自分は昔からスカートやリボンをつけるのが好きだったし、他の人には見えない人が見えた。ワタシが好きなものを着たり、友達を紹介するといつも皆ワタシのことを化け物を見るような目で見て、
「変なの~!」
「うわ!こっち来んなよ化け物」
「気持ち悪ッ」
「嘘つき!」
「何で、私の言う通りにしないのよ!私が悪いの……?もう嫌。オマエは何で生きてるのよッ!」
「嘘をつくなと何度言えばいいのだ!!」
「あなたのせいで母さんがおかしくなったのよ!!」
と言われた
否定されることは日常だった
自分は何者なのかが分からなかった
学校に行っても悪口を言われ、家にいたら邪魔者扱いされる。
「何をしているんだ?」
そんな中話しかけてくれた人がいた
「爪オフにしてる。さっき爪割れたから」
「ちょっといいか?」
「何?」
そいつはワタシと同じ学年で変わり者と言われていたシュウメイという奴だった。
シュウメイはワタシの割れた爪を上手くカバーして爪を直してくれた。
「スゴい!」
「フフ、あなたが爪をきちんと綺麗にしていたからできたんですよ」
「ありがとう。シュウメイ」
「いえいえ、アザミ殿」
そしてたまになんかを話す仲になっていた。
そして、シュウメイもクラスで腫れ物扱いされているらしい。
「これいる?買ったんだけどあんまり肌に合わなくて」
「いいのでござるか?」
「うん」
「そういえばアザミ殿、スター大作戦を知っているか?」
「なにそれ?」
「いじめに対抗する計画たててるだ」
「もしかして…」
「このままにしておいたら被害がこれ以上になる。」
「参加してみないか?」
「……」
シュウメイの言うことは正しい。前までは悪口や物を隠されたり捨てられたりするくらいだった、物を投げられたりあることないこと噂をながされ先生達も加担し始めている。
悪口が何だ、そんなに無視して楽しいのか?
けどそんなワタシが悪者で皆に見えない存在ならきっとワタシは幽霊だろう。
けど、幽霊ならそんなこと気にしなくていい
「…やるよ、スター大作戦!!」
「言ってくれると信じてたぞ!」
この作戦はワタシの人生を変えた。
友達と胸を張って言える人たちがたくさん増えた。
しかし、この時ワタシはまだ知らなかったこの作戦でワタシ達をいじめていた奴らが退学し学校を巻き込んだ大騒動なることを。
そして、この作戦でつくった団はただの不良集団になり、本来の目的を果たせなくなり、1人の学生によって解体されることを
アザミの花言葉 「独立」「報復」「厳格」「触れないで」