鏡音レンによろしく 〜ついでにニコニコ動画も〜 作:layRa
おじさん、おばさん、息子さんのピンチです。今、オレと絵名と夕作の目の前に金髪でガタイのいい大男が立っています。
彰人(でけえ、神代先輩レベルはあるぞ…)
すると、その大男が夕作の方に目を向けて…。
大男「おいお前、"自称"鏡音 レンとかほざいてるな?」
夕作「…ほざいています」
大男「鏡音 レン甘くみてるんじゃねぇぞ。こちとらニコニコ動画のトップに立ってんだからよ」
夕作「…いやでも、ボクもダンスや歌を頑張ってますよ」
大男「なんだー!!」
夕作「ごめんなさーいっ!」
どうやらこの大男こそ夕作の尊敬する「鏡音 レン」らしい。でかくてムキムキの大男だが、これがコイツのイメージするレンなんだろう。するとレンはオレのほうに近づき。
レン(?)「おいお前、コイツの兄貴か?」
彰人「…従兄弟です」
レン(?)「コイツがこんな風になるまで、何をやってた」
彰人「えっと、歌の練習を…」
レン(?)「そんなに必要なことだったのか?」
彰人「いや、あの、自分たちでライブイベントやりたくて…」
レン(?)「お前年上だろ。ちょっとはコイツの面倒見てやったらどうだったんだ」
彰人「…ごもっともです」
コエーッ!オレの知っているレンじゃねぇぞ!パワハラ会議のほうがまだましな気がするぐらいだ!そしてレンは絵名の方に視線を向けた。
レン(?)「お前は姉ちゃんか?お前は…」
絵名「ききかんりー、命だけはお助けくださいーっ!!」
ああ、ダメだ。あまりの威圧感に正常な判断ができなくなっている。オレたちは反論できずに、ていうか反論したら痛い目にあいそうなんだが。とにかくめちゃくちゃ怖かった。
レン(?)「で、お前ら笑い者の鏡音 レンになるって周りには言ったのか?」
夕作「小学生の時にちょっと…」
彰人「鏡音 レンそのものにはなりたいわけじゃ…」
絵名(私の知っているレンはもっと可愛いわよ…)
レン(?)「でも後悔はするなよ。こちとらそういう覚悟でやっているんだからな」
夕作・彰人・絵名「「「…はい」」」
なぜかオレと絵名まで鏡音 レンをやる前提で話を進められているが…。絵名はともかくオレはネットで話題になる気はねぇぞ。
レン(?)「お前鏡音 レンを名乗るならな…、ファンのことは平等に愛しているのか?」
夕作「いや、愛しているわけじゃないですが…。JKから抱きつかれたのですが…」
レン(?)「はぁ〜っ、ふざけんじゃねぇ!!」
夕作「うわっ!?その、何がとは言わないけどでかくなかったです…」
レン(?)「おい〜!?こっちはなぁ、平等にファンを愛しているんだぞ!それも顔も知らないようなやつを!それなのにお前JKに抱かれて、何がとは言わないけどでかいとかでかくないとか、女性に対して失礼だと思わないのか!!」
夕作「うわー、ごめんなさーい!」
ガバッ
彰人「はっ!?夢か…」
どうやらオレは変な夢を見ていたらしい。まるで「セカイ」みたいだったな…。
絵名「あぁ、なんで夢の中て怒られるハメになったんだろう…」
彰人「えっ!?」
夕作「レンくんに色々言われたからな、さらに気を引き締めないと!」
彰人「お前もか!?」
どうやら3人そろって同じ夢を見ていたらしい。そして最後に一言。
*この物語は「プロジェクトセカイ」及び「ニコニコ動画」の二次創作作品です。みなさんのセカイに生きる「彼」とは一切関係ありません。