鏡音レンによろしく 〜ついでにニコニコ動画も〜   作:layRa

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この回、夕作くんが東雲家のお父さんを「おじさん」と呼んでいますが
夕作くんの父親か母親が、東雲家の父親か母親の兄弟姉妹なのかはあえて細かく設定していません。ちなみに東雲母のことは「おばさん」ではなく「お母さん」と呼んでいるそうです(命に関わるらしいので…)。


第2話 東雲 絵名のセカイ

私の名前は東雲 絵名(しののめ えな)。前回の話で夕作が姉さんと呼んでいたのがこの私。私はネットでは「えななん」の名前でイラストレーターとして活動している。ある日のこと、私は絵のことで父親と言い合いになってしまった。

 

絵名「あぁ、もうっ!むかつくなぁ!」ワシャワシャ

 

私には絵の才能が無い。それは自分でもよく理解していることだから、それを指摘されると余計にイライラする。そうして自分の部屋でイライラした状態でいると、突然隣の部屋から大きな音がした。

 

ズドン バゴン ドカーン

 

彰人「ユニコ〜ン!!」

夕作「やめなさいっ!」

 

バタン

 

絵名「うるさいわね、何やってるの!?」

夕作「えっ、テレビゲームだけど…」

 

こちとら真剣に悩んでいるのにこいつらときたら、何も知らないくせに!いや、知らない方がいいわよね。

 

彰人「どうした絵名?また親父と口喧嘩か?」

絵名「そうよ、いつもの事」

 

こいつらには何を相談したって、何を言ったって無駄。理由を話したとしても私の気持ちを理解してくれないでしょうね。

 

夕作「どうして喧嘩になったの?」

絵名「…私ね、絵の才能が無いのよね。そのことを誰かからとやか言われるとね頭にくるのよね」

彰人「まあそれでもこいつは、日々努力しているんだよな」

 

ちょっ、彰人!?こいつそんな風に私のこと見ていてくれていたんだ。

 

夕作「そうか、姉さんも頑張っているんだね。ボクもお父さんやお母さんやレンくんが背中を押してくれたから一生懸命に頑張ってダンス大会で優勝できたんだよな。今度はボクが姉さんの背中を押してあげるよ」

絵名「レン…、そ、そうなのね。何か力になってくれるの?」

夕作「おじさんに想いをぶつけてみる?とっておきの言葉があるんだ」

 

この後、私は話す相手を間違えたと後悔した。

 

後日、私は父親を呼んだ。ちゃんと話し合うために。

 

東雲父「話とはなんだ?」

絵名「まず先に言わせてもらうけどね、すう…、この「東雲 絵名」が金やチヤホヤされるためだけにイラストを描いていると思っているのかぁー!!」

東雲父「えっ、あ、そうなのか…」

 

彰人「ボールを相手のゴールにシュート!」 ドゥンドゥン

夕作「超、エキサイティングッ!」 ドゥンドゥン

 

ドドド バタン

 

絵名「ちょっと〜!?なんなのよあのセリフ、しらけたじゃない!」

夕作「えっ、康一(こういち)くんならあれで一発なのに!?」

絵名「いや、康一って誰よ!?」

 

あぁもう、怒りで超えななん3になりそうな勢いよっ!あ〜悩んでいる自分がバカみたい!この後、自分でやりたいように描いていたら、メキメキと上達していった。

 

 




今さらながら、主人公の設定です。

・名前…西園寺 夕作(さいおんじ ゆうさく)
・年齢…12〜13歳
・趣味…動画を観ること
・特技…ダンス、歌(かなりの音痴)
・尊敬する人物…鏡音レン
・将来の夢…ミュージシャン、歌手、ダンサー、男性アイドル
・身長…約150cm

名前の由来は「西の空の夕暮れ」から

外見は黒髪で小柄な少年ならどんな姿でも大丈夫です。要するにみなさんの想像にお任せします。そんな彼をよろしくお願いします。
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