ハイスクールD×D~最強の戦車と最強の兵士(予定)~   作:神喰いの王

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月光校庭のエクスカリバー
人の噂は75日では人の怒りは・・・?


ブシャッ!!っと背中からそんな音が聞こえた瞬間、夥しいほどの血が背中から吹きだしそれと同時に背中を中心に激痛が走った。

ああ、背中を斬られたのかっと考えて目の前にいるクソ神父はそんな素振りを見せていない。

だとしたら一体誰が?そんな事を考えながら、自分がいつの間にか膝をついている事に驚きながらも、後ろを振り返った。するとそこには聖剣を持った一人の男が立っていた。どうやらクソ神父の仲間の様だがさっきの一撃が致命傷だったようでいつの間にか地面に倒れ伏していた。

段々と意識が遠退いて行く中、最後に見たのはクソ神父がクソッたれな笑みを浮かべながら聖剣を振りかぶっている所だった・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ある風俗店前~

 

「会社が突然クビだって、寮も出てけっていきなりですよ!?退職金もなし!食費も生活費もあったもんじゃありません。国も何にもしてくれない・・・・そうです国です。全部国が悪いんです!」

 

(ウルセェ・・・)

 

「で、借金して風俗通いかよ?」

 

「愛です!ミントちゃんと私は本気で愛し合っているんです!!」

 

「はぁ?」

 

(ウゼェ・・・・)

 

「お店でしか会えないし、携帯の番号も知りません。でも、僕達には本当の愛が――――」

 

(ムカツク!!!)

 

そこまでが我慢の限界だった。

吸っていた煙草をへし折り、地面に落し踏み潰すと俺は男に詰め寄った。

 

「店でしか会わねぇ、携帯の番号も知らねぇだぁ!?」

 

「お、おい!静雄!?」

 

「なぁにぃがぁ~!」

 

トムさんが俺を止めようと肩に手を置くが俺はそれを振りほどき、手近にあった道路標識を引っこ抜きそして・・・。

 

「本当のォ・・・・愛だぁ!!!」

 

「アアアアァァァァーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

ぶっ飛ばされた男は壁に突き刺さり全治一カ月の怪我をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ある掲示板の書き込み~

 

”知ってます?なんだか最近、平和島静雄って人がものすごく荒れているみたいですよ?”

 

”は?”

 

”ああ、あの駒王学園の平和島静雄さんでしょ?”

 

”ええ、元々怖い人だったんですけど、ここ最近特にひどいんですって~”

 

”駒王学園の周りは戦場のような有様だって!!

 

”僕は同じ学校にいますけどそこまで怖い人には見えないんですけど・・・”

 

”そうですね、あまり噂だけで判断しない方がいいと思いますが・・・”

 

”おや、お二人さん僕のこと疑うんですか?確かな筋の情報ですよ、コレ”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~駒王学園屋上~

 

「随分と荒れているようですね、静雄」

 

屋上で手すりに体を預けながら煙草を吸っていると背中から知った声がかけられた。

 

「今は授業中だぞ蒼那」

 

「それは貴方にも言えることでは静雄?」

 

「俺は良いんだよ。どうせ学園(ここ)じゃあ不良で通ってんだ」

 

「そういいながら授業をサボった事は殆どないくせに・・・」

 

蒼那はそういいながら俺の隣にまでやってくると手すりに背中を預けた。

 

「俺の事よりお前はいいのかよ?生徒会長さんがサボっちゃあマズイだろ?」

 

俺の質問に蒼那はメガネのブリッジをクイッと上げながら微笑し、

 

「ご心配なく。今は生徒会の仕事でその息抜きの為、ここに立ち寄っただけですから」

 

ちゃんと教師の許可を取ってね、と言う蒼那に俺はそうか、と返事をして屋上から見える景色を眺めていた。

 

「リアス達の元には帰らないのですか?」

 

その言葉に体がビクッと反応したのが嫌でもわかった。

 

「・・・・何のことだ?」

 

「あの婚約パーティ以来、あなたがオカルト研究部に顔を出していないことも、意図的にリアス達を避けている事も分かっています」

 

「・・・・・」

 

「それに貴方とリアスが仲違いした原因も・・・・」

 

「チッ・・・そういやぁお前はあの時のゲームを監視していたんだったな」

 

「ええ」

 

あのゲームのことを思い出すと今でもはらわたが煮えくりかえるほどの怒りがわいてくる。

 

メキ・・・・

 

「静雄、柵を握り潰さないでください」

 

「・・・ん?ああ、悪ぃな」

 

いつの間にか柵を握りつぶしていたみたいだ。

 

「・・・珍しいですね」

 

「あ?何がだよ」

 

柵を直そうと四苦八苦していると蒼那がメガネのブリッジをクイッと上げながら話しかけてきた。

 

「いつもの貴方なら怒りがこれほど長続きしない筈です。もっと言うなら根に持つ方ではない筈です」

 

それほどまでにリアスの行為は許せなかったのですか?と尋ねてくる蒼那に俺は一瞬、考えると嫌と否定した。

 

「別にそれだけが理由じゃねェンだよ」

 

「それだけではない?では何が・・・?」

 

「・・・・」

 

俺はそのまま黙って蒼那から背を向けると出口まで歩き出る直前に蒼那に振りかえり、

 

「俺が一番許せないのは自分(テメー)の弱さだ」

 

バタン・・・・。

 

そういって俺は屋上を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の放課後、リアスの眷属とソーナの眷属の顔合わせが行われた。その最中新人悪魔同士のイッセーと匙の間で一悶着あったが、それ以外滞りなく終わった。

 

「そう言えばリアス。今日、静雄に会いました」

 

「ッ!?」

 

副会長の森羅と匙を先に帰らせたソーナは唐突にリアスにそう告げた。

 

「その様子だと、まだオカルト研究部(ここ)に戻ってきていないみたいね」

 

「・・・ええ。学校もサボりがちな上に家にも帰ってないみたいなの」

 

暗い表情でリアスは傍らに控えている朱乃に尋ねると彼女は寂しそうな微笑で返した。ここの所朱乃は静雄に会えない日々が続いているため若干元気がないのだ。

 

「それで静雄とは話せたの?」

 

「ええ。それに最近街中でも荒れているという情報は私の耳にも入ってきますから」

 

「それで静雄はなんて?」

 

速く静雄の情報が聞きたいのかリアスは単刀直入に聞いてきた。

 

「彼自身、貴女への怒りは私見ですが恐らく殆どないでしょう。今最も怒りの矛先が向いているのは・・・」

 

「向いているのは?」

 

「彼自身の弱さです」

 

「静雄自身・・・?」

 

そこまで言うとソーナは席を立ち部室を出ていこうとする。

 

「待って!今のはどういう事なの?」

 

部屋を出ようとするソーナにリアスは慌てて呼びとめた。

 

「そこから先はリアス、貴女と貴女の眷属達が解決する事です。・・・では、球技大会楽しみにしているわ」

 

そう言って、ソーナは今度こそ部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深夜、俺は私服に着替え夜の街を徘徊していた。

傍らには使い魔で相棒の朱里が控えている。

何故俺がこんな事をしているかといえば、最近隣町で騒がれている『連続切り裂き魔事件』それを調べているからだ。最初は気にも留めなかったのだがトムさんのある情報で無視できない事態になった。

切り裂き魔事件に死人が出たのだ。

それも、殺された人間は神父だった。それも退魔のエクソシストで今までの被害者と明らかに手口が違っていた。

 

「・・・臭うな・・・」

 

恐らくまた厄介事がこの街に舞い込んでくるだろう。

 

「クゥーン・・・」

 

心配そうに見上げる朱里を俺は安心させるように優しく撫で、俺達は夜の街へと姿を消した。

 

 

 

 

 

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しばらくパソコンを修理に出すので更新が出来なくなります。
そこの所を御容赦ください。
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