GT悟空はヒーローガールの片割れとして転生するようです   作:のぞむ

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DAIMA放送開始まであと三ヶ月…PVを見た感じ界王神が活躍するかもしれないですね。何かとネタにされてる界王神ですが新作で汚名返上なるか?今から放送が待ち遠しいですね!

それでは本編をどうぞ!


不穏な予感

「ん~!うめぇ~!」

 

クウはアイスクリームのような物を食べていた。

 

「そうだね!えっと…」

 

「スイアムリークだぞ!」

 

「そう!それだよ!」

 

現在クウ、ましろ、カカロットは城下町まで遊びに来ていた。何故三人が一緒に城下町に来ているのか、それはクウとレッド、スイが自宅へ戻った時まで遡る…

 

 

 

--------------------

 

 

 

『クウ、あなたにお客さんよ』

 

『オラに?』

 

自宅へ戻ったクウはレミから来客が来ていると教えられる。クウ達は来客がいるリビングまで移動する。

 

『クウちゃん!』

 

『あう!』

 

来客とはましろとカカロットだった。

 

『ましろにカカロット!?よく家がわかったな!』

 

『ソラちゃんに教えてもらったんだ』

 

『それじゃあ私は洗濯物を干しにいくからましろちゃん、ゆっくりしていってね』

 

『ありがとうございます』

 

レミは外に出ていった。

 

『ねぇクウ、この人とその赤ちゃんは?』

 

『こいつはましろ。オラが向こうの世界で世話になった奴だ。そんでこの赤ん坊はカカロットだ』

 

『虹ヶ丘ましろだよ。よろしくね!』

 

『そんでましろ、こっちは弟のレッドでそっちが居候のスイだ』

 

『初めましてましろさん。スイと言います。こちらこそよろしくね』

 

『よろしくましろお姉ちゃん!』

 

『うん!』

 

互いに自己紹介を終えたましろ達。そんな中スイはカカロットをジッと見る。

 

『あう?』

 

『えっと…どうしたのかな?』

 

『あ、ごめんね!この子から生えてる尻尾が気になってつい…』

 

『あ、驚いちゃうよね。この子はサイヤ人っていう尻尾が生えてる種族なんだよ』

 

『サイヤ人…うっ』

 

スイはサイヤ人というワードを聞いて一瞬固まった後、頭を抱えてしまう。

 

『スイちゃん!大丈夫!?』

 

『う、うん…ちょっと頭痛が…もう大丈夫だから』

 

『無理しちゃダメだよ?』

 

『ありがとう』

 

『…そういやましろ、何しに家に来たんだ?』

 

クウはましろが何しに家に来たのか訊ねる。

 

『あ、そうだった!私ね、明日にはソラシド市に帰るんだ。それでね。良かったらで良いからクウちゃんと一緒に城下町を見て回りたいんだけど…どうかな?』

 

『そうだな~…』

 

ましろからの誘いにクウは少し考える。

 

『まぁ今日の修行は大体したしな。いいぞ!』

 

『あ、ありがとうクウちゃん!』

 

クウが誘いに乗ってくれたことにましろは嬉しそうにする。

 

『いいな~!僕も行きたい!』

 

『レッド君、ましろさんはクウを誘いにきたんだよ?レッド君まで行ったらましろさんに迷惑かけちゃうでしょ?』

 

『えぇ~!』

 

『私は迷惑じゃないけど…今日はクウちゃんと行きたいんだ。ごめんね…今度また一緒にお出かけしよ?』

 

『ホント!?約束だよ!』

 

『うん!』

 

ましろとレッドは指切りをした。

 

 

 

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そして今に至る。

 

「号外!号外だ~!」

 

クウ達が歩いていると男性が大量の新聞をばら撒いていた。気になったましろは新聞を手に取るが新聞はスカイランドの文字で書かれていた為読めなかった。

 

「クウちゃん、なんて書いてあるの?」

 

「どれどれ…『青の護衛隊大活躍!バッタモンダーとランボーグ成す術無し!』、だってよ」

 

どうやら新聞には青の護衛隊がランボーグを倒していってる事が書かれているようだ。ちなみに新聞には10体のランボーグが倒されたと書かれていた。

 

「ソラちゃん達、頑張ってるんだね」

 

「そうだな…そういやランボーグって浄化せずに倒せるんか?」

 

「どういう事?」

 

「だってよ、新聞には青の護衛隊が倒したって書いてあるけど、スカイが浄化したって書かれてねぇだろ?それに沢山ランボーグを倒してるみてぇだけど、いくらなんでも倒され過ぎじゃねぇか?オラ、なんか気になるんだよな~…」

 

「う~ん…考え過ぎじゃないかな?」

 

「だと良いんだけんどな…」

 

ましろの言葉でとりあえずクウはランボーグの事を頭の隅に追いやった。

 

 

 

 

それからクウ達はましろが持って帰る用のスカイジュエルをカバンいっぱいに買い占め、ツバサとエルに顔を出すべくお城にやって来ていた。

 

「クウちゃん、重くない?」

 

「こんくれぇ軽い軽い!」

 

「そ、そうなんだ…」

 

クウはカバンいっぱい分のスカイジュエルを片腕だけで抱えていた。

 

しばらく歩いているとエルの部屋に辿り着き、ましろがドアを半開きにしたタイミングで中から話し声が聞こえてくる。

 

「ツバサちゃんはずーっとイヤイヤ期なのね!」

 

「赤ちゃん扱い!?とにかく離してよ~!」

 

「うん…?」

 

「どうしたましろ?」

 

クウとましろが目にしたのはプニバード姿のツバサを女性と思われるプニバード族が抱きしめている光景だった。そばにはプニバード族の男性の姿もあった。

 

「もう!こんなところを誰かに見られたらカッコ悪いでしょ!?」

 

(もう手遅れだよ~!たぶんあの人達、ツバサ君のパパとママだよね?こんなところを見られたって知られたらツバサ君ショック受けちゃうかも…ここは一回引き返して…)

 

「あれ、ツバサの父ちゃんと母ちゃんじゃねぇか!」

 

「クウちゃん!?」

 

ツバサに気を遣ってこの場から離れようと考えるましろであったがそういった気遣いが出来ないであろうクウはお構いなしで部屋に入る。

 

「クウさんにましろさん!?カカロットちゃんも!?」

 

「える~!」

 

「まぁ!クウちゃん!」

 

「久しぶりだね!元気にしてたかい!」

 

「ああ!二人も元気そうだな!」

 

(そういえばクウちゃん、昔ツバサ君のお家に住んでたって言ってたっけ…)

 

ましろは以前ツバサがプリキュアになった後、クウとツバサから聞かされた事を思い出す。

 

「ところでツバサ、このお嬢さんと赤ちゃんは?」

 

「…虹ヶ丘ましろさんとカカロットちゃん。向こうの世界で出来た友達です」

 

「そうでしたか。ツバサがお世話になったようで…」

 

「いえ!私の方もツバサ君に助けてもらいましたから」

 

ましろはそう口にする。

 

「そうですか!」

 

ましろの言葉にツバサの両親は嬉しそうにする。

 

「さて、別の世界でのツバサの事を聞きたいけど…」

 

「実は私達、すぐに帰らないといけないの」

 

「え?そうなの?」

 

「ああ。お前が無事に帰ったと聞いて顔だけでもと思って来たんだ」

 

「ツバサちゃん。お友達と仲良くするのよ」

 

ツバサの両親は部屋から出ていった。

 

「ビックリしました…まさか父さん達が来るなんて…」

 

「ハハッ!それにしてもツバサ。オメェ母ちゃんに抱かれてたな~!」

 

「わわっ!もう忘れてください!プリンセスもいるんですよ!?」

 

クウから揶揄われたツバサは顔を真っ赤にしてそう言う。

 

「ところでクウさん、片腕で抱えてるそのリュックは…?」

 

「これか?ましろが向こうに持って帰る為のスカイジュエルだ」

 

「そっか…もう帰っちゃうんですね…」

 

「うん…」

 

ましろとツバサは少し寂しそうな表情をしてしまう。

 

「なんだよオメェ達、トンネル通ったらまた会いに来れるじゃねぇか!」

 

「そ、そうだよね!うん!…エルちゃん」

 

ましろはエルに近づき、そっと頭に手を置く。

 

「お腹出して寝ちゃダメだよ、ツバサ君にあんまりイヤイヤ言っちゃダメだよ…私の事、忘れないでね…」

 

「える…」

 

ましろの寂しそうな声色を聞いてエルも泣きそうになってしまっていた。

 

「あう!あ~!」

 

するとカカロットがエルに向かって声を上げる。

 

「カカロットちゃん…?」

 

「カカロット、ひょっとしてエルに泣くなって言ってんじゃねぇかな?」

 

「カカロットちゃん…」

 

「えるぅ…える!」

 

カカロットの反応の意味を理解したのか?それとも赤子同士通じ合うものがあるのか?ともかくエルは涙を拭う。

 

「…クウちゃん、元気でね。また遊びに来るからね…」

 

「ああ!」

 

するとましろはクウの体に寄り添って身を預ける。

 

「ましろ?」

 

「クウちゃんも遊びに来てね…絶対だよ」

 

「…ああ!約束だ」

 

クウはましろの頭にそっと手を置いた。

 

 

 

 

 

 

 

「っ!?」

 

「な、何あれ!?」

 

そんな時だった。町中のあちこちから大量のアンダーグ・エナジーが現れたのは…

 

やがてアンダーグ・エナジーは一つの場所に集まっていき、巨大なランボーグへと姿を変えた。

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