
順平とどこに貼るかを話しながら寮へと戻った。