実は気づいてなかったけど、転生先がキングダムだった話、する?   作:匈奴人

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IFより本編が読みたい人が多いようなので、本編メインで頑張ります。
といいつつ今日は書き上がっていたIF。

IFの次はいつになるかわからないし、この続きになるかもわからないです。

数日したらIFのところに格納します。


IF 原作宜安戦時に匈奴が侵攻したら

《秦 対 趙 宜安戦後半》

 

 それが起こったのは、それぞれ秦・六大将軍桓騎と、趙・三大天李牧によって指揮された軍が衝突した宜安の戦い、その終盤においてのことであった。

 

 前日に行われた宜安戦の初戦は、李牧が半年以上前から張り巡らした罠が、桓騎や配下の李信、蒙恬など有力な将を持つ軍を絡め取り、立て直すことが不可能なほどの大損害を与えた。

 

 だが、開戦前に抗う術が無いことに気づいた秦軍大将桓騎は、敵の策を破れないまでも殲滅されないように時間を稼ぐという策を実行。

 かろうじて兵を残したまま夜を迎え、暗闇の中包囲から脱出することを成功させる。

 

 更に桓騎配下の将であった李信、蒙恬は軍を合わせて戦い、李牧の予想を超えて、趙軍三十二万の包囲網を突破。

 その勢いのままに離脱し、更には夜陰に乗じて宜安城を攻め落としてしまう。

 

 結果として、秦軍を逃さないように網を張り捜索を行っていた趙軍は、あえて攻勢に出た秦軍によって重要都市である宜安を奪取された。

 

 すぐさま救助に向かい、そのまま秦残党軍を殲滅しようとした趙軍だが、ここで桓騎は更なる奇策に走る。

 

 制圧し、籠城戦すら可能であるはずの宜安を捨て城を出たのである。

 その目的は、宜安の民数万が疎開した先の“肥下城”。

 わずか残党軍一万で城に閉じ込められ、来れない増援を頼みに城とともに死ぬぐらいならば、只では死なぬ、宜安、肥下合わせて十万規模の民を道連れにする、と。

 

 そう、自らの残虐性を恐れ憎む趙軍が勘違いし、肥下城めがけて軍を乱しつつ行軍することを逆手に取っての、敵将、趙・三大天李牧の襲撃だ。

 

 この襲撃は、今回の戦で秦軍を討ち壊滅させる計略を練った李牧すらも欺いた。

 

 秦に取って趙北部侵攻の目的は、趙国王都・邯鄲を攻略したときに、王族が北に逃れてその地で都を開き国を存続させるのを防ぐこと。

 そのための宜安攻略であったが、失敗した桓騎が、城ではなく民を削ることで趙の復興を妨げようとしているのだ。

 

 破れてもただでは死なぬ桓騎の謀略と、秦国自体の目的を重ねて考えた李牧はそう思考し。

 

 故に森林部において、桓騎の伏せていた秦国の部隊によって急襲を受けることになった。

 

「李牧をぶっ殺せぇ!!」

「死ねやあぁぁぁ!!」

 

 桓騎軍の、桓騎の部下である盗賊ばかりの強襲部隊と。

 

「李牧様をお守りしろ!!」

「桓騎を殺せええ!!」

 

 先行した部隊が多数の中、李牧の周囲に残っていたさほど多くない趙兵の部隊。

 

 二つの衝突は、しかし。

 思わぬ結末を迎えようとしていた。

 

 

「あん……?」

 

 最初にそれに気づいたのは桓騎だった。

 野盗として生きた、空気を読む勘、あるいは生存本能。

 

 思考と理性の怪物である李牧が持ち得ぬもので、桓騎は迫りつつある異常を感知した。

 

「お頭!? ぼうっとすんな危ねえぞ!!」

  

 一瞬停滞した桓騎に迫る敵兵を、彼とともに戦っていた厘玉が切り裂く。

 

「厘玉」

 

 が、その一切を気にせずに、桓騎は視線を在る方向へ向けたまま、厘玉に声をかけた。

 

「ああ゛!?」

「全員集めとけ、散らばらせんな」

「どういう……くそ、わぁったよ」

 

 その桓騎の意図はわからないものの、いつも理由も考えも言わずによくわからない指示を出す桓騎なので、厘玉もこの修羅場でも桓騎の指示に大人しく従った。

 

 突出したゼノウを先頭に、散らばりつつもがむしゃらに李牧に向かっていた桓騎軍の兵士達。

 それが、厘玉によってある程度集団にまとめられたことで、その暴力的なまでの勢いを失ってしまった。

 

 元々野盗である桓騎軍には、野戦での集団戦の能力というのがそれほどない。

 多対多の戦場であっても、結局個々が目の前の敵を殺せば勝ち、というのを繰り返した桓騎軍だ。

 故に、下手にひとかたまりに集められたことで、乱雑さの中に生じる突破力が失われたのだ。

 

 結果、ゼノウは突出して暴れているものの、その後ろに続き、李牧を狙おうとしていた集団が引き戻されたことでゼノウが突破した穴が趙兵に埋められてしまった。

 更に、桓騎兵がバラバラに突っ込むことであちこちで一対一が行われていた乱戦が、桓騎兵が集まったことで敵も集結し、多対多の集団戦になってしまった。

 

 そうなると途端に力を発揮するのが、正規の訓練を受けている趙軍である。

 集団同士のぶつかり合い、戦線での戦いになった途端に、桓騎軍を李牧の兵たちが押し返し始めた。

 

「お頭、これやっぱりまずいんじゃねえか!?」

「お頭、乱戦の方が──」

 

 黒桜や厘玉といった幹部達も、その戦場の変化を読んで桓騎に進言するが、桓騎はニヤリと笑うのみである。

 ばかりか。

 

「黒桜、厘玉」

「何だ!?」

「俺が合図を出したら一斉に李牧を狙え。それまでは数を減らされねえようにうまくやれ」

「はあ!?」

「ちょっ、おかしら!?」

 

 この局面で、時間をかけるような選択は桓騎軍にとって不利な選択でしか無い。

 趙軍の大半が李牧の下を離れている今だからこそ、少数の桓騎軍が李牧を討てる唯一の機会なのだ。

 

 にも関わらず、李牧軍ではなく桓騎の方からあえて、時間がかかるような戦い方を選んでいる。

 

 

 

 その疑問を感じたのは、今まさに敵対している李牧も同じだった。

 ゼノウという強力な武を持つ敵が突っ込んできたときには、李牧の元まで突破されてしまうかと焦り、カイネも迎撃のために李牧の側を離れたほどだった。

 

 だがその後、猛攻を繰り返していたはずの桓騎兵が、その勢いを失い、集団での戦いを行うようになっていく。

 もちろん集団でも凶暴な桓騎兵だが、本来の彼らの強みは乱戦にこそあり、集団戦になれば正規兵が多い李牧の兵達の方が有利なのだ。

 

 ならば、そのあえて不利な戦いをして時間をかける桓騎の狙いは何か。

 まだ大部分を森から溢れ出た桓騎軍に包囲されているものの、わずかに余裕が出来た李牧は思考を巡らせる。

 

 故に、それに気づいたのは、回りで戦う兵たちよりも李牧が先であった。

 

「何だ……?」

 

 それは、大地を鳴らす蹄の音。

 彼方に地鳴りが迫る音に、李牧ははっと視線を振り向ける。

 

 それは、趙軍が向かった肥下城の方角ではなく、李牧たちがやってきた宜安城の方角から聞こえてきていた。

 

「何か、来る?」

 

 しかし、森林地帯に入ってしまった李牧にはそれを見る視界は存在せず。

 何が来るのかわからぬままに、李牧は兵の配置を変えることも出来ない。

 

 彼方から来る地鳴りは脅威かも知れないが、今眼前にいる桓騎に隙を晒せば、すぐさま食い破られる。

 桓騎が一時軍をまとめたのも、この迫る地鳴りに気づき、李牧の気がそちらに逸れるのを狙うために戦力の温存に切り替えたからだ。

 

 李牧はそう判断したのだ。

 

 そしてそうこうしているうちに、今度は肥下の方から、李牧達に援軍がやってくる。

 

「傅抵、馬風慈も!」

「戻ってきてくれたのか!」

 

 先に行っていた傅抵と馬風慈の隊が戻ってきて、李牧の隊を包囲していた桓騎軍を突き破り、李牧に合流したのである。

 

「奴らも大した数じゃねえぞ!! ぶち殺せ!!」

「お頭はなんで乱戦にさせねえんだよ!!」

 

 一方桓騎軍は、更に戦力差が無くなってしまったことで、兵たちに焦りが出始める。

 が。

 

 その焦りは、長くは続かなかった。

 

「李牧様、この騎馬の足音はなんですか?」

「……わかりません。しかし、秦軍のはずはない。ならば青歌の部隊か……?」

 

 李牧や馬風慈、そして桓騎だけでなく、戦闘している者たち全体に、その大軍の足音が奏でる地鳴りが聞こえ初めたからだ。

 

「お頭! これやばいんじゃねえか!?」

「馬鹿。見ろよ。あいつらも焦ってやがる。なんせあっちに奴らの軍はもう残ってねえはずだからな」

 

 桓騎の言葉に、厘玉と黒桜はそれもそうかと納得する。

 確かに、地鳴りが聞こえてくる方角がおかしい。

 そちらにはもう碌な兵は、秦も趙もいないはずなのだ。

 

「厘玉、用意しとけ」

 

 そしてそれは、現れた。

 

 森と、その隙間の全てを埋めるように、大軍勢が進行してくる。

 その兵たちの纏う鎧も、掲げられた旗も、この場の誰も見たことが無いものだ。

 

 ただ、数百の兵が戦う場に現れた、数万にも及ぶであろう、終わりが見えないほどの大軍に、戦っていた兵士たちは、ともに自然と手を止めてしまっていた。

 

 そしてただ一人、桓騎だけが狙いを研ぎ澄ます。

 まだ、今ではない。

 

 あの巨大な軍勢が動き、それが趙兵に動揺をもたらした時。

 そのときこそ、李牧の首が一番手薄になるときだ。

 

「李牧様! あれは、一体……」

「……わかりません。しかし、秦軍のハズがない……」

 

 太原を出発した大軍が通過できる場所は、狼孟に詰めている青歌の将たちが抑えているはずだ。

 加えて、たとえ兵が趙北部から来たとしても、宜安の方角から来るはずがない。

 敵の領域である閼与はもっと南なのだ。

 

 全員がその軍の威容に息を飲んで見つめる中、その軍の先頭に、ひときわ豪華な鎧をつけた者が前へと進み出た。

 

「戦闘中の集団に告げる!!」

 

 その声は、三十歩近く離れているにもかかわらず、静まり返った桓騎軍と李牧軍の戦場に響いた。

 

「この地は今より、我ら大草騎国が支配する!!」

 

「……は」

 

 誰かがもらした間抜けな声が、静まり帰る戦場に響く。

 それに構わず、先頭の男は言葉を続けた。

 

「我らの領土での戦闘は認めぬ!! 戦闘中の者たちは、武器を捨て速やかに投降するか、我らが領土から撤退せよ!! さもなくば、我らの軍によって制圧する!! なお投降した場合には、手荒な扱いはしないことを約束する!!」

 

 その言葉の意味を、正確に理解できた者がどれほどいただろうか。

 突然のことにおいて、人の思考力、理解力が低下するとうのはよくあることだ。

 

 特に二国間の戦争中に、全く無関係、どころか知らない軍勢が出現して、すぐさまそれを理解し飲み込めるものがどれほどいるだろうか。

 

 この戦場において、それを理解できたのは、たった二人で。

 

 そのうちの一人は思考を巡らせ。

 

 そしてもう一人は、ずっと狙っていた隙が生まれたのを見て、ニヤリと口角をあげた。

 

「おらああぁぁ!!」

「李牧をぶっ殺せぇ!!」

 

 突然の事態に固まる趙兵の背を、桓騎の指示と厘玉による統率で一足早く立ち直った桓騎兵が討つ。

 それによって李牧を守る兵たちも、はっとした様子で抵抗を開始したが、初めから桓騎が隙を狙って力を蓄えさせていた軍と、李牧がそこまで気づくことが出来ず、ただ戦っていた統率を失った軍の威力の差は歴然である。

 

「くっ、全員、桓騎を討ち取れ!!」

「李牧様、脱出を!」

「しかし……」

「おらああぁぁぁ!!」

 

 すぐに指示を出した李牧だが、どちらにしろ敵地に変わりはない桓騎軍の兵と違い、趙の民である李牧軍の兵たちには、突如現れた大軍勢とその支配宣言は衝撃が大きかった。

 そのため、勢いよく攻め寄せ乱戦に持ち込む桓騎兵に対して、趙兵はいまいち反応がよくない。

 

 加えて、桓騎が初めからしていた指示の通り、李牧の軍を囲むように広げられた桓騎兵の網が、李牧の容易な脱出を許さない状況を作っていた。

 

「雁門の兵たちよ!! 李牧様をお守りしろ!!」

 

 特に強力に李牧に向かって攻め寄せるゼノウを先頭とし、朱馬一家がそれに追従する集団。

 それに対して立ちはだかったのは、李牧を慕う雁門の兵を指揮する馬風慈だった。

 

 これによって、李牧兵と桓騎兵による乱戦が激化していく、かに思われた。

 

 

 

「「「おおおおおおお!!!!」」」

 

 大草騎国を名乗る大軍勢の一部が、突撃を開始したのである。

 

「くっ……!」

「李牧様! お逃げください!!」

「カイネ、あなたも──」

「私が時間を稼ぎます!」

 

 カイネは、李牧を逃す時間を稼ぐために、兵を率いて迫るゼノウと朱馬一家を討ちに向かう。

 

 それを見つつ、李牧は有効な策の打てない己に歯噛みをした。

 

「離脱して肥下城へ向かう!! 敵の層が薄いところを突破せよ!!」

 

 李牧の考えでは、この戦いは、大軍勢の出現によって完全に終わっていたのだ。

 故に後は、投降するか全速力で逃れるかの選択。

 敵がどこから来たのかが判然としないので、撤退すらも困難な状況だったが、どちらかを選ぶしか無い。

 そういう状況だった。

 

 桓騎はそれを、無視した。

 李牧を討ては勝ち。

 ただそれだけの、作戦目標の達成のために、大軍勢を率いる者の言葉を無視して、戦闘を再開したのである。

 

 いや、あるいは。

 

「李牧様!! 新手の敵が!!」

 

 大草騎国を名乗る軍勢が、李牧軍桓騎軍関係なく、戦場に突入して攻撃を開始した。 

 

 それを見た李牧は、一かばちか声を上げる。

 

「大草騎国の兵に告げる! 我らは投降したいが、敵がそれを許さず戦闘を継続している! 戦闘の原因は──ッ!!」

 

 戦闘を認めないと言った大軍勢を味方につけようとした李牧の叫び。

 それを遮るように振られた剣を、李牧はかろうじて受け止める。

 

「ッ!! 桓騎ッ!! このままではお前たちも皆死ぬぞ!!」

 

 桓騎である。

 三つ巴の中他の兵がこじ開けた道を、桓騎が突破して李牧に斬り掛かったのだ。

 その桓騎に、叫ぶ李牧に、桓騎はニヤリと頬を上げる。

 

「良いじゃねえか。全員でわけわかんねえ奴らに討たれちまえば」

「まさか──ッ!」

 

 あるいは。

 

 桓騎は、ここで戦闘を継続することで、自分たちの不利な盤面を、敵味方双方の全滅という結果に持っていこうとしているのではないか、と。

 

 桓騎の言葉は、それを示していた。

 

「正気か──!」

「お前を討ったら、投降でもなんでもしてやるよ」

 

 大将同士の一騎討ちが始ま────

 

「李牧様!!」

 

 らなかった。

 李牧の窮地を見た馬風慈が、桓騎兵と李牧兵の壁を突破して桓騎に斬り掛かったのである。

 

「李牧様お一人でお逃げください!! もはや耐えられません!!」

「しかし──!」

「我ら、李牧様をお守りするためならば、命を捨てます!!」

 

 そこまで言い切った馬風慈は、桓騎へと斬りかかり、自分の身の安全を顧みずに桓騎を押し返していく。

 だがその分、無茶な突っ込み方をして傷を増やしていく。

 

「チッ、厘玉!」

「任せろ!!」

「させるかよ!」

 

 更に桓騎と李牧の元に到達しようとしていた厘玉を、今度は傅抵がなんとか止める。

 剣を一本手放してしまった傅抵は押されるが、それでもなんとか厘玉を押し留める。

 

 その姿を見た李牧は、一瞬視線で一人の人物を探しかけて、それを飲み込んで、包囲網が薄い場所へと馬を走らせるのだった。

 

 

 

 

 

******

 

 

 

 

 

 李牧脱出。

 それを知った桓騎の判断は早かった。

 

「おいダイソウキコクとやら!! 俺たちは投降するぞ! 俺たちを攻撃するこいつらを止めやがれ!!」

「な、ふざけぐあっ!!」

 

 なんと、近くに大草騎国の兵がいるのを見て、思い切り良く剣を捨ててしまったのである。

 そこに趙兵が斬りかかろうとしてが、大草騎国の兵によって斬り伏せられてしまった。

 ついでに桓騎は、馬から引きずり降ろされる前に自分から飛び降りた。

 

「厘玉、黒桜! 全員投降させろ!!」

「う、わかったお頭!」

「くそっ、一回戦ってんだぞ!? てかゼノウ止まんねえぞ!!」

 

 いつもの無茶振りに文句を言いつつも、厘玉と黒桜が協力して桓騎軍の兵たちに武器を捨てさせていく。

 その過程で趙兵に討たれる者もいたが、すぐに大草騎国の兵が趙兵を数の利で鎮圧していった。

 

 一方悲惨だったのは、李牧の離脱によって戦況がよめる者という意味での指揮官がいなくなった李牧兵だ。

 

「趙兵も武器を捨てろ!! 李牧様は脱出された!! 追えるものだけ李牧様を追え!!」

「お前ら無駄に死ぬんじゃねえ! 走れる限り李牧様を追っかけろ!」

 

 馬風慈と傅抵がそう指示を出した頃には、大半の趙兵が大草騎国の兵に抵抗して戦闘をしてしまい、制圧されていた。

 李牧の後を追う、という意味を理解して離脱できたのは、馬風慈や傅抵を初めとしたわずか数名だけである。

 

 が。

 

「っ! カイネは!」

 

 脱出したところで傅抵は気づき、足を止める。

 いつも李牧様、李牧様とうるさいカイネの声を聞いていない。

 

 探そうと、脱出した大草騎兵の集団に戻ろうとする傅抵の肩を馬風慈が掴んだ。

 

「行けば死ぬぞ」

「……知るかボケ!」

 

 単純な罵倒を投げ返した傅抵が集団の方へ戻っていくのを見送り、馬風慈は、李牧の後を追って、肥下城の方角へと逃れていくのだった。

最新話の後もう一戦南東胡とする戦の描写、欲しい?

  • 欲しい(趙・匈奴の戦いレベルでしっかり)
  • 欲しい(今回の戦ぐらい短めで)
  • それより早くあの将軍と会え
  • 合従軍まだ?
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