GT悟空はヒーローガールの片割れとして転生するようです   作:のぞむ

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スカイジュエルを見つけだせ!

スカイジュエルがあるという山にやって来ていたクウ達はエルがお腹を空かせたこともあり、休憩に入っていた

 

エルにミルクを飲ませたましろは弁当箱を取り出す。

弁当箱にはパンが沢山入っていた

 

「パンがいっぺぇあっぞ!」

 

「クウちゃんがいっぱい食べるから出来るだけたくさん用意しちゃった」

 

「それでは、いただきます!」

 

クウとソラはパンを食べる。

 

「うめぇ~!」

 

「う~ん!フワフワ!とってもおいしいです!」

 

「良かった~!上手く焼けてるか心配だったの!」

 

「え?このパン、ましろさんが焼いたんですか?」

 

「うん!」

 

「スゲーなましろ!こんなうめぇパン作れるなんてよ!」

 

「そ、そんな事ないよ」

 

「いえ、クウの言う通りです!このパンの味はプロ級です!…あれ?」

 

ソラがパンを見て何かに気づく。

 

「もしかしてこのパン…雲の形ですか?」

 

「そういやそうだな…」

 

「スカイランドをイメージしてみたの!どういう所かわからないけど…名付けて、くもパンだよ!」

 

「くもパンですか!エルちゃん、くもパンですよ~!」

 

ソラは持っていたくもパンをフワフワと動かす。

 

「える…えるぅ~!」

 

エルは嬉しそうに笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩を終えた一同は山の中にある川沿いまでやって来る。

 

「おばあちゃんが言ってたのはこの川だけど…」

 

「あれ?…ソラ!ペンが光ってっぞ」

 

「えっ?」

 

クウの言う通り、ソラが持っているミラージュペンが光っていた。

 

「スカイジュエルが近くにあるって事だね!」

 

「ああ!」

 

「さぁ!宝探しの時間です!」

 

3人はミラージュペンの光を頼りにスカイジュエルを探し始めた。

 

 

 

 

まずクウ達が見つけたのはやたらと重なっている岩の山であった。

 

「なんだこれ?」

 

「岩が重なってるね…」

 

「える…」

 

「1つ1つが崩れないように重なっています!一体誰が何の為に重ねたんでしょうか!?」

 

「えぅ…クシュッ!」

 

岩はエルがクシャミをしたショックで崩れてしまった。

 

「崩れちゃった…」

 

「あんげぇ脆いんだな…」

 

「うん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に一同は大きな岩を見つける。

 

「デッケェ岩だなぁ~!」

 

「まさかこの中に…な~んて」

 

「…ましろさん、リュックを預かってください」

 

「ソラちゃん?…もしかして」

 

「この岩を割ってみます!」

 

そう言ってソラは不思議な構えを取る。

 

「ソラの奴、スカイランド神拳を使うつもりだな」

 

「スカイランド神拳?」

 

「なんでもスカイランドに伝わってる拳法なんだってさ」

 

「そうなんだ…もしかして、クウちゃんも使えるの?」

 

「確かに使えっけど…」

 

「ハァーッ…!」

 

「あんな感じで隙だらけになるからさ、戦ぇの時はあんまし使えねぇんだ」

 

クウはソラの構えを見てそう口にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホァーッ!!」

 

ソラのパンチで大きな岩は真っ二つに割れる。

 

「凄いよ!岩が割れちゃった!」

 

「押忍!」

 

「あ、岩の中になんかあっぞ!」

 

岩の中には化石らしき物が埋め込まれていた。

 

「これって…化石?」

 

「そうみたいですね」

 

「確かにお宝だけど…スカイジュエルとは関係なさそうだね」

 

「そんじゃ、先に進もうぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからクウ達はスカイジュエルを探していたが中々見つけられずにいた。

 

「見つかりませんね…」

 

「どこにあるのかな…?」   

 

途方に暮れていた一同であったが、突然ソラのスカイミラージュが放つ光が大きくなる。

 

「える!」

 

「凄い光です…!」

 

「ソラちゃん!あそこ見て!」

 

川の一部が青く光っており、ソラは光っていた物を手に持つ。

見てみるとそれはスカイジュエルであった

 

「ありました!」

 

「これでスカイランドと通信が出来るね!」

 

「エル!もう少しでオメェの父ちゃんと母ちゃんと話せるぞ!」

 

「える!」

 

「やった~!やりました~!」

 

ソラは嬉しそうに跳び跳ねる

 

 

 

 

 

 

 

するとなにやら岩が崩れる音が聞こえてくる。

 

「おい!ビックリして崩れちゃったじゃねぇか!どうしてくれるのねん!」

 

そこにいたのは岩を重ねていたカバトンであった。

 

「あっ!オメェは!」

 

「お、お前ら!」

 

「あなたはカバピョン!」

 

この前同様、ソラはカバトンの名前を間違えてしまう。

 

「カ!バ!ト!ン!なのねん!いい加減覚えやがれ!…ん?」

 

カバトンはましろが持っているゆりかごにいるエルに気が付く。

 

「ヒヒッ!探し物が向こうからやって来るなんてな…その赤ん坊をこっちへ寄越しな!」

 

「絶対に嫌!」

 

「そうか…なら実力行使なのねん!」

 

「ましろ!オメェはエルと一緒に離れてろ!」

 

「うん!」

 

ましろはクウの指示に従い、エルと一緒に離れる。

 

「カモン!アンダーグ・エナジー!」

 

カバトンは近くにある竹林の竹にアンダーグ・エナジーを注ぎ込む。

 

「ランボーグ!」

 

竹はランボーグに姿を変え、クウとソラに立ちはだかる。

 

「ヒーローの出番です!」

 

ソラはキュアスカイに変身する。

 

「いくぞソラ!」

 

「うん!」

 

「ランボーグー!」

 

ランボーグが地面を叩きつけると地面から無数の筍が飛び出してくる。

クウとソラは舞空術で筍を躱す。

 

「そんなん当たんなきゃ意味ねぇぞ!」

 

「クウの言う通りです!」

 

「この~!」

 

「今度はオラ達の番だ!」

 

「行きます!」

 

クウとソラは同時にランボーグに向かって飛んでいき、パンチをしてランボーグを吹っ飛ばした。

今の一撃でランボーグは大ダメージを負い、動くのがやっとになっていた。

 

「ムッキ~!ランボーグ!さっさとケリをつけるのねん!」

 

「ラン…ボーグー!」

 

ランボーグは力を振り絞ってクウとスカイに筍のミサイルを発射する。

 

クウとスカイは素早くミサイルを躱すが、そのミサイルがましろとエルに当たりそうになる。

 

「ましろさん!エルちゃん!」

 

「ハァーッ!」

 

クウは手から気弾を出してミサイルを消し飛ばした。

 

「…今、クウちゃんの手からビームが出たよね?」

 

「える…」

 

その光景を目の当たりにしたましろとエルは呆然としていた。

 

「ヒーローガール!スカイパーンチ!!」

 

「スミキッタ~…」

 

スカイの浄化技でランボーグは浄化され、元の竹に戻る。

 

「お、お前らがケリをつけんじゃないねん!こうなったら…!」

 

そう言ってカバトンが取り出したのは先程ソラが拾おうとした毒キノコであった。

 

「あ、あれは!」

 

「カバトン。わりぃ事言わねぇからやめとけって!」

 

「今更怖気づいても遅いのねん!」

 

カバトンは毒キノコを一気に平らげる。

 

「ギャハハハ!パワー全開なのねん!カモン!アンダー…いてっ!いててて!」

 

案の定カバトンは腹痛になってしまう。

 

「だからやめとけって言ったじゃねぇか!」

 

「もう!無闇に山にあるものを取ったり食べたりしちゃ、ダメなんですよ!めっ!」

 

「お、覚えてろ…カバトントン!」

 

カバトンはこの場から撤退していった。

 

「ましろさん!エルちゃん!大丈夫ですか!?」

 

クウと変身を解除したソラが2人の元に駆け寄る。

 

「うん!…クウちゃん、さっきのビームっていったい何なの?」

 

「あれか?あれは気をコントロールして放つエネルギー弾ってとこだな」

 

「ちなみに私も使えますよ!」

 

ソラは両手にクウが放っていた気弾をためてましろに見せる。

 

「わぁ…」

 

「ましろも気の使い方を練習すりゃ出来るようになっぞ!良かったら教えてやろうか?」

 

「う~ん…考えておくよ…」

 

ましろは苦笑いをしながらそう口にする。

 

 

その後、クウ達は無事にエルと両親をお話させる事が出来たのであった。




戦闘シーンはある時期になったら力を入れて書くつもりです。

それでは、次回も楽しみに待っていてください!
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