GT悟空はヒーローガールの片割れとして転生するようです 作:のぞむ
ここしばらくSwitch2でゲームを遊び、6月中旬頃に体調を崩して入院してたら更新が遅れてしまいました…今は体調もすっかり良くなったのでご安心ください!
クウとましろが恋人同士になって初めての最新話、是非楽しんでください!
ましろの両親が再び仕事で海外へ戻った後、色々な事があった。
あげはが幼い頃に生き別れたという二人の姉と出会ったり、みんなで花火を見たり、喋るぬいぐるみと出会って元の持ち主を探したり、クウ達は充実した日常を過ごしていた。
「わぁ~!ひろ~~い!!」
そして今日、クウ達は海へ来ていた。
「ソラ!海はスゲーだろ?」
「うん!」
当然だがクウ達は全員水着を着ている。クウ、ソラ、ましろの三人は色違いではあるがそれぞれ同じ水着を着ており、色はクウが薄藍色、ソラが空色、ましろが桃色だ
「テレビで見た事はあったけど、間近で見るとこんなに広いんだね」
黒色のフリルビキニを着ているスイはそう言う。
「本で読んだんですけど、この世界の七割は海らしいですよ」
「それって、この世界のほとんどが海って事ですよね!?」
ツバサの言葉にソラは思わず驚いてしまう。
「そ、それでクウちゃん…」
「ん?どうした?」
ましろは頬を赤らめ、少しもじもじしながらクウに何かを聞こうとしていた。
「こ、この水着、ホントに似合ってるかな?」
「ああ!この前も言ったけど似合ってんぞ」
この前というのはクウ、ソラ、ましろ、スイの四人で水着を買いに行った時の事だ。実を言うとましろの水着を選んだのはクウなのである。それからクウとソラも同じ水着の色違いを選んだのだ。スイの場合はましろより先に試着した水着を気に入った為、三人とは違う水着を着ているのだ。
「あ、ありがとう。クウちゃんも似合ってるよ」
「そうか?サンキュー!」
クウは笑顔を浮かべながらましろに礼を言う。
「さ、早く泳ごうよ!クウちゃん!」
ましろはクウに手を差し出す。
「おう!」
クウはその手を取り、二人は手を繋ぎながら一緒に海まで走っていった。
「クウとましろさん、すっかり恋人同士が板についてきましたね!」
「そうだね」
「…その、スイさん」
「ん?」
「わ、私達も、手を繋いでいきませんか?」
ソラは頬を赤らめながらスイにそう提案してくる。
「なんだ、それくらいお安い御用だよ」
そう言ってスイはソラの手を握る。
(スイさんの手、温かい…)
「ソラさん?どうしたの?」
「な、なんでもありません!さぁ、私達も行きましょう!///」
「ちょ、ソラさん!?」
若干テンパってしまったソラはスイを引っ張りながら海へ向かっていった。
「…海、無理です…」
それから一分後、ソラは砂浜に打ち上げられてしまった。
「ハハッ!おめぇまだ泳げなかったんだな~」
「笑わないでよぉ…」
クウ達は一旦ビーチパラソルの下に戻って休憩していた。
「ソラちゃんが泳げないなんて意外だね…」
実はソラは泳げないらしい。
「スカイランドにいた時はどうしてたの?」
「その時は舞空術で上手く浮かんでいて、舞空術を習得する前は湖の底を気合で歩いていました…」
「湖の底って歩けるんだ…って、ソラちゃんならそれくらい出来るよね」
湖の底を歩けることに驚いていたあげはだったがソラなら出来るだろうとすぐに納得してしまう。
「まぁ別に良いんじゃねぇのか?舞空術で何とかなるしよ」
「いいえ!ヒーローたるもの、泳げなくてはいけません!だから皆さん!私に泳ぎ方を教えてください!」
こうしてソラが泳げるようになる為の特訓が始まったのであった。
まずましろが自分の泳ぎを一同に見せる。
「ましろさん泳ぐの上手いんだね」
ましろの泳ぎを見たスイは思わず感心していた。
「実は小学生の頃スイミングスクールに通ってて、水泳八級なの!」
ましろはサムズアップをしながら自身が水泳八級であると告げる。
「凄いですましろさん!ご指導よろしくお願いします!」
「うん!任せて!」
こうしてましろがソラに泳ぎ方を教える事となった。
「まずは水に浮く練習からやってみるよ。力を抜いて、空に浮いてるような感じで…」
そう言ってましろは海の上に浮かんだ。
「じゃあソラ、ましろみてぇな感じでやってみてくれ」
「うん!」
さっそくましろの様に海の上に浮かぼうとするが上手くいかず、溺れかけてしまった。
ましろから緊張しなくてもいいと言われ、何度かチャレンジしてみるもやはり結果は同じであった。
「う~ん、まだちょっと
「うぅ~…どうしても力が入ってしまいます…そういえばクウは出来るの?」
「オラか?それくれぇなら出来っぞ」
そう言ってクウは海の上に浮かんでみせた。
「クウもあっさりと…何としても出来るようにならないと!」
クウに触発されたのか、ソラは更に気合を入れる。
「ソラちゃんが燃えてるよ…!」
「いいぞ!その意気だ!」
「お~い!」
そんな中三人の元を離れていたあげは達が浮き輪を持ってこちらにやって来た。
「浮き輪、レンタルしてきたよ!」
「浮き輪ですか?」
「ありがとう!ソラちゃん、浮き輪を使って海に入ってみて!」
「は、はい」
困惑しながらソラは浮き輪を使って海に入ってみる。
「し、沈まない!?どうなっているんですか!?」
「浮き輪には空気が溜め込んであるので水に浮くんですよ」
「なるほど…!」
「せっかく海に来たんだからね、みんなで遊ぼう!」
「そうだな!」
「あそぶ!」
こうして一旦海で遊ぶことになった一同。クウ達が海へ入っていく中、カカロットだけが海に入れずにいた。
「うぅ…!」
カカロットは恐る恐る足を海に入れようとするが緊張しているのか中々入らなかった。
「カカロットちゃん」
ましろがすぐにカカロットの元へ行こうとするがその前にエルがカカロットの元へ辿り着いた。
「かかろ、いっしょにいこ!」
そう言ってカカロットに手を差し出すエル。カカロットはエルの手を取り、意を決してエルと一緒に海の中に足を入れる。
「あうあ~…!」
カカロットは両手で海水を救い上げ、目を輝かせていた。
「カカロットの奴。でぇ丈夫そうだな」
「そうだね…」
カカロットとエルの様子を見ていたましろは続けて口を平く
「…初めて家に来た時のカカロットちゃんは自分以外敵だって雰囲気出してて、エルちゃんとよく喧嘩して大変だったけど、今はみんなに…エルちゃんにも心を開いてる…それが凄く嬉しいよ」
「ましろさん…私も嬉しいです!」
「ソラちゃん…うん!」
「…よし!じゃあ今日はしっかり楽しむぞ!」
それから一同は海で泳いだりと、存分に海水浴を楽しんだのであった。