GT悟空はヒーローガールの片割れとして転生するようです   作:のぞむ

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ましろの両親

「ましろちゃーん!会いたかったよ~!」

 

「パパってば、みんなの前で恥ずかしいよ…」

 

父親であるあきらに抱きしめられているましろは恥ずかしそうにする。

 

「あなたってば、気持ちはわかるけど程々にね」

 

ましろの母、まひるがそう言う。

 

実はこの日、海外で仕事をしていたましろの両親が一週間だけであるが虹ヶ丘家に帰ってくる事になったのだ。その為クウ達は以前訪れた空港まで迎えに来たのだ。その前にミノトンの襲撃もあったがクウ達が難なく返り討ちにしたりしている。

 

「オッス!」

 

「やぁクウちゃん!この前のリモート以来だね」

 

「元気にしていたかしら?」

 

「おう!ましろの父ちゃんと母ちゃんも元気そうだな!」

 

 

 

 

それから初めて顔を合わせるソラ、ツバサ、スイが自己紹介を始める。

 

「はじめまして!クウの妹のソラ・ハレワタールです!いつもましろさんにはお世話になっています!」

 

「スイです。ましろさんの家でお世話になっています」

 

「僕は夕凪ツバサです。よろしくお願いします」

 

夕凪というのはこの世界でのツバサの苗字である。何でもあげはと一緒に考えたそうだ。

 

「それと…」

 

「えるだよ!」

 

「あう…」

 

ましろはエルとカカロットを両親に見せる。

 

「まぁ!この子達がエルちゃんとカカロットちゃんね」

 

「ましろちゃんから話は聞いてるよ。よろしくね」

 

「よろちくね!」

 

「うぅ~…!」

 

エルは元気よく挨拶をするがカカロットは少し警戒している様子だ。

 

「あれ?嫌われちゃったかな…」

 

「ごめんねパパ。カカロットちゃんは人に慣れにくくて…」

 

「謝らなくていいよ。初めて顔を合わせたんだから」

 

あきらは気にした素振りを見せず、そう口にする。

 

「あら?カカロットちゃんのそれって…尻尾?」

 

まひるはカカロットに生えている尻尾に気づく。これにはクウ以外の面々がドキッとする。

 

「あ、ホントだね…」

 

「こ、これはその~…」

 

「こ、これは尻尾のアクセサリーなんですよ!カカロットちゃん、このアクセサリーがお気に入りみたいでいつもつけてるんです!」

 

「それにしては随分本格的だね…フリフリ動いてるし」

 

あげはが何とか誤魔化そうとするもやはり無理があるようだ。

 

「…わかったわ。その尻尾については聞かないでおくわね。あなたもいい?」

 

「それもそうだね。可愛い赤ちゃんだって事には変わりないしね」

 

「パパ…ママ…」

 

「さぁ!家に帰りましょ!今日は御馳走よ!」

 

「やった!早く帰ろうぜ!」

 

「御馳走…」

 

御馳走が食べれることになって事でクウは嬉しそうにし、スイもソワソワしているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃーん!」

 

家に帰って来た一同。帰ってきてさっそくあきらがある物をましろ達に見せる。

それはI♡MASIRという文字とましろの顔がプリントされているTシャツだった。

 

「えぇぇぇぇーーーーっ!!」

 

「スゲー!このシャツ、ましろの顔があっぞ!」

 

「日本に来る前に向こうで作って来たんだ!みんなの分も用意してるよ」

 

「もうパパってば!こんなの恥ずかしいよ!」

 

「え?そうかい…?」

 

ましろの言葉にあきらは少し落ち込んでいるようだ。

 

「まぁ良いじゃねぇか。せっかくましろの父ちゃんが用意してくれたんだしさ」

 

「クウちゃん…お出かけの時以外なら来ても良いかな?」

 

「ほ、本当かいましろちゃん!?」

 

「うん。クウちゃんの言う通り、パパが用意してくれた服だからね」

 

「あ、ありがと~!」

 

「…フフッ」

 

クウとましろの様子を見ていたまひるは微笑んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、ましろとまひるが一緒に食器の洗い物をしていた。

 

「それにしても、クウちゃんとスイちゃんはよく食べるのね」

 

「アハハ…やっぱりそう思うよね」

 

「…好きなんでしょ?クウちゃんの事が」

 

「ふぇっ!?///」

 

突然まひるからそう言われたましろは思わず声を出して驚いてしまう。

 

「ど、どうしてわかったの?」

 

「だって、クウちゃんに向けるましろの顔がどう見ても恋する乙女だったもの」

 

「うぅ…///」

 

まひるの言葉にましろは恥ずかしそうに俯いてしまう。

 

「…やっぱり変かな?女の子を好きになるのって」

 

「そんなことないわ。同性同士の恋愛も最近多いみたいだし。私は変だとは思わないわ」

 

「ママ…ありがとう」

 

「どういたしまして。それで、いつ告白するの?」

 

「こ、告白!?///」

 

またしても顔を赤くして驚いてしまうましろ。

 

「し、しようとは思ってるんだけど、そのタイミングがよくわからないんだ。人をこんなに好きになったの、生まれて初めてだから…」

 

「フフッ、タイミングはましろが告白したいって思った時で良いのよ」

 

「私が…告白したいって思った時…」

 

「…そろそろ洗い物が終わりそうね。後は私がやっておくから、ましろはゆっくり休みなさい」

 

「う、うん」

 

ましろはまひるの言葉を考えながら自室へ戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…練習だけでもしておこうかな?」

 

ましろは深呼吸をし、告白の時の言葉を口にする。

 

「…クウちゃんの事が好きです!私と付き合ってください!…なんて」

 

「いいぞ」

 

「ほ、ほんとに!?…え?」

 

とても聞き覚えのある声が聞こえ、ましろは部屋のドアを見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには部屋のドアを開けてましろを見ているクウの姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

「…という訳で、私とクウちゃんは昨日からお付き合いする事になりました」

 

ましろは少し頬を赤らめながらクウと恋人同士になった事を一同に伝える。突然の事に驚くソラ達であったが、カップルの誕生に全員が祝福をするのであった。

 

ちなみにこの日の夕飯は赤飯になったそうな。




という訳で、ようやくクウとましろがカップルになりました!
原作のドラゴンボールの様に結構あっさりした展開にしてみましたが如何だったでしょうか?

次回も楽しみに待っていてください!
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