鏡音レンによろしく 〜ついでにニコニコ動画も〜 作:layRa
本来なら女子二人を名字(小豆沢、白石)で呼ぶべきでしたが、名前(こはね、杏)で呼ばせてしまいました。そこは申し訳ありません。
ああ、やっとみんなにオレの活躍を見せることができる。オレは普段は「Vivid BAD SQUAD」というチームを3人の仲間と組んでライブハウスなどで活動している。もっともこの物語は小説だからその活躍を読者のみんなには、文字で伝えるしかないが。
「ありがとう〜!」
今のは小豆沢(あずさわ) こはね。音楽は初心者ではあるが圧倒的な歌唱力で聴く人のハートを掴んでいる。
「盛り上がっていくよー!」
次に白石 杏(しらいし あん)。オレ達が尊敬すべき人の娘で、幼い頃から音楽に関わっているのでセンスはピカイチだ。
「乗り遅れるなよ!」
最後にオレの相棒の青柳 冬弥(あおやぎ とうや)。家はクラシック音楽の名家で天才的な音楽の才能を持つ唯一無二のパートナーだ。
彰人「次の曲、いくぜ!」
そしてこのオレを含めた4人である伝説のイベントを超えるライブイベントをやろうと日々成長している。そして会場のテンションもMAXになり次の曲に移ろうとしたそのとき…。
夕作「すみません、誰かガラの悪いお姉さんいませんか?コーラのおかわりください」
彰人「ガクッ」
そうだった、アイツがいたんだ。ていうかオレが連れてきたんだ。絵名も親も家にいなかったし、今日はライブの予定もあったからここで面倒をみるしかなかったんだよなぁ。
冬弥「どうした彰人、文字通り「ガクッ」としたが?」
彰人「すまん、オレの従兄弟」
アイツには念入りに迷惑をかけるなと言うべきだった!ていうかなんだ「ガラの悪いお姉さん」とは!
ダダッ
彰人「おい夕作!!」
夕作「あ、兄さん。あのPAさんみたいなステージに立ってるお姉さんにどうやったらコーラが出るか聞いてきてくれるかな?」
彰人「いや、ぼっち・ざ・ろっくじゃないんだからよ!」
ガタッ
やばい、みんなだ!ステージ置き去りにしたこと怒ってるだろうな。
こはね「君が夕作くん?」
夕作「えっ、ボクのことを知っているの?」
冬弥「彰人から聞いているよ。レンのファンで、ダンスが上手なんだってね」
杏「ごめんね、お姉さんスタッフじゃないんだ。まぁガラは悪いけど」
…あれ、怒っていないのか?オレがステージを離れたこと。
彰人「あの、怒ってないのか?」
こはね「ん、いや全然!」
杏「むしろあたしたちは夕作くんに会いたかったの!連れてきてありがとう!ねぇ夕作くん、ちょっとステージに立ってみる?」
夕作「はい喜んで!」
ちょっと待て!なぜそうなる!オレが止めようとしたら、4人はステージの裏側へ行きなにやら準備していた。
彰人「え〜、うちの従兄弟がですね。迷惑をかけてしまいまして、急な話ですがステージに立たせることになりまして。あ、一応ダンスだけなら実力は確かでして…」
なんでオレがMCをやらなくちゃいけないんだ、アイツら何をやっているんだ。そう思っていると、突然誰かがステージ裏から飛び出してきた。
バッ バッ
杏「Ahoy!マリン船長だぞ!ゴムゴムパンチを受けてみろ!」
ことね「俺はケンシロウ、俺が犬になれと言えばお前らは犬になれ!」
杏とこはねか?赤いコートと黒い革ジャンで登場したが、微妙にキャラが違うぞ!…と、続いてレンのコスプレをした夕作とゴスロリ衣装の女の子が登場した…。
夕作「そしてボクが"自称"鏡音 レン!こっちの銀髪ロングの女の子は銀様ー!」
銀様(?)「…」
するとオレはあることに気づいた。その子夕作どころか、こはねと杏よりもでかくないか!?
銀様(?)「会場のみんなの、お・ば・か・さぁ〜ん❤️」
彰人「…お前、冬弥か!?」
コイツ、オレの相棒に女装させたのか!曲はうまくいったが、もうコイツにはオレの仲間に近づけさせられないと思った。
〜後日〜
冬弥「乳酸菌とりなさぁ〜い」
こはね「青柳くん、その衣装気に入ったんだ…」
彰人「いや、ドリンクチケットぐらい普通に渡せよ」