裏ボスになりたくて!   作:ぐえ

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世界連合軍

ディアボロスはシャドウとの戦いにて自分の敗北を確信していた。だから彼の肉体に入り込み、そして...

 

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王城にてアレクシアとクレアは訓練していた

 

アウロラ「もっと集中」

 

少しずつ繊細な魔力が練られ、クレアの身体に魔力の線が纏わりつく

 

クレア「や、やってるって!...あ」

 

アウロラ「まずはその状態で1時間は耐えなさい。じゃなきゃ放出なんて夢のまた夢よ...にしても、こっちの成長は早いわね」

 

アウロラの見る方向ではアレクシアが自分の身体の周囲に少しずつだが、繊細な魔力を練り、放出していた。限界まで濃く、そして粒子のように細かく…

 

しかしアレクシアの集中力が限界を迎える

 

「あっ」

 

そのまま暴発

 

アウロラ「させないわ」

 

アレクシアの魔力が掻き消える

 

アレクシア「ありがとうアウロラ」

 

アウロラ「(剣もそうだけど彼女、彼に少し似てるみたいね。クレアの方は、、、私がどうにかするしかないか)じゃあ次はその状態で戦闘訓練と行きましょうか」

 

 

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オルガヌムの部屋にて、首を切られたオルガヌムは小さくなって、赤子のようになっていた

 

ベアトリクス「かわいい」

 

ベアトリクスがオルガヌムを抱える

 

アイリス「やはり龍はどうやっても死なないのですね」

 

オルガヌム『当たり前だ。この程度で死ねるならとっくにしんでおるわ』

 

オルガヌムの能力は自分の近くの空間を操ること。そして、ほんの少しだけ自分の時を遡ること。一瞬にして傷が治ったのはコレが原因だった。だが、その能力もアイリスが消し飛ばしたので今は使えない

 

ベアトリクス「あなたの首は切った。約束のものがほしい」

 

オルガヌム『...いいだろう。こっちに隠し部屋がある。この奥に貴様らが欲しているアーティファクトがある』

 

二人が扉を開け、その奥には様々な金銀財宝、そしていくつかのアーティファクトがあった

 

アイリス「すごい財宝...そしてこれが封印のアーティファクト!」

 

オルガヌム『その宝石は封印されたものが消滅するまで魔力を吸い続ける。しかし1年に1度魔力を込めなければ簡単に封印は解けてしまう。』

 

ベアトリクス「あなたは自分の封印術で死のうとしていた?」

 

オルガヌム『あぁ、結局そのアーティファクトでは我の魔力を吸い切ることも、消滅することも出来なかったがな...そこにある刀、貴様にはそれが良かろう』

 

ベアトリクスは先の戦いで剣が折れかかっていた

 

ベアトリクス「ありがとう...とても良い剣だ」

 

アイリス「ベアトリクス様!これならもし、かしt、、、」

 

アイリスが倒れ込む

 

ベアトリクス「おっと、どうやら限界だったみたいだ」

 

アイリス「申し訳、ありません。ベアトリクス、さま」

 

ベアトリクス「様はいい、呼び捨てで構わない」

 

アイリス「は、い...」

 

そのままアイリスはベアトリクスの胸の上で気絶する

 

ベアトリクス「どうにか間に合いそうだ...」

 

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2週間後

 

シド「やっと来たみたいだね。世界連合軍」

 

シャドウの城壁を囲んでいたのは75万の魔装軍、そして8万の魔剣士たちだ。

 

シド「ん?あぁ、そりゃ攻城戦だもんね。正面から来るわけないか」

 

今準備されているのはアーティファクトで発射力を高めた大砲である。当たれば魔剣士でも吹き飛ぶ砲台が七千。世界の総力が集まっていた

 

シド「うーん。これはどうしようか。別に僕が出ても良いけど」

 

ジャック「ここはお任せくださいシャドウ様」

 

シド「...良いだろう。任せるぞ」

 

ジャック「ハッ!」

 

ジャックが消える

 

シド「...ジャックって喋れたのか」

 

 

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司令官「開戦の時間だ。総員持ち場につけ!今より人類の命運を賭けた戦いが始まる!!何人の兵士が亡くなるかは私にも分からない。だが、愛する家族のため各々の祖国のため、ここで全てを使ってくれ!!」

 

あたりが数十万人の雄叫びに包まれる

 

砲台がシャドウの城へと向く

 

司令官「撃てぇええええええ」

 

七千の砲台が一斉に火花を散らす

 

司令官「(どんなアーティファクトを持っていようとこの数では防ぎきれまい!!)」

 

七千の砲弾はそのままシャドウの城へと向かい...空中で静止した

 

司令官「なにぃ!?」

 

「全く人使いが荒い」

 

空中で無数の糸が動き全ての砲弾をキャッチする

 

司令官「次弾だ!次弾を装填しろぉおお!!」

 

装填の行われた砲台から次々と攻撃が始まる

 

「よかったじゃないか、出番がもらえて」

 

次に出てきた剣士により数千の砲弾が確実に両断されていく

 

司令官「ば、化け物どもがっ‼︎」

 

司令官が机を拳で叩き、憤慨する

 

「ククッ」

 

司令官「こ、この声は...?!誰だ、どこにいる!?」

 

「クフフッ」

 

司令官「後ろかぁあ!」

 

男が咄嗟に抜剣し机諸共寸断する。だが、そこには賊らしき人間はいない

男は何かに気づいたように後ろを振り向く、そこにいたのは、、、およそ戦場には相応しくない血塗れのピエロだった

 

司令官「ヒッ、わ、私を殺しに来たのか。だが、残念だったな私一人殺したところで指揮系統は緩まん!」

 

「クククッ」

 

司令官「何がおかしいッッ!!」

 

男が足を踏み込み、一気に距離を詰めようとする。しかし、地面がぬかるみ足が思うように動かない。男の剣とピエロのトランプが交わる

 

司令官「ふざけた真似をぉおお!!」

 

剣とトランプの押し合いに勝ったのはトランプの方だった

 

司令官「クッなぜこんなにも地面がぬかるん、で、、うわぁああああああ」

 

ようやく男は地面が血に染まっていることに気付く。今までずっと兵士たちの死体の上で戦っていたのだ。それもただの兵士ではない。全員が現場指揮以上の任についている者達だった

 

ピエロが再びトランプを出す。それが表すのはスペードのキングだった

 

司令官「や、やめろぉおおおお」

 

 

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ラムダ「指揮系統が崩壊した瞬間に大量のゴーレムが雪崩れ込み、、、これは酷いな」

 

ニュー「何もかもぐちゃぐちゃね。でも、ゴーレムの数はかなり減ったみたい」

 

ラムダ「ゴーレムが補充される気配は今の所なし、それだけでも良いニュースと捉えておくべきか」

 

ニュー「そろそろ休憩も終わりね」

 

ラムダ「そうだな。貴様ら休憩は終わりだ!もうすぐ七陰様方が帰還される。この程度でへばることは許さんぞ‼︎」

 

ナンバーズ達に無数の剣士が襲いかかる

 

ラムダ「(果たして、本当に勝てるのだろうか…)」

 

 

戦いはまだ始まらない

 

 

 

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