ハイスクールD×D~最強の戦車と最強の兵士(予定)~   作:神喰いの王

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・・・・さて、IFルートどうしよ・・・・
取りあえず、書き始めてます。


病み上がりはしっかり精の付くものを食べましょう

???side

 

やあ、みんな!初めまして。僕の名前は岸谷新羅。しがない闇医者さ。ただし、悪魔も専門にしているけどね・・・。

現在僕はテレビを見ながら優雅なコーヒータイムをしているんだ。本当なら僕の隣で愛しのセルティが座っている筈なんだけど、静雄くんと話があるからって、行ってしまったんだ(血涙)!!

あ、セルティって言うのは僕の同居人、いやこの際、同棲相手っていった方がいいのかな?っで僕の愛しい人さ!!

っえ?それだけじゃわからない?・・・・しょうがないぁ~。ならもっと詳しく教えてあげよう!!

本名は『セルティ・ストゥルルソン』。デュラハンっていうアイルランドでは妖精の一種とされているんだ。最近、巷では『首なしライダー』って騒がれているけど、僕としては悪い虫が彼女に憑かないか心配だよ・・・。

えっ?妖怪を好きになるのは可笑しい?・・・・ハァッ君達、何にも解ってないね。僕に取ったらそこらのアイドルなんかおりセルティの方が数億倍も魅力的さ!!彼女のパジャマ姿だけでご飯三杯はイケるね!!

しょうがない、僕がセルティの素晴らしさを君達に教えてあげよう!!あっ言っておくけど、だからってセルティを好きになっちゃダメだよ?彼女は僕の事が好きなんだから、ね!!

それじゃあ、教えてあげ――――

 

ガチャ・・・・。

 

あっ!セルティが返ってきたみたいだね!非常に残念だけど教えるのはまた今度だね。僕は愛しのセルティを出迎えなきゃいけないから、まったね~。

 

新羅sideend

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セ~ルティ~!お・か・え・りぃっ!?」

 

コーヒーをテーブルに置き新羅はリビングドアを開けて笑顔でセルティを出迎えようとしたのだが・・・。

 

「・・・・」

 

血まみれの静雄とそれを肩に担ぐセルティが立っていた。

 

「驚天動地!?何があったのさ?」

 

『いいから、運ぶのを手伝ってくれ!はやく治療しないとヤバい!』

 

静雄を肩に担いだままセルティは器用にPDAを操作した文を新羅に見せる。

新羅も神妙に頷き、セルティと一緒に静雄をリビングのソファにうつ伏せに寝かせる。

 

「フムッ背中の右肩甲骨から左わき腹にかけての裂傷に水月から背中まで貫通している刺し傷。更には光りの毒がかなり体を蝕んでるね・・・。セルティ、急いで治療を始めるからO型の輸血パックとお湯、あとは清潔なタオルを持ってきてくれ!」

 

新羅の指示にセルティは頷くと準備を始めた。

新羅は血だらけの静雄を見下ろしながら絶対に助けると言う誓いの元、治療を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新羅が治療を始めて数十時間の時が流れた。

 

「ふぅ・・・」

 

最後の縫合を終え新羅はにじみ出た汗を拭った。

 

『どうだ、新羅?』

 

セルティは心配なのか、新羅にPDAを着きつけながら訊いてきた。

 

「やれる事はやったさ。取りあえず光の毒の中和には成功したし、傷口も塞いだ。やる事は全部やったよ。・・・・ただ」

 

『ただ・・・?』

 

「峠は今日だと思うし、意識が戻るかも分からない。セルティが言うにはその二人の神父は聖剣を持っていたんだろ?ハッキリ言って聖剣で刺されたり、切り裂かれたりしたら普通の悪魔は死んでるし、上級悪魔だって高確率で死ぬ」

 

『そんな・・・』

 

絶句するセルティの肩を新羅は優しく手を置く。

 

「大丈夫。静雄くんがそう簡単に死ぬはずないだろ?あの時だって、今と同じぐらい酷い怪我を負ってたけど直ぐに治ったじゃないか」

 

『・・・・フフッそうだな』

 

そして、新羅とセルティは未だに眠る静雄を見つめた。

彼が直ぐ目を覚ます事を信じて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静雄が意識不明のまま数日が過ぎた。

その日の放課後、イッセー達は神父服やシスター服で敵をおびき寄せる策を考えた。しかし、思ったほど成果が出ずに数日が経過し、匙が気落ちし様に今日も収穫なしかと呟いた瞬間、

 

ピタッ・・・。

 

先頭を歩いていた木場が何かを感じたのか足を止めた。

 

「・・・祐斗先輩」

 

それは小猫も感じ取ったのか、臨戦態勢に入った。

 

ゾクリッ・・・・!

 

二人より遅れてイッセーと匙も彼らに向かってくる殺気を感じ取った。

 

「上だ!」

 

匙の叫びに全員が上空を見上げた時、長剣を構えサングラスをかけ顔の半分を覆う革のマスクをつけた白髪少年神父が襲いかかってきた。

 

「神父の一団に御加護あれってね!」

 

ギィィィィン!

 

木場が素早く魔剣を取り出し、襲撃してきた神父―――フリードの一撃を防いだ。

 

「フリード!!」

 

「!その声はイッセーくんかい?へぇぇぇぇ、これはまた珍妙な再会劇でござんすね!どうだい?ドラゴニックパゥワー!は増大しているかい?そろそろ殺していい?」

 

相変わらずのイカれた発言にイッセーは苦い顔をするが木場と小猫はある部分に注目していた。

 

「その、サングラスは・・・」

 

目を見開き震える唇で小猫は声を絞り出す。

 

「静雄君のサングラス・・・どうしてお前が持っている?」

 

「え?」

 

木場が普段より一オクターブ低い声で問いかけた。木場の質問にフリードはイヤらしい笑みを浮かべながらサングラスをクイッと持ち上げた。

 

「ああ~?このグラサンが気になりますか~?そうだよね~そうですよね~!!なんたってこのオレッチの顔をこんな風にしたクソ悪魔の所有物なんだからな~!?」

 

「質問に答えろっ!!」

 

ふざけた事を言うフリードに木場は殺気を隠さず怒鳴りつけた。

 

「か~んたんですよ~。あのクソパツキンはオレッチが殺したんだから!この聖剣でブスリッ!ってな具合よ!」

 

「出鱈目言うな!静雄がンな簡単に死ぬかよ!!」

 

「嘘じゃないざんす。流石にあの化け物も聖剣の攻撃を二回も叩きこまれれば死ぬっての!」

 

グシャリ・・・・。

 

フリードはそう言いながらサングラスを地面に落し、踏みつけた。

 

「フリード・・・・戦う理由がもう一つ出来た」

 

粉々に砕けたサングラスを見ながら木場は殺気の籠った目でフリードを睨みつけた。彼の後ろにいる子猫も普段の無表情がウソのように激しい怒りに満ちていた。

 

「ん~!いいねぇいいねぇ!その殺気、サイッコーですねぇ!」

 

そう叫びながらフリードはイッセー達に再度襲いかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセー達がフリードと戦闘を行っている最中、今だ眠りについている静雄は・・・・。

 

「あっ!目が覚めたみたいだね」

 

「・・・・」

 

目覚めて最初に見た顔が小学からの付き合いで自身を解剖したがる新羅(バカ)(何故か馬用注射器装備)だったので、取りあえず静雄は無言でデコピンを食らわしといた。

 

ビギッ!!

 

「なぜっ!?」

 

寝起きで数日も眠っていたせいか、完全に筋肉が鈍ってしまったようだ。新羅(バカ)をアレぐらいしか(頭からソファーに突っ込み巻き込みながらガラスに激突)飛ばせなかった。

 

「ひ、酷いよ~静雄くん!僕が何したって言うんだい!?」

 

「ホォ~じゃあ、テメェの持っている注射器は何だ?」

 

「え?こ、これは~治療の依頼が入ったから手入れを―――」

 

「馬用でか?」

 

「い、いやえっ「素直に言うんだったら許してやるぜ?」採血しようとしました。御免なさい」

 

平身低頭の心構えで新羅は静雄に土下座した。

 

「・・・取りあえず、一発ぶん殴る」

 

「あれ!?許してくれるんじゃ!?」

 

「ああ、許してやるぜ?一発ぶん殴った後でなぁ!!」

 

「それ、死んじゃうーーー!!」

 

殴るべくソファーから立ちあがった静雄は急激な立眩みにあい、頭を押さえながらソファーに座りなおした。

 

「無理するなよ。君、結構重症なんだぞ?っていうか、普通の悪魔なら死んでるレベルだ」

 

「ああ。だろうな」

 

「っていうか、一体何があったのさ?君がここまで重傷を負うなんてあの時以来じゃないか」

 

新羅は静雄の隣に腰掛け、触診をしながら静雄に問いかけた。

 

「いやな?最近街を騒がしている切り裂き魔がいんだろ?それを調べてるうちに聖剣の話が出てきてな。んで、聖剣使いの奴と戦って、止め刺す所に後ろから衝撃がしてよ。あっ斬られたんだって感じたからじゃ相手をぶっ殺そうと思ったらもう動けなかったんだよな」

 

「・・・なんというか、何処からツッコムべきか・・・」

 

静雄の説明に新羅はメガネをクイッと持ち上げながら苦笑いを浮かべる。

 

「そういや、セルティはどうした?アイツと切り裂き魔の件について待ち合わせしていたし、アイツが俺をここまで運んでくれたんだろ?」

 

「ああ。セルティなら隣町の駒王市周辺を調べてきてくれてるよ」

 

「そうか・・・所で新羅」

 

「?なんだい?」

 

「腹減った。なんか食わせろ」

 

「・・・はいはい。じゃ、軽くお粥でも作ってあげるよ。っといっても、朱乃さん程の腕は無いけどね」

 

いいからさっさと食わせろ、と背中から聞こえる静雄の声に新羅は笑みを浮かべなが携帯でセルティに静雄が目覚めたとメールを送った。

 

 

 

 

夜、セルティは静雄が目覚めたと言う一報を受け、駒王市の調査を終えて自宅へと帰って来た。そしてそこで見た者は・・・!

 

「ガツガツガツ!!」

 

「あ。せ、セルティ~~。帰ってきてくれたんだね?」

 

一心不乱にご飯を貪り食う静雄と疲労困憊の新羅に、大量の殻になった食器がテーブルを埋め尽くしていた。

 

『な、何があったんだ?!』

 

「い、いやね?最初は消化のいいお粥を作ったんだよ?でもこんなのじゃあ足りないって言うからパスタにおにぎり、出前でカツ丼にピザって具合にドンドン作るカロリーと量が増えてこんな有り様に・・・」

 

もう五十杯目を越えた辺りから数えるのを止めたよ・・・とぐったりと項垂れる新羅にセルティは戦々恐々と言った様子で静雄の方へ向き直る。

その静雄は未だにご飯をガツガツと食べていた。

 

『しかし、静雄はここまで大喰らいだったか?私の記憶だとここまで食べていた記憶は・・・』

 

「多分、神器の影響だと思う」

 

『何・・・?』

 

「彼の神器の影響で静雄君の体はエネルギー、この場合魔力か、を欲しているんだ。食事を魔力に変換して回復に使った魔力を補給しているんだと思う」

 

成程と頷くセルティの隣で新羅は冷や汗をダラダラと流し始めた。

 

『どうした、新羅?汗が酷いぞ?』

 

「い、いやね・・・。静雄の食費なんだけど・・・」

 

そう言って新羅は請求書の束をセルティに見せた。

 

『!?お、おい新羅?ま、まさかこれって・・・」

 

「うん。たった数時間で静雄が食べた物の請求書」

 

『な、なななな何だってーー!!』

 

慌てて請求書を奪い取りそこに書かれている金額を数え始めた。

 

「当分、ご飯は沢庵だけかもね・・・」

 

額に手を添え新羅は絶望的に嘆いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅー食った食った」

 

数十分後、静雄は食べ終えた腹を指すしながら伸びをした。

 

「よかったね~静雄くん~・・・」

 

請求書の枚数を数えながら新羅は弱弱しく返した。

 

「おう。セルティ、帰ってきてたのか」

 

『あ、ああ・・・。それより怪我の具合はいいのか?』

 

「ん?ああ、失った体力も魔力も回復したし、体調もすこぶるいいな」

 

セルティの問いに静雄は自分の体の動きを確認しながら答えた。

 

『それじゃあ、今駒王市で何が起こっているか調べた結果を教えたいんだが、いいか?』

 

「おう。頼むわ」

 

セルティの調べた結果、今回の主犯は堕天使の幹部コカビエル。彼の目的は悪魔、神、堕天使の戦争を起こす事。エクスカリバーを盗んだのはそれを理由にミカエルが戦争を起こすと思っていたらしい。しかし当てが外れ今度は駒王学園で聖剣を巡る戦いを起こすらしい。

 

「なるほどな。大体の事情は分かった。恐らくリアス達はコカビエルを止めにソーナ達は学園を結界で封じて外の被害を抑えるんだろうな」

 

『恐らくな』

 

チッと舌打ちしながら煙草を吸おうとしたが前回の戦闘で煙草がすべてダメになっていたので諦めて投げ捨てた。

 

「祐斗と聖剣使いの二人はどうした?」

 

『木場くんと聖剣使いの一人は恐らく学園に潜入しているだろう。もう一人は重傷で戦線離脱だ』

 

「チッあの馬鹿、やっぱり先走りやがったか」

 

ガシガシと苛立たしげに頭を掻きながら、静雄は舌打ちし、ついでセルティを見る。

 

「おう、セルティ。頼みがある」

 

『・・・・言いたい事はなんとなくわかるが、一応訊くぞ?何だ』

 

「分かってんだろ?」

 

ニヤリと笑う静雄にセルティはヤレヤレと肩を竦め新羅を見た。新羅も呆れたように苦笑するしかなかった。

 

 

 

 

 

 

数分後、マンションから首なしライダーと後ろに学生を乗せて発進していった。

 

 

 




Q&A

Q:焼き鳥倒せる腕輪が一個外れた状態なのにフリードに苦戦する事は無いと思う

A:焼き鳥とフリードではタイプが違います。パワータイプの静雄にはフリードや木場の様なスピードタイプとは相性が悪いです。七話でかなりのスピードを出しましたがそれでも本気の木場には程遠く、その木場の速度を上回る『天閃の聖剣』を持っているフリードにはぶっちゃけ追い付けません。とはいっても、静雄の反応速度と反射神経が異常なのでかすり傷程度のダメージしか受けてませんがww
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