ハイスクールD×D~最強の戦車と最強の兵士(予定)~ 作:神喰いの王
幼馴染みが朝からご飯作るってシチュエーションって現実ではなかなかない
―――――――――カランっと教会内に金属音が響き渡った。
振り返って見てみると目の前の男の右腕についているまるで手枷の様な腕輪が地面に落ちていた。
それを確認した瞬間、目の男から膨大な魔力と魔獣の様な視線を感じ戦慄した。
そして理解した。目の前の男は今まで全く本気ではなかった事を、男は獣の様に姿勢を低くした後、一瞬で目の前に現れた――――――
「で?なぁ~ん~でぇ~またテメェが家にいるんだ?」
「あらあら。折角、朝ご飯作りに来た幼馴染みに向かってその言い方は無いんじゃないかしら」
いつも通りの朝、家の台所に人の気配がしたので起きると台所に長い黒髪をポニーテールにした幼馴染みが料理を作っており、問いただすと何時もの笑みで答えてきた。
「うるせぇよ。つーか、何度も言ってんだろうが俺の部屋に勝手に入るな」
「フフフッひどいわね~」
口ではそういうが全然悲しそうに見えない。
「お前だって、こんな事であらぬ噂が立つのは迷惑だろう?」
「いいえ、迷惑じゃないわよ?」
この女(アマ)、昔っから笑顔でウソをつく・・・
「嘘なんか言ってないわよ、シー君?少なくとも私はあなたにウソなんて一度も付いてないわよ」
「・・・・・んな事はとっくの昔からわかってんだよ・・・っていうか、シー君って呼ぶんじゃねえ!」
「あらあら、どうして?可愛いじゃない、シー君」
「男に可愛さを求めんなよ・・・んなもんは祐斗にでも求めろ」
ハァ~とため息を吐くとちゃぶ台にご飯と焼き鮭、みそ汁と漬物が並べられてた。
「ハイ、出来たわ。早く食べましょ?急がないと遅刻しちゃうわ」
「行く時はテメェが先にいけよ。これだけは譲らねぇからな・・・」
観念した俺はそう言って箸を持ち焼き鮭へと伸ばしていった。
これが俺、『平和島静雄』と幼馴染みの『姫島朱乃』の朝の日常だ。