GT悟空はヒーローガールの片割れとして転生するようです 作:のぞむ
大変お待たせしましたが今日からまた更新を再開していきます!
それでは本編をどうぞ!
「え~っと…」
「ツバサくんはエルちゃんを助けるナイトですね!」
「大袈裟ですって」
学校から帰ってきたクウとましろが目の当たりにしたのは昨日からギスギスしていたソラとツバサが仲良くエルのお世話をしている所であった。
「あっ!クウ!ましろさん!おかえりなさい!」
「た、ただいま…」
「なんだオメェ達。もう仲良くなったんか?」
「うん!」
「あっ!クウさん!守ってもらいますよ?約束」
「約束?」
「もちろん…」
ツバサは舞空術の修行を頼もうとするが、突如家の外から大きな音が聞こえてきた為それは出来なかった。
「な、何ですか!?」
気になった一同が外に出るとUFOのような物体が空を飛んでおり、街にビームを放っていた。
「ゆ、UFO!?」
「…あの気、ランボーグだ!」
「ランボーグということは…」
「オラオラ!早く出てくるのねん!パワーアップした俺様とランボーグが相手になるのねん!」
UFOのランボーグから聞こえてきたのはカバトンの声だった。
「やっぱりカバトンでしたか!」
「あいつに会うの久しぶりだなぁ~!」
「クウちゃん!それ言ってる場合じゃないよね!?」
「わりぃわりぃ!」
「とにかく行きましょう!ツバサくん、エルちゃんをお願いします!」
「わかりました!気をつけてください!」
ツバサはソラからエルを預かる。
「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!!」
「「レディ・ゴー!」」
「「ひろがるスカイ!プリキュア!!」」
ソラとましろはプリキュアに変身する。
「プリズム、しっかり掴まってろよ?」
「うん!」
「行きましょう!」
クウはましろをおんぶし、スカイと一緒に舞空術で飛んで行った。
「…える!」
クウ達がランボーグの元に飛んでいくと家の中からエルのゆりかごが飛んでくる。
するとエルはゆりかごに乗ってツバサ達の元を離れる。
「いけない!」
「エルちゃん!行っちゃダメだ!」
ヨヨとツバサの静止を聞かず、エルはクウ達を追いかけていった。
エルが飛んで少し経つとヨヨのスマホから着信音が聞こえてくる。
電話をかけてきたのはあげはだった。
『ヨヨさん!街にランボーグが出てきたんですけど!』
「えぇ。今プリキュア達がそっちに向かっているわ」
『そっか!それなら安心ですね!』
「それが、そうもいきそうにないの…」
『どういう事ですか?』
「エルちゃんがゆりかごに乗って街の方へ向かっていったわ。あげはさん、もしエルちゃんを見つけたらすぐに私の家に連れてきてちょうだい」
『エルちゃんが!?わかりました!』
ヨヨはあげはとの通話を終える。
「ツバサさん!家の中に…」
ツバサに家の中に入るように言うヨヨ。
一方ツバサは街の方をジッと見ていた。
「風の動きを読むんだ…」
そう呟き、しばらくジッとしていたツバサであったが突然鳥形態になってジャンプする。
「うわぁぁぁぁーーーーー!!」
空を飛んで街に行こうとするツバサであったが案の定飛ぶ事ができず、そのまま落ちてしまった…
「そこまでです!カバトン!」
その頃クウ達はカバトンとランボーグの元へやって来ていた。
カバトンはどうやらランボーグの中にある操縦席にいるようだ。
「ギャハハ!久しぶりなのねん!クウ!キュアスカイ!それに脇役!」
「わ、脇役…」
相変わらずカバトンから脇役呼ばわりされている事にプリズムは少し落ち込んでしまったようだ。
「こいつはワキヤクって
「その通りです!もうプリズムを脇役と呼ばないでください!」
「クウちゃん…スカイ…」
2人の言葉を聞いたプリズムは嬉しそうに笑みを浮かべる。
「フンッ!空も飛べねぇ、素早く戦えるわけじゃねぇ奴なんて俺から言わせりゃ脇役なのねん」
そう言いながらカバトンはクウとスカイを見る。
「クウ!キュアスカイ!俺はお前らにリベンジする為に血の滲むような特訓をしてきたのねん!今日こそお前らをぶっ倒して、プリンセス・エルを頂くのねん!ランボーグ!」
「ランボーグー!」
ランボーグは空中へと上昇していく。
するとランボーグはクウ達に向かってビームを放ち始める。
「おっと!」
「ヤッ!」
「わわっ!」
3人はそれを難なく躱していく。
「ほらほら!来れるもんなら来てみるのねん!」
カバトンはクウ達を挑発する。
クウとスカイは舞空術を使える為、上空にいるランボーグの元へ行くことは可能であるがビームを何発も撃たれては近づく事は難しいであろう。
「これじゃ舞空術を使っても中々いけないよ!」
「諦めてはいけません!何としてもあのランボーグを浄化しないと、この街がもっと壊されてしまいます!」
「…へへっ!」
かなりピンチであるのだが、そんな状況でもクウは笑みを浮かべてしまう。
「クウ?」
「わりぃな、かなりヤベーってのにさ…まさかカバトンがここまで強くなって、あんな強ぇランボーグを作れるようになるなんてよ…」
クウはランボーグとその中にいるカバトンを見る
「オラ、ワクワクしてきちまった!」
クウは満面の笑みでそう口にする。
「クウってば、こんな時に…」
スカイは若干呆れたように口にするがその顔はどこか嬉しそうであった。
一方カバトンはその様子を操縦席から見ていた。
「あいつ、この状況でよく笑えるのねん…そんじゃあ、もっとスゲーのを見せてやるのねん!」
カバトンが操縦席にあるボタンを押す。
するとランボーグの砲台に何やらエネルギーが蓄積されていた。
「…ねぇ」
「はい…?」
「あれって…かなり危なそうだよね?」
「私もそう思います…」
スカイとプリズムがそんなやり取りをしている間にエネルギーチャージが終わったらしく、今にもクウ達に発射しようとしていた。
「オメェら!下がってろ!」
「う、うん!」
スカイとプリズムはクウの言う通り後ろに下がる。
クウはかめはめ波で巨大ビームを迎え撃とうとする。
「か…め…は…め…」
「喰らうのねん!!」
「波ァーーーーーーーーーッ!!」
かめはめ波と巨大ビームは同時に放たれ、ぶつかり合う。
威力はかめはめ波の方が強いらしく、巨大ビームを押していた。
「いいよクウ!」
「クウちゃん!頑張って!」
スカイとプリズムもクウを応援する。
「何やってるのねんランボーグ!お前にはパワーアップした俺のTEEEEパワーが注ぎ込まれているのねん!あんな奴の技に負けんじゃねぇ!」
「ラン…ボーグゥーー!!」
カバトンの言葉を聞いたランボーグは力を強くする。
その結果巨大ビームの威力が高まり、かめはめ波を押し始める。
「なっ!?」
「クウのかめはめ波が押されています!」
「そんな!?」
「ぐ…ぎぎ…!」
「これで…終わりだぁーーー!!」
「か…界王拳!!」
土壇場で界王拳を発動させたクウは巨大ビームを押し返していく。
「なんだと!?」
さすがにカバトンも驚いてしまったらしい。
かめはめ波はそのままランボーグに直撃し、爆発を起きてしまう。
「あ、危なかったのねん…」
煙が晴れてから見えたのはバリアをはってかめはめ波を防いでいたランボーグであった。
「クウの奴、まだあんなパワーを隠し持っていやがったのか…」
カバトンはクウの底知れない強さに冷や汗をかいていた。
「ん?」
カバトンはクウ達がいた場所を見てみるとそこに3人の姿がなかった。
「に、逃げられたのねん!」
カバトンはクウ達がいる場所をレーダーで探すが中々見つからなかった。
しかしカバトンはクウ達の代わりにある人物を見つける。
「プ、プリンセス・エル!?」
そう、カバトンが見つけたのはゆりかごに乗ってクウ達を探しているエルであった。
「…あいつらも厄介だけど、とりあえず目的の奴が来てくれたのねん!ランボーグ、まずはプリンセス・エルを捕らえるのねん!」
「ランボーグ!」
カバトンの指示を受けたランボーグはエルがいる場所へと向かっていった…
今回再登場したカバトンとランボーグは原作より強くなっています。
はたしてクウ達は勝つことが出来るのでしょうか…?
次回も楽しみに待っていてください!