GT悟空はヒーローガールの片割れとして転生するようです 作:のぞむ
え?じゃあサボらずに早く続きを書けばよかったって?僕もそう思います…
ですが、楽しすぎるんですよ…楽しすぎるんですよ!ゲームとYou○ubeが!
「おいおい、バカなこと言ってねぇで働け!」
いや、クウに言われたくない…なんでもありません…(汗)。
それでは本編をどうぞ!
「みんな~!プリキュアからお手紙のお返事が来たよ~!」
あげはがそう言うと園児達は盛り上がり始める。
「キュアスカイからだ~!」
「やった~!キュアプリズムからのおへんじだ~!」
プリキュアからの返事に園児達は嬉しそうにしていた。
「クウちゃんからのおへんじだ!うれし~!」
「私もスイちゃんからおへんじもらったよ!」
プリキュアではないクウとスイから返事をもらった事に嬉しそうにする園児達ももちろんいる。
「『さいきょう目指して頑張ってね。キュアウィングより』…わーい!やった~!」
憧れのウィングからの返事にたけるも嬉しそうにしていた。
あげはは微笑ましい表情で園児達を見ているのだった。
「はぁ…満たされる~…!」
休憩時間になり、あげはは頭を机に乗せながらそう呟く。
「あげは先生!たけるくんが!」
「えっ?」
そんな中、保育士の一人が慌てた様子であげはを呼びに来る。
あげははすぐにたけるの元へ向かっていく。
「え~ん!え~ん!」
そこで目にしたのはたけるとたけるのそばで泣きじゃくっている園児であった。
「喧嘩?」
「あいつがじゅんばん守らないからやっつけただけだもん!」
どうやら順番を守らなかった園児をたけるが叩いたようだ。
「そっか…でもぶつのはどうかと思うな」
「僕、さいきょうになるんだもん!プリキュアみたいにつよいやつをやっつけるんだ!」
たけるは自分の非を認めようとしない。年齢的にもそれは仕方ないのかもしれない。するとあげははたけるの手を優しく握って語り掛ける。
「たけるくん…最強になる為に大事なのはさ、先生はやっつける事じゃないと思う」
あげはが諭すように語り掛けるも、たけるは顔を伏せてしまう。
「…僕、ただしいもん!」
そう言ってたけるはあげはの手を払って走っていく。
「あげは先生はさいきょうじゃないもん!」
「たけるくん!」
あげはは急いでたけるを追いかけていった。
一方、保育園の近くでクウ達が隠れながら保育園の様子を覗いていた。
「うぅ~…あげはさんと保育園の皆さんの様子が気になってコッソリ見に来てしまいました…」
「う~ん…よく見えねぇぞ?」
ソラが少し罪悪感を感じており、クウが建物の中がよく見えないと言う。
「ふぁ~…」
「かかろ、ねむい?」
カカロットは退屈なのか、大きく欠伸をする。
「待ってたけるくん!」
「やだ!」
すると建物の中からあげはとたけるが出てくる。
「あげはちゃん?どうしたのかな?」
「追いかけっこでしょうか?」
「そんな風には見えないけど…」
「カモン!アンダーグ・エナジー!」
「ランボーグー!!」
そんな中、どこからともなくバッタモンダーの声が聞こえ、ゾウの形をしたジョウロのランボーグが現れた。
「バッタモンダー!」
「おい!そこの外野!」
あげはが驚いていると姿を現したバッタモンダーがあげはに話しかけてくる。
「この前はよくも負け惜しみとか言ってくれたね。今日は観客もたくさんいるみたいだし、君や子供達の前でプリキュアをボッコボコにして、現実を見せてあげよう!」
不運な事に騒ぎを聞きつけた園児と保育士が大勢集まっており、そんな中でランボーグが暴れ出してしまった。当然園児達は大パニックを起こしてしまう。
「たけるくん、私から離れないで!」
あげははたけるを守ろうと前に出る。
「きゃっ!」
すると逃げようとしていた女の子が転んでしまう。その女の子はクウのファンだと言っていた子だった。
「せっかくだし、一人くらい人質にしちゃおっと…ランボーグ!」
「ランボーグ!」
ランボーグはバッタモンダーの指示に従い、転んでしまった女の子を捕まえようとしていた。
「危ない!」
あげははすぐに女の子を助けようと駆け出していく。
「ダリャーッ!!」
そこへクウが飛び出してきて、ランボーグを蹴り飛ばして転倒させる。
「危ねぇな~…なぁ、でぇじょうぶか?」
クウは女の子に大丈夫かと聞く。しばらく固まっていた女の子だったがしばらくして表情を変えてしまう。
「クウちゃんだ~!!」
女の子は目を輝かせながらクウに近づく。これには他の園児達も驚いていた。
「へっ?オラの事知ってんのか?」
「うん!プリキュアといっしょにたたかってるカッコイイヒーローでしょ!」
「プリキュアの事も知ってんのか!?いつの間にか有名になっちまったんだな~」
クウは感心するように呟く。
『レディ・ゴォー!』
『ひろがるスカイ!プリキュア!!』
少しするとプリキュアに変身した面々が姿を現した。ちなみにスイはエルとカカロットと一緒に茂みの中に隠れていた。
「プリキュアだ~!」
「プリキュアがきてくれたよ~!」
プリキュアの登場に園児達は大盛り上がりだ。
「たけるくん。お手紙ありがとう。後は任せて!」
「うん!」
ウィングから手紙の礼を言われ、たけるは嬉しそうに返事をする。
「さぁ!皆さんは急いで安全な場所へ!」
「はい!さぁみんな!」
スカイの呼びかけで保育士達は園児達に避難を促す。あげはもたけるを連れて避難しようとする。
「おいおい、観客がいなくなったら意味ないじゃないか~」
そう言ってバッタモンダーはあげはとたけるに目線を移す。おそらく二人を狙っているのだろう。起き上がったランボーグは二人を狙う。
「させねぇ!」
間一髪でクウが気弾をランボーグに当ててこちらを狙うようにする。
「ハァッ!!」
続けてプリズムが光弾でランボーグを怯ませ、スカイがひたすら殴り続けた後、ウィングが上空から蹴りを入れる。これによりランボーグは地面に倒れる。
「見せたい現実ってこれ?」
「まさか!観客が君達だけになったのは残念だけど…今から見せてあげるよ」
そう言ってバッタモンダーが指を鳴らし、それに反応するようにランボーグが起き上がる。すると鼻を茂みの方へ向ける。
「スイ、エル、カカロット!危ねぇ!」
「っ!」
ランボーグが標的にしたのは隠れていたスイ、エル、カカロットだった。ランボーグは三人に向けて鼻から水を放った。
カカロットを抱えたスイとゆりかごに入っていたエルは何と避けることが出来たが、次にランボーグは黒い球体の様なものを鼻から出し、三人に向けて放った。
『危ない!』
スカイ、プリズム、ウィングがスイ達を守ろうと前に出てくる。球体はプリキュア達に当たろうとしていたがそれよりも前にクウがプリキュア達を押し飛ばした。
「クウ!?」
押し飛ばされたスカイは驚いてしまう。
仲間達を庇ったクウは黒い球体に閉じ込められてしまった。
「クウちゃん!」
「クウさん!」
「アハハ!一番厄介な奴を無力化したぞ!これで君は籠の中の鳥だ!」
「へっ!こんなもんかめはめ波で…あれ?」
かめはめ波の構えを取るクウだったがいつまで経ってもエネルギーが溜まる事はなかった。
「それはアンダーグ・エナジーを濃縮した球体さ!君の力は使えないし、外からの助け出すことも不可能だ!」
「バッタモンダー…!」
スカイはバッタモンダーを睨みつける。
「それだよそれ!君のその顔が見たかったんだよ~!」
バッタモンダーはスカイを煽る様にそう口にする。
「さぁクウ・ハレワタール!そこからプリキュア共が無様に敗北する様を目に焼き付けるんだね!ヒャハハハ!」
バッタモンダーは嬉しそうに高笑いをする。
するとクウは胡坐をかいて地面に座ってしまう。
「は…?」
突然の事にバッタモンダーは声を漏らす。
「何しても出れねぇんならジタバタしてもしょうがねぇさ…それによ、そのランボーグを浄化しちまえばこの球体は消えるんだろ?」
「確かにこのランボーグを倒せばその球体は消えちゃうけど、君がいないプリキュア達にそんな事が出来る訳がないよ」
「やっぱあるんじゃねぇか。そんな簡単な方法がさ」
「あぁん!?」
そう言って笑みを浮かべるクウを見てバッタモンダーは自分を挑発したと捉え、表情を歪ませる。
「スカイ、プリズム、ウィング!オラはでぇじょうぶだ!思いっきり闘ってあいつらを吹っ飛ばしちまえ!」
「クウ…うん!」
スカイが返事をするとプリズムとウィングも頷いて答える。
「スイ!おめぇもエルとカカロットをしっかり守るんだ!」
「…任せて。絶対に守り抜くから!」
クウから二人を守るように言われたスイはハッキリ返事をする。
「いきましょう!」
「「うん(はい)!」」
プリキュアの三人はランボーグに向かっていく。
「クウちゃんが私達に託してくれた!」
「その想いに、僕達は応える!」
プリズムは放った光弾を弾けさせ、ランボーグに目くらましをする。その隙にスカイとウィングは殴り続ける。
「あ、ありえねぇ…こんな事、ありえねぇ…!」
プリキュアなど取るに足らない雑魚。クウがいたからこそ、これまでまぐれで勝ってきたと思っていたバッタモンダー。それがどうだ?最強戦力を無力化したというのにプリキュアの反撃は止まらないではないか。
「あんたさ、プリキュアを舐め過ぎじゃない?」
バッタモンダーの疑問に答えるようにあげはがそう口にする。
「確かにみんな、クウちゃんのおかげで強くなれたとは思うよ。私だってそうだしね…でも、ここまで強くなれたのはみんなが頑張ったからだよ。みんなそれぞれ、守りたい大切な人がいる…自分から闘おうとせずに、汚いやり方でしか勝とうとしないあんたにはわかんないと思うけど?」
「う、うるせぇ!外野の癖に偉そうにすんじゃ…」
「その外野っていうの、やめてくれる?」
あげははそう口にし、バッタモンダーを見る。
「プリキュアにクウちゃんにスイちゃん、エルちゃんにカカロットちゃん…それに保育園のみんなは私の大切な人達なの…だから私は、外野なんかじゃない!」
「外野じゃなければ何だってんだ!」
「保育士!最強の保育士も、最強のヒーローも、目指すところは一緒…それは、大切な人達を守る事!」
そう言ってあげはは後ろに結んでいた髪を解く。
「だ、だからどうした!プリキュアですらない無力な君に何が出来る!?」
「だったら…だったら私は!」
そんなあげはぼ想いに応えるように彼女の胸からミラージュペンが現れた。
「あれは!」
「ミラージュペン!?」
「あげはさんが、プリキュアに!?」
「やったな、あげは!」
スカイ、プリズム、ウィングは驚き、クウは笑みを浮かべる。もちろん隠れているスイも驚いていた。
「たけるくん!これで先生も最強になるよ!」
「あげは先生はもうさいきょうだよ!」
「ありがとう!…エルちゃん!アゲアゲでいこ!」
「あげ!ぷりきゅあーー!!」
エルははあげはにスカイトーンを飛ばし、あげははそれをキャッチする。
「最強の保育士の力、見せてあげる!」
「スカイミラージュ!トーンコネクト!」
「ひろがるチェンジ!バタフライ!」
「きらめきHOP!さわやかSTEP!はればれJUMP!」
「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!!」
こうしてあげはは新たなプリキュア、キュアバタフライへ変身したのであった。
「キュア…」
『バタフライ!』
「あげは先生がプリキュア!?」
スカイ達は歓喜の声を上げ、たけるは驚きながらそう口にする。
「…キュアバタフライ!がんばれ~!」
たけるはバタフライに声援を送る。
「了解!待っててクウちゃん。すぐ助けるから!」
「おう!」
バタフライはランボーグを見る。
「まさか外野がプリキュアに…構わねぇ!やっちまえランボーグ!」
「ランボーグー!」
ランボーグはバタフライに向けてクウを閉じ込めた黒い球体を放つ。バタフライは蝶の形をしたシールドを展開してそれを防いだ。
「アゲアゲの私には効かないよ!」
『おぉ~!』
それを見ていたスカイ達は声を漏らす。
「さぁみんな!行くよ!」
『はい(うん)!』
スカイ、プリズム、ウィングはバタフライと一緒に並び、ランボーグを見る。
「ランボーグー!」
ランボーグはプリキュアを攻撃するが全て避けていく。
「お遊戯の時間はおしまい!」
舞空術で上空に浮かんでいたバタフライは両手にそれぞれ気を溜めて、それを一つにして大きくする。
「ハァーッ!!」
それをランボーグに向かって放つ。これでランボーグは動かなくなった。
「ひゃ~!バタフライの奴あんな闘い方出来たんだな~!」
バタフライの攻撃を見ていたクウは感心するように呟く。
「ひろがる!バタフライプレス!!」
バタフライは巨大な蝶でランボーグを押し潰して浄化する。
「スミキッタ~…」
「ミラーパッド!OK!」
スカイはミラーパッドにキラキラエナジーを回収する。黒い球体に閉じ込められていたクウも無事に解放された。
「フゥ~!サンキュー、バタフライ!」
「どういたしまして!」
「い…良い気になるなよ!僕が本気を出せば…」
「いつでも相手になるよ…でも、また私の大切な人達に手を出したら…許さない!」
「ヒッ…!」
バタフライに睨まれ、バッタモンダーは怯えてしまう。
「バ…バッタモンモン!」
バッタモンダーはそのまま撤退していった。
「やった~!キュアバタフライ、カッコイイ~!」
「フフ、先生の事はみんなには秘密だよ?」
「うん!だれにもいわないよ!あげは先生…僕、たいせつなひとを守るさいきょうになるよ!」
たけるは楽しそうにそう口にする。
するとクウ達がバタフライの元へ集まってくる。
「バタフライ!これからは…」
「一緒に闘えるんですね!」
「凄く、すっごく嬉しいです!」
「私もです。一緒に頑張りましょう!」
「あげっ!」
「あうっ!」
「ありがとう!これからは保育士とプリキュア、両方頑張っちゃうから!よろしくね~!」
バタフライは笑顔でそう口にする。
こうしてプリキュアにまた新たな仲間が加わったのであった。
「そういやさ、さっきから気になってたんだけんど…」
「どうかしたの?クウちゃん」
「…バタフライ。おめぇヘソ出して腹冷えねぇんか?」
『だぁーっ!?』
クウの発言にこの場にいた全員がズッコケたとか…