鏡音レンによろしく 〜ついでにニコニコ動画も〜   作:layRa

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夕作「意外!それは、進級!」
彰人「どうも最近本家プロセカでオレ達は学年が上がったらしいんだがこの小説ではオレは高1、絵名は高2ということにしてもらいたい」


第4話 ショーステージのセカイ

夕作「ねぇ兄さん、この前姉さんから言われたんだ。ボクには足りないものがいくつもあるって」

 

珍しくまともなことを言うな。この際だからはっきりと言ってやろう。

 

彰人「歌唱力じゃないか?」

夕作「それは充分だよ!もっと視聴者のために必要なこと!レンくんなら持ち合わせているものを言いたいんだよ!」

彰人「…お前の考えは?」

夕作「考えたんだけど、ニコニコ動画はレンくんひとりだけの動画サイトじゃないと思うんだ。たくさんのキャラが切磋琢磨して競い合っているから成り立っているから…」

彰人「要はライバルだな」

夕作「そう、ぼっちちゃんとかココアちゃんとか」

 

なぜそこでボカロの名前を出さない。そう思っていると電話が鳴り…。

誰からだ?ん、草薙 寧々(くさなぎ ねね)?

 

トゥルルル ピッ

 

彰人「あぁ、草薙か。どうしたんだ?」

寧々「彰人、すぐ来て。テーマパークまで、司が…」

 

プツン

 

彰人「夕作、ライバルになってくれそうな人ならひとりいるぞ」

夕作「ほんと、兄さん!」

 

さて、ここは大手テーマパーク「フェニックスワンダーランド」。オレは夕作を連れてここまで来たわけだが…。

 

彰人「気をつけろよ、ここには変なやつらが大勢いるからな」

?「誰が変なやつですって?」

彰人・夕作「うわぁ」

 

いきなり背後から声をかけてきたのはさっきオレに電話した草薙 寧々だ。このテーマパークで歌手として働いている。

 

彰人「びっくりしたじゃないか!?それで司先輩は?」

寧々「今、案内するからね。てかそっちのチビは?」

彰人「オレの従兄弟だ」

 

オレと夕作は寧々に案内されて司先輩のいるステージの裏側まで来た。

そしてそこで見たのは…。

 

ドヨ〜ン

 

司「…あぁ、…彰人か」

彰人「て、うわぁ!?暗いじゃないか!何があったんだ!」

寧々「なんでも実験に失敗したみたくて」

 

あ、あの時の人間大砲か。あの痛みがトラウマになったんだな。とにかく立ち直れるようにすればいいのか。って思っていると夕作が前に出て。

 

夕作「こんにちは、ボクは西園寺 夕作です。いつも従兄弟がお世話になっています」

司「あぁ、天馬 司だ…」

夕作「お兄さんはどうして落ち込んでいるの?」

司「人間大砲で着地ミスをしてしまったんだ…。こんな姿、観客に見せられないよな…」

 

ああ、失敗が怖いから落ち込んでいるのか。ていうか、半分は神代先輩のせいみたいなものだろ。

 

司「子供のころ、妹を連れて観たショーの主役みたいになりたかったんだよな。しかし、今のオレは…」

夕作「その気持ち理解できます。ボクも鏡音 レンくんに憧れてる歌やダンスを頑張ってきましたから」

 

司先輩ったら余計な一言を!語りだすぞ、アイツは!

 

夕作「ボクが憧れた彼はあまりソロ曲が無いかもしれない。それでもボクは彼を信じ続けた」

司「えっ?」

夕作「従姉妹のお姉さんからも言われたよ。彼のようになりたかったらちょっとやそっとの失敗でへこたれるなって」

司「…そうだよな、一度の失敗で挫けるなんてオレらしくないもんな。ハーハッハッハ!」

 

立ち直った、こんな簡単に!?まぁだがいつもの司先輩に戻ってくれて助かった。

 

司「心配かけたな!だがもう大丈夫だ、問題無い!夕作といったなともに頑張ろう!」

夕作「よろしく!ボクがレンくんだとすると…、お兄さんはドナルドかなぁ」

 

ガシィ(握手)

 

司「えっ、ドナルド?」

 

こうして勝手に"自称"レンのライバル(バーガー屋のイメージキャラクター)に認定された司先輩だった。




寧々(私、彰人のこと呼ぶしか出番なかったなぁ)
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