ハイスクールD×D~最強の戦車と最強の兵士(予定)~   作:神喰いの王

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お久しぶりです。リアルが忙しいのと相変わらずPCが不調で更新がカタツムリなみな神喰いです。
執筆中にPCが突然落ちる事は無くなったけど、動画が見れなくなった・・・・。
ハイスクールD×D NEW が見れなかった・・・・。
取りあえずDVDでたら速攻でみようと思ってます。


困っている人がいたらなるべく手を差し伸べましょう

久しぶりに朱乃の飯を食った次の日、平和島静雄はある意味信じられない光景を見た。

 

「えー、迷える子羊にお恵みを~」

 

「どうか、天の父に変わって憐れな私達にお慈悲をぉぉぉぉぉ!!」

 

(おそらく)教会の人間であろう白いローブを着た二人の少女達が路頭で祈りを奉げていた。

転生悪魔になって、いや、生まれて初めて路頭で物乞い紛いな事をする教会の人間など初めて見た。

しかも、今度は言い争いなんて始めてるし・・・。

 

「何やってんだテメーら?」

 

だから、あまりの光景につい声をかけてしまった俺は悪くないと思う。

 

「あら?ほらゼノヴィア!早速この絵画の力で異教徒が私達に慈悲を与えにきてくれたわ!」

 

「・・・いや、待てイリナ。この男、あの≪グレモリーの狂犬≫ではないか?」

 

ツインテールの女(イリナとか言ったか?)は明らかに偽物の絵画を指さしながら喜び勇み、蒼い髪に緑のメッシュが入った女(ゼノヴィアだったか?)は俺の方を警戒した眼差しで睨んできた。

 

「ハッ!?確かに訊いていた通りの容姿・・・。何で《グレモリーの狂犬》がここにいるの?!」

 

「なんでって、むしろこっちが聞きてぇな。何だって教会の人間がこんな所で物乞い紛いな事してんだよ?」

 

「何?リアス・グレモリーから聞いていないのか?」

 

「あっ?」

 

どういう事だっと繋げようとした瞬間、

 

ぐぅぅぅぅ・・・・。

 

と腹の虫が二重で響き渡った。

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

気まずい雰囲気が流れる。

心なしか二人の顔が真っ赤に染まっている様な・・・。

 

「あ~・・・。とりあえず飯でも食いに行くか?寿司って食べられるか?」

 

「お寿司!!」

 

寿司という単語にイリナの顔が喜色に変わる。

 

「日本の寿司か・・・一度食べてみたいと思っていたんだ」

 

「そうかい。んじゃあついて来い。・・・・そこで覗き見しているテメーらもな!」

 

「「「ギクッ!!!?」」」

 

電柱の陰に隠れていた三人が揃って肩を震わせたのを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~露西亜寿司~

 

「美味い!日本の食事は美味いぞ!!」

 

「うんうん!これよ!懐かしき故郷の味!!」

 

ものすごい勢いで寿司を平らげていく二人とは対照的に静雄達四人は食が進んでいなかった。

 

「どうした、食わねぇのか?」

 

この二人の食いっぷりを見て静雄は内心で割引券があったことに感謝した。

 

「ンな事より静雄!どうして部室に顔ださねェンだよ!!」

 

そんな事を内心で考えている静雄の事など露知らずイッセーがダンッ!とテーブルを叩きながら見を乗り出す。

 

「・・・・その件なら俺とリアスの問題だ。アイツがあのレーディングゲームで腑抜けたマネしやがったからな。それについてのケジメが付くまで俺は戻る気はねぇよ」

 

ああ、それとっと静雄が付け足す。

 

露西亜寿司(ここ)で争い事はご法度だぜ?デニスの包丁が飛んでくるからな」

 

「へっ?」

 

イッセーが間抜けな声をあげた直後、ビュッ!!とイッセーの鼻先を掠めて包丁が壁に突き刺さった。

 

「どわぁっ?!?!!」

 

「お前ら、ここでの揉め事は厳禁だ。やるんなら外でやりな」

 

そう言って、小猫と静雄以外の面子が食事を中断し目を見開いて包丁とデニスを交互に見た。

 

「・・・・うーむ。日本の板前は包丁投げが得意なのか?」

 

「いや、ここが特殊なだけだ」

 

勘違いするゼノヴィアに静雄が冷静に訂正した。

やがて、イリナ達が食事を終えた。

 

「ふぅー、落ち着いた。君たち悪魔に救われるとは、世も末だな」

 

「おいおい。奢って貰っといてそれか」

 

「気にすんな。こっちも教会の人間が物乞い紛いなんてみっともない真似をこの街でやられて恥しかっただけだしな」

 

ゼノヴィアの言葉にイッセーは若干顔が引きつり、静雄の憎まれ口に今度はゼノヴィアの顔が引きつった。

 

「はふぅー、御馳走さまでした。ああ、主よ。心優しき悪魔たちにお慈悲を」

 

そう言って胸で十字を切るイリナ。それにより静雄達、悪魔は軽い頭痛が襲った。

それを見たイリナはテヘッと笑いながら謝罪する。

 

「・・・んで?何だって教会の人間、それもこの感じからすると聖剣か?その使い手が二人もこの街に来てんだよ?」

 

茶を飲みながら静雄は本題に入った。

 

「・・・本当に事情を知らなかったんだな」

 

ゼノヴィアはまだ説明していないのに自分達が聖剣使いだと看破した事と本当に何も知らないことの二重の意味で驚いた。

 

「まぁな。詳しい詮索はすんなよ?んで、こっちの質問に答える気はあんのか?」

 

「静雄先輩、それなら私が・・・」

 

そう言って先ほどまで黙ってた小猫がおずおずと手をあげて、説明をしてきた。

 

 

 

~小猫説明中~

 

 

 

 

「なるほどな。エクスカリバーか・・・そりゃあ祐斗の奴も躍起になるか」

 

話を聞いた静雄は懐から煙草を取り出し、火をつけながらそんな感想を漏らした。

 

「祐斗先輩の事情を知ってたんですか?」

 

「ああ。俺と朱乃、、それに当然リアスはアイツの事情は知ってるぜ。つっても教える気はないがな」

 

「どうしてだよ!?」

 

イッセーの疑問に静雄はギロリと睨み、

 

「テメーの過去をテメーの許可無しに喋っていいと思ってんのか?アイツの過去は他人が勝手に喋っていい内様じゃねェンだよ。聞きたきゃアイツ本人から聞きな」

 

静雄の言葉にイッセー達はそれ以上追及する事は無くなった。

 

「んで?コイツらが聖剣の破壊の為にこの街に来たのは分かった。それでお前達は何のためにコイツらに接触しようと思ったんだよ?」

 

「えっと、俺達も聖剣の破壊に強力しようと思って・・・」

 

静雄はその話を聞いた途端、ほうっと内心で感心した。恐らくイッセー達の独断だろうと推測した。自身の眷属に甘いリアスがこんな危ない真似を率先してさせようとは思えないからだ。

そこまで考えて静雄は小さく頭を軽く振った。

 

(何考えてんだよ。今の俺がコイツらの心配する必要はねェンだ・・・)

 

「いいだろう」

 

とゼノヴィアが意外なほどあっさり了承してくれた。

 

いいのか? マジで? 本当に?

 

「ちょっと、ゼノヴィア。いいの? 相手はイッセーくんとはいえ、悪魔なのよ?」

 

異を唱えるイリナ。まあそれが普通の反応だな。

 

「イリナ、正直言って私たちだけでは3本回収とコカビエルとの戦闘は辛い」

 

「それはわかってるわ」

 

「最低でも私たちは3本のエクスカリバーを破壊して逃げ帰ってくればいい。私たちのエクスカリバーを奪われるぐらいなら、自分の手で壊せばいいだろう。で、奥の手を使ったとしても任務を終えて、無事帰れる確立は3割だ」

 

「それでも高い確率だと私たちは覚悟を決めてこの国に来たはずよ」

 

「そうだな、上にも任務遂行して来いと送りだされた。自己犠牲にも等しい」

 

「それこそ、私たちの信徒の本懐じゃないんの」

 

「気が変わったのさ。私の信仰は柔軟でね。何時でもベストの形で動き出すのさ」

 

その言葉を聞いて静雄は目の前の彼女に対して印象が変わった。

基本教会の人間はイリナの様に基本的に頭が固い。信仰の為のなら自分の命すら軽んじるのだが目の前の彼女は柔軟な思考を持っているようだ。

そうして言いあいを続けながらも話がまとまったらしく彼女達はイッセーの申し出を受ける事にした。

そんなイッセー達を静雄は形容しがたい憂いた眼差しで見守っていた。

 

 

 

 

 

教会側が協力を要請するとイッセーは祐斗に連絡を取り、意外なほどあっさり了承した。そして現在、露西亜寿司の座敷の一角で話しあっているイッセー達を静雄はカウンター席で眺めていた。

 

「・・・・」

 

「随分と詰らなそうにしているじゃねぇか、静雄」

 

包丁を拭きながらデニスは静雄に声をかける。

 

「ああ゛?・・・・ウルセェ、黙ってろ」

 

青筋浮かべながら睨みつけてくる静雄にデニスはやれやれと呆れながら肩をすくめた。

静雄がもう一度イッセー達の方を見ると話はまとまったらしくゼノヴィアとイリナが座敷から出てきた。

 

「ではな、食事の礼、いつか必ずするぞ。“竜殺し”の平和島静雄」

 

「食事ありがとね!貴方、怖そうな印象だったけど実はいい悪魔ね!また奢ってるくれる事を主はきっと許してくれる筈だから!」

 

そう言いながら二人は露西亜寿司を後にいた。

それを見送りながら静雄は、

 

「“竜殺し”・・・・また随分と古いモンで呼ばれた」

 

そう呟きながら席を立ち、イッセー達の方へと歩み寄る。

 

「よお。話は纏まった見てえだな」

 

「静雄君・・・」

 

「んじゃあ、後はテメー等で頑張んな」

 

そういってレジの方へと行こうとした時、服の裾を引っ張られる感触がした。

 

「・・・何だ、小猫」

 

振り返ると子猫が寂しげに静雄を見上げていた。

 

「静雄先輩・・・。静雄先輩はもう戻ってこないんですか・・・?」

 

「・・・・」

 

小猫の寂しげな瞳に静雄は黙ったまま見つめ返した。

 

「私は・・・・。静雄先輩も祐斗先輩もいなくなっちゃうのは・・・嫌です・・・」

 

ウルウルと涙目で見上げてくる小猫に静雄は絶句してしまった。

 

「お手伝いします。何でもします。・・・・・だから、いなくならないで」

 

「・・・・ハハハッ。参ったね、小猫ちゃんにそんな事を言われたら、僕も無茶できないよ。ね、静雄くん?」

 

「チッ・・・。そもそも俺はお前と違って無茶な事なんざ一つもやってねぇ」

 

困惑しながらも苦笑いする祐斗にガシガシと頭を掻きながら彼を睨む静雄。

 

「じゃあ―――」

 

「うん。今回はみんなの好意に甘えようかな。イッセー君のお陰で本当の敵も分かったしね。でも、やるからにはエクスカリバーを倒す」

 

「小猫にここまで言われたんだ。事件が終わったらリアスと話す時間位は作ってやる。いいか、あくまで時間を作るだけだ!」

 

静雄はそう宣言すると僅かに顔を赤くしながら、足早に店を出ようとする。

 

「あっ!待ってくれ静雄君!!」

 

「っんだよ?」

 

しかし、それは祐斗に呼び止められ静雄は不機嫌そうに振り向いた。

 

「君にどうしても伝えなきゃいけない事があるんだ。フリードが君を狙っている。奴は聖剣を所持しているから君でも危ないと思う。だから、単独行動は控えた方がいい」

 

「ハッ!あの程度の奴を一々警戒してられるか。・・・・だが、忠告して貰った例に一つ教えてやる。今巷で話題になっている切り裂き魔は聖剣とは別物だ。まぁその中の二件の神父の殺しはフリードの奴の仕業かもしれないがな・・・」

 

そう言うと勘定を払い、露西亜寿司を後にしてしまった。

 

「って、おい!行っちまったけどいいのか!?」

 

「大丈夫です。幾ら聖剣を所持しているからって静雄先輩があんな奴に負ける筈ありません」

 

そう言って小猫は薄い胸を張り自慢げに言い放つ。それをイッセーは生温かい目で見ていたので取りあえず小猫は一発殴っておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセー達と別れた静雄は深夜、誰もいない道を歩いていた。

不気味なほど静かで音と言えば靴の音しせず、明かりと言えば月明かりと街灯のみである。

 

「・・・・・いい加減出てきたらどうだ?」

 

立ち止った静雄はゆっくりと後ろを振り返り電柱に向かって誰話しかけた。

 

「露西亜寿司を出た辺りからずっとつけ回しやがって、いい加減鬱陶しいだよ」

 

「ヒッヒッヒッ・・・久しぶりだなぁ~~」

 

下卑た笑い声を上げながら電柱の陰から白髪に左半分を覆う革製のマスクをつけた神父、フリードが現れた。

 

「よぉ、しばらく見ねぇうち随分とイカしたマスクを着けてんじゃねぇか」

 

「キヒィッヒッヒィ・・・お望みならテメェにも着けてやるぜ?テメェのそのクソムカツク顔を聖剣(コイツ)で削ぎ落した後でなァッ!!」

 

そう叫ぶとフリードは腰にさした聖剣を抜き放つ。静雄もそれに応える様に標識を引っこ抜いた。

 

「丁度良い。祐斗には悪いがテメェのその胸糞悪い面ァ二度と見れないように完全に陥没させてやらァッ!!!」

 

そして、二人は互いに殺気をぶつけ獰猛な笑みを浮かべながら一気に距離を詰め互いの得物を振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 




最近、IFルートでライザーぶちのめしてリアスフラグ立てようかなぁ~なんて考えてしまう・・・。リアス、朱乃ダブルヒロイン・・・・・。











・・・・・・・・ヤベッ。
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