鏡音レンによろしく 〜ついでにニコニコ動画も〜 作:layRa
花嫁「う、卯月ちゃんだったかしら?お歌上手ね…」
花婿「こ、この後二次会があるけどキミ達もどうかな?」
絵名「いいえ、結構です!!!」
夏だ、海だ!…ってこの小説に夏なんてあるのか、と思ったそこのキミ。夕作がうちに来たのが4月頃、この前の結婚式が6月ととらえてくれたらいい。
…さて、オレと夕作はVivid BAD SQUADの仲間といっしょに海へ来ている。そして、例の二人も…。
こはね「ヤッホー、夕作くん。今日はお友達増えてるね」
夕作「うん、卯月ちゃん先輩と幽々子先生だよ」
幽々子先生「こんにちは」
卯月ちゃん先輩「あなたがお兄さんですね、かっこいい〜!」
この二人がダンス部の顧問と先輩か…。水着だと大きさが目立つな。何がとは言わないけど。
杏「彰人、何を見ているの?」
彰人「いや、特に!?」
さて、海に来たからにはやることはたくさんある。スイカ割りにビーチバレーに砂遊びなどだが…。
幽々子先生「冬弥くん、もっと右〜!」
冬弥「スマイル〜ハリケーン!!」 ブンッ
バカッ(スイカの割れた音)
卯月ちゃん先輩「杏さん、トス」
杏「せ〜の、バルス!!」 スパーン
ドサッ
夕作「うお、点取られた!」
こはね「ジャーン、戦艦大和〜!」
夕作「これ、砂で作ったの!?凄いクオリティ!」
…ああ、これはダメだ。完全に夕作のやつと同レベルになっている。オレだけがついて行けない。こんな時は…。
彰人「…泳ぐか」 ヒュッ
ザバァン バシャバシャ
今のオレはニコニコ動画のようになりきれていない自分に少し寂しさを感じてしまっている、まぁ一言で言えば「かまってちゃん」な状態なのかもしれない。いや、仲間外れにされたからどうだって話だが。さて、これでもかというほど泳いでいると…。
夕作「兄さん、待ってよ〜!」バシャバシャ
彰人「お前、ついてきたのか!」
オレたち Vivid BAD SQUADはある目標を目指して音楽活動を行っている。ただそれは決して、鏡音 レンのようになりたいというわけではなくてだな。とにかくオレは夕作が周りのやつらを自分の色に染め上げることに少し嫉妬しているんだ。いや、他の誰かとコミュニケーションをとることができるのはオレはうらやましいけど。と、そんな複雑な想いになっているオレに夕作が話しかけ…。
夕作「兄さん兄さん」
彰人「なんだ?」
夕作「浜辺で水着美女コンテストやってるよ」
彰人「…行こう」
オレは夕作を連れてマッハの速さで海岸まで戻った。そして会場まで着くと、水着の若いお姉さんばかり。具体的に書くと「R −15」タグをつけなくてはいけなくなっちゃうが…。
夕作「でか〜い!」
彰人「脚長〜い!」
夕作・彰人「「たまらな〜い!!」」
さすがに興奮しすぎたのか、オレと夕作はその場で倒れた。そしてその後どうなったのかわからない。
「…きと、彰人!」
彰人「…ん、ん。ハッ!?水着美女コンテストは!?」
杏「そんなのやってたのここで。今はもう誰もいないよ」
気を失っていたオレと夕作を起こしにきてくれたのは杏だった。
彰人「他のみんなは?」
杏「後片付け。二人ともなかなか目を覚まさなかったもん、相当キレイなお姉さんたちがステージに立ってたのね」
彰人「あ…」
夕作「…兄さん」
彰人「…何も言うな」
男の本能とはいえ、キレイな女性に目移りするところを言われると少し痛いな…。こんな形とはいえど夕作との仲が深まったんだなとオレは実感したのだった。
冬弥「水着美女コンテストなんてあったの?オレも出場したかったな」
こはね「!?」