サシャのお店 女性専用マッサージ店
ガヤガヤ
ユミル 「〜」
クリスタ 「〜」
サシャ 「はい!そちらに並んでくださーい!」
アルミン 「くっ!遅かったか!」
ライナー 「おい…なんだこの行列は!?」
ベルトルト 「アニは…居ないみたいだ…」
アルミン 「サシャ!!」
サシャ 「あれ?アルミン?」
アルミン 「なんだ!?この行列は!?」
アルミン 「と言うか……良いのか?」
アルミン 「こんな値段を安くして!」
サシャ 「はい……もう良いんです……」
サシャ 「バチが当たったんですよ……」シクシク
アルミン 「……」(相当怒られたみたいだ…)
ライナー 「ユミル!?どうしてお前がここに?」
ユミル 「しつけぇなお前ら!本当に!」
アルミン 「そ…そうだ!ユミル!」
ユミル 「うるせぇよ…」
アルミン 「マルコのお店を見てきたよ!」
アルミン 「確かに君の言った通り…女性にも配慮を充分してるお店になってたけど…」
アルミン 「今回は1人しか入店出来ないマッサージ店だよ!?」
ユミル 「うるせぇよ…気が変わったんだよ」
クリスタ 「…」
ユミル 「値段がこんなに安かったら…別に行っても良いかなって思ったわけだし…それにマルコが言ってたんだよ…」
ユミル 「死に急ぎの方がマッサージのやり方が上手いってな…」
ユミル 「正直…マルコのマッサージも充分気持ちよかったが…あのマルコが言うんだ……」
ユミル 「少しは興味湧くだろ…」
ユミル 「それに…クリスタも安くなったなら行きたいって駄々こねるしな…」
クリスタ 「も…もう//」
ユミル 「つーことで……失せろ?」
アルミン 「……」
ライナー 「アルミン…どうすれば…?」
ベルトルト 「アルミン?」
アルミン 「……」(僕のウォールシーナ…ウォールローゼ…ウォールマリアが……)
アルミン 「…」(僕らの壁が…全て崩壊した…)
アルミン 「なら……最終手段だ!」
ユミル「あん?」
アルミン 「ライナー!ベルトルト!」
ライナー 「おう!」
ベルトルト 「え?」
アルミン 「このお店を…壊すしかない!」
ライナー 「おう!」
ベルトルト 「……」
ユミル 「何言ってんだ?お前ら?」
ユミル 「そんな事したらキース教官が黙ってねぇぞ?」
アルミン 「うるさいうるさい!」
ユミル 「うわぁ…ヤケクソだ……」
クリスタ 「アルミン…?」
アルライ 「!?」
クリスタ 「あの…迷惑だよ…」
アルミン 「…」
ライナー 「…」
ベルトルト 「ぼ…僕はそんな事しないよ!?」
アルミン 「ベルトルト!?」
ライナー 「裏切ったな!?」
ベルトルト 「だ…だって…アニ居ないし……」
アルミン 「ぼ…僕らは動じない!」
ライナー 「そうだ!」
ユミル 「…」チラ
クリスタ 「…」
ユミル 「…」(クリスタ…機嫌悪くなってきたな…)
ユミル 「…」(クリスタの機嫌を損ねるわけにはいかねぇし…)
ユミル 「…」(しゃあねー)
ユミル 「お前らコニーの店に行ったか?」
アルミン 「コニー?」
ライナー 「何故急に?」
ユミル 「そっか…行ってねぇのか…」
ユミル 「コニーは不思議な機械で瞬時に絵が出て来るんだよ…」
ユミル 「カメラって確か言ってたな…」
アルミン 「…」
ユミル 「それでな…ごーせーって言うフィルムを使って…クリスタの水着姿の絵を出してくれたんだぜ?」ニヤニヤ
アルミン 「な…な…!?」
ライナー 「水着……だとぉ!?」
ユミル 「ああ…写真って言ってたな…この封筒に入ってるぜ」ピラ
クリスタ 「ちょ!ユミル!//」
アルミン 「あ…!」(めちゃくちゃ欲しい!)
ユミル 「なんだ?」ニヤニヤ
ライナー 「……ふー!ふー!」(クリスタの…水着姿)
ベルトルト 「…」(ライナー…鼻息が…)
ユミル 「お前らも欲しければ…コニーに頼めば貰えるかもな…」
アルライ 「!?」
アルミン 「ライナー!」
ライナー 「もちろんだ!」
アルライ 「うおぉぉぉぉぉ!」ダッダッ
ベルトルト 「ちょ!待ってよー!」ダッダッ
ユミル 「よーし…バカどもが消えたぜ!」
クリスタ 「も〜ユミルったらぁ//」
クリスタ 「絶対誰にも見せないでよ?」
ユミル 「あたりめぇだろ!」
____
写真館 こにぃ
女 「ありがとコニー!」
女2 「記念にするね!」
コニー 「おーう!」
コニー 「…さてっと…」
ダッダッダッダッ
コニー 「うん?」
ダッダッダッダッ
コニー 「な…なんだ?この音?」
ダッダッダッ
ガラガラ
コニー 「!?」
アルミン「コニー!」
ライナー 「いるか!コニー!」
コニー 「な…!?どうしたんだ?」
アルミン 「コニー…君ってやつは…本当に!」
ライナー 「ああ!」
コニー 「な…なんだ!?」
アルミン 「本当に…でかした!」
ライナー 「ああ!お前はいつかやってくれると思ったぜ!」
コニー 「え!?なんだ?褒めてくれてるのか?」
アルミン 「当たり前じゃないか!」
ライナー 「流石俺らの心の友だ!」
コニー 「そ…そうか!?お前らに褒められる事あんまり無いから嬉しいな…」テレテレ
ベルトルト 「早いよ…二人とも」ハァハァ
コニー 「あ…ベルトルト」
アルミン 「でさ!?クリスタの水着あるんだろ!?」
コニー 「クリスタの水着?」
ライナー 「とぼけんなよ〜コイツ〜」
コニー 「あー…確かに撮ったな…」
アルミン 「うん?撮った?」
コニー 「ああ…このカメラっていう機械で写真を撮るんだよ…」
コニー 「で…撮った物はこうやってこのカメラの上からフィルムが出るんだ」
チェキと思ってください byあらよし
コニー 「こんな感じでな…」スッ
写真が入ってる見本を見せる
アルミン 「ふーん…」ペラペラ
ライナー 「…全部お前じゃねえか…」
コニー 「そりゃ…俺の店だからな…」
ベルトルト 「ふむふむ」
アルミン 「なんとなくわかった…で?」
アルミン 「クリスタの水着…あるの?」
コニー 「水着?まぁ…あるっちゃあるが…?」
ライナー 「俺らに売ってくれ!」
ベルトルト 「ぼ…僕も…貰えるなら貰うよ!」
コニー 「え…でも…男向けの奴の方が良いだろ?」
アルミン 「男なんてクソ喰らえだ!」
ライナー 「俺らはクリスタの水着が欲しいんだ!」
コニー 「えぇ…本当に良いのか?」
アルライベル 「早く!」
コニー 「わ…分かったよ…」
コニー 「どうしてそんなに必死なんだよ…」
コニー 「ただ…合成写真になるから…ちょっと高くなるぞ?」
アルミン 「いくら?」
コニー 「銅貨5枚」
アルライベル 「!?」
アルミン 「ご…5枚!?」
ライナー 「全然安いじゃねぇか!」
ベルトルト 「うんうん!」
コニー 「お前らの金銭感覚どうなってんだよ…」
アルミン 「安いよ!クリスタの水着が5枚なんて!」
ライナー 「さては…俺らだからまけてるな?」
ベルトルト 「ホント?ありがとコニー」
コニー 「いや…全然」
そう言いつつ三人はコニーに銅貨5枚を渡した
コニー 「毎度!」
コニー 「じゃあ一人ずつ撮っていくから…そこに立ってくれ」
アルミン 「え?」
コニー 「え?」
ライナー 「なんだが分からんが…分かった!」
コニー 「……でもいいのか?男用じゃなくて?」
ライナー 「そんなのは良い!早く!」
コニー 「わかったわかった…撮るぜ〜」
そう言ってコニーは3人の写真を撮った
コニー 「ほら」スッ
アルミン 「紙?」パシ
ライナー 「白紙だぞ?」
ベルトルト 「?」
コニー 「大丈夫…少ししたら浮き出るから…」
コニー 「そんなに早く見たかったら…腕をブンブン振ってれば早く浮き上がるぞ?」
アルミン 「ふーん…」ブンブン
アルミン 「しかし…コニーがこんな凄いお店をね…」ブンブン
ライナー 「確かにな」ブンブン
ベルトルト 「…」ブンブン
コニー 「親父の仕事さ…家族代々から受け継がれてる仕事で…」
コニー 「俺もガキの頃から…色々教えられてな…」
コニー 「まぁ…今は訓練兵やってるから…」
コニー 「その道から離れたって言い方になっちまうかもしれんが…でも興味はあったし…良い仕事って思ってたからな…」
コニー 「まぁ…万が一親父の仕事を受け継ごうって思った時に…忘れない為にも今回この店を開いたってわけで…」
アルミン 「…」ブンブンブンブン
ライナー 「…」ブンブンブンブン
ベルトルト 「…」ブンブンブンブン
コニー 「って!聞けよ!!」
アルミン 「あ!なんか見えてきたよ!」ブンブン
ライナー 「お!こっちもだ!」ブンブン
ベルトルト 「僕も!」ブンブン
コニー 「もうそろそろ見えるんじゃねえかな?」
アルミン 「あ…見えた!」
ライナー 「ああ!」
ベルトルト 「ホントだ!」
アルミン 「……」
ライナー 「……」
ベルトルト 「……」
アルライベル 「……!?」
アルライベル 「な……!?な……!?」
アルライベル 「なんじゃこりゃぁぁぁ!!!?」
コニー 「!?」
コニー 「な…なんだよ!?ビックリさせんなよ!」
アルミン 「ビックリしたのはこっちだよ!?」
ライナー 「コニー!なんだこれは!?」
ベルトルト 「ひどいよ…」
アルミン 「なんで…!?なんで…!?」
アルミン 「なんで!?僕に女性の水着を着けてるんだ!?」
ライナー 「こっちもだ!」
ベルトルト 「僕もだよ…」
アルミン 「しかも!?なにこれ!?」
アルミン 「背景が…川!?」
アルミン 「それに…なんで僕は水着1枚しか着てないんだ!?」
アルミン 「この訓練服はどこに消えたの!?」
コニー 「お前らがそうしろって言ったんだろ…」
コニー 「それに…合成だって言ったろ?」
アルミン 「合成ってなに!?」
コニー 「え?お前ら…知らなかったのか?」
ライナー 「んなもん知るかぁー!!」
コニー 「いや…中入る扉の前に…ちゃんと説明を書いて置いたが?」
アルミン 「ええ!?」
ライナー 「そうなのか?」
ベルトルト 「知らなかった…」
コニー 「んだよ…どうりで撮るって言った時…あんまり理解してなかった訳だ…」
コニー 「合成ってのは…中に居るのにまるで外で撮ったかのように背景を変えたりすることが出来んだよ…それにお前らの写真みたいに服装も変えることが出来るってわけ」
アルミン 「なるほど…」
コニー 「お前ら三人居て気付かなかったのかよ…」
ライナー 「うるせぇ!」
ライナー 「どうするんだ!これ!」
ライナー 「キモすぎだろ!」
アルミン 「身体は女性で顔が僕とか…」
ライナー 「お前はまだ良いけどな…俺なんてこんなんだぞ!」ピラ
アルミン 「…」(これは酷い…)
コニー 「だから言ったろ!?男用にした方が良いぞって!」
アルミン 「って言うか!クリスタの水着はどこ!?」
コニー 「いや?持ってるじゃねえか…水着写真」
アルミン 「違う!」
アルミン 「クリスタが写ってる!水着の!写真!」
コニー 「クリスタが写ってる?」
アルミン 「クリスタの水着姿の写真だ!!」
アルミン 「分かった!?」
コニー 「ああ…お前ら…あれか?」
コニー 「クリスタの水着姿の写真が欲しかったのか?」
アルミン 「僕らはずっとそれを言ってた!」
ライナー 「やっとわかったか!?」
ベルトルト 「もう…理解してよ…」
コニー 「そんなの持ってねぇよ」
アルライベル 「!?」
アルミン 「嘘!持ってるだろ!」
コニー 「本当に持ってねぇよ…」
ライナー 「でも!クリスタを撮ったんだろ!?」
コニー 「まぁ…撮ったけど…」
ベルトルト 「なら持ってるはずだ!」
コニー 「お前らの手元にあるだろ?」
コニー 「撮った写真はそうやって1枚しか出てこねぇんだよ」
アルミン 「……つまり?」
コニー 「あの写真はユミルに渡したから…ユミルしか持ってないぞ?」
ライナー 「コニーから貰えないのか?」
コニー 「ねえよ」
コニー 「簡単に言えば世界に1枚しか無いからな!」
コニー 「お前らの写真もな!」
アルミン 「じゃあ!どうすればいいんだ!?」
コニー 「…まぁ…世界で1枚は言い過ぎたか?」
コニー 「クリスタがここにいれば…何枚も撮れるけどな?」
アルライベル 「!?」
アルミン 「つまり!?ここに連れてくれば!?」
ライナー 「俺らも貰えるってことか!?」
ベルトルト 「なるほど!」
コニー 「…まぁ…そうなるのか?」
アルミン 「行こう!ライナー!」ダッダッ
ライナー 「おう!」ダッダッ
ベルトルト 「また走るの!?」ダッダッ
コニー 「……」
コニー 「今日のアイツら…なんか面倒くせぇな…」
____
ライナー 「アルミン!」ダッダッ
アルミン 「何!?」ダッダッ
ライナー 「クリスタ…連れてこれるのか?」ダッダッ
アルミン 「そんなの…分かるわけないだろ」ダッダッ
ライナー 「そうだが…」ダッダッ
アルミン 「最悪…土下座してでも…連れていこう」
ライナー 「土下座!?」ダッダッ
ベルトルト 「本気?」ダッダッ
アルミン 「どうしようもないって思ったらさ!」
アルミン 「クリスタは優しいから…土下座したら…一緒にコニーのお店に来てくれるかもしれない…」
アルミン 「と言うか…連れてくるしかない!」
ライナー 「そうなのか!?」
アルミン 「だって…サシャのお店に並んでたろ?」
ライナー 「あ…」
ベルトルト 「確かに…」
アルミン 「僕らの今回の目的はクリスタをお店に行かせないことだったろ!?」
ライナー 「すまん…目的を忘れてた…」
ベルトルト 「…」(いや…アルミンもクリスタの水着写真が欲しくて忘れていたでしょ…)
アルミン 「僕らがコニーの店に向かってからそんなに時間が経ってない!」
アルミン 「だから恐らくまだ並んでると思うけど!」
ライナー 「連れていくしかないな!」
ベルトルト 「ぼ…僕も土下座するの?」
アルライ 「当たり前だろ!」
ベルトルト 「で…でも…他の女の子もいる中でそんなみっともない事…出来ないよ!」
アルミン 「裏切るのか!?」
ベルトルト 「う…裏切る訳じゃないけど…」
ライナー 「俺ら三人で頑張ろうって言ったろ!」
ベルトルト 「わ…分かったよ!」
アルミン 「よし!そろそろ着く!」
ライナー 「ああ!」
____
サシャのお店
アルミン 「あれ?クリスタとユミルだけ!?」
ライナー 「急に人が居なくなってるな…」
ベルトルト 「ホントだ…」
アルミン 「訳を聞いてみるか」スタスタ
クリスタ 「あともうちょっとだね」
ユミル 「結構待ったな…」
クリスタ 「もう少し気付くの早かったらこんな待たなくても良かったんだけどね…」
サシャ 「なんか…すいません」
アルミン 「ユミル!」
ユミクリ 「!?」
ユミル 「おま…!?また来たのかよ」
アルミン 「なんで二人しかいないんだ?」
ユミル 「あん?お前時間見てねぇのか?」
アルミン 「え?」
ユミル 「あと30分もすればB班の時間が終わるぞ?」
アルミン 「え!?もうそんな時間なのか!?」
ライナー 「言われてみれば…もうこんな時間なのか…」
ベルトルト 「全然気付かなかったよ…」
ユミル 「うちらは何とか滑り込めたが…後ろにいた女子達全員はサシャが帰らせたんだ」
クリスタ 「アニ…残念そうだったね」
ベルトルト 「…アニも並んでいたんだ…」
アルミン 「なるほどね」
ユミル 「ああ…」
アルミン 「……!?」
アルミン 「って!そういえばユミル!」
ユミル 「なんだよ」
アルミン 「コニーのお店に行ったけど!話が違うじゃないか!」
ライナー 「貰えなかったぞ!」
ベルトルト 「う…うん!」
ユミル 「なんの事だが…」ニヤニヤ
ユミル 「お前らは何が言いたいんだ?」ニヤニヤ
アルミン 「…くっ…」(クリスタの水着写真が欲しかったなんて…言えるわけないだろ!)
ライベル 「…」
アルミン 「…」(って言うか…今はユミルと話をしてる場合では無い!)
アルミン 「ねぇ…クリスタ?」
クリスタ 「なに?」
アルミン 「一生のお願いだ!一緒にコニーのお店に行って欲しい!」
クリスタ 「…え!?」
ユミル 「は?」
クリスタ 「…今?」
アルミン 「…今」
クリスタ 「それは無理…かな…」
アルミン 「…」
ユミル 「当たり前だ…バカかお前?」
ユミル 「それに私が行かせる訳も無いだろ?」
アルミン 「…」チラ
ライナー達の方を見る
ライナー 「…」コク
頷く
ベルトルト 「…」(やるしか…ないか…)
アルミン 「…」
アルミン 「お願いします!」
ライナー 「俺もだ!」
ベルトルト 「ぼ…僕も!」
三人はクリスタに土下座をする
ユミクリサシャ 「!?」
アルミン 「1回だけ!1回だけでいいから!」
クリスタ 「え…え…!?」
ユミル 「お前ら…本当にアホなんか?」
サシャ 「どうしたんですか?三人とも」
クリスタ 「ちょ…やめて?困るよ…」
アルミン 「一緒に行ってくれるまでやめない!」
ライナー 「ああ!」
クリスタ 「…」
ユミル 「……」(こいつら…なんでそんなにコニーの店にクリスタを連れていかせたいんだ?)
ユミル 「……!?」(あ…そういう事か…)
ユミル 「…」(だとしたら…もうコイツら救えねぇくらいバカになっちまったのか…)
ユミル 「お前らな…」
クリスタ 「いい加減にして!!」
アルライベルユミサシャ 「!?」
クリスタ 「私達は私達でやりたい事とかあるの!」
クリスタ 「だから…迷惑だよ!」
クリスタ 「ふん!」プイ
ユミル 「…」(あーあ…)
ユミル 「…」(遂にクリスタを怒らせちまったか…)
アルミン 「…」パクパク
ライナー 「…」
ベルトルト 「ご…ごめん…」
サシャ 「アルミンさん?白目で口パクパクしてどうしたんですか?」
サシャ 「それにライナーも…固まってますよ?」
ガラガラガラ
お店のドアが開く
女 「気持ちよかった〜」
サシャ 「あ…もうそんな時間でしたか…」
女 「ありがとね!サシャ!」
サシャ 「いえいえ!ありがとうございました!」
サシャ 「じゃあ…次クリスタですね!」
クリスタ 「あ…//」ドキ
クリスタ 「う…うん…//」
クリスタ 「…//」(やった!エレンにマッサージして貰える!)
ベルトルト 「あ…!?アルミン!アルミン!」ユサユサ
アルミン 「…」パクパク
サシャ 「どちらにしますか?」
クリスタ 「銀貨2枚もお金無いから…普通にマッサージで//」
サシャ 「はい!銅貨3枚です!」
クリスタ 「うん!はい!」スッ
サシャ 「毎度です!どうぞ!」パシ
クリスタ 「う…うん!//」
ユミル 「クリスタ…念の為に言っとくが…」
クリスタ 「うん?」
ユミル 「何かあったら大声で叫べよ?」
クリスタ 「……」(うん。無視しよ)
ガラガラガラ
サシャ 「エレーン!マッサージお願いします!」
クリスタは中に入っていった
ユミル 「…」
ユミル 「まぁ…死に急ぎだから大丈夫だろう…」
ベルトルト 「アルミン!」
ベルトルト 「クリスタ!中に入っちゃったよ!」
アルミン 「……え!?」
ベルトルト 「良かった…意識戻ったね…」
アルミン 「い…いつの間に!?」
ライナー 「…」
ベルトルト 「ライナーも起きて!」ユサユサ
ベルトルト 「クリスタ!中に入っちゃったよ!」
ライナー 「……!?なんだと!?」
ベルトルト 「よし…!」
アルミン 「ライナー!」
ライナー 「ああ!」
アルミン 「こうなってしまったのは残念だけど!」
ライナー 「強行突破だ!」
アルライ 「うぉぉぉ!」ダッダッダッダッ
サシャ 「あの…それ以上騒ぐのでしたらこのスイッチ押しますよ?」スッ
アルライ 「!?」ピタ
アルミン 「な…なにそれ?」
ライナー 「スイッチ…だと?」
サシャ 「はい!キース呼び出しスイッチです!」
アルミン 「キース呼び出し」
ライナー 「スイッチ?」
サシャ 「これを押したら!あら不思議!」
サシャ 「キース教官が来ます!」
サシャ 「後はどうなるか…分かりますよね?」
アルライ 「……」
サシャ 「お店に一つ置かれるんですよ!」
ユミル 「へー…私も店やってるが…知らんかったぞ」
サシャ 「オーナーですので!」ドヤ
ユミル 「…」
ユミル 「まぁ…ナイスなタイミングだったな」
サシャ 「いえいえ」
アルミン 「そんなのあるなんて…」
ライナー 「これじゃあ…どうしようも出来ん…」
ベルトルト 「だね…」
ユミル 「まぁ…クリスタの言葉がその通りだな…」
ユミル 「お前ら流石に自分たちの事しか考え無さすぎだな…」
ユミル 「クリスタが優しいからって言っても程度があるだろ…馬鹿野郎」
アルミン 「…」
ユミル 「お前もだぞ?サシャ」
サシャ 「え!?私ですか?」
ユミル 「死に急ぎを利用して金稼ごうとしてたろ?」
サシャ「!?」
ユミル 「お前の考えることなんか…言わなくてもこっちは察せるからな…」
サシャ 「…」
ユミル 「死に急ぎも馬鹿だから分かってないだろうけど…ちゃんと謝っとけよ?」
サシャ 「…はい…」
ユミル 「まぁ…クリスタが出てくるまで暇なんだ…」
ユミル 「私と話でもしようぜ?」ニヤニヤ
アルミン 「…なぜ笑ってるんだ…」
ユミル 「お前ら…コニーの店にクリスタ連れて行って何しようとしてたんだ?」ニヤニヤ
アルライベル 「……」(なんも言えん…)
ユミル 「…だんまりかよ…」
ユミル 「まぁ…お前らの考えてる事なんて…すぐ分かるぞ?」ニヤニヤ
ユミル 「どーせ…クリスタを連れて行って水着姿の写真を貰おうとしたんだろ?」
アルライベル 「!?」
アルミン 「そ…そんな事ないじゃないか…」
ユミル 「土下座するくらい欲しかったんじゃないのか?」
アルミン 「い…いや…」
サシャ 「ユミル?」
ユミル 「うん?」
サシャ 「水着の写真ってなんですか?」
ユミル 「あー…コニーの店知らんもんな…」
ユミル 「説明するのも面倒だし…だいたいお前じゃあ理解出来ないだろうしな…」
ユミル 「…お前なら見せてやるか…」スッ
封筒を取り出す
アルミン 「そ…それは!?」
ライナー 「クリスタの……水着写真か!?」
ユミル 「ちょっと黙っとけ」
サシャ 「なんですか?」
ユミル 「まぁ…身体は合成だけど…無いよりはマシだが…ほらよ?」
サシャ 「…へー」
ユミル 「おっと…思ったこと口には出すなよ?」
サシャ 「分かりました」
ユミル 「…」
サシャ 「……」
ユミル 「どうだ?」
サシャ 「……」
ユミル 「…」
サシャ 「……」
ユミル 「…分かった分かった…喋っていいぞ?」
サシャ 「あ…はい!」
サシャ 「なんでクリスタは下着姿になってるんですか?」
ユミル 「お前…下着じゃねぇよ…水着な」
サシャ 「水着…ですか…」
サシャ 「下着とあんまり変わんない気が…」
ユミル 「水着だって!」
ユミル 「ったく…お前は本当に品がねぇ奴だな…」
サシャ 「それちょっと言い過ぎです!」
ユミル 「食い意地しかねぇだろ!」
サシャ 「あー!酷いです!」
ユミル 「はいはい…で話を戻すが…」
ユミル 「コイツらはこれを欲しかったって訳…」
サシャ 「へー…下着…じゃなくて水着をなんでアルミン達が欲しかったんですか?」
ユミル 「別に水着が欲しいんじゃなくて…」
ユミル 「水着姿のクリスタの写真が欲しいらしいぞ?」
サシャ 「へー…その紙を?」
ユミル 「まぁ…紙でいいわ…」
アルミン 「そ…そんな訳ないじゃないか…」
アルミン 「ユミルは本当に…何を言ってんだが…」
ライナー 「全くだ!」
ベルトルト 「うん!」
ユミル 「なんだ…要らんのか…」
ユミル 「ならこれ破いて燃やしてもいいよな?」
アルライベル 「!?」
アルミン 「それはダメだ!」
ユミル 「うん?なんで?」
アルミン 「い……いや…その…」
ユミル 「…」ニヤニヤ
ユミル 「この封筒いらねぇから捨てるわ…」ポイ
写真の封筒を床に捨てる
アルライベル 「!?」
アルミン 「ぼ…僕のだ!!」バッ
ライナー 「いや!俺のだ!」バッ
ベルトルト 「僕の!」バッ
ユミル 「まぁ…中身はここだがな…」ピラ
アルライベル 「!?」
アルミン 「騙したな!ユミル!」
ユミル 「まぁ…こんな感じで…コイツらはクリスタの水着写真が欲しいんだよ…」
サシャ 「へー…」
ユミル 「まぁ…正直…クリスタのじゃなくても女の子の水着姿ならなんでも欲しがりそうだがな…」
サシャ 「そうなんですね…」
サシャ 「男子は全員欲しいもんなんですか?」
ユミル 「まぁ…例外はあるが…だいたい合ってるな」
サシャ 「例外ですか?」
ユミル 「ああ…お前とかな?」
サシャ 「私?」
ユミル 「バカで品がねぇお前の水着姿なんか見てもな…」
サシャ 「ユミル…また酷いこと言ってません?」
ユミル 「気のせいだ」
サシャ 「むぅ…」
アルミン 「うるさい!うるさい!」
ユミル 「んだよ…」
アルミン 「僕はクリスタしか興味無いんだ!」
ライナー 「俺もだ!」
ユミル 「よう言うわ…サシャの水着写真欲しくないのか?」
ライナー 「え!?」
アルミン 「…」(ライナー!食いつくなよ!)
ユミル 「うわ…食い付きやがった…」
ライナー 「ち…違う!驚いただけだ!」
ユミル 「なんでも言ってろ…」
ユミル 「ほらな?サシャ…」
サシャ 「水着って事は…下着って事ですか?」
ユミル 「……」
ユミル 「ああ…」(面倒だからそれでいいわ)
サシャ 「って事は…ライナーは私の下着が欲しいってことなんですね?」
ユミル 「欲しいって言うか…着てるのを見たいって思ってるんじゃね?」
サシャ 「……なるほど」
ライナー 「ユミルの話を聞くな!サシャ!」
ライナー 「そんな事ないからな!」
サシャ 「そうですよね…」
ライナー 「ああ!そうだ!」
サシャ 「……本当は?」
ライナー 「少しだけ…思ったりもしてたり無かったりかな…」
アルミン 「ライナー!?」
サシャ 「はは…殺しますよ?」
ライナー 「!?」ビク!
ライナー 「じょ…冗談だ!」
アルミン 「…」(嘘つけ!)
ユミル 「芋女でもそんな気持ちがあったんだな…」
サシャ 「当たり前じゃないですか」
ユミル 「すまんすまん」
サシャ 「いえ…大丈夫ですよ」
ユミル 「…」
ユミル 「所で話変わるが…」
サシャ 「はい…?」
ユミル 「このオプション付きマッサージってなんだ?」
サシャ 「これですか?オプション付きですよ?」
ユミル 「うん…中身の話をしてんだ!」
サシャ 「…それは…秘密です!」
ユミル 「…死に急ぎになんかされるってことだろ?」
サシャ 「どーですかね…」
ユミル 「…」(おもっくそ書いてあるが…)
ユミル 「…そうかいそうかい」
ユミル 「言えないんだな?」
サシャ 「…」ピュ〜
口笛を吹く
ユミル 「…まぁ…お前の考えることだ…」
ユミル 「どうせ頭を撫でるとかだろ?」
サシャ 「は!?ち…違います!?」
サシャ 「な…何言ってんですか!」アセアセ
ユミル 「…」(うわぁ…めっちゃわかりやすい…)
ユミル 「図星だろ?」ニヤニヤ
サシャ 「秘密です!」アセアセ
ユミル 「だから言ってるだろ?お前の考える事なんかこっちはお見通しだって」
ユミル 「頭撫でてもらうだけで銀貨2枚とか売れるわけねぇな…買ったとしてもバカが買うだけだ…」
サシャ 「違いますって!」
ユミル 「他にあるのか?」
サシャ 「…あ…あります…」
サシャ 「…」
回想中
____
エレン 「…そのオプションってなんだ?」
マルコ 「簡単に言うとこれを頼んだ人には…エレンがその人に何かしてあげる」
エレン 「何かを?」
マルコ 「うん…ただその何かが悩み中」
エレン 「…」
マルコ 「…」
エレン 「マルコごめん…もうちょい説明頼む」
マルコ 「…うーんとね…」
マルコ 「まず…オプション付きマッサージを頼んだ人は…エレンがその人に対して嬉しい事をするのを前提として売る…」
エレン 「お…おう…」
エレン 「でもマルコ…嬉しい事って…なんだ?」
マルコ 「うーん…そこなんだよね…」
マルコ 「サシャ?なんか無い?」
サシャ 「そうですね…嬉しい事ですよね…」
マルコ 「ミカサがエレンにされたい事ってなんだと思う?」
サシャ 「…」
サシャ 「…頭を撫でる…とかですか?」
エレン 「そんなんで喜ぶか?」
マルコ 「分かんないけど…それはいいかもしれないね」
マルコ 「だから…銀貨2枚払った人には…」
マルコ 「エレンがその人に頭を撫でる」
エレン 「でもそれで…喜ぶか?」
マルコ 「喜ぶと思う…さっきも言った通り…」
マルコ 「銀貨2枚のコースを買ってるって事はエレンに何かをされたいから買ってるんだ」
マルコ 「その人からしたら充分得だと思うよ?」
____
回想終了
サシャ 「…」(うん…思い返してみても頭撫でるしかない…)
ユミル 「ねぇだろ?」ニヤニヤ
サシャ 「あるったら!あります!」
ユミル 「ムリムリ!女性が何されたら嬉しいかなんて分かるわけないだろ?」
サシャ 「…私女ですけど?」
ユミル 「お前は食いもんしか興味無いだろ?」
ユミル 「女の魅力が無い芋女は分かんねぇってw」
サシャ 「…もう怒りました!」
サシャ 「そうやって私をバカにして!」
ユミル 「怒っても怖くねぇよ〜」
サシャ 「ムキー!」
ガラガラガラ
お店のドアを開ける
サシャ 「エレン!クリスタにオプション付きやってあげてください!」
ガラガラガラ
ピシャ!
ドアを閉める
サシャ 「ふん!」
アルライベル 「…え?」
ユミル 「……は!?」
サシャ 「もう知りません!」
ユミル 「…おい…てめぇ…なに勝手にオプション付きに変更してんだ!」
サシャ 「…」(無視無視)
ユミル 「おい!取り消せよ!今の言葉!」
サシャ 「取り消す?それは無理ですね」
サシャ 「貴方は私を怒らせたので!」
ユミル 「てめぇ!オプション付きってなんだ!?」
ユミル 「何をクリスタにやるんだ!?」
サシャ 「あれ?ユミル言いませんでしたか?」
サシャ 「頭撫でてもらうだけって」ドヤ
ユミル 「…てめぇ!」ガシ
服を掴む
サシャ 「ちょ…!?」
ユミル 「覚悟は出来てんだろうな!」
アルミン 「ユミル!僕らも協力するぞ!」
ユミサシャ 「!?」
ライナー 「ああ!」
ベルトルト 「うん!」
ユミル 「あんだ?」
アルミン 「いくら頭撫でるだけでも…絶対に許すもんか!」
アルミン 「生き残る為には!」
ライナー 「時には残酷な!」
ベルトルト 「決断をしなければならない!」
アルミン 「それが!」
ライベル 「今だァァ!!」
アルライベル 「うぉぉぉ!!」ダッダッ
サシャ 「アールミン?」
アルミン 「!?」
サシャ 「…」ニコ
サシャ 「…」ポチ
キース呼び出しスイッチを押す
アルライベル 「!?」
キース教官 「アルレルト達…貴様ら何をやってるんだ?」
アルライベル 「!?」
ユミル 「…」(はっや!?)
サシャ 「…」(もう来た!?)
キース教官 「訓練はどうした?」
アルミン 「あ…いや…もちろん訓練を…マッサージをやってもらおうと思ってました……」
キース教官 「ほう…女性専用マッサージ店でか?」
アルミン 「あ…その…」
ライベル 「……」ビクビク
キース教官 「…」ゴゴゴゴ
アルミン 「ひ…ひぃ……」
イヤァァァァ!!
キース教官 「こい!貴様ら!」ズズズズ
アルライベル 「…」
キース教官に引きずられる
キース教官 「ところで?ユミル?」
ユミル 「はっ!」
キース教官 「貴様…ブラウスの服を掴んで何をしようとしたんだ?」ギロ
ユミル 「あ…それは……」
サシャ 「ユミルは関係ないです!」
キース教官 「…」
サシャ 「なので!大丈夫です!」
キース教官 「そうか…」スタスタ
3人を連れて消えていった
ユミル 「あ…あぶねぇ…よかった…」
サシャ 「私に感謝してくださいよ?」
ユミル 「お…お前!」
サシャ 「手出すんですか?」ドヤ
ユミル 「くっ…分かったよ!」
ユミル 「私の負けだ!謝るから!」
ユミル 「せめて何するか教えてくれ!」
サシャ 「クリスタが出てきたらクリスタに聞いてください」
ユミル 「……ちっ!」
サシャ 「…」(勢いでやってしまいましたが…本当に頭撫でるしか無いんですよ…)
サシャ 「…」(非常にマズイです…)
それから数分後
ユミル 「…」イライライラ
ガラガラガラ
お店のドアが開く
ユミサシャ 「!?」
サシャ 「あ!クリスタ!ご来店ありが…」
サシャ 「!?」
ユミル 「クリスタ!死に急ぎに何を…」
ユミル 「!?」
クリスタ 「…」ポロポロ
クリスタ 「ご…ごめん…今は1人にして…」ダッダッ
サシャ 「…」
ユミル 「……」
ユミル 「…おい?サシャ」
サシャ 「は…はい?」
ユミル 「……なんで泣いてたんだ?」
サシャ 「…気持ちよかった…から……かな?」
ユミル 「…なんだ?マッサージが気持ちよすぎて泣いちゃってた…とでも言うのか…?」ゴゴゴ
サシャ 「…」ニコ
ユミル 「な訳あるかぁぁぁ!!」
ユミル 「1人にしてって言われてんだぞ!?」
ユミル 「おい!いい加減吐きやがれ!」
サシャ 「いや…その…」
ユミル 「クリスタを泣かせる様な酷いオプションなのか!?」
サシャ 「し…知らないんですよ!」
ユミル 「知らないわけあるか!?お前の店だぞ!?」
ユミル 「しらばっくれるのもいい加減にしろ!」
サシャ 「本当に知らないんですって!」
サシャ 「頭を撫でるとしか…」
ユミル 「てめぇ…クリスタがそんなんで泣くわけねぇだろ!」
サシャ 「そんなに知りたかったらクリスタに聞けばいいじゃないですか!」
ユミル 「だから!クリスタは1人にしてって頼んで来たからそれは無理なんだよ!」
サシャ 「私も分からないのでお答え出来ないです!」
ユミル 「本当だろうな!?」
サシャ 「はい…知らないです…」
ユミル 「ぐぅのぉぉぉ!」
ユミル 「なら!」ドン
テーブルにお金を叩き付ける
ユミル 「オプション付きマッサージ!私にもやらせろ!」
サシャ 「…え!?」
サシャ 「確かに銀貨2枚…」
ユミル 「本当はクリスタとのデートで使いたかったがな…」
サシャ 「……」
ユミル 「…なんだ?その驚いた顔は…?」
サシャ 「いえ…先程これ買う人はバカだろって言ってた人が…」
ユミル 「…うるせぇ!早くしろ!」
サシャ 「分かりましたよ…」
ガラガラガラ
ドアを開ける
サシャ 「エレン!オプション付きマッサージお願いします!」
サシャ 「どうぞ?」
ユミル 「…おう」スタスタ
ガラガラガラ
ピシャ!
ドアを閉める
サシャ 「…こんな大金…よく持ってましたね…」
ユミル 「…」(死に急ぎがクリスタに何をしたか…この目で確認してやる!)
エレン 「ユミル様…御利用ありがとうございます」
ユミル 「…」ギロ
エレン 「…」
エレン 「どうぞ…こちらにうつ伏せで寝てください」
ユミル 「…」(本当にコイツがクリスタを泣かせる様な事を?)
ユミル 「…おう」(死に急ぎを信用してたが…私の人を見る目も衰えたか?)
エレン 「…お背中にタオル敷きます」サッ
エレン 「…」スッ
ポチ
カウントダウンタイマーを押す
エレン 「では施術を始めさせて頂きます」
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」(うん…気持ちいいな…)
ユミル 「…」(マルコにはエレンの方が上手いって言ってたが…正直素人の私にとっては二人とも上手いって思えるな…)
ユミル 「…」(たった二日でこんなに気持ち良く出来るなら…本場のマッサージ店はどんだけ気持ちいいんだろうな…)
ユミル 「…」(また…時間があったら一人で行ってもいいな…)
ユミル 「…」スンスン
ユミル 「…死に急ぎ…この匂い…?」
エレン 「アロマキャンドルって言われる…ロウソクを使っています」
エレン 「柑橘系のエキスを使用しています」
エレン 「あとリラックス効果があると言われてます」
ユミル 「えへ〜…」
エレン 「…」 グィ…グィ…
ユミル 「…」(余りにも怒ってたから気付かなかったが…ちゃんと客と店の人とでの会話の仕方をしっかりやってんだな…)
ユミル 「…」(少し……眠くなってきたな……)
エレン 「…」グィ…グィ…
それから数分して
エレン 「…ユミル様」
ユミル 「…ん…」
エレン 「…次は仰向けにお願いします」
ユミル 「…ああ…」クル
仰向けになる
エレン 「…」サッ
ユミルの肩にタオルを敷く
エレン 「…顔にタオルかけますか?」
ユミル 「…」(顔に?)
ユミル 「…」(あ…なるほど…こっち側の配慮か…)
ユミル 「…」(でもその間…コイツに何されるか分からないからな…クリスタの事もあるし…)
ユミル 「…いや…大丈夫」
エレン 「かしこまりました…」
エレン 「いつでも言ってください」
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「……」(うん…)
ユミル 「…」(顔が…ちけぇ…)
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」(あんまり…コイツの顔ちゃんと見てなかったが…)
ユミル 「…」(ミカサやアニが惚れるのも納得だな…)
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」
エレン 「…」チラ
一瞬目が合う
ユミル 「…」サッ
すぐに首を違う方に向ける
エレン 「…次は足をマッサージします」
ユミル 「…おう…」(やっべ…ついガン見してたのバレたか…)
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」(マルコにやって貰った時もおもったが…)
ユミル 「…」(全身をちゃんと10分以内にマッサージしてくれるんだな…)
ユミル 「…」(マルコも死に急ぎも…流石だ…)
ユミル 「…」(気持ちいい…な…)
ユミル「…」
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」(あれ?)
ユミル 「…」(そういえばコイツのオプションってなんだ?)
ユミル 「…」(頭を撫でるとかなら…さっきのタイミングでやってくれても良かったんだがな……)
ユミル 「…」(いや…言い方が違うな…それじゃまるでやって欲しかったって思ってる言い方になるな…)
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」(まぁ…すぐに分かる事だ…)
残りの時間のマッサージを終えて…
ピピピ
タイマーが鳴る
エレン 「…」カチ
タイマーを止める
エレン 「…ユミル様…終わりましたよ…」
ユミル 「ん…終わったか…」(また寝てしまってた…)
エレン 「身体起こせますか?」
ユミル 「ああ…気持ち良かったわ…」スッ
身体を起こす
エレン 「ありがとうございます」
ユミル 「…」(あれ?オプションは?)
ユミル 「なぁ…死に急ぎ?」
エレン 「はい…?」
ユミル 「私…オプション付きを頼んだんだが…?」
エレン 「……オプション付き?」
ユミル 「…ああ…」
エレン 「恐らく…オーナーのサシャが勝手に決めたメニューかと…」
ユミル 「…知らないのか?」
エレン 「はい…存じてません」
ユミル 「…」(そんな事あるのか?)
ユミル 「…」(だってサシャは毎回死に急ぎの方にドアを開けて大声で〜お願い!って頼んでたんだぞ?)
ユミル 「…本当か?」
エレン 「はい…すいませんが…」
ユミル 「…」(もしや…サシャがこの私をぼったくったのか!?)
ユミル 「…」(コイツが知らないってなるとそうなる話だな…)
ユミル 「…」(クリスタが泣いてたのは…本当に本当に僅かな可能性で…オプションを期待してたのに何にもされなかったという理由で泣いたとか…)
ユミル 「…」(本当に僅かな可能性だがな…でも無い理由では無い…)
ユミル 「…そうか」(まぁ…次私がやる事は決まったな…)
ユミル 「じゃあ…帰るわ」(ここを出てすぐにあの芋女を殺す事だな…)
ユミル 「…」スタ
店を出ようと扉の方に歩き始める
エレン 「あ…ユミル?」
ユミル 「うん?」クル
エレンの方に身体を向ける
その瞬間
エレン 「…」ギュ
ユミルにハグをする
ユミル 「……」
ユミル 「……は?」
エレン 「…」ギュ
ユミル 「は…は…」
ユミル 「…はぁぁ!!?////」
ユミル 「ちょ…!?おま…!?///」
ユミル 「な…!?何して…!?///」
エレン 「…急にごめん…」
エレン 「でも…ほんの少しだけ…」
エレン 「黙ってこのままにして欲しい…」ギュ
ユミル 「え……///」
エレン 「…」
ユミル 「…//」(な…なんだコイツ!急に!)
ユミル 「…//」(くそビックリするわ!それになんで私コイツの言う事聞いてんだ!?)
ユミル 「…//」
エレン 「…」
ユミル 「…なぁ…もう良いだろ?//」
エレン 「…」
エレン 「…いや…このままで話したい事がユミルにあるんだ…」
ユミル 「え…えぇ…//」
エレン 「…言っていいか?」
ユミル 「な…なんだよ…//」
エレン
「俺…お前の事をずっと見ててさ…思ってた事があるんだけどな…」
ユミル 「…//」(今…エレン…私の事をずっと見てたって言わなかったか!?)
エレン
「お前は基本クリスタと一緒に行動してるから…クリスタ程別にユミルの事を理解してる訳では無いけど…」
エレン
「お前ってなんだかんだ優しい人って思ってるんだ…」
ユミル 「…そ…そんな訳ねぇよ//」
エレン
「あくまで俺がそう思ってるだけだからな…
お前が違うって言うならそうかもしれないが…
俺はそう思ってる…」
ユミル 「な…なんでそう言えるんだ…//」
エレン
「今日だって…お前らの店でお触り禁止なのにその事忘れてクリスタに触っちゃって…ルールを破った俺が悪いから店を出なきゃ行けなかったのに…お前は俺がオムライスを全部食べ切るまでは待ってくれたろ?」
ユミル 「あ…あれは…クリスタが作った料理だった訳で…あとクリスタがミスをしてたってのもあったから…それにあれはミーナが…」
エレン 「それでも…ユミルは許可してくれた…」
ユミル 「……」
エレン 「お前は自分でも男嫌いって言ってる奴が…そんな許可しないだろ?」
ユミル 「まぁ…男嫌いは嘘じゃないからな…」
エレン 「ほら…優しい人じゃねえか…」
ユミル 「…」
エレン 「…態度とか口の悪さは確かにアレだけど…」
ユミル 「…それ…褒めてねぇだろ…」
エレン 「…でも根は優しくて…自分以外の人を気にかけてるだろ?」
ユミル 「…そ…そんなつもりはねぇよ」
エレン 「クリスタの事…常に気をかけてるじゃねえか…」
ユミル 「あれは…クリスタだからな…」
エレン 「だとしても…俺はすげえって感じる」
エレン 「…厳しい訓練の中…自分以外に他人を気に掛けれるなんて…」
ユミル 「…それは…エレンも同じ事だろ…」
エレン 「俺は…そんな余裕ない…」
エレン 「今回の訓練も…言われなきゃ気づけない事なんてのはいっぱいあったからさ…」
ユミル 「…」
エレン 「…でも…ユミル?」
ユミル 「…なんだ」
エレン 「…無理すんなよ…?」
ユミル 「…」ドキ
ユミル 「…無理なんか…してねぇよ…//」
エレン 「今はそうかもしれないけど…」
エレン 「いずれ…身体ぶっ壊す事もあるかも知れないだろ?」
ユミル 「…まぁ…」
エレン 「…だから…無理しないで欲しい…」
ユミル 「え…エレン…//」
エレン 「…いくらお前に文句言われても別に構わないけど…口を開けれなくなる事があったら…」
エレン 「…そっちの方が…嫌だからな…」
ユミル 「…う…うん…そうだな…//」
エレン 「俺…そんなお前の事が……」
エレン 「好き…だからさ……」
ユミル 「……」
ユミル 「……!?」
ユミル 「え…?///」
ユミル 「えぇぇ!?//」
エレン 「どうした?」
ユミル 「…す……好きぃぃ!?//」
エレン 「…ああ…?」
ユミル 「私の事が!?//」
エレン 「おう…?」
ユミル 「エレンが!?//」
エレン 「そう言ってるだろ?」
エレン 「落ち着け?ユミル」
ユミル 「そ…そうだな…//」
ユミル 「……うん?」(待てよ…)
ユミル 「…」(もしや…これがオプションか?)
ユミル 「…」(いや…そうに違い無い!だいたい意味わかんねぇもん!急にエレンが私にハグしてきたり…告白してきたり…ああ!そうだ!絶対オプションだ!)
ユミル 「…」(ふざけやがって…エレン!仮にも女だぞ私は!女にそんなことしていいわけあるか!?)
ユミル 「……分かったぞ」
エレン 「ん?」
ユミル 「…っていうか!//」
ユミル 「いい加減…離してくれねぇか?//」
エレン 「…ああ…そうだな」スッ
身体を離す
ユミル 「よし…」
ユミル 「なぁ…エレン?」
エレン 「…?」
ユミル 「これがこの店のオプションなんだな?」
エレン 「オプション?」
ユミル 「…とぼけても無駄だぞ」
ユミル 「正直に言え」
エレン 「…ユミル?」
ユミル 「…なんだ?」
エレン 「オプションの意味が分からねぇけど…」
エレン 「今言ったことは全部俺の本音だ」
ユミル 「……」
エレン 「…信じてくれ」
ユミル 「…は…はぁ!?//」
ユミル 「な…な…//」
エレン 「どうした?」
ユミル 「うそつけ!//」
エレン 「嘘じゃない…本当だ!」
ユミル 「嘘だ!だいたい!私の事を好きになる事なんか絶対有り得ない!」
ユミル 「この私にだぞ!?」
ユミル 「…」(うん…自分で言ってて少し悲しい気持ちにも……)
エレン 「嘘じゃない!好きだ!」
ユミル 「や…やめろぉぉ!//」
エレン 「信じろ!ユミル!」
ユミル 「く…//」
ユミル 「…でも…//」
ユミル 「こんな私のどこが好きになるんだってんだ!//」
エレン 「…」
ユミル 「…//」
エレン 「…さっきも言ったろ?」
エレン 「なんだかんだ優しい所もあるって…」
ユミル 「…//」
エレン 「後…自分でこんなって言うな…」
ユミル 「…//」ドキドキ
エレン 「こんなでも…そんなでも…」
エレン 「好きな気持ちに…理由なんか要らねぇだろ…?」
ユミル 「…///」キュン
ユミル 「…あ…あ…ありがと…//」
エレン 「良かった…」
エレン 「…」ナデナデ
ユミルの頭を撫でる
ユミル 「…え…///」ドキドキ
エレン 「もし…ツライ事とか悲しい事があったらいつでも俺に言ってくれな?」
ユミル 「…エレン//」
エレン 「いつでもマッサージ…してあげるから…な?」ニコ
ユミル 「…////」キュンキュン
ユミル 「…!?」(なんでドキドキしてんだ…この私が…)
ユミル 「…//」(男のエレンに…だぞ?)
エレン 「…」ナデナデ
ユミル 「…//」(頭撫でられるってこんな…嬉しいんだな…バカにしたけど…)
ユミル 「…」(って何思っての!?私!)
ユミル 「…」(まさか…エレンの事を好きに…?)
ユミル 「…」(いや…まさか…そんなわけ…)
ユミル 「…」チラ
エレンの目を見る
エレン 「…?」ニコ
ユミル 「…」(そんなわけ…そんなわけ…)
ユミル 「あるもんかぁぁぁ!!」ダッダッダッ
エレン 「あ……」
ガラガラガラ
店の扉を勢いよく開ける
サシャ 「あ…サシャ…ご来店ありが……」
ユミル 「うぉぉぉ!!」ダッダッダッ
どこかに走って行ってしまった
サシャ 「…とう…」
サシャ 「…早い帰りですね…そんなに気持ち良かったんですかね?」
サシャ 「エレン?全てのお客様は一応終了です」
エレン 「…」
サシャ 「エレン?」
エレン 「あ…ああ…ありがとな?」
サシャ 「こちらこそ…ご苦労さまです!」
エレン 「そうか…もう3時間経つのか…」
サシャ 「はい!今度は私達がお客様となる番です!」
エレン 「よし…じゃあ一応次の訓練に備えて片付けできる所はやって行こうか…」
サシャ 「分かりました!」
エレン 「俺はあっちやるから…サシャはそっちを」
サシャ 「了解です!」スタスタ
エレン 「…」
______
水道所
ユミル 「…」ハァハァ
ユミル 「…正気になれ…私…」ハァハァ
ユミル 「…」ジャー
樽に入っている水を出す
ユミル 「…」ゴクゴク
ユミル 「…ぷはぁ…」キュ
水を止める
ユミル 「…」
ユミル 「…///」(さっきの映像が…頭に…)
ユミル 「…落ち着け!」ブンブン
顔を振る
ユミル 「…」(冷静に考えろ…さっきのエレンの行為はやっぱりオプションだ…)
ユミル 「…」(エレンは私に頭を撫でたからな…)
ユミル 「…」(サシャの反応からして絶対に頭を撫でてくるってのは分かってた…つまりオプションって事だ…)
ユミル 「…」(しかし超強力な破壊力だった…)
ユミル 「…」(この私だったから…なんとか耐えたけど…他の奴だったらありゃオチるな…)
ユミル 「…!?」(待て!?そういえばクリスタもオプションをやられたんだった!)
ユミル 「…クリスタを探さねば!」ダッダッダッ
ユミル 「あんなオプション…クリスタが耐えれる訳ねぇ…やべぇぞ!」ダッダッダッ
____
外のベンチ
クリスタ 「…」ポケー
クリスタ 「…//」
ユミル 「クリスタ〜」ダッダッダッ
クリスタ 「!?」
クリスタ 「…ユミル?」
ユミル 「クリスタ!見つけたぞ!」
クリスタ 「あ…ごめんねさっきは…」
ユミル 「いや…大丈夫だ…」
クリスタ 「…」ポケー
ユミル 「…」
ユミル 「…おい?」
クリスタ 「…ん?」
ユミル 「そろそろ店の方に行くぞ?」
クリスタ 「ん…そだね……」
クリスタ 「……」
ユミル 「…」
クリスタ 「…//」
少し顔を赤らめる
ユミル 「…おい?」
クリスタ 「…ん?」
ユミル 「…」(あ…手遅れだったか?)
ユミル 「…お前…もしかして…」
ユミル 「…エレンの事…考えてなかったか?」
クリスタ 「!?」ドキ
クリスタ 「え…エレン!?」
クリスタ 「な…な…な…なんでエレン!?」アセアセ
クリスタ 「別に!エレンの事なんか考えてないからね!」アセアセ
クリスタ 「…」♪~(´ε`;)
ユミル 「…」(うん。手遅れだ。)
ユミル 「…実は私もオプション…頼んで来た」
クリスタ 「!?」
クリスタ 「え!?」
ユミル 「…」
クリスタ 「ユミルも!?なんで?」
クリスタ 「っていうかそんなお金あったの!?」
ユミル 「落ち着け…クリスタ」
クリスタ 「あ…」
ユミル 「金は頑張って貯めてたからな…」
ユミル 「それに…お前が泣きながら店を出たから…何されたのか気になってな…」
クリスタ 「あ…バレてたんだ…」
クリスタ 「見せないようにしたのに…」
ユミル 「普通にバレバレだったぞ?」
クリスタ 「そう…」
ユミル 「それで確認したいことがある」
クリスタ 「なに?」
ユミル 「エレンにハグとか頭撫でてもらったりしたか?」
クリスタ 「……うん…//」
ユミル 「…やっぱりな…」
クリスタ 「ユミルもされたんだ…」
ユミル 「ま…まぁな…」
ユミル 「細かく確認するが…」
ユミル 「どのタイミングでされた?」
クリスタ 「帰る直前かな…」
ユミル 「私もだ…」
クリスタ 「うん…後ろから…」
ユミル 「ん?」
クリスタ 「後ろから…//」
クリスタ 「ハグ…された…//」
ユミル 「!?」
ユミル 「ば…バックハグだとぉぉ!?」
クリスタ 「…急に大声出さないでよ…//」
ユミル 「あ……すまん…」
ユミル 「…じゃあその後に頭撫でてもらったのか?」
クリスタ 「ううん…ハグされたと同時に頭撫でてもらった…//」
ユミル 「な…なんだってぇぇ!!?」
クリスタ 「…ちょ…だからうるさいって…//」
ユミル 「あ…すまん…」
ユミル 「…」(まぁ少し違う所もあるが…これで確定だな…やっぱりオプションだったな…)
ユミル 「…」(エレンがとぼけるなんて思いもしなかったわ…完全に騙された…)
ユミル 「…じゃあ最後に…あの言葉…言われたんだな?」
クリスタ 「…?」
クリスタ 「あの言葉?」
ユミル 「…あの言葉…」
クリスタ 「…なにそれ?」
ユミル 「…アレだよ」
クリスタ 「アレ?」
ユミル 「エレンが私達に思ってる事…言ってくれたろ?」
クリスタ 「…うん//」
クリスタ 「…凄い…嬉しかった…//」
ユミル 「…」(騙されちゃってんな…クリスタ)
ユミル 「…あのな…クリスタ」
クリスタ 「うん?」
ユミル 「エレンが言った言葉…あれも全部オプションなんだよ…」
クリスタ 「…なんで?」
ユミル 「なんでって…ハグとか頭撫でてもらったりとか…私達がされた事は全部一緒なんだぜ?」
クリスタ 「…うん」
ユミル 「つまり…あの言葉も全部決められたセリフをエレンが言っただけだ」
クリスタ 「…本気でそう思ってんの?」
ユミル 「だって…された事全部一緒じゃねえか」
クリスタ 「…ユミル…そんなわけないでしょ?」
ユミル 「は?」
クリスタ 「まぁ百歩譲って…ハグとか頭撫でて貰う行為はオプションって言う言い分は分かるけど…」
クリスタ 「エレンが言った言葉は…あれは本当の気持ちだったよ?」
ユミル 「…お前…何言われたんだ?」
クリスタ 「…言わない」
ユミル 「言えよ!」
クリスタ 「言わない!」
ユミル 「言えば分かるんだよ!」
ユミル 「エレンが言った言葉もオプションってな!」
クリスタ 「嫌です」
ユミル 「お前は騙されてるんだって!」
クリスタ 「騙されてる?」
ユミル 「お前!好きなんだろ!」
ユミル 「エレンのことが!」
クリスタ 「!?」
クリスタ 「…//」
ユミル 「どうなんだ!?」
クリスタ 「お…教えない//」プイ
ユミル 「…」(うわぁ…バレバレですやん…)
クリスタ 「だいたい!そんなに言うなら!」
クリスタ 「ユミルが言えばいいじゃん!」
ユミル 「…え!?」
クリスタ 「なんで私に言わせようとしての?」
ユミル 「…」
クリスタ 「ほら!言ってみてよ!」
ユミル 「…いや…その…」
クリスタ 「ほら!言えないんじゃん!」
ユミル 「でも!エレンが言った言葉は……」
クリスタ 「さっきから気になってるけどさ…」
ユミル 「お…おう…?」
クリスタ 「…なんで…エレンって呼んでるの?」
ユミル 「…へ?」
クリスタ 「ついさっきまで死に急ぎって呼んでた人が…急にエレンって…」
クリスタ 「おかしくない?」
ユミル 「な…!」
ユミル 「いや…あれだ!!」
ユミル 「た…たまたまだ!」
クリスタ 「へー……」
ユミル 「な…なんだよ…その目…」
クリスタ 「本当は気付いてるんじゃないの?」
クリスタ 「エレンが言った思いは本当って事を…」
ユミル 「!?」ドキ
ユミル 「な…なわけ…」
クリスタ 「あっそ…」
クリスタ 「好きに言ってれば?」
ユミル 「ぐ…」
クリスタ 「私はエレンの方を信じるから」
ユミル 「な…なんでだよ!?」
クリスタ 「……」
クリスタ 「絶対言わないけど…エレンの言葉は本当に私に向けての思いだったから…//」
クリスタ 「…私には分かる…//」
ユミル 「…」
クリスタ 「…今度は私の質問ね?」
ユミル 「なんだよ…」
クリスタ 「エレンの事…好きなんでしょ?」
ユミル 「!?」
ユミル 「は…はぁ!?」
ユミル 「な…な訳ねぇじゃん!」
クリスタ 「なんでそんなに動揺してんの?」
ユミル 「これは…あれだ!ビックリしたからな!」
ユミル 「さっきまで別に好きでも無かったし…むしろ全然興味無かったこの私がエレンの事を!?」
ユミル 「ありえないね!」
クリスタ 「ねぇ?ユミル」
ユミル 「な…なに…?」
クリスタ 「恋ってのは…突然来るもんだよ…?」
ユミル 「…え…?」
ユミル 「……//」
ユミル 「い…いーや!信じないね!」
クリスタ 「あっそーですか…」
ユミル 「ああ!そうだね!」
クリスタ 「なら私の前で言えるよね?」
ユミル 「な…何を?」
クリスタ 「私はエレンの事が好きじゃないって」
ユミル 「…」
クリスタ 「ほら?言って?」
クリスタ 「言えたら…信じてあげる」
クリスタ 「それに…ライバルも減るわけだし…」
ユミル 「…」(もうそれ…エレンの事が好きって言ってる様なもんだろ…)
クリスタ 「ほら?」
ユミル 「…分かったよ!言えば信じてくれるんだな!?」
クリスタ 「うん」
ユミル 「わたしは…」
クリスタ 「…」
ユミル 「わたしは…」
クリスタ 「わたしは…なに?」
ユミル 「…私はエレンの事が…す…」
ユミル 「…す…す…」
クリスタ 「…す?」
クリスタ 「早く言って?」
ユミル 「……」ウルウル
ユミル 「そ…そんなにいじめんじゃねぇよぉぉ!!」ダッダッダッ
走ってどこかに行ってしまう
ユミル 「うぉぉぉ!!」ダッダッダッ
クリスタ 「……」
クリスタ 「…ほら…やっぱり好きなんじゃん…」
クリスタ 「…バカユミル…」
クリスタ 「…」
クリスタはあの時の事を思い返す
____
ガラガラガラ
ピシャ
クリスタ 「…うわぁ…お洒落に出来てる…」キョロキョロ
内装の出来具合に感動をする
エレン 「クリスタ様…ご利用ありがとうございます」
クリスタ 「あ…う…うん//」
エレン 「マッサージさせて頂きますので…そちらにうつ伏せでお願いします」
クリスタ 「凄い…ちゃんとしてるんだねエレン」
エレン 「…」
クリスタ 「あ…ごめん//」
クリスタ 「じゃあ…お願いします」
うつ伏せに寝る
エレン 「…タオル敷かせてもらいます」サッ
エレン 「…」スッ ポチ
カウントダウンタイマーを押す
エレン 「…まずはお背中から…」
クリスタ 「う…うん…//」
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「あ…」(気持ちい…)
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「ん…」(流石…エレン…二日だけなのにプロ級なんじゃないかなって思っちゃうよ)
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「ん……」(それに…外からの物音が全く聞こえない…良くこんなすごい設計を…サシャって凄い…)
クリスタ 「…」(それにいい香り…)
クリスタ 「…」(ちょっと…眠くなってきちゃった…)
エレン 「…」グィ…グィ…
ガラガラガラ
クリスタ 「!?」
サシャ 「エレン!クリスタにオプション付きやってあげてください!」
ガラガラガラ
ピシャ!
クリスタ 「…え?」
エレン 「…」
クリスタ 「オプション付き?なんで?」
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…あ…あのエレン?」
エレン 「…はい…?」
クリスタ 「私…そんなお金払ってないよ?」
エレン 「…」
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…」(む…無視?)
エレン 「クリスタ様…今度は仰向けにお願いします」
クリスタ 「あ…うん」クル
仰向けになる
エレン 「…」サッ
肩にタオルを敷く
クリスタ 「あ…//」(エレンの顔…すっごい見える…)
エレン 「…お顔にタオル…かけますか?」
クリスタ 「あ…いや…大丈夫…//」
エレン 「分かりました…いつでも仰ってください」
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…//」(やっばい…すっごいカッコよく見えるんだけど…)
クリスタ 「…」(あ…いや…かっこいいのは前から思ってた事だけど…なんか…敬語で話すエレンが新鮮で…かっこいいなって…)
クリスタ 「…//」(あ…変なこと考えちゃってた…)
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…//」
そしてマッサージを終えて
ピピピ
タイマーが鳴る
エレン 「…」スッ
タイマーを止める
エレン 「クリスタ様…終了です」
クリスタ 「…」
エレン 「クリスタ様?」
クリスタ 「…ん?あ…寝ちゃってた…」ゴシゴシ
クリスタ 「え?終わり?」
エレン 「はい。お時間です」
クリスタ 「あ…そうなんだ…」(寝ちゃってたからあっという間に終わっちゃった…)
クリスタ 「…」(少し…残念だな…)
身体を起こす
クリスタ 「うわぁ〜…身体がすごい楽…」
エレン 「ありがとうございます」
クリスタ 「こちらこそありがとう!エレン」
クリスタ 「また次も来るね!」スタ
クリスタはお店から出ようとした
次の瞬間!!
エレン 「…」スッ
エレン 「…」ギュ
クリスタを後ろからハグをする
クリスタ 「……」
エレン 「…」
クリスタ 「…え?」
クリスタ 「え?え?」
クリスタ 「ふぇぇ!?////」ドキ
クリスタ 「え…エレン!?///」
エレン 「ごめんな…クリスタ」
クリスタ 「えぇ!?//」
エレン 「しばらく…こうしてていいか?」ギュ
クリスタ 「え…//」ドキドキ
クリスタ 「あ……う…うん…///」ドキドキ
エレン 「…」ナデナデ
頭を撫でる
クリスタ 「え…エレン…//」
クリスタ 「恥ずかしいよ……///」
エレン 「嫌だったか?」
クリスタ 「…//」
クリスタ 「ううん…//」
クリスタ 「…いや…じゃない…//」
エレン 「…」
クリスタ 「…//」
エレン 「…」
クリスタ 「…//」
エレン 「なぁ…クリスタ?」
クリスタ 「なに…?//」
エレン 「俺…クリスタに言いたいことがあるんだ…聞いてくれるか?」
クリスタ 「わ…私に?//」
エレン 「クリスタに」
クリスタ 「い…いいよ…//」
エレン 「…」
エレン 「なんで…そんなに自分に嘘をついてるんだ?」
クリスタ 「……」
クリスタ 「…え!?」
エレン 「…変なこと聞いたかな…でも俺の思いだから…間違ってたら謝る…」
エレン 「俺は…そう見えたから…」
クリスタ 「…」
エレン 「…自分の気持ちを押し込んで…無理に笑って…無理に人の頼みを聞いて…」
エレン 「…俺…クリスタを見ててさ…正直違和感しか無かったんだよな…」
クリスタ 「…」
エレン 「…なんでそんな事するんだ?」
クリスタ 「…そんな事…ないよ…」
エレン 「…もう一個増えたな…」
クリスタ 「え?」
エレン 「無理に誤魔化そうとする…」
クリスタ 「…」
エレン 「…そんなことしてたら…ツラくならねぇか?」
クリスタ 「…」
エレン 「どうなんだ?」
クリスタ 「ツラいとかじゃないの…」
クリスタ 「…私はこういう女の子…なの…」
エレン 「…我慢するのが正しいって思ってるのか?」
クリスタ 「…」
エレン 「そんな事してたら…いずれ耐えきれなくなるぞ?」
クリスタ 「…」
エレン 「…そうなったら…お前はどうなる?」
クリスタ 「…」
エレン 「…俺はそうなって欲しくない…」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…無理だよ…」
エレン 「…」
クリスタ 「…ほら…私ってバカだし…なんにも役に立たないからさ…」
クリスタ 「それでも皆に褒められたいし…」
クリスタ 「嫌われたく…ないから…」ウルウル
クリスタ 「…私…もう…嫌なの…」ウルウル
クリスタ 「もう…」ポロ
エレン 「…俺は…そんなクリスタを見てる方がつらい…」
クリスタ 「!?」
エレン 「…心が痛いんだ…」
クリスタ 「…」ポロポロ
エレン 「…だから…もう…我慢なんかするな」
クリスタ 「…エレン…」ポロポロ
クリスタ 「でも…エレンはきっと私のことを嫌いになる…」ポロポロ
エレン 「なんでだよ」
クリスタ 「貴方はきっといずれ…いや…すぐに言う…」
クリスタ 「前の私の方が良かったって!」ポロポロ
エレン 「…」
クリスタ 「ねぇ…エレン…私って優しい?」ポロポロ
エレン 「…ああ…」
クリスタ 「ね?だから…」
エレン 「無理してる優しさだ」
クリスタ 「!?」
エレン 「そんなの…優しくねぇよ…」
クリスタ 「…」
エレン 「だから…我慢するのを辞めるのがやっぱり一番良いと思うぞ?」
クリスタ 「…エレンは…どうしてそんなに正直に居られるの?」ゴシゴシ
エレン 「…」
クリスタ 「…」
エレン 「正直に生きた方が…皆と対等にぶつかれるからだ…」
クリスタ 「!?」
エレン 「俺は…皆の事を大切と思ってるから…正直に生きてるし…これからもそうする…」
エレン 「だから…クリスタにもこうやって思いをぶつけてる…」
クリスタ 「…」
エレン 「…何度も喧嘩しようが…何度も口論しようが…それでも俺はみんなの事が大切だし…守りたいって思う」
エレン 「クリスタも本当はそうしたいって思ってるんじゃないか?」
クリスタ 「…」
エレン 「…クリスタが我慢をしなくなって離れる様な奴が居たら別にそれでいいだろ?」
クリスタ 「…」
エレン 「俺はな…好きなんだ…クリスタ」
クリスタ 「…え?」
エレン 「俺はそんなクリスタの事が好きだから!」
クリスタ 「…それって…」
エレン 「でも!」
クリスタ 「!?」
エレン 「…我慢するのを辞めたクリスタの方が俺はもっともっと好きになれる!」
クリスタ 「!?」
クリスタ 「…//」ドキ
クリスタ 「本当に?」
エレン 「ああ!」
クリスタ 「見た事ないのに?」
エレン 「今の方が好きじゃねぇ…」
クリスタ 「そ…それは…嫌…//」
エレン 「なら辞めれるか?」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…でも…」
クリスタ 「……怖い」
エレン 「…」
エレン 「…クリスタ…」
クリスタ 「…」
エレン 「俺にハグされて…どんな気持ちだ?」
クリスタ 「……」
クリスタ 「…ビックリしたけど…」
クリスタ 「エレンの身体…暖かい…」
エレン 「……」
エレン 「…俺はどんなクリスタでも…こうやって離れないからな…」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…」ウルウル
エレン 「…世界中の人がクリスタの事を嫌いになろうが…俺は好きでいるからな…」
クリスタ 「えれ…ん…」ウルウル
エレン 「迷惑か?」
クリスタ 「迷惑…じゃない…」ウルウル
エレン 「良かった…」
エレン 「ごめんな…ツラい話をしちゃって…」
エレン 「クリスタの好きなタイミングで良い…」
エレン 「変われる勇気が湧くまで…待ってるからな…」
クリスタ 「う…ん…」ウルウル
エレン 「それでもツラい事や泣きたい事があったら…いつでも俺に頼ってくれな?」
エレン 「こうやってまた…クリスタの心を暖めて…マッサージ…してあげるから…」
クリスタ 「うん…うん…」ポロポロ
クリスタ 「ありがとう……えりぇん…」ポロポロ
エレン 「…こちらこそ…ありがとうな…」ナデナデ
クリスタ 「…」ポロポロ
エレン 「良くここまで一人で頑張ったな…」ナデナデ
エレン 「もう…無理しなくていいからな?」ナデナデ
クリスタ 「ひぐっ…ひぐっ…」ポロポロ
エレン 「…」
クリスタ 「…うぅ…」ポロポロ
エレン 「…ちょっと時間かけちゃったな…」
エレン 「悪い…」
クリスタ 「…ううん…」ゴシゴシ
クリスタ 「…お店……出るね…」
エレン 「そうだな…」スッ
身体を離す
エレン 「泣きやめそうか?」
クリスタ 「…」
エレン 「…」
クリスタ 「…また…ね…」ウルウル
クリスタ 「…」スタスタ
エレンに顔を見られないよう
振り向かずお店の扉に向かう
ガラガラガラ
ピシャ!
エレン 「…」
______
回想終了
クリスタ 「…」
クリスタ 「…エレン…///」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る
クリスタ 「!?」
クリスタ 「やばい!始まっちゃう!」ダッダッダッ
____
水道所
ユミル 「う…う…」ウルウル
ユミル 「もう…なんだってんだよ…」ゴシゴシ
ユミル 「あんなにいじめなくても…良いじゃねえかよ…」
ユミル 「…はぁ…」
ユミル 「…」(確かに…エレンが言った言葉は明らかに私に向けての言葉だったさ…)
ユミル 「…」(だけど…信じたく無かったんだよ…)
ユミル 「…」(こんな私が…エレンのことを好きになるなんて…クリスタに申し訳ねぇよ…)
ユミル 「…」(仮にライバルとなった時…クリスタは私の事を嫌いになるかもしれないだろ?)
ユミル 「…」(私はそれが嫌だったんだよ…)
ユミル 「だから…僅かな可能性の…アノ言葉もオプションって信じたんだけどな…」
ユミル 「…」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る
ユミル 「!?」
ユミル 「やべ!急げ!」ダッダッダッ
____
アルミン 「ふっふっふw」
ライナー 「アルミン殿…遂にこの時間が来ましたな…」
ベルトルト 「疲れる3時間だったよ…」
アルミン 「元気を出せ!ベルトルト!」
ライナー 「そうだぞ!」
アルミン 「確かに疲れる3時間だった…」
アルミン 「沢山の失敗もしたさ…でも!」
ライナー 「我々の楽園が開かれるではないか!」
ベルトルト 「そうだね!」
アルミン 「いざ!」
ライナー 「ネコミミカフェで!」
ベルトルト 「楽しもー!」
アルライベル 「おぉ!!」
______
ネコミミカフェ
ミーナ 「はい!皆さん揃いましたね!」ブンブン
シッポが揺れる
クリスタ 「あれ?ミカサは?」
アニ 「ミカサならどっか行ったよ」
クリスタ 「えぇ!?」
ユミル 「どこに行くんだよ…」
ミーナ 「ミカサはとある事情があり…今は来てません…」
ユミル 「まぁ…アイツがやることって接客だけだったから別にな…」
ミーナ 「そんな事言わないの!」
ユミル 「へーい」
ミーナ 「ミカサが居ないため…私も参加しますのでご安心ください!」
クリスタ 「そうなんだ!」
アニ 「まぁ…アンタがいてくれた方がこっちも楽だからな…助かるよ」
ミーナ 「私も手伝える所は手伝うから…みんなでデザートを作っていきましょう!」
クリスタ 「はーい」
ミーナ 「主に私は接客と受付をやりますので!」
ユミル 「了解」
ミーナ 「あと今回も当たり前ですが指名システムはあります!」
ミーナ 「それに指名された人はこのチョコペンで指名した人の希望通りにこのお皿に書いてくださいね」
ユミル 「お前そのなんか書いてもらうシステム好きだなぁ…ほんと…」
ミーナ 「えへへ」
ミーナ 「では早速!デザート作っていきましょ!」
クリスタ 「はーい!」
アニ 「じゃあ私あっちで材料集めてくる」スタスタ
クリスタ 「うん!」
クリスタ 「さて…初めよっかな…」
ユミル 「…あ…あの…クリスタ?」
クリスタ 「…」
クリスタ 「なに?」
ユミル 「…さっきはすまん…」
クリスタ 「…」
ユミル 「でも本当に…エレンの事は好きじゃないから…信じてくれ…」
クリスタ 「…ふん!」プイ
ユミル 「な…!?」ガガーン
ユミル 「な…なんで怒ってんだよ…なぁ!?」
クリスタ 「…うっさい」
ユミル 「…」
ユミル 「…あっそーですかい!」
ユミル 「もうお前の事なんか知らん!」
クリスタ 「私も…ユミルのことなんか知らん!」
ユミル 「な…お前〜!」
クリスタ 「私…自分に嘘つく人キラーイ」
ユミル 「な…!?な…!?」
ユミル 「それはお前のことだろうが!」
クリスタ 「そんなことないもーん」
ユミル 「良い事尽くしのクリスタさんだろうが!」
クリスタ 「は…はぁ!?」
クリスタ 「ひっど…何それ!?」
ユミル 「事実だろうが!」
クリスタ 「もう知りません!」
ユミル 「私も知らん!」
ユミクリ 「ふんだ!」
ミーナ 「ちょ…!?」
ミーナ 「二人とも…何喧嘩してんの!」
クリスタ 「ミーナには関係無いから!」
ユミル 「関係無いね!」
ミーナ 「あっそ…」
ミーナ 「ならちゃんとやる事はやってね…」
ミーナ 「…はぁ…」
アニ 「でも珍しいね…あの二人が喧嘩なんて…」
ミーナ 「ホントね…」
そしてデザートも出来上がり
ミーナ 「よし…ケーキ出来たね」
クリスタ 「ミーナ!これの名前はティラミスね!」
ミーナ 「あ…そうだったね…ティラミスティラミスと…」
ミーナ 「では早速お客様中に入れます!」
ユミル 「へーい」
アニ 「はいはい」
クリスタ 「おー!」
ガラガラ
ドアが開く
アルミン 「いっちばーん!」
ライナー 「俺が1番だ!」
ベルトルト 「なんでもいいよ…」
ミーナ 「いらっしゃいませだฅ•ω•ฅニャー」
アルミン 「甘い香り!それに!」
ライナー 「ああ…沢山の可愛い子猫ちゃんが…」
アルライ 「いるなぁぁ///」
ベルトルト 「ああ…アニ//」
ミーナ 「…」(うわぁ……口に出して言ってる…)
ミーナ 「当店の説明をさせて頂きます」
ミーナ 「この時間帯はオヤツタイムとなります」
ミーナ 「そして〜」
説明を終え
ミーナ 「どうぞあちらへ」
アルミン 「はーい」スト
アルミン 「よし!よし!」(食べ物は変わったけど…ルールは全て一緒だ!)
ミーナ 「じゃあ…私とお話しますか!」
アルミン 「うん!」ニコニコ
三人全員一分間の会話を終え
ミーナ 「はい!ではご指名される方〜?」
アルライベル 「はーい!」
アルミン 「僕クリスタ!」(本当についてる!ミカサがいないから!)
ライナー 「俺も!クリスタ!」
ベルトルト 「僕アニ!」
ミーナ 「じゃあアニはベルトルトに!」
アニ 「…はぁ……」スタスタ
ミーナ 「二人はクリスタだから…どっちか先か決めて?」
アルミン 「…」(ふ…焦るなアルミン…確かに早くクリスタと喋りたいのは分かる…けど!)
アルミン 「…」(好きな物は最後に食べたいのよねん)
アルミン 「…僕後でいいよ」
ライナー 「い…良いのか!?」
アルミン 「ライナーにはいつも感謝してるからね」
ライナー 「アルミン!恩に着る!」
ミーナ 「じゃあ…クリスタ?」
クリスタ 「…」
ミーナ 「?」
ユミル 「…おい…」
クリスタ 「言われなくても…知ってる…」スタスタ
ユミル 「…ふん…」
ベルトルト 「あ…アニ///」
ベルトルト 「いつ見ても可愛いよ//」
アニ 「はいはい…」
ベルトルト 「あ…ほら!アレは?」
アニ 「アレ?」
ベルトルト 「うん!ほら!猫のポーズ」
アニ 「…?」
ベルトルト 「いらっしゃいませだฅ•ω•ฅニャー」
ベルトルト 「って……やらないの?」
アニ 「…」
アニ 「ダサいから…やらない」
ベルトルト 「えぇ……」
ベルトルト 「でもエレンの時…」
アニ 「なに?」ギロ
ベルトルト 「…な…なんでもない…よ…」
アニ 「ほら…そんなことより…なんて書いて欲しいの?」
ベルトルト 「う…うん!」
ベルトルト 「ベルトルト愛してるって…」
アニ 「…はぁ?」
ベルトルト 「え!?」
アニ 「アンタそんなんで嬉しいの?」
ベルトルト 「う…嬉しいよ?」
アニ 「はぁ…」
大きくため息を吐く
ベルトルト 「…アニ?」
アニ 「アンタがそこまで…落ちぶれた事にガッカリした…」
ベルトルト 「そ……そんな……」
アニ 「今私は仕事だからアンタと話してる訳で…これは偽りの出来事なんだよ?」
ベルトルト 「き…急にそんな事…言わないでよ…」
アニ 「私はアンタを助けてやってんだ…」
アニ 「目を覚ましな?」
ベルトルト 「わ…分かってるよ…そんな事…」
アニ 「まぁ…分かってんなら良いけど…」
アニ 「そんな回りくどい事せず…ハッキリ伝えな?」
アニ 「男でしょ?」
ベルトルト 「…そうだね…僕間違ってたよ」
アニ 「分かればいいよ」
ベルトルト 「…あのさ…アニ」
ベルトルト 「僕は…君の事が好きだ」
アニ 「無理」
ベルトルト 「…」
アニ 「はい…なんて書く?」
ベルトルト 「…」
アニ 「聞いてんの?」
ベルトルト 「…ベルトルト…好きだよって…」
アニ 「…さっき言ったよね?」
ベルトルト 「ううん…良いんだよ」ニコ
アニ 「…」(やば…コイツ)
アニ 「…分かった…」カキカキ
アニ 「ほら…これでいいんでしょ?」
ベルトルト 「うわぁ…//」
ベルトルト 「ありがと…アニ//」
ベルトルト 「このお皿…食べずに持って帰っていいかい?」
アニ 「絶対そんな事しないで…」
ベルトルト 「わ…分かったよ…」
アニ 「ほら…早く食べな?」
ベルトルト 「…せめて…せめて…」ギュ
お皿にハグをする
アニ 「!?」
ベルトルト 「ああ…アニ…//」
アニ 「…」(コイツ…本当にどうしたの?)
ユミル 「…さっきの告白で振られておかしくなっちまったんじゃねぇか?」
アニ「聞いてたんだ…」
ユミル 「そりゃな…個室でもねぇからな…」
アニ 「…」
アニ 「初っ端コイツが意味分からないことお願いしたのが悪い…」
ユミル 「まぁ…ランチセット食いに来た時の方がまだ自制心あったんだがな…」
アニ 「あの時も同じくらいだったよ…」
ユミル 「…じゃあ…振られたからおかしくなった確定だな…」
アニ 「…本当に…気持ち悪い…」
ユミル 「ああ…全くだ」
ベルトルト 「…」ペロンペロン
お皿を舐めてる
ライナー 「クリスタ//」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…うん…」ニコ
ライナー 「あ…ほら!猫のポーズやらないのか?」
クリスタ 「…」
クリスタ 「いらっしゃいませだにゃー」
ライナー 「あれ?ポーズは?」
クリスタ 「なんて書く?」
ライナー 「あ…ああ」
ライナー 「じゃあ…今度こそライナー大好きって…」
クリスタ 「…そ」
クリスタ 「…」カキカキ
クリスタ 「はい」
ライナー 「やったぁ//嬉しいぞ!クリスタ!//」
クリスタ 「どうも…」ニコ
ライナー 「…」
ライナー 「なんか…元気ないのか?」
クリスタ 「別にそんなんじゃ無いよ」
ライナー 「そ…そうか…」
ライナー 「もしツラい事があったらいつでも俺に言ってくれな?」
ライナー 「絶対チカラになるからな!?」
クリスタ 「ありがとね」
ライナー 「おう!」
クリスタ 「……」
クリスタ 「優しいね…」
ライナー 「そ…そうか?//」
ライナー 「でも…クリスタの方が優しいぞ?//」
クリスタ 「…」
クリスタ 「ライナーに聞きたいことあるけどいい?」
ライナー 「も…もちろん!//」
クリスタ 「私ってどんな人に見える?」
ライナー 「…」(これはチャンスだ!)
ライナー 「…」(カッコイイことを言ってクリスタを惚れさせるチャンス!)
ライナー
「…いつでも誰にも優しく接してくれて…笑顔がとても素敵で笑顔が絶えない人…それに俺らに弱音を吐かず…一生懸命な所も素敵だな…」
クリスタ 「…」
ライナー 「それに…」
ライナー「か…可愛い…しな///」
クリスタ 「気持ち悪…」ボソ
ライナー 「え!?」
ライナー 「今…きもちわるって…?」
クリスタ 「あ…ううん」
クリスタ 「そんな人…気持ち悪くない?」
ライナー 「そ…そんな事ないぞ!?」
ライナー 「とても素敵な事だぞ?」
クリスタ「…感情が無いじゃん…その人」
ライナー 「ど…どうしたんだ…クリスタ?」
クリスタ 「じゃあ…ライナー?」
ライナー 「…」
クリスタ 「その人が実は心の奥でガマンをしていて今もそうって言ったらどうする?」
ライナー 「が…我慢なんかしない方がいいぞ?」
ライナー 「自分のやりたいことや自分の思った事をちゃんと相手に伝えた方が絶対良い!」
クリスタ 「…そう…」
ライナー 「我慢してたのか?クリスタ」
クリスタ 「まぁね…」
ライナー 「…そうか…」
ライナー 「…ありがとな?」
クリスタ 「何が?」
ライナー 「…クリスタがそう言ってくれて…」
ライナー 「俺に助けを求めてるって事だろ?」
クリスタ 「…」
ライナー 「今は敢えて聞かない…」
ライナー 「でも訓練終わった後でもいいから…」
ライナー 「また…会おう」
クリスタ 「…」
ライナー 「その時に…どんな悩みか言ってくれ」
ライナー 「必ず…助けてやるからな?」
クリスタ 「…」
ライナー 「だから…とりあえず今は訓練に集中しよう…」
クリスタ 「…」
ライナー 「お前が笑ってないと…こっちも悲しいからな…」
ライナー 「お前の悲しい顔は…俺は見たくない…」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…」ニコ
ライナー 「…良かった…元気出たか?」
クリスタ 「…」ニコ
ライナー 「じゃあとりあえず…このデザートを食べたいが…」
クリスタ 「…うん」ニコ
ライナー 「あーん…してもらえるか?//」
クリスタ 「…」ニコ
ライナー 「…//」(カッコよく決まったな…俺)
クリスタ 「そんなにして欲しい?」ニコ
ライナー 「あ…ああ//」
クリスタ 「…いいよ」ニコ
ライナー 「頼む//」
クリスタ 「…」スッ
フォークでティラミスを切る
クリスタ 「ほら…」スッ
ライナーの口にティラミスを運ぶ
ライナー 「あ…あーん//」
ライナー 「…」パク
ライナー 「…うん…うん//」モグモグ
ユミル 「アイツまた…あんな事して…」ボソ
ユミル 「ほら見ろ…良い事尽くしのクリスタさんじゃねぇか…」ボソ
クリスタ 「…どう?」
ライナー 「…最高だ//」
ライナー 「…」チラ
クリスタの顔を見る
クリスタ 「…」ニコ
ライナー 「…//」
ライナー 「…」(あの時とは違う…今クリスタは俺を頼ってる…つまり…好きってことか?)
ライナー 「…」(お触り禁止だけど…今のクリスタだったら…きっと嬉しいはずだ…)
ライナー 「…クリスタ…」スッ
クリスタの肩に手を置く
クリスタ 「…」チラ
自分の肩に置かれたライナーの手を見る
アルミン 「くっ…ライナー!また君はそんな事を!」
ユミル 「あのデカブツ…また…」
ミーナ 「あーあ…またあの人は…」ハァ
ユミル 「今度こそ殺す」スタスタ
ミーナ 「殺しはしないでね」
ユミルがライナーに近づこうとした
その瞬間!!
パシ!
ユミミーアル 「!?」
ライナー 「…え…!?」
クリスタ 「…」
ライナーの手を叩き落とす
クリスタ
クリスタ 「…」
ライナー 「く…クリスタ?」
クリスタ 「…触んないで?」
ライナー 「へ……なっ!?」
クリスタ 「ほんっと…汚い…」ゴシゴシ
ハンカチで肩を拭く
ユミル 「く…クリスタ!?」
ミーナ 「あのクリスタが…!?」
アルミン 「うそ…だろ…!?」
ライナー 「…そ…なんで…クリスタ…!?」
クリスタ 「さっきから黙って聞いてたけど…」
クリスタ 「気持ち悪いんだよ!」
ライナー 「…」パクパク
ユミル 「あ…白目むいてら…」
クリスタ 「私はアンタみたいな人に我慢するのも疲れた…」
クリスタ 「いい加減…気付けよ…」
クリスタ 「それなのにそっちはワガママばっか…」
クリスタ 「ダサいんだよ!」
ミーナ 「クリスタ…」
クリスタ 「ふん!」
ガラガラガラ
お店の扉が開く
エレン 「わりぃ!遅くなった!」
サシャ 「食べ物食べに来ましたよーミーナ!」
クリスタ 「あ…///」
クリスタ 「えりぇーん///」フリフリ
手を振る
ズゴーー
クリスタの態度が一瞬で変わった事に驚きコケる
アルミーユミル
ユミル 「な…なんだぁ?」
ミーナ 「き…急にいつものクリスタ…」
アルミン 「ほ…本当にどうしたってんだ?」
エレン 「おーう!」
マルコ 「エレン?」
エレン 「うん?」
マルコ 「コニーがまたはぐれたから…探しに行くね?」
エレン 「えぇ…また?」
マルコ 「うん…また」
エレン 「しゃーねー俺も行くか…」
マルコ 「いや…いいよ…」
マルコ 「先食べててよ」
エレン 「えぇ…でも…」
マルコ 「大丈夫!ここに連れてくるから」
サシャ 「ほら!エレン!早く!」
エレン 「まぁ…分かったわ…ありがとな?」
マルコ 「ううん!」スタスタ
コニーを探しに行くマルコ
エレン 「えっと…」
ミーナ 「あ!じゃあ説明しますね!」
お店の説明を終えて
サシャ 「えぇ…ランチセット無いのですか?」
ミーナ 「うん!ごめんね?」
サシャ 「どうしましょ…エレン?」
エレン 「俺は食べていくけど?」
サシャ 「…いくらですか?」
ミーナ 「銅貨4枚です」
サシャ 「高いです…私やめときます」
エレン 「いいのか?」
サシャ 「ご飯食べに来たのに…デザートと紅茶だけではお腹いっぱいになりませんので…」
エレン 「お前…どうするんだ?」
サシャ 「私…別のお店の食べ物探してきます」
エレン 「分かった」
サシャ 「それではエレン…また…」スタスタ
エレン 「さっき食べたばっかりなのにな…」
ミーナ 「な…なんかごめんね?」
エレン 「良いよ良いよ…こちらこそ悪いな…」
ミーナ 「ううん!大丈夫!」ブンブン
エレン 「…」ジー
ミーナ 「……?」
エレン 「…」ジー
ミーナ 「な…なに…//」
エレン 「…」ジー
ミーナ 「…//」
ミーナ 「ほ…ほら!早く!」
エレン 「あ…うん」スタスタ
ミーナ 「じゃあここに!」
エレン 「おう!」スト
座る
クリスタ 「エレン//」
クリスタ 「…」スタ
エレンの方に行こうとした瞬間
パシ
クリユミ 「!?」
ライナー 「ま…待ってくれ…クリスタ」ギュ
クリスタの手を掴む
ユミル 「あ…あいつぅぅ…」ブチブチ
ユミル 「おんどりゃぁぁ!!」ダッダッ
クリスタ 「…」
ライナー 「頼む…話を聞いてくれ…」
クリスタ 「触るなって……」パシ
ライナーの手を両手で掴む
クリスタ 「言っただろうがぁ!」グルン
ライナー 「う……うわぁぁぁ!」
ドシン!!
クリスタ 「…」
ライナーを一本背負いで倒す
クリスタ 「…」パンパン
手を払う
ライナー 「く…くり…す…」ドサ
クリスタ 「良かったね…ダサく死ねて…」
ユミル 「く…クリスタ?」
クリスタ 「ねぇ……ユミル?」
ユミル 「な…なんだ?」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…ふふw」ニコ
ユミル 「?」
クリスタ 「私…もう…」
クリスタ 「良い事するの…やめたから」ニコ
ユミル 「…クリスタ…お前…」
クリスタ 「えへへ」ニコ
ユミル 「…そっか…」ナデナデ
クリスタの頭を撫でる
クリスタ 「…?」
ユミル 「…分かった…」
クリスタ 「?」
ユミル 「さっきはごめんな?」
クリスタ 「あ…ううん…こちらこそごめんね?」
ユミル 「…私も意地張るのを辞めるわ」
クリスタ 「え?」
ユミル 「…好きだよ…」
ユミル 「…エレンの事…好き…//」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…うん!」ニコ
ユミル 「ただ…勘違いすんなよ!?」
クリスタ 「うん?」
ユミル 「お…お前と同じくらい好きって事だからな!?」
クリスタ 「…またそんなこと言って…」
ユミル 「い…いや…本当に!」
ユミル 「私はどっちも同じくらいなんだよ!」
クリスタ 「はいはいわかったわかった」
ユミル 「信じろって!」
クリスタ 「別に嘘だと思ってないよ…」
ユミル 「そ…そうか…」
クリスタ 「…」
クリスタ 「渡さないからね…ユミル」
ユミル 「え?」
クリスタ 「…エレンの事…渡さないから」ニコ
ユミル 「…望むところだ」ニコ
ミーナ 「あの…クリスタ?」
クリスタ 「うん?」
ミーナ 「流石にここまでやれとは言ってないけど…?」
クリスタ 「だって…触ってきたから…」
ミーナ 「まぁ…そうなんだけどさ…」
アハハ
エレンの笑い声が聞こえる
クリスタ 「…」チラ
クリスタ 「!?」
エレン 「〜」
アニ 「〜///」
クリスタ 「ちょ…!?」
クリスタ 「アニ!ダメ〜!」ダッダッダッ
クリスタ 「アニ!交代!」
アニ 「あれ?そっちは終わったの?」
クリスタ 「うん!終わったよ!何分話してたの!?」
アニ 「わかんない…5秒くらい?」
クリスタ 「うそつけぇ!」
エレン 「あ!クリスタ!ฅ•ω•ฅニャー」
クリスタ 「に…ฅ(>ω<ฅ)ニャー」
エレン 「あははw」
クリスタ 「//」
クリスタ 「ほら!変わって!」
アニ 「アンタはまだアルミンとの会話があるだろ?」
クリスタ 「あ…」
アニ 「ほら!行きな!」
クリスタ 「ぐぅぅ…!!」
クリスタ 「ふん!」スタスタ
アニ 「あ…クリスタ?」
クリスタ 「なに!?」
アニ 「さっきのアンタ…ちゃんと人間らしくてカッコイイよ…」
クリスタ 「…」
クリスタ 「…あ…ありがと…//」
アニ 「ええ…」
クリスタ 「…//」スタスタ
ユミル 「ほら!アニ!交代だ!」
アニ 「…まぁ…しょうがないっか…」スタスタ
ユミル 「よぉ…エレン//」
エレン 「おう!ฅ•ω•ฅニャー」
ユミル 「…い…いらっしゃいませ…だ…ฅ•ω•ฅニャー」
ユミル 「//」
エレン 「あははw」
__
クリスタ 「…なに?アルミン」
アルミン 「え…あ…その…」
アルミン 「指名…したから…」
クリスタ 「分かってるから来てるんでしょ?」
アルミン 「…いや…そうだけど…」
アルミン 「とりあえず…話でも…」
クリスタ 「…まぁ…仕事だし…」
アルミン 「…急にどうしたの?」
クリスタ 「…」
アルミン 「君はそんな事しない人な筈だ…」
クリスタ 「嫌だったから…」
アルミン 「…ライナーの事が?」
クリスタ 「…」
アルミン 「…」
クリスタ 「なに?そう言ってくれた方が嬉しいの?」
アルミン 「え?」
クリスタ 「自分は嫌われてないと思いたいの?」
アルミン 「…いや…そんな事で聞いたわけでは…」
クリスタ 「じゃあ何?」
アルミン 「…ご…ごめん!クリスタ!」
クリスタ 「…」
アルミン 「…怒ってるんだろ?」
アルミン 「…サシャのお店の時に君の邪魔をしたから…」
アルミン 「あの時は僕もどうかしてたんだ!」
アルミン 「だから…ごめん!」
クリスタ 「…ねぇ?アルミン?」
アルミン 「な…なに…?」
クリスタ 「土下座してまで…私をコニーのお店に行かせたかった意味…教えてくれる?」
クリスタ 「そんなに許して欲しいなら…?」
アルミン 「…」(ムリムリムリ!)
アルミン 「いや…その…」
アルミン 「…記念の写真が…欲しくて…」
クリスタ 「記念?」
アルミン 「ほら!こんな訓練もう二度とやらないだろ?」
アルミン 「だから…その記念で…」
クリスタ 「ふーん…」
アルミン 「…」アセアセ
クリスタ 「…誓える?」
アルミン 「!?」
クリスタ 「誓える?」
アルミン 「…」アセアセ
アルミン 「ち…誓え…」
クリスタ 「アルミン?」
アルミン 「は…はい!?」
クリスタ 「…キモイよ?」
アルミン 「……」
クリスタ 「…天下の頭脳を持つあのアルミンが一生懸命一生懸命考えた事が…」
クリスタ 「こんな程度の低いウソをつくなんてね…」
クリスタ 「本当に…気持ち悪いよ?」
アルミン 「…」
クリスタ 「私が気付いてないとでも思った?」
クリスタ 「アンタやあのデカブツが私に好意を持って接してきてるくらいお見通しなんだけど?」
クリスタ 「ずっとアンタらの事で我慢してきたんだけど?こっちは…」
アルミン 「…」
クリスタ 「はぁ…」
クリスタ 「どうせ水着姿の私が欲しかったんでしょ?」
クリスタ 「合成で作られた偽物の私の写真が…」
クリスタ 「本当に…可哀想でみっともない…」
アルミン 「…」ウルウル
クリスタ 「あれ?泣いちゃってるの?」
クリスタ 「…私より大きな大きな男の子なのに…」
クリスタ 「少し正論を言ったら…えんえんって…」
アルミン 「…」ウルウル
クリスタ 「本当…みっともないざぁこ♡」 ボソ
クリスタ 「だらしなーい♡」
アルミン 「…」
クリスタ 「ふぅ…もういい?」
クリスタ 「私…エレンの事が好きだから…」
クリスタ 「エレンにしか興味無いの」
クリスタ 「だから…もう私に構わないでくれる?」
クリスタ 「…」スタスタ
エレンの方に行ってしまう
アルミン 「……」
アルミン 「…」バタン
倒れる
______
エレン 「あはは」
ミーナ 「エレンったらw」
クリスタ 「ミーナ!次私!」
ミーナ 「え?もう!?」
クリスタ 「1分は話したでしょ?」
ミーナ 「そうだけど…アルミンとの会話…まだ3分経ってないような…」
クリスタ 「アルミンは倒れたから会話が出来なくなった…」
ミーナ 「そっか……って!?」
ミーナ 「なんで倒れてるの!?」
クリスタ 「しーらない」
ミーナ 「はぁ…この短時間で2人倒れるなんて…」
ミーナ 「どうぞ?」
クリスタ 「やった!//」
エレン 「次はクリスタか!」
クリスタ 「うん!//」
ミーナ 「…そろそろ帰らせるかな…」
ミーナ 「ベルトルト?」
ベルトルト 「アニ……//」
ミーナ 「……」
ミーナ 「…アニ?」
アニ 「うん?」
ミーナ 「ベルトルトどうにかして?」
アニ 「分かった……」スタスタ
ベルトルト 「アニ…//」
アニ 「アンタ?」
ベルトルト 「あ…アニィ//」
スパァァァン!
ベルトルト 「…」ドサ
倒れる
アニ 「はい…なんとかした」
ミーナ 「こぉらぁぁ!」
ミーナ 「そういう意味じゃないって!」
アニ 「…そういう意味しか選択肢は無かった」
ミーナ 「も〜う…」
ミーナ 「アニ…ユミル?」
ミーナ 「この3人外に出すよ?」
ユミル 「へーい」
アニ 「めんど…」
ミーナ 「お金は貰っといてね」
三人廊下の外に放り出す
ミーナ 「よし…クリスタ?」
クリスタ 「あはは//」
ミーナ 「……」
ミーナ 「クーリースーター?」
クリスタ 「あ…なに?」
ミーナ 「1分経ったよ?」
クリスタ 「えぇ…残念だなぁ…」
クリスタ 「あ!エレン!」
エレン 「うん?」
クリスタ 「私を指名して!」
ユミル 「いーや!私だ!エレン!」
アニ 「アンタら…急にどうしたのさ!?」
アニ 「私を指名しな!エレン!」
エレン 「えぇ…迷うな…」
クリスタ 「私!私!」
ユミル 「エレン!私だ!」
アニ 「わたし!」
ミーナ 「…はぁ…」
エレン 「うーん…」
エレン 「…」チラ
ミーナ 「…」
三人に呆れてる
エレン 「……」
エレン 「じゃあ…」
エレン 「…ミーナで」
アニユミクリミー 「!?」
ミーナ 「え…!?」
ミーナ 「わ…私!?」
クリスタ 「エレン!?どうして!?」
ユミル 「そうだぞ!?」
アニ 「ちっ!」
エレン 「まぁ…その…」
エレン 「気になってな……」
アニユミクリミー 「!?」
ミーナ 「…」
ミーナ 「えぇ…//」
アニ 「アンタ!それどういう意味さ!」
ユミル 「詳しく話してもらおうか!?」
クリスタ 「そうだよ!」
エレン 「いや…その…」
ミーナ 「ほ…ほら!三人とも!エレンが困ってるでしょ!」
ミーナ 「それに!指名したのはエレンなんだから!文句言わないの!」
ミーナ 「…//」テレテレ
アニ 「…」ジー
ユミル 「…」ジー
クリスタ 「…」ジー
ミーナ 「な…何よ…?」
クリスタ 「ちょっと嬉しそうに見えるんだけど?」
ユミル 「ああ…私もそう思ってた…」
アニ 「何その笑顔…?」
ミーナ 「う…う…」
ミーナ 「…うるさーい!」
ミーナ 「ほら!三人とも散った散った!」
クリスタ 「うわぁ…大声で誤魔化してる…」スタスタ
ユミル 「ああ…まるで幼稚だな……」スタスタ
アニ 「女の子のする事じゃないよ…」スタスタ
ミーナ 「アンタらに言われたぁ無いわ!」
ミーナ 「たく…」
エレン 「ミーナ!よろしくな!」
ミーナ 「あ…うん!」
ミーナ 「じゃあ…さっそくお皿に…」
ミーナ 「あれ?デザート?」キョロキョロ
エレン 「あれ?さっきクリスタが持って行っちゃったぞ?」
ミーナ 「えっ!?」
ミーナ 「クリスタ!?」チラ
クリスタ 「…ふへへ…」キラーン
チョコペンを持つ
クリスタ 「相合傘を書いて…エレンと私の名前を…」
ミーナ 「こらぁぁ!勝手な事しない!」パシ
クリスタ 「あ…」
ミーナ 「もう!」スタスタ
クリスタ 「むぅ…ミーナぁ…」
アニ 「……アンタら急にどうしたのさ?」
クリスタ 「え?」
アニ 「アンタらの行動……まるでエレンの事が好きに見えるけど?」
クリスタ 「好きだけど?」
ユミル 「おう…好きだが?」
アニ 「そう……」
アニ 「……!?」
アニ 「はぁ!?」
クリスタ 「え?」
アニ 「アンタらエレンに興味なかったじゃん!?」
クリスタ 「いや…実は前々からカッコイイなって思っててさ…//」
アニ 「……ユミルは!?」
ユミル 「なぁ…アニ知ってるか?」
アニ 「…なに?」
ユミル 「恋ってのは突然訪れるもんだぜ…」
アニ 「……」
クリスタ 「あ!それ私がユミルに言った言葉!」
ユミル 「そーだったっけなー?」
クリスタ 「くぅ…カッコつけちゃって…!」
アニ 「……」
アニ 「ちっ…」(ミカサだけじゃなく……コイツらもか……)
クリスタ 「そーいえばアニはまだマッサージされてないもんねぇ〜」ニヤニヤ
アニ 「あん?」ギロ
クリスタ 「気持ちよかったなぁ〜」
クリスタ 「オプション付きマッサージ//」
ユミル 「本当にな…//」
アニ 「ぐぅ……!!」
アニ 「何されたのさ!」
クリスタ 「教えませーん」ニヤニヤ
アニ 「アンタ…本当にいい性格になったね…」
クリスタ 「ありがと!」ニコ
アニ 「……嫌味なんだけど?」
クリスタ 「知ってるも〜ん」
アニ 「……」ゴゴゴ
クリスタ 「……」ゴゴゴ
ユミル 「おお…あのクリスタが動じず…アニに対抗してんな…」
ユミル 「しかし…今のお前が一番好きだぞ!」
ユミル 「クリスタ!」
クリスタ 「えへへ」
アニ 「まぁ…それはそうね…」
アニ 「嫌味じゃなく…本当にね…」
クリスタ 「うん!ありがと!」
クリスタ 「でも2人にはエレンを渡す気なんか一切無いから!」
アニ 「上等…」
ユミル 「かっこよく見えるぜ!クリスタ!」
____
ミーナ 「ごめんね?エレン」
エレン 「いや…大丈夫」
ミーナ 「じゃあ…なんて書いて欲しい?」
エレン 「じゃあ猫書いてくれ」
ミーナ 「猫?」
エレン 「あ…文字の方が良かったか?」
ミーナ 「いや…大丈夫だよ?」
ミーナ 「じゃあ…描きまーす」カキカキ
エレン 「上手いな…」
ミーナ 「女の子だからね」カキカキ
エレン 「ふーん…」スッ
少し顔を近づける
ミーナ 「…//」(やばい…すぐ後ろにエレンの顔が…)
ミーナ 「…//」ブンブン
しっぽが揺れる
エレン 「うん?」チラ
シッポを見る
ミーナ 「…//」ブンブン
エレン 「…」(このシッポ…本当にどう動いてるんだろう…気になって気になって…仕方ねぇや)
エレン 「…」(シッポなら…お触りにならないかな?)
ミーナ 「…//」ブンブン
エレン 「…」(掴んでみるか…)
エレン 「…」パシ
ミーナ 「え…!?」
エレン 「…」ギュ
シッポを握る
ミーナ 「ふ…ふぇぇ///」ドサ
エレンの膝に倒れる
アニユミクリ 「!?」
クリスタ 「み…ミーナ!?」
アニ 「どうしたの!?」
エレン 「おお…」(本物のシッポみてぇな感触だ…)
エレン 「…」ニギニギ
エレン 「…」サワサワサワ
ミーナ 「はぅぅ//」
ミーナ 「え……えれ……///」フニャフニャ
クリスタ 「ユミル!?あれどういうこと?」
ユミル 「し…知るか!」
アニ 「これって止めなきゃマズイ?」
ユミル 「クリスタ!あのシッポって握ったらあんな感じになるのか!?」
クリスタ 「そ…そんな事されてないから知らないよ!」
ミーナ 「ち…チカラが…抜けりゅ…///」
ユミル 「どっかのサ〇ヤ人か!アイツは!」
クリスタ 「でもミーナの名前は野菜じゃないよ!」
ユミル 「うっせ!」
アニ 「エレン…あんまりそれ握らない方がいいかも!」
エレン 「うん?これか?」ニギニギ
ミーナ 「エレ……だめ……///」
ミーナ 「それ以上は……//」フニャフニャ
エレン 「あれ?つーかミーナ?」
エレン 「急に倒れててどうしたんだ?」
ユミル 「えぇ…シッポに夢中で気付いてなかったのか…」
アニ 「と…とりあえず!エレン!」
アニ 「そのシッポ離して!」
エレン 「あ…分かった…?」パッ
手を離す
ミーナ 「はぁはぁ…///」
ミーナ 「本当に……やばかった///」
エレン 「ど…どうしたんだ?」
ミーナ 「え…エレン!」
エレン 「はい!?」
ミーナ 「も…もう…//」
ミーナ 「ダメだよ…触っちゃあ…///」ウルウル
エレン 「ご…ごめん!」
ミーナ 「見てよ…猫の絵…グチャグチャになっちゃったよ…」ウルウル
エレン 「本当にごめん!」
ミーナ 「取り替える?」
エレン 「あ…大丈夫!食べれるし!」
ミーナ 「そう…?」
エレン 「気にしないでな!」
ミーナ 「じゃあ…はい」スッ
フォークでティラミスを切る
ミーナ 「口…開けて?」
エレン 「え…あ…はい…」
ミーナ 「あーん…」
エレン 「あ…あーん…」パク
クリユミアニ 「!?」
ミーナ 「…どう?」
エレン 「お!美味しい!」
ミーナ 「ふふ…良かった」
アニ 「アンタ!」
ミーナ 「うん?」
アニ 「今…エレンに…」
クリスタ 「あーんした!ずるい〜!」
ユミル 「私にもやらせろ!」
ミーナ 「あ……」
エレン 「…」モグモグ
ミーナ 「…私…いつの間に…//」
アニ 「うわぁ…白々しい…」
クリスタ 「ね…嘘だね」
ユミル 「ああ…嘘だな」
ミーナ 「うるさい!うるさい!//」
ワチャワチャ
ワーワー
エレン 「…」(俺も…つい何も言わずに従っちまった…怒らせちゃった俺が悪いし…)
ガラガラガラ
ドアが開く
マルコ 「エレン!コニー見つけてきたよ!」
エレン 「おお!そうか!」
マルコ 「あれ?サシャは?」
エレン 「サシャなら1人で食べ物食いに行ったぞ?」
マルコ 「…」
マルコ 「エレン…ダメじゃないか…」
エレン 「え?」
マルコ 「サシャを1人したら…また一人でそこらじゅう彷徨うことになっちゃうよ」
エレン 「あ…確かに…」
マルコ 「今から探しに行けるかい?」
エレン 「悪い!今すぐ食べて行くわ!」
マルコ 「うん!待ってるね」
エレン 「…」パクパク
エレン 「…」ゴクゴク
エレン 「ぷぁは!」
エレン 「ご馳走様でした!」
アニ 「あ…エレンもう行くの?」
エレン 「おう!アニの紅茶美味かったぞ!」
アニ 「あ…そう///」
エレン 「ミーナ!いくらだ?」
ミーナ 「え!?もう帰るの?」
エレン 「おう!」
ミーナ 「まだ3分経ってない…」
エレン 「悪い…用ができてな…」
エレン 「いくらだ?」
ミーナ 「…銅貨4枚でいいよ」
エレン 「あれ?指名代は?」
ミーナ 「ううん!大丈夫!」
エレン 「なら…はい」スッ
ミーナ 「ありがと!」ニコ
エレン 「サンキュー!」スタスタ
クリスタ 「あ!行かないで〜エレン!」
ユミル 「まだここにいろよ!」
エレン 「悪いな〜!」フリフリ
手を振る
ガラガラガラ
ピシャ
扉を閉めて帰るエレン
クリスタ 「あーあ…」
ユミル 「…しゃあねえか…」
アニ 「…//」(またアイツに紅茶…作ってあげよう)
ミーナ 「…私とした事が…」
クリスタ 「うん?」
ミーナ 「お客様であるエレンを忘れて…皆と口論してたなんて…」
ミーナ 「せっかく指名もされたのに…」
ミーナ 「オーナー失格だぁぁ…」
ユミル 「な…なんかすまん…」
クリスタ 「ご…ごめん…」
ミーナ 「あ…貴方達が邪魔するから!」
クリスタ 「あー!そうやって私達のせいにするんだ!」
ユミル 「そうだぞ!」
アニ 「…」
ミーナ 「だってそうでしょ!」
ミーナ 「貴方たちも悪いって思ったから謝ってきたんだし!」
ユミル 「それはおまえが可哀想だなって思ったからな!」
クリスタ 「そんなこと言われるなら謝ったこと取り消すもん!」
ミーナ 「ひどーい!」
ミーナ 「だいたいクリスタが勝手にエレンのデザートに書こうとしたところからおかしくなったんだよ!」
クリスタ 「それとエレンにあーんさせた件は関係無いでしょ!」
ユミル 「いーや!それも関係あるね!」
クリスタ 「はぁ!?」
クリスタ 「ユミル…そんなこと言うんだー」
クリスタ 「そうやって全部私のせいにする!」
アニ 「ちょ…ちょっと待ちな!あんたら!」
クリスタ 「なに…?」
アニ 「まず私達は確認しなければいけないことがあるでしょ!?」
ユミル 「……!?」
ユミル 「シッポだ!」
クリミー 「!?」
クリスタ 「そ…そうだった!」
ミーナ 「このシッポのせいでめちゃくちゃになっちゃったよ…」ブンブン
ユミル 「振るな振るな…気味が悪い…」
ミーナ 「私の意思じゃないもん…」
アニ 「とりあえず…アンタのシッポ…握るよ?」
ミーナ 「えぇ…またあの感覚にならなきゃいけないの?//」
アニ 「分かんないけど…確認するしかない」
ユミル 「まぁ…そうだな」
ミーナ 「分かったよ…//」
アニ 「行くよ…」
ミーナ 「うん…//」
アニ 「…」ギュ
シッポを握る
ミーナ 「…」
クリスタ 「どう?」
ミーナ 「…なんともない……?」
ユミル 「なわけ…アニ…色々試してみろ」
アニ 「了解」 ニギニギニギニギ
アニ 「…」サワサワサワ
ミーナ 「…?」
クリスタ 「なんで?」
ミーナ 「…さぁ…?」
アニ 「…アンタ…やったね?」
ミーナ 「え?」
ユミル 「そうだな…確信犯だな」
ミーナ 「は?」
クリスタ 「え?どういうこと?」
ユミル 「シッポ握っても触ってても何にも起きないってことは…つまり…」
アニ 「演技してたって事…」
クリスタ 「…」
クリスタ 「はぁ!!?」
ミーナ 「え!?ちょ…まって!?」
ミーナ 「私が!?演技を!?」
クリスタ 「ミーナ…」ジー
ミーナ 「そんな目で見ないでよ!」
ミーナ 「本当にチカラが抜けたんだって!」
ユミル 「よく言うわ…どうりでおかしいと思った」
アニ 「ええ…そもそもそのシッポは腰に巻く取り付け可能なシッポだ…」
アニ 「感覚なんかあるわけない…」
クリスタ 「うわぁ…それで私達のせいにしてたんだぁ…」
ミーナ 「本当だってばぁ!」
ユミル 「はいはい…良かったな…」
ユミル 「エレンの膝元で寝れて…」
アニ 「アンタが1番強欲だったわけね…」
クリスタ 「ずる賢い人…」
ミーナ 「なんで勝手にそう決めつけてんのさぁ!」
ミーナ 「私別にエレンの事…」
クリスタ 「うん?なに?」
ミーナ 「え…エレンの事…//」
ミーナ 「カッコイイけど…別に…//」
ミーナ 「そういうのじゃ…ないもん…//」
クリスタ 「はいはい…」
ミーナ 「でも本当にこのシッポ握られたらチカラが抜けたんだってぇ…」
ユミル 「エレンにそんな変な能力があるって言いたいのか?」
ミーナ 「違うけど…」
ガラガラガラ
ドアが開く
男 「ミーナ!空いてるぅ〜?」
男2 「2人だけど?」
ミーナ 「今話ししてるから待ってて!」
男達 「!?」ビクッ
ユミル 「ほら!早く行けやゴラァ!」
アニ 「蹴り殺すよ?」ギロ
男達 「ひっ…ひぃぃぃ!!」ダッダッダッ
帰っていく
____
お好み焼き屋
サシャ 「おいひいです!」モグモグ
男 「おまえ…全部食う気か?」
サシャ 「幸せです」モグモグ
エレン 「おーい!サシャ!」
サシャ 「あれ?えりゃえん?」モグモグ
エレン 「食いながら喋るなよ…」
サシャ 「どうひたんですか?」モグモグ
エレン 「どうしたって…お前を探しに来たんだよ」
サシャ 「…」ゴクン
サシャ 「そうでしたか…ありがとうございます」
エレン 「ほら…行くぞ?マルコもコニーもお前を探してる」
サシャ 「マルコ達も?」
エレン 「ああ…手分けして探してたんだよ」
サシャ 「それは…申し訳ない事を…」
エレン 「ほら…行くぞ?」
男 「待てエレン」
エレン 「うん?」
男 「食べた物の会計…終わらせてねぇよ?」
エレン 「あ…すまん」
エレン 「ほら?サシャ」
サシャ 「あ…あの…それがですね…」アセアセ
サシャ 「お金…なんか…無くなってしまいまして…」
エレン 「はぁ!?」
サシャ 「お願いします!ここはエレンの奢りって訳で!」
エレン 「ったく…いくらだ?」
男 「銅貨12枚だ」
エレン 「たっけ!」
エレン 「これ1枚銅貨2枚だろ?」
サシャ 「そうみたいですね…」
エレン 「いや…どんだけ食ってんだよ…」
サシャ 「すいません…//」テレテレ
エレン 「照れるな照れるな」
エレン 「じゃあ…ほら」スッ
男 「毎度あり!」
エレン 「ほら?行くぞ?」チラ
シーン
エレン 「……あれ?サシャ?」キョロキョロ
サシャ 「ふへへ…あそこも美味しそうですね…」スタスタ
エレン 「……」
エレン 「こら!サシャ!」
サシャ 「あーあそこも!」スタスタ
エレン 「お前は本当に…」パシ
サシャの腕を掴む
サシャ 「にゃ!?」
エレン 「ほら!行くぞ!」スタスタ
サシャ 「あ…はい…」スタスタ
エレン 「……」スタスタ
サシャ 「……」スタスタ
エレン 「……」スタスタ
サシャ 「…」(なんか…なにからなにまで…私…エレンにご迷惑かけてますね…)
エレン 「…」スタスタ
サシャ 「…」(それなのに…エレンは何にも言わず…)
エレン 「…サシャ?」
サシャ 「は…はい!?」
エレン 「そこ…足元気をつけろよ?」
サシャ 「……//」ドキ
サシャ 「あ…はい…//」
エレン 「……」スタスタ
サシャ 「……//」スタスタ
____
マルコ 「やっと合流したよ…」ハァ
コニー 「悪いな…マルコ」
エレン 「お前もだぞ?サシャ」
サシャ 「ご…ごめんなさい」
マルコ 「僕達は一体いつになったら4人で行動出来るのか…」
エレン 「問題児二人だな」
サシャ 「なるほど…コニーとエレンですね!」
エレン 「お前だよ!お前!」ワシワシ
サシャの頭を掴み髪の毛をクシャクシャにする
サシャ 「ちょ…やめてくださいよ〜」
サシャ 「も〜」
マルコ 「はははwなら四人でどこに行くか?」
コニー 「俺…釣りやりてぇな…」
サシャ 「え?したことないんですか?」
コニー 「まぁな…」
エレン 「言われてみれば俺も…」
マルコ 「僕も無いかな…」
サシャ 「ふふーん!遂に私の出番の様ですね!」
コニー 「教えてくれ!」
サシャ 「じゃあ!行きましょう!」スタスタ
マルコ 「そうだね!」スタスタ
コニー 「ひゃっほーい!」スタスタ
エレン 「…マルコ」ボソ
マルコ 「うん?」
エレン 「…実は俺もサシャも今金が無くてさ…」ボソ
マルコ 「あ…そうなの?」ボソ
エレン 「悪いけど…貸してくれねぇか?」ボソ
マルコ 「いいよいいよ!エレン」ボソ
マルコ 「僕が奢ってあげるね?」ボソ
エレン 「本当か!ありがとう!助かる!」ボソ
マルコ 「うん!」
マルコ 「…」(エレン…君は本当に優しい人だね)
マルコ 「…」(さっきお金の確認をしあった時…沢山持ってたのに…サシャを探してる最中で使うなんて有り得ないから…)
マルコ 「…」(恐らく君はサシャの為にお金を出したと…思ってるよ…)
マルコ 「…」(その事を言わずに…君って言う人は…)
____
釣り屋
男 「いらっしゃい!1人銅貨3枚な!」
コニー 「ほーい!」
サシャ 「エレン…」チラ
エレン 「お…おう…」
マルコ 「…ほら…エレン?」ボソ
お金をエレンに渡す
エレン 「え?」
マルコ 「かっこ悪い所…見せれないから…ね?」ボソ
エレン 「サンキュー」ボソ
エレン 「ほい!」スッ
マルコ 「はい」スッ
男 「毎度!」
サシャ 「それでは釣りのやり方を教えます!」
サシャの釣りのやり方講座を三人は
黙って聞いて
サシャ 「〜っと言うことです!」
コニー 「よく分かったぜ!サンキュー!」
マルコ 「ありがとねサシャ」
エレン 「勉強になるな…」
サシャ 「いえいえ//」テレテレ
コニー 「サシャ…これをこうか?」
サシャ 「違いますね…コニー」
コニー 「え?そうなのか?」
サシャ 「こうです!」
コニー 「こうか!」
サシャ 「違います!こうです!」
コニー 「こうだな!?」
サシャ 「こうですっ!」
コニー 「こうこうこうだな!?」
サシャ 「違いますって!こうしてこうこうこうです!」
マルコ 「二人とも…頭痛くなるから辞めて?」
サシャ 「え?」
マルコ 「それに…その説明だとコニーも理解しずらいよ…」
サシャ 「もーダメですねコニーは!」
コニー 「うわぁ…ひでぇなコイツ」
マルコ 「僕がコニーに教えるから…」
マルコ 「サシャはエレンをお願い」
サシャ 「分かりました」
サシャ 「エレン?」
エレン 「ふんふ〜ん♪︎」
釣りを楽しんでる
サシャ 「あれ?エレン…もう釣りしてますね…」
エレン 「ああ…俺は特に問題なく理解出来たからな…」
サシャ 「そうですか…なら一緒に釣り良いですか?」
エレン 「おう!」
それからしばらくして
エレン 「なかなか釣れないもんだな…」
サシャ 「そんなもんですよ」
サシャ 「お!ヒット!」
エレン 「いや…お前何回ヒットしてるんだよ…」
サシャ 「こんなの……簡単ですよ…っと!」
サシャ 「はい!釣れました!」
サシャ 「可愛いお魚さん…本当は食べてしまいたいんですが…このお店のルールで釣った魚は帰すって決まってるので…残念です」ポイ
魚を水槽に戻す
エレン 「魚は貴重だからな…しゃーないわ」
サシャ 「食べれない釣りなんか…」
サシャ 「楽しくないです…」
エレン 「そう言うな…俺はお前とこうして一緒に釣りしてるの楽しいけどな…」
サシャ 「……」
サシャ 「……え?//」ドキ
エレン 「しっかし…本当に釣れねぇな…」
サシャ 「…//」
エレン 「うーん…」
サシャ 「わ…私も…//」
サシャ 「エレンと…こうやってやれて…//」
サシャ 「た…楽しいです…//」
エレン 「来たぁ!ヒットだ!」
サシャ 「え!?」
サシャ 「本当だ!?」
エレン 「よしよし!」
サシャ「落ち着いて!焦らずです!」
エレン 「おっけーおっけー!」
ブチ
糸が切れる
サシャ 「あ…」
エレン 「あ…」
サシャ 「…」
エレン 「…うそ…」
サシャ 「…」
サシャ 「ぷっ!w」
エレン 「あ!こら!笑うなよ!」
サシャ 「エレン…ドンマイですねw」
エレン 「うっせ!」
エレン 「俺の初はいつになるんだ!!」
サシャ 「はははw」
こうしてA班最後の訓練は終了となった
____
そしてB班の訓練が開始となった
サシャのお店
サシャ 「最後も頑張りますよー」
ダッダッダ
サシャ 「うん?あれは……」
アニ 「アンタら!来るんじゃないよ!」ダッダッダッ
クリスタ 「無理!」ダッダッダッ
ユミル 「はえーよ!二人とも!」ダッダッダッ
アニ 「アンタ…意外と速いんだね…」ダッダッダッ
クリスタ 「恋する乙女は無敵なんだよ」ダッダッダッ
アニ 「あっそ!」ダッダッダッ
アニ 「…」(くっ…このままじゃ…追い越される)
アニ 「あ!あそこにエレンが!」
クリスタ 「え?どこどこ?」ピタッ
アニ 「嘘だよばーか!」ダッダッダッ
クリスタ 「あ!ズルい!」ダッダッダッ
アニ 「はい!一番!」
クリスタ 「卑怯者〜」
ユミル 「この私が…クリスタについていけないとは…」ハァハァ
サシャ 「…えっと…そんなに急ぐ程でしたか?」
アニ 「まぁね…」
サシャ 「じゃあ…アニから…」
アニ 「ええ…」
サシャ 「どちらにしますか?」
アニ 「もちろんオプション付きで」
サシャ 「はい!銀貨2枚です」
アニ 「ほら」スッ
サシャ 「毎度です!」
ガラガラガラ
サシャ 「エレン!オプション付きマッサージお願いします!」
サシャ 「どうぞ?」
アニ 「……//」スタスタ
ガラガラガラ
ピシャ
扉が閉まる
クリスタ 「あーあ…あともうちょっとだったのに…」
ユミル 「まぁ…良いじゃねえか…」
クリスタ 「まぁ…そうだけどさ…」
____
アニ 「…//」
エレン 「アニ様…ご来店ありがとうございます」
アニ 「う…うん//」
エレン 「こちらにうつ伏せに寝てください」
アニ 「…//」スッ
寝る
エレン 「…」シュ
アロマキャンドルに火をつける
エレン 「お背中タオル敷きます」サッ
エレン 「…」スッ カチ
カウントダウンタイマーを押す
エレン 「では…始めさせて頂きます!」
アニ 「ええ//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
アニ 「ん…気持ちい…//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
アニ 「…ん……//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
アニ 「…あ……//」
それからしばらくして
エレン 「仰向けにお願いします」
アニ 「うん…//」クル
エレン 「…」サッ
アニの肩にタオルを敷く
エレン 「お顔にタオルかけますか?」
アニ 「ううん…大丈夫…//」
エレン 「分かりました…いつでも仰ってください」
アニ 「うん…//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
アニ 「…//」(めちゃくちゃ顔近い…)
エレン 「…」グゥ…グゥ…
アニ 「…//」(やっば…クソかっこいいんだけど…)
アニ 「…//」(それに…普段のエレンと違って…敬語で喋るエレン…)
アニ 「…//」(お姫様と執事みたいな関係)
アニ 「…//」(禁断の恋とか…萌える…)
そしてマッサージを終えて
ピピピ
タイマーが鳴る
エレン 「…」スッ カチ
タイマーを止める
エレン 「これで終了とさせて頂きます」
アニ 「…え?」
エレン 「どうされましたか…?」
アニ 「あれ?私オプション付きマッサージを頼んだけど…?」
エレン 「オプション付き?」
アニ 「うん…」
エレン 「あー…恐らくオーナーのサシャが勝手にやってるメニューかと…?」
アニ 「そんな…!」
アニ 「なんもしてくれないの?」
エレン 「申し訳ございませんが…」
アニ 「…」
アニ 「…酷い…」ウルウル
エレン 「…」
アニ 「私…この日のために一生懸命頑張ったのに…」ウルウル
エレン 「…」
アニ 「…」ゴシゴシ
アニ 「ごめん…アンタに言う事も無かったね…」
アニ 「…銀貨2枚…貯めるのに苦労するからさ…」
エレン 「…」
アニ 「…帰るね…」
エレン 「足元お気を付けて…」
アニ 「…ええ…」スタ
扉に向かおうと歩き出した
その瞬間!!
エレン 「アニ?」
アニ 「…?」クル
エレンの方に身体を向ける
エレン 「ごめん…」ギュ
アニにハグをする
アニ 「……」
エレン 「泣かせるつもりは無かったけど…ごめん」
アニ 「……エレン///」ギュ
エレンの身体に手を回す
エレン 「…しばらく…こうしてていいか?」
アニ 「うん…もちろんだよ//」
エレン 「…」
アニ 「…//」
エレン 「…」
アニ 「…//」(エレンの身体…暖かいや…)
エレン 「…実はアニに話したい事があるんだ…」
アニ 「…なに?//」
エレン 「感謝してる」
アニ 「え…?」
エレン「対人格闘の事さ…まだ全然やり方とか知らなかった俺に色々教えてくれたろ?」
アニ 「う…うん//」
エレン 「最初はお前めちゃくちゃ嫌そうな顔してたけど…どんどんと楽しそうに一緒にやってくれてさ…嬉しかったよ」
アニ 「うん//」
エレン 「前にさ…アニに女の子との接し方をよく勉強しろって言われたけどさ…」
エレン 「正直…今もそれが出来ているのか…自分ではよく分かってないけど…」
エレン 「不快にさせたらごめんな?」
アニ 「ううん…」
エレン 「…」
エレン 「アニには…心の奥から笑って欲しいんだ」
アニ 「!?」
エレン 「たまにお前…寂しそうな…泣きそうな…どっちか分からない顔…することあるだろ…?」
アニ 「…」
エレン 「あの時のアニって…一体何を考えてるんだ?」
アニ 「…」
アニ 「複雑なの…」
エレン 「複雑?」
アニ 「時々…色んな感情が私に押し寄せてくる…」
アニ 「怒り…悲しみ…恐怖…罪…孤独…」
エレン 「…全部嫌な感情だな…」
アニ 「…そこに良い感情なんて…無い…」
エレン 「…だから…心の奥から笑えないんだな…」
アニ 「…そう…」
エレン 「…」
アニ 「エレンはそれを聞いてどう思った?」
エレン 「…助けれるなら助けたい…かな…」
アニ 「…どうやって?」
エレン 「…分からない」
エレン 「一緒にいれば…治るか?」
アニ 「分かんない…」
エレン 「…」
アニ 「…どうしようもないね…私…」
エレン 「…」
アニ 「楽しくないよ…こんな私といても…」
アニ 「そんな事…本当は分かってたけど…」
アニ 「私は…エレン…貴方に近づいてしまった…」
アニ 「…迷惑だよね…」スッ
エレンから離れる
エレン 「…」
アニ 「ごめんね…」
アニ 「やっぱり…私…無理みたい…」
アニ 「自分が…許せないの…」
エレン 「…」
アニ 「…ばいばい…」
アニ 「…」(これを機に…私はもう貴方には近づかない…)
アニ 「…」スタ
再度扉の方に歩みを始めた
その瞬間!!
エレン 「…アニ!」ギュ
アニ 「!?」
エレン 「…」
後ろからハグをする
エレン 「…ごめん…」
アニ 「…」
アニ 「…なんで…?」
エレン 「離したくない…今離したら…」
エレン 「なんか…帰ってこない気がした」
アニ 「…」(鋭いね…エレン…)
エレン 「…どう伝えればいいか…正直分かんない…答えも上手く見つからない…」
エレン 「…でも俺は…そんなお前と一緒に居たい…」
アニ 「…」
エレン 「迷惑じゃねぇよ…楽しくないわけねぇよ…」
エレン 「頼れよ…アニ!」
アニ 「…」
アニ 「…」ウルウル
エレン 「どんなアニでも俺はお前の事が好きだ!」
アニ 「エレ……ン…」ウルウル
エレン 「一生懸命女の子との接し方…覚えるから!」
エレン 「アニを心の奥から笑えるように頑張るから!」
エレン 「お前にも負けない強い男になるから!」
エレン 「またいつでもマッサージして…お前の疲れを取ってやるから!」
エレン 「だから…離れるな!」
アニ 「…」ポロポロ
エレン 「…頼む…!」
アニ 「約束……」ポロポロ
エレン 「え?」
アニ 「…」スッ
エレンから離れる
アニ 「…」クル
エレンの方を向く
エレン 「…」
アニ 「…約束…」ポロポロ
アニ 「して……?」ポロポロ
エレン 「…アニ…」
アニ 「ね?」ポロポロ
涙を流しながら笑顔を見せるアニ
エレン 「…当たり前だろ…」スッ
小指を出す
アニ 「…ゔん」ポロポロ
小指を出す
二人は小指を結ぶ
エレン 「…」スッ
エレンはハンカチでアニの涙を拭く
アニ 「…ん…」ゴシゴシ
エレン 「…ありがとな」ナデナデ
アニ 「ん…//」
アニ 「…」スッ
エレン 「…?」
アニ 「もう一度…ぎゅってして?」
エレン 「…おう…」
エレン 「…」スタ
エレン 「…!?」
エレン 「…」ガシ
アニの両手を掴む
アニ 「きゃ…!?」
ドン!
アニを壁に追いやる
(いわゆる壁ドン)
アニ 「…あ…///」
エレン 「…」
アニ 「…エレ…!?」
エレン 「…」ウルウル
アニ 「…」(エレン…泣いてる…)
アニ 「…」(それほど…私の事を…)
アニ 「…」ウルウル
エレン 「…」ウルウル
エレン 「泣くな…アニ…」スッ
手で涙を拭く
アニ 「ん…//」
アニ 「エレンこそ…泣いてるよ…」スッ
手でエレンの涙を拭く
エレン 「あ…ごめん…」
アニ 「ふふw」
アニ 「私達…カッコ悪いね…」
エレン 「…」
エレン 「カッコ悪い…か…」
アニ 「…うん…」ニコ
エレン 「良い笑顔…だな…」
アニ 「…//」
アニ 「…エレン…」
エレン 「うん?」
アニ 「……//」
アニは目を閉じる
エレン 「…」
エレン 「…」スッ
エレンはもう一度アニにハグをする
エレン 「…」ギュ
アニ 「…あ…//」
エレン 「これで…良いか?」
アニ 「…」チラ
エレン 「…//」
アニ 「エレン…」(顔が赤い…)
アニ 「うん…//」ギュ
アニ 「…」(また…外にデートに行った時に…二人の初めてのキス…しようね…)
エレン 「…」
____
ガラガラガラ
サシャ 「あ!ご来店ありがとうございました!」
アニ 「うん…//」
ユミル 「あ…やっと来たか!」
クリスタ 「長いよ!アニ!」
アニ 「…//」
ユミル 「あ!コイツ!顔赤いぞ!」
クリスタ 「エレンに何されたの!?」
アニ 「…」ニコ
ユミクリ 「!?」
アニ 「教えないもん…//」スタスタ
どこかに行ってしまう
ユミル 「…」
クリスタ 「…ねぇ…見た?」
ユミル 「ああ…見た…」
クリスタ 「普段のアニとだいぶ違った…」
ユミル 「あんな笑顔だったか?」
クリスタ 「…ビックリしちゃったよ…」
ユミル 「なんか…ズルくね?」
クリスタ 「いや…ホント…」
サシャ 「次!クリスタさんね」
クリスタ 「あ!はーい//」
クリスタ 「ねぇ?サシャ?この前みたいにタダでオプション付きやってくれたら嬉しいんだけどなぁ…」
サシャ 「無理ですね」
クリスタ 「くっ…!」
サシャ 「それにお金があったとしても…オプション付きは二度は出来ませんので!」
クリスタ 「えぇ〜そこをなんとか!」
サシャ 「ムリですー」
クリスタ 「もう!」
ユミル 「諦めろ…クリスタ」
クリスタ 「ちぇ〜」
クリスタ 「じゃあ…はい」
サシャ 「はい!普通のマッサージですね!」
クリスタ 「だって…それしかないじゃん…」
クリスタ 「でもいいや!エレンにやって貰えるし!//」
サシャ 「エレン!お願いします!」
クリスタ 「じゃあね〜ユミル」
ユミル 「へいへい」
ユミル 「まぁ…こういうのは最後の方が何となく得した気分になるし…」
サシャ 「そんなにエレンのマッサージ気持ちいいんですか?」
ユミル 「あれはプロだな」
サシャ 「へ〜…」
サシャ 「訓練兵辞めてマッサージ師にでもなれたら…お金稼げそうですね」
ユミル 「お前それ…エレンの前で言ったら怒られるからな?」
サシャ 「あ…すいません」
物陰
ミーナ 「…」
______
マルコのマッサージ店
マルコ 「…よいしょ…」グゥ…グゥ…
アルミン 「気持ちいいな〜…」
マルコ 「ありがとね」グゥ…グゥ…
ライナー 「…」
ベルトルト 「…」
マルコ 「ほら?君達もいい加減元気だしな?」
アルミン 「…無理も無いさ…」
マルコ 「君達の事情はアルミンから聞いたけど…」
マルコ 「君達が完全に悪いんだからね?」
ライナー 「…へい」
ベルトルト 「…うん」
マルコ 「…」グゥ…グゥ…
アルミン 「はぁ…良いよそこそこ…」
マルコ 「でも君は良く立ち直れたね?」
アルミン 「僕は強いからね〜」
マルコ 「…」(ウソだね)
マルコ 「よし!そろそろ交代だね!」
アルミン 「え…!?もう!?」
マルコ 「うん!ほら!ライナー?」
ライナー 「おお!頼む!」
アルミン 「マルコ…だめ!」
アルミン 「まだやっててくれよ…!」
マルコ 「だめ!順番守って!」
アルミン 「ああ…」ドサ
倒れる
マルコ 「よいしょ」グゥ…グゥ…
ライナー 「気持ちいいな〜マルコ…」
アルミン 「ああ…ベルトルト…」
ベルトルト 「うん…僕らは敗北者だね」
アルミン 「はは…敗北者だね」
ライナー 「お前ら…元気出せよ…」
マルコ 「うん。」(かれこれもう一人3回はマッサージやってる…)
マルコ 「…」(その間分かったことが一つ…)
マルコ 「…」(マッサージされてる人は正気に戻るけど…それ以外の二人は例の出来事を思い出して落ち込んでしまう)
マルコ 「…」(マッサージって凄い…メンタルケアにもなるんだなぁ…)
皆さんお忘れの一方ジャンは…
トイレ
ジャン 「…出るものも…出ん…」
ジャン 「…」ゴロゴロピー
ジャン 「ぐぉ……」
干からびていた
______
そしてB班も遂に終わりの時間に差し掛かった
サシャ 「ありがとうございました〜」
サシャ 「これであと少しで終わりですね」
サシャ 「なんだかんだ…結構稼げました」
サシャ 「あ…そういえばミカサ…結局来ませんでしたね」
サシャ 「…」(おかげで殺されずに済みましたが…)
ミーナ 「…」スタスタ
サシャ 「あれ?ミーナ?」
ミーナ 「…」
サシャ 「どうしましたか?」
ミーナ 「…お店…」
サシャ 「はい?」
ミーナ 「お店…入りたい…//」
サシャ 「はい!大丈夫ですよ!」
サシャ 「どちらにされますか?」
ミーナ 「…オプション付き…」ボソ
サシャ 「なんですか?」
ミーナ 「オプション付き…//」
ミーナ 「おねがいしまふ…//」
サシャ 「はい!分かりました!」
サシャ 「銀貨2枚です!」
ミーナ 「…//」スッ
銀貨2枚をサシャに渡す
サシャ 「毎度です!」
ガラガラガラ
サシャ 「エレン!オプション付きお願いします!」
サシャ 「どうぞ?」
ミーナ 「…うん…//」スタスタ
ガラガラガラ
ピシャ
扉が閉まる
サシャ 「ミーナで…終了ですかな…?」
ミーナ 「…」スタスタ
エレン 「ご来店ありがとうございます」
ミーナ 「う…うん…//」
エレン 「…」
エレン 「こちらにうつ伏せでお願いします」
ミーナ 「…//」スッ
エレン 「お背中タオル敷きます」サッ
エレン 「…」スッ カチ
カウントダウンタイマーを押す
エレン 「では施術させていただきます」
ミーナ 「…//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「あ…ん…//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「気持ちいいよ…エレン//」
エレン 「ありがとうございます…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「え…エレン?」
エレン 「はい…?」
ミーナ 「聞きたいこと…あるんだけど…良い?」
エレン 「…」
エレン 「はい…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「…なんでさっき…私を指名したの?」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「…//」
エレン 「…」
エレン 「…気に…なりましたので…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「…え…//」ドキ
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「そ…そう…なんだ…//」
ミーナ 「…あの時シッポ触ったのは?」
エレン 「…」
エレン 「…すいません…」
ミーナ 「え?」
エレン 「…可愛かったので…つい…」
ミーナ 「//」ドキドキ
エレン 「…仰向けにお願いします」
ミーナ 「うん//」
エレン 「…タオル敷きます」サッ
ミーナの肩にタオルをかける
エレン 「お顔にタオルかけますか?」
ミーナ 「え?」
エレン 「…」
ミーナ 「だ…大丈夫…//」
エレン 「分かりました…いつでも仰ってください」
ミーナ 「//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「だから…私の事見てたの?//」
エレン 「…」
エレン 「…ええ…まぁ…」
ミーナ 「…はぅぅ//」ドキドキ
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「…//」ドキドキ
エレン 「…」
そしてマッサージを終えて
エレン 「はい…終了となります」
ミーナ 「…」(あれ?もしかしてだけど知らない間にオプションされたのかな?)
ミーナ 「…」(初めてで良くわかんないや…)
エレン 「ミーナ様?」
ミーナ 「あ…ううん!ありがと!」
ミーナ 「…」(ま…いいや!エレンに聞きたいこと聞けたし!)
ミーナ 「…また…ね…//」スタ
扉の方に向かおうとした…
その瞬間!!
エレン 「ミーナ?」
ミーナ 「うん?」クル
エレンの方に振り返る
エレン 「…」スッ
エレン 「…」ギュ
ミーナにハグをする
ミーナ 「あ…//」
エレン 「…」ギュ
ミーナ 「エレ…ン…///」
エレン 「急にごめんな?」
エレン 「しばらく…こうさせて欲しい…」
ミーナ 「うん…//」ギュ
ミーナもハグをする
エレン 「…」
ミーナ 「//」
エレン 「…」
ミーナ 「…//」
エレン 「ミーナに話したい事あるんだが…良いか?」
ミーナ 「うん…//」
エレン 「…ミーナは周りを元気にするチカラがある人だなって思ってる…」
ミーナ 「そ…そう?//」
エレン 「アニとかユミルとかミカサとかさ…アイツら全員不器用だからさ…上手く皆と和めてないけどさ…」
エレン 「まぁ…アニとユミルはまだマシな方だけど…ミカサが問題でさ…」
ミーナ 「…」
エレン 「それでもミーナは屈せずに付き合ってくれていて…俺本当に感謝してる…」
ミーナ 「そ…そんなことないよ…//」
エレン 「…俺もまた…お前から元気貰ってるしな?」
ミーナ 「え…!?」
ミーナ 「この私が?」
エレン 「ああ!ミーナから学ぶ事結構あるぞ?」
ミーナ 「う…嬉しいよ…//」
エレン 「34班でお前と一緒だったの…本当に嬉しかった…」
ミーナ 「…//」ドキドキ
ミーナ 「私も…//」
エレン 「…ミーナ…これからもずっと一緒に居てな?」
ミーナ 「え…////」(これって…告白…!?)
エレン 「でもムリはダメだからな?」
ミーナ 「う…うん…//」
エレン 「またいつでもマッサージしてあげるから…これからも俺に元気を分けてくれな?」
ミーナ 「うん…分ける…///」
エレン 「そんなお前が好きだぞ!」ナデナデ
ミーナ 「あ…う…//」
ミーナ 「わた…わた…し…//」
ミーナ 「私も…好き…//」
エレン 「うん?」
ミーナ 「好き…//」
ミーナ 「エレンの事…好き…///」
エレン 「ありがとな!」
ミーナ 「う…うん…//」
ミーナ 「また…おデート…しようね?//」
エレン 「…」
エレン 「…」ニコ
ミーナ 「…//」キュン
ミーナ 「じ…じゃあ//」スタスタ
エレン 「おう!」
ガラガラガラ
ピシャ
扉が閉まる
エレン 「…」
キーンコーンカーンコーン
B班終了のチャイムが鳴った
______
そして全員で片付けが始まった…
サシャのお店
エレン 「…」
サシャ 「ではエレン…私あっちをやりますので!」
エレン 「…おう…」
サシャ 「…?」
サシャ 「大丈夫ですか?元気ありませんね」
エレン 「大丈夫だ…問題ない…」
サシャ 「そうですか…面倒ですが頑張りましょ!」
サシャ 「ふんふ〜ん」スタスタ
ガラガラガラ
ピシャ
扉が閉まる
エレン 「…」
エレン 「…サシャ…いないな…」チラ
エレン 「…ふぅ……」
エレン 「ぐおぉぉ!!」バタバタバタ
頭を抱えるエレン
エレン 「マッサージ店むずすぎるだろぉぉ!」
エレン 「マルコ〜ぉ…俺向いてなかったみたいだわ…」
エレン 「せっかく教えてくれたのに…くそぉぉ!」
ダンダン!
床を叩くエレン
エレン 「何が正解かも分からんかったわ…」ハァハァ
エレン 「はぁ……」
エレンは今日の出来事を全て思い返した…
______
クリスタの時
ガラガラガラ
クリスタ 「!?」
サシャ 「エレン!クリスタにオプション付きやってあげてください!」
ガラガラガラ
ピシャ!
クリスタ 「…え?」
エレン 「…」(はぁ!?なんで急にオプション付きに!?)
(それに心の準備が…)
クリスタ 「オプション付き?なんで?」
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…あ…あのエレン?」
エレン 「…はい…?」
クリスタ 「私…そんなお金払ってないよ?」
エレン 「…」(俺に聞かれても…分かんねぇよ!)
(オーナーが言ったんだから…やるしかねぇよ!)
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…」(む…無視?)
エレン 「クリスタ様…今度は仰向けにお願いします」
クリスタ 「あ…うん」クル
仰向けになる
エレン 「…」サッ
肩にタオルを敷く
クリスタ 「あ…//」(エレンの顔…すっごい見える…)
エレン 「…お顔にタオル…かけますか?」
クリスタ 「あ…いや…大丈夫…//」
エレン 「分かりました…いつでも仰ってください」
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…//」(やっばい…すっごいカッコよく見えるんだけど…)
クリスタ 「…」(あ…いや…かっこいいのは前から思ってた事だけど…なんか…敬語で話すエレンが新鮮で…かっこいいなって…)
クリスタ 「…//」(あ…変なこと考えちゃってた…)
エレン 「…」グィ…グィ…
クリスタ 「…//」
そしてマッサージを終えて
ピピピ
タイマーが鳴る
エレン 「…」スッ
タイマーを止める
エレン 「クリスタ様…終了です」
クリスタ 「…」
エレン 「クリスタ様?」
クリスタ 「…ん?あ…寝ちゃってた…」ゴシゴシ
クリスタ 「え?終わり?」
エレン 「はい。お時間です」
クリスタ 「あ…そうなんだ…」(寝ちゃってたからあっという間に終わっちゃった…)
クリスタ 「…」(少し…残念だな…)
身体を起こす
クリスタ 「うわぁ〜…身体がすごい楽…」
エレン 「ありがとうございます」
クリスタ 「こちらこそありがとう!エレン」
クリスタ 「また次も来るね!」スタ
クリスタはお店から出ようとした
次の瞬間!!
エレン 「…」スッ
(大丈夫!マルコにちゃんと教わったんだ!)
大幅カット
クリスタ 「…うぅ…」ポロポロ
エレン 「…ちょっと時間かけちゃったな…」
エレン 「悪い…」
クリスタ 「…ううん…」ゴシゴシ
クリスタ 「…お店……出るね…」
エレン 「そうだな…」スッ
身体を離す
エレン 「泣きやめそうか?」
クリスタ 「…」
エレン 「…」(やべぇ…怒ったか?…)
クリスタ 「…また…ね…」ウルウル
クリスタ 「…」スタスタ
エレンに顔を見られないよう
振り向かずお店の扉に向かう
ガラガラガラ
ピシャ!
エレン 「…」
エレン 「…ぐぉぉ!やっちまった!」
エレン 「途中本当にこれで良かったのか分からなかったけど…もう後戻り出来なかったわ!」
エレン 「泣かせる気…なかったんだけどな…」
エレン 「あと絶対怒ってた…だってこっち振り向かなかったんだぜ!?」
エレン 「マルコー!助けてくれぇ〜」
エレン 「俺舐めてたよ…難しいよぉ…」ウルウル
サシャ 「エレン!オプション付きマッサージお願いします!」
エレン 「!?」ゴシゴシ
エレン 「またかよ!連続2回は聞いてねぇって!」
__
エレン 「ユミル様…御利用ありがとうございます」
(うわぁ…ユミルだ…クリスタ…俺に泣かせられたって言ったんだろうなぁ…)
ユミル 「…」ギロ
エレン 「…」(ほら…めっちゃ怒ってる…これ絶対言ったな…)
エレン 「どうぞ…こちらにうつ伏せで寝てください」
カット
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」(あんまり…コイツの顔ちゃんと見てなかったが…)
ユミル 「…」(ミカサやアニが惚れるのも納得だな…)
エレン 「…」グィ…グィ…
ユミル 「…」
エレン 「…」チラ
(まだ怒ってる…)
一瞬目が合う
ユミル 「…」サッ
すぐに首を違う方に向ける
エレン 「…次は足をマッサージします」
ユミル 「…おう…」(やっべ…ついガン見してたのバレたか…)
大幅カット
ユミル 「…」(まさか…エレンの事を好きに…?)
ユミル 「…」(いや…まさか…そんなわけ…)
ユミル 「…」チラ
エレンの目を見る
エレン 「…?」ニコ
ユミル 「…」(そんなわけ…そんなわけ…)
ユミル 「あるもんかぁぁぁ!!」ダッダッダッ
エレン 「あ……」
ガラガラガラ
店の扉を勢いよく開ける
サシャ 「あ…サシャ…ご来店ありが……」
ユミル 「うぉぉぉ!!」ダッダッダッ
どこかに走って行ってしまった
サシャ 「…とう…」
サシャ 「…早い帰りですね…そんなに気持ち良かったんですかね?」
サシャ 「エレン?全てのお客様は一応終了です」
エレン 「…」
サシャ 「エレン?」
エレン 「あ…ああ…ありがとな?」
サシャ 「こちらこそ…ご苦労さまです!」
エレン 「そうか…もう3時間経つのか…」
サシャ 「はい!今度は私達がお客様となる番です!」
エレン 「よし…じゃあ一応次の訓練に備えて片付けできる所はやって行こうか…」
サシャ 「分かりました!」
エレン 「俺はあっちやるから…サシャはそっちを」
サシャ 「了解です!」スタスタ
エレン 「…」
エレン 「やっべぇぇ!!」
エレン 「二人連続で満足させること出来なかったよぉぉ!!」
エレン 「だってクリスタはこっちを向かなかったし…ユミルは走って帰って行ったんだ…」
エレン 「マルコ…逃げてぇよぉ…」ウルウル
エレン 「自信…無くすよぉ…」ウルウル
エレン 「この後どんな顔してクリスタ達の店に行かなきゃならねぇんだよぉ…」ゴシゴシ
エレン 「いや…我慢だ!エレン・イェーガー!」
エレン 「マルコと約束したろ!」
エレン 「何があっても持ち込まないことを!」
エレン 「うん…忘れよう…」
____
再度B班の時間が来て
エレン 「よし!今度こそ完璧にやるぞ!」
サシャ 「エレン!オプション付きマッサージお願いします!」
エレン 「お!早速来たな!」
エレン 「来い!俺のチカラを見せてやる!」
そしてアニのマッサージ
エレン 「これで終了とさせて頂きます」
アニ 「…え?」
エレン 「どうされましたか…?」
アニ 「あれ?私オプション付きマッサージを頼んだけど…?」
エレン 「オプション付き?」
アニ 「うん…」
エレン 「あー…恐らくオーナーのサシャが勝手にやってるメニューかと…?」
アニ 「そんな…!」
アニ 「なんもしてくれないの?」
エレン 「申し訳ございませんが…」
アニ 「…」
アニ 「…酷い…」ウルウル
エレン 「…」(は!?えぇ!?)
(ちょ…!?泣くなって!?)
アニ 「私…この日のために一生懸命頑張ったのに…」ウルウル
エレン 「…」 (やるから!やるから!)
(頼むから泣かないで!!)
アニ 「…」ゴシゴシ
アニ 「ごめん…アンタに言う事も無かったね…」
アニ 「…銀貨2枚…貯めるのに苦労するからさ…」
エレン 「…」
アニ 「…帰るね…」
エレン 「足元お気を付けて…」
アニ 「…ええ…」スタ
扉に向かおうと歩き出した
その瞬間!!
エレン 「アニ?」
アニ 「…?」クル
エレンの方に身体を向ける
エレン 「ごめん…」ギュ
アニにハグをする
アニ 「……」
エレン 「泣かせるつもりは無かったけど…ごめん」
大幅カット
アニ 「…約束…」ポロポロ
アニ 「して……?」ポロポロ
エレン 「…アニ…」
アニ 「ね?」ポロポロ
涙を流しながら笑顔を見せるアニ
エレン 「…当たり前だろ…」スッ
小指を出す
アニ 「…ゔん」ポロポロ
小指を出す
二人は小指を結ぶ
エレン 「…」スッ
エレンはハンカチでアニの涙を拭く
アニ 「…ん…」ゴシゴシ
エレン 「…ありがとな」ナデナデ
(よし…完璧に出来たな…それにアニとぶつかり合ったし…これでアニも気を楽に過ごせるかな?)
アニ 「ん…//」
アニ 「…」スッ
エレン 「…?」
アニ 「もう一度…ぎゅってして?」
エレン 「…おう…」
エレン 「…」スタ
エレン 「…!?」
アニの方に歩き出そうとした瞬間
足の小指が角にぶつかる
エレン 「…」ガシ
アニの両手を掴む
アニ 「きゃ…!?」
ドン!
アニを壁に追いやる
(いわゆる壁ドン)
アニ 「…あ…///」
エレン 「…」 (足…ひっかけちまった…)
(悪いアニ…思いっきり壁に押し付けちまった…)
アニ 「…エレ…!?」
エレン 「…」ウルウル
(それに…小指がクソ痛てぇよ…涙出てる…)
アニ 「…」(エレン…泣いてる…)
アニ 「…」(それほど…私の事を…)
アニ 「…」ウルウル
エレン 「…」ウルウル
(あ…俺のせいでアニが…そんなに痛かったのか…)
エレン 「泣くな…アニ…」スッ
手で涙を拭く
(本当にごめん…)
アニ 「ん…//」
アニ 「エレンこそ…泣いてるよ…」スッ
手でエレンの涙を拭く
エレン 「あ…ごめん…」
アニ 「ふふw」
アニ 「私達…カッコ悪いね…」
エレン 「…」(…バレてたのか?俺が小指ぶつけた事…)
エレン 「カッコ悪い…か…」
(やべぇ…クソショックなんだが…)
アニ 「…うん…」ニコ
エレン 「良い笑顔…だな…」
アニ 「…//」
アニ 「…エレン…」
エレン 「うん?」
アニ 「……//」
アニは目を閉じる
エレン 「…」(えっと…なに?それ?)
(そんな俺の中のマニュアルに無いことしないで?アニ)
(マルコ!急募!なんでアニは急に目を閉じてるんだ!?眠いのか!?)
(何すればいいんだぁぁぁぁ!!)
エレン 「…」スッ
(分かんねぇよ…こえぇよ…)
エレンはもう一度アニにハグをする
エレン 「…」ギュ
アニ 「…あ…//」
エレン 「これで…良いか?」
アニ 「…」チラ
エレン 「…//」(みっともねぇよ…俺…)
(恥ずかしい…あんまり見るなよ…アニ)
アニ 「エレン…」(顔が赤い…)
アニ 「うん…//」ギュ
アニ 「…」(また…外にデートに行った時に…二人の初めてのキス…しようね…)
エレン 「…」 (やっぱり無理だぁぁ!!)
そしてミーナ
エレン 「よし…あと少しで終わる!」
エレン 「俺気付いたわ!」
エレン 「やっぱ兵士なんだよ!俺は!」
エレン 「通過儀礼をまたやることがあれば…」
エレン 「絶対何がなんでも兵士以外をやりません!って言うわ!」
ガラガラガラ
サシャ 「エレン!オプション付きお願いします!」
エレン 「ふぁ!?」
エレン 「う…嘘だろ!?」
エレン 「いや…落ち着け…最後だ!」
エレン 「最後こそ!華麗に決めてやる!」
ミーナ 「…」スタスタ
エレン 「ご来店ありがとうございます」
ミーナ 「う…うん…//」
エレン 「…」(み…ミーナ!?)
エレン 「こちらにうつ伏せでお願いします」
ミーナ 「…//」スッ
エレン 「お背中タオル敷きます」サッ
エレン 「…」スッ カチ
カウントダウンタイマーを押す
エレン 「では施術させていただきます」
ミーナ 「…//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「あ…ん…//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「気持ちいいよ…エレン//」
エレン 「ありがとうございます…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「え…エレン?」
エレン 「はい…?」
ミーナ 「聞きたいこと…あるんだけど…良い?」
エレン 「…」(嫌な…予感が…)
エレン 「はい…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「…なんでさっき…私を指名したの?」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
(やっぱり…)
ミーナ 「…//」
エレン 「…」(でも正直に言うしかねぇよ…気になってたって…)
エレン 「…気に…なりましたので…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「…え…//」ドキ
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「そ…そう…なんだ…//」
ミーナ 「…あの時シッポ触ったのは?」
エレン 「…」 (ほら…やっぱりあの時触ったから怒ってるんだ…それに気づいちまったんだ…そりゃそうだよな…あんなに俺ガン見しちまったし…お触り禁止なのに触っちゃったから…だってよ…)
エレン 「…すいません…」
ミーナ 「え?」
エレン 「…可愛かったので…つい…」
(シッポがあんなにブンブン動いてたから…可愛いかったんだよぉ…)
ミーナ 「//」ドキドキ
エレン 「…仰向けにお願いします」
ミーナ 「うん//」
エレン 「…タオル敷きます」サッ
ミーナの肩にタオルをかける
エレン 「お顔にタオルかけますか?」
ミーナ 「え?」
エレン 「…」
ミーナ 「だ…大丈夫…//」
エレン 「分かりました…いつでも仰ってください」
ミーナ 「//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「だから…私の事見てたの?//」
エレン 「…」 (完全にバレてら…)
エレン 「…ええ…まぁ…」
ミーナ 「…はぅぅ//」ドキドキ
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミーナ 「…//」ドキドキ
エレン 「…」 (怒ってるよなぁ…そりゃ…)
大幅カット
エレン 「またいつでもマッサージしてあげるから…これからも俺に元気を分けてくれな?」
ミーナ 「うん…分ける…///」
エレン 「そんなお前が好きだぞ!」ナデナデ
ミーナ 「あ…う…//」
ミーナ 「わた…わた…し…//」
ミーナ 「私も…好き…//」
エレン 「うん?」
ミーナ 「好き…//」
ミーナ 「エレンの事…好き…///」
エレン 「ありがとな!」
ミーナ 「う…うん…//」
ミーナ 「また…おデート…しようね?//」
エレン 「…」(デート?なぜ?)
(ミーナ俺と出かけて何をしたいんだ?)
(あ…あれか?私を怒らせたんだからなにか奢れってことか?)
エレン 「…」ニコ
(まぁ…それで許してくれるなら助かる…)
ミーナ 「…//」キュン
ミーナ 「じ…じゃあ//」スタスタ
エレン 「おう!」
ガラガラガラ
ピシャ
扉が閉まる
エレン 「…」
エレン 「…まぁ…まぁ…かな?」
エレン 「完璧とは言えねぇか…それでも…」
エレン 「はぁ…」ガク
エレン 「猫派だったから…こんなミスをしてしまったんだ…でも可愛いもん…猫…」
____
回想終了
エレン 「うわぁぁ…落ち込むわぁ…」
エレン 「自信しか無かったのに…やる前は…」
エレン 「だいたい銀貨2枚売れ過ぎだろ…」
エレン 「そんな良いもんでもねぇのによ……」
エレン 「はぁ……」
ガラガラガラ
サシャ 「つぅ…おも…い…」ユラユラ
エレン 「あ…サシャ…」
サシャ 「うん…よいしょ!」ドン
サシャ 「なんて重さなんですか!これ!」
サシャ 「うん?」チラ
サシャ 「エレン?まだやってなかったんですか?」
エレン 「…まぁ…な…」
サシャ 「落ち込んでるんですか?」
エレン 「そう見えてしまってるのか…」
エレン 「はぁ…」
サシャ 「どうしたんですか?話でも聞きますよ?」
グラグラ
サシャの持ってきたものが揺れる
サシャ 「あ…」
ガラガラガラガシャン
物が倒れる
サシャ 「にやぁ!!?」
サシャの上に物が落ちてくる
サシャ 「くぅぅ…動けません…」
エレン 「…」
サシャ 「こら!ただの物が私に逆らうんじゃありません!」
サシャ 「こん……のぉ……」グググ
サシャ 「だめ……」グッタリ
エレン 「…」
サシャ 「エレン!見てないで助けてくださいよ!」
サシャ 「怒りますよ!」
エレン 「…ぷw」
サシャ 「な!?」
エレン 「あははw」
サシャ 「あー!笑ったな!もう許しません!」
サシャ 「にゅ〜!!」グググ
サシャ 「疲れました…」グッタリ
エレン 「悪い悪いw」
エレン 「今助けるからな…」
サシャ 「も〜//」
サシャ 「恥ずかしいですぅ//」
サシャを助けて
サシャ 「ありがとうございます!エレン」
エレン 「気にすんな!」
サシャ 「でも笑いましたよね!」
エレン 「あ…」
サシャ 「そうやってバカにして!」
サシャ 「エレンも私をバカにするんですね!」
エレン 「ごめんって…違うんだよ!」
サシャ 「何がですか!?」プンプン
エレン 「お前のお陰で笑えたよ」
サシャ 「え?」
エレン 「悪いな…みっともない所見せて」
サシャ 「そうですか?」
エレン 「ああ…お前はいつもそうやって…」
エレン 「俺を笑わせてくれてるもんな」
サシャ 「…バカにしてます?」
エレン 「違う…感謝してんだよ」
サシャ 「…そうですか…」
エレン 「ありがとな?」ナデナデ
サシャの頭を撫でる
サシャ 「あ…//」
サシャ 「い…いえ…//」
エレン 「しかし…この量…終わんねぇな…」
サシャ 「やめときます?」
エレン 「まぁ…明日も片付けの時間あるけど…」
エレン 「今日やれるとこやっとけば明日楽らしな…」
サシャ 「まぁ…そうですね」
エレン 「頑張ろうぜ!サシャ!」
サシャ 「はい!」
そしてある程度片付けも終わって
エレン 「ふぅ…」
サシャ 「もう疲れましたぁぁ…」ドサ
エレン 「今日はこのぐらいで明日にするか…」
サシャ 「はい…それでいいです…」
エレン 「…」チラ
エレン 「なぁサシャ?」
サシャ 「はい?」
エレン 「これ…なんのために用意したんだ?」
エレン 「この一人用のシャワー室」
サシャ 「ああ…簡易的シャワー室ですね…」
サシャ 「ミカサがこれだけは絶対用意しろって言ってきたので…」
エレン 「アイツ来てねぇけど?」
サシャ 「無駄になってしまいましたね…」
エレン 「明日もこれ片付けるのか…」
サシャ 「まぁ…そうなりますね」
エレン 「だいたいどっから水流れてきてんだよ」
サシャ 「流せませんので…1回きりのシャワー室ですよ」
エレン 「うわぁ…無駄な金…」
サシャ 「私達には関係ありませんので」ニコ
エレン 「そうだがな…」
サシャ 「しかし…疲れました…」
サシャ 「流石に身体がヘトヘトです…」
エレン 「…」(サシャ…相当頑張ってたもんな…)
エレン 「…」(なんだかんだ…失敗もあったけど…サシャが誘ってくれたからこんな体験出来たんだよな…)
エレン「サシャ?」
サシャ 「はい?」
エレン 「そこに寝てくれ」
サシャ 「え?」
エレン 「ほら…?」
サシャ 「あ…分かりました」
エレン 「あ…うつ伏せでな?」
サシャ「はい」スッ
エレン 「タオル敷くな」
サシャ 「あ…マッサージしてくれるんですか!?」
エレン 「まぁな…」
サシャ 「嬉しいです!」
エレン 「今日はお疲れ様な」グゥ…グゥ…
サシャ 「あ…気持ちいいです!」
エレン 「ありがとな!」グゥ…グゥ…
サシャ 「はい!」
サシャ 「…ふぅ…」(皆さんが言ってた通り…気持ちいいですね…)
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「…」(少し…眠くなってきました…)
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「…」
それからしばらくして
エレン 「サシャ?」
サシャ 「ん……」ムニャムニャ
エレン 「サシャ?」
サシャ 「は……い……」ゴシゴシ
エレン 「起こして悪いけど…仰向けになってくれ」
サシャ 「ん……」クル
仰向けになる
エレン 「肩マッサージするぞ」グゥ…グゥ…
サシャ 「うん…」ムニャムニャ
サシャ 「…」ゴシゴシ
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「うん…」パチ
目を開ける
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「…!?」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「ち…近いです…//」
エレン 「うん?」
サシャ 「あ…なんでもありません//」
エレン 「…?」グゥ…グゥ…
サシャ 「…」(ビックリしました…)
サシャ 「…」(でもやっぱり気持ちいいですね…)
サシャ 「…」(エレン…)
サシャ 「…」チラ
エレンの顔を見る
エレン 「…」グゥ…グゥ…
真剣にマッサージをしている
サシャ 「…」
サシャ 「あの…」
エレン 「うん?」
サシャ 「言いたいことがあるんですが…」
エレン 「おう…?」グゥ…グゥ…
サシャ 「…本当にありがとうございます」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「マルコから聞いた話だとマッサージって結構むずかしそうで複雑だなって思ってて…」
サシャ 「私には出来ないと思ったのでやる事を諦めてエレンに行かせたんですが…」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「凄いです…エレンは…」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「経った二日でここまで上達したのは決して楽では無いですよね?」
サシャ 「凄い勉強したんですよね?」
エレン 「まぁ…訓練よりは楽だけどな?」
エレン 「けどマルコにスゲェしごかれたなw」
サシャ 「…そう…ですよね…」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「…ごめんなさい…エレン」
エレン 「!?」
エレン 「急にどうした?」
サシャ 「…私…謝らなきゃいけないかも知れません…」
エレン 「…?」
サシャ 「…その…そもそもこのお店をやろうと決めたのは…お金を稼ぎたかったからで…」
サシャ 「その為にはエレンが必要だなって考えて…エレンを誘ったんです…」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「私…そのお金で沢山の食べ物を食べたかったので…」
サシャ 「悪気は無かったんです…でもユミルにも怒られてしまいまして…」
サシャ 「私も確かにその通りだな…って思っていて…」
エレン 「別に気にしてないぞ?」
サシャ 「!?」
サシャ 「そ…そうですか…?」
エレン 「おう…?」
エレン 「むしろ当たり前の事なんじゃね?」
サシャ 「そう…ですか?」
エレン 「働くって事は金を稼ぐだろ?」
エレン 「っでその金で食べ物を買う…」
エレン 「これって当たり前じゃね?」
サシャ 「…確かに」
エレン 「それに…こっちこそサシャには感謝してる」
サシャ 「え?」
エレン 「どんな理由であれ…俺を誘ってくれたお陰で…皆と本音で話せたし…色々勉強になったわけだしな…」
エレン 「気付いたけど…」
サシャ 「…」
エレン 「俺…やっぱ兵士が向いてるっぽいや」
サシャ 「…嫌なこと…あったんですか?」
エレン 「ちょっとミスをし続けちゃってな…」
サシャ 「…ごめんなさい」
エレン 「お前が謝る事じゃねえよ…」
エレン 「俺自身が悪いからな」
サシャ 「…でも…私が誘ったばかり…」
エレン 「でもそれ以上に…沢山学べたから…」
エレン 「まぁ…嬉しさの方が勝ってるかな…?」
サシャ 「…エレン…」
エレン 「だからお前は気にすんな」
エレン 「感謝してる…ありがとな…サシャ」
サシャ 「…//」ドキ
エレン 「しかし…上手いのか?俺のマッサージは」
サシャ 「も…もちろん//」
サシャ 「上手いですよ//」
サシャ 「兵士より…」
エレン 「それ嬉しくないぞ?」
サシャ 「あ…」
エレン 「まぁ…お前なりに励ましてくれてるんだろ?」
サシャ 「う…//」
サシャ 「で…でも!本当に上手いですよ//」
エレン 「そっか…勉強頑張った甲斐があったな…」
サシャ 「はい!」
エレン 「ほら…終わりだぞ?」
サシャ 「え……!?」
エレン 「もう10分経ったぞ?」
サシャ 「あ…はい…」
エレン 「喉乾いたろ?」
サシャ 「え…あ…はい…」
エレン 「水持ってくるから待っててな」スタスタ
サシャ 「…」(エレン…)
サシャ 「…」(私…貴方にご迷惑をかけてばっかりです…)
サシャ 「…」(こんな私…魅力なんて確かにありませんよね…)
サシャ 「…」
ユミルとの出来事を思い出す
____
サシャ 「水着の写真ってなんですか?」
ユミル 「あー…コニーの店知らんもんな…」
ユミル 「説明するのも面倒だし…だいたいお前じゃあ理解出来ないだろうしな…」
ユミル 「…お前なら見せてやるか…」スッ
封筒を取り出す
アルミン 「そ…それは!?」
ライナー 「クリスタの……水着写真か!?」
ユミル 「ちょっと黙っとけ」
サシャ 「なんですか?」
ユミル 「まぁ…身体は合成だけど…無いよりはマシだが…ほらよ?」
サシャ 「…へー」
ユミル 「おっと…思ったこと口には出すなよ?」
サシャ 「分かりました」
ユミル 「…」
サシャ 「……」
ユミル 「どうだ?」
サシャ 「……」
ユミル 「…」
サシャ 「……」
ユミル 「…分かった分かった…喋っていいぞ?」
サシャ 「あ…はい!」
サシャ 「なんでクリスタは下着姿になってるんですか?」
ユミル 「お前…下着じゃねぇよ…水着な」
サシャ 「水着…ですか…」
サシャ 「下着とあんまり変わんない気が…」
ユミル 「水着だって!」
ユミル 「ったく…お前は本当に品がねぇ奴だな…」
サシャ 「それちょっと言い過ぎです!」
ユミル 「食い意地しかねぇだろ!」
サシャ 「あー!酷いです!」
ユミル 「はいはい…で話を戻すが…」
ユミル 「コイツらはこれを欲しかったって訳…」
サシャ 「へー…下着…じゃなくて水着をなんでアルミン達が欲しかったんですか?」
ユミル 「別に水着が欲しいんじゃなくて…」
ユミル 「水着姿のクリスタの写真が欲しいらしいぞ?」
サシャ 「へー…その紙を?」
ユミル 「まぁ…紙でいいわ…」
アルミン 「そ…そんな訳ないじゃないか…」
アルミン 「ユミルは本当に…何を言ってんだが…」
ライナー 「全くだ!」
ベルトルト 「うん!」
ユミル 「なんだ…要らんのか…」
ユミル 「ならこれ破いて燃やしてもいいよな?」
アルライベル 「!?」
アルミン 「それはダメだ!」
ユミル 「うん?なんで?」
アルミン 「い……いや…その…」
ユミル 「…」ニヤニヤ
ユミル 「この封筒いらねぇから捨てるわ…」ポイ
写真の封筒を床に捨てる
アルライベル 「!?」
アルミン 「ぼ…僕のだ!!」バッ
ライナー 「いや!俺のだ!」バッ
ベルトルト 「僕の!」バッ
ユミル 「まぁ…中身はここだがな…」ピラ
アルライベル 「!?」
アルミン 「騙したな!ユミル!」
ユミル 「まぁ…こんな感じで…コイツらはクリスタの水着写真が欲しいんだよ…」
サシャ 「へー…」
ユミル 「まぁ…正直…クリスタのじゃなくても女の子の水着姿ならなんでも欲しがりそうだがな…」
サシャ 「そうなんですね…」
サシャ 「男子は全員欲しいもんなんですか?」
ユミル 「まぁ…例外はあるが…だいたい合ってるな」
サシャ 「例外ですか?」
ユミル 「ああ…お前とかな?」
サシャ 「私?」
ユミル 「バカで品がねぇお前の水着姿なんか見てもな…」
サシャ 「ユミル…また酷いこと言ってません?」
ユミル 「気のせいだ」
サシャ 「むぅ…」
アルミン 「うるさい!うるさい!」
ユミル 「んだよ…」
アルミン 「僕はクリスタしか興味無いんだ!」
ライナー 「俺もだ!」
ユミル 「よう言うわ…サシャの水着写真欲しくないのか?」
ライナー 「え!?」
アルミン 「…」(ライナー!食いつくなよ!)
ユミル 「うわ…食い付きやがった…」
ライナー 「ち…違う!驚いただけだ!」
ユミル 「なんでも言ってろ…」
ユミル 「ほらな?サシャ…」
サシャ 「水着って事は…下着って事ですか?」
ユミル 「……」
ユミル 「ああ…」(面倒だからそれでいいわ)
サシャ 「って事は…ライナーは私の下着が欲しいってことなんですね?」
ユミル 「欲しいって言うか…着てるのを見たいって思ってるんじゃね?」
サシャ 「……なるほど」
ライナー 「ユミルの話を聞くな!サシャ!」
ライナー 「そんな事ないからな!」
サシャ 「そうですよね…」
ライナー 「ああ!そうだ!」
サシャ 「……本当は?」
ライナー 「少しだけ…思ったりもしてたり無かったりかな…」
アルミン 「ライナー!?」
サシャ 「はは…殺しますよ?」
____
回想終了
サシャ 「…」
エレン 「持ってきたぞー」
サシャ 「…あ…」
エレン 「ほら…サシャ」スッ
サシャ 「…ありがとうございます…」パシ
エレン 「…」ゴクゴク
サシャ 「…」ゴク
エレン 「…ぷはぁ…」
サシャ 「…ふぅ…」
エレン 「まだ夕飯まで時間あるから…」
エレン 「食堂に行ってもあれだし…」
エレン 「…そろそろ寮に戻るか?」
サシャ 「…」
エレン 「…?」
エレン 「…」スッ
コップをサシャのほっぺに当てる
サシャ 「ひゃ…!?」ビクッ
エレン 「はははw」
サシャ 「も〜//」
サシャ 「冷たいですぅ〜//」
エレン 「悪い悪いw」
エレン 「ほら…行くぞ?」
サシャ 「…あ…」
エレン 「うん?」
サシャ 「お願い…事があります…//」
エレン 「なんだ?」
サシャ 「お…オーナー命令です!」
エレン 「…?」
サシャ 「お…オプション付き…//」
サシャ 「マッサージ…お願いします//」
エレン 「…」
サシャ 「…//」
エレン 「…」(え?なんで?なんでオプション付き?
嫌だって言いたいけど…
言えねぇ…だって…オーナー命令だし…)
エレン 「…」(あ…金を要求すればいいのか!)
エレン 「…」(サシャはお金無いから…
これで回避しよう)
エレン 「…良いけど…」
サシャ 「…」
エレン 「ちゃんと銀貨2枚…貰うぞ?」
サシャ 「…」
エレン 「…ルール上な…」
サシャ 「…わ…分かりました…//」
エレン 「えっ!?」
サシャ 「それがルールですもんね…」ゴソゴソ
ポケットを漁る
エレン 「…」(ま…まさか…)
サシャ 「はい…エレン//」スッ
銀貨2枚を渡す
エレン 「お…おお…」パシ
エレン 「…」(な…なんで持ってんだ?)
エレン 「……!?」(そ…そうか!)
エレン 「…」(忘れてた…そういえば今日の稼ぎがあったんだった…)
エレン 「…」(だいたい…食べ物以外にサシャがこんな大金払う事なんてあったんだな…)
サシャ 「…//」
エレン 「…」(いや…待てよ…)
エレン 「…!?」(そうか!サシャはもしかして俺に挑戦状を叩き出してきたのか!?)
エレン 「…」(今日一日の訓練の成果を私に見せてみろって事か!?)
エレン 「…確かに…受け取りました」
(良いだろう!受けてやる!)
エレン 「そちらに寝て下さい」
(最高のマッサージにしてやるぞ!)
サシャ 「なんか…雰囲気変わりましたか?」
エレン 「いくらオーナーでも…お金を払った以上客なので…」
エレン 「敬語でいかせて頂きます…問題ないですか?」
サシャ 「そ…そうですか//」
サシャ 「大丈夫です…」
サシャ 「でも…その前に少し暑いので…薄着になってもいいですか?」
エレン 「良いですが…そちらも敬語だと…こっちも違和感があります…」
エレン 「今だけで良いので…敬語無しでお願いします」
サシャ 「…確かに…お互い敬語でしたらごちゃごちゃになりますね…」
エレン 「はい」
サシャ 「……ふぅ…」
サシャ 「あまり普通に喋るの…苦手…//」
サシャの方言は大分県の方言らしいんですが
僕は知らないので自分なりの設定にします
エレン 「サシャ様はなんで敬語なんですか?」
サシャ 「…敬語で話せば食べ物くれるって聞いたから…//」
エレン 「なるほど…」
サシャ 「私の村の文化かな…//」
サシャ 「それが癖になっちゃって…//」
エレン 「そうですか…」
サシャ 「じ…じゃあ…脱ぐね…///」
エレン 「一応私は後ろを向いておきます」クル
サシャ 「…//」
サシャ 「…//」(やばい…いざ脱ごうと思いましたら…どんどんと身体が暑くなって来ました…)
サシャ 「…//」(私が今何を考えてこんなことをしているのか…理解してるからこそ…バカなことですね…でも…ユミルの言葉を信じてみようかなと…)
サシャ 「…//」シュル
サシャ 「え…エレン…良いよ//」
エレン 「はい…」クル
サシャの方に身体を向ける
エレン 「…!?」
サシャ 「…//」
エレン 「…」(えっと…下は普通だな…異常なーし)
エレン 「…」(問題は上だ…)
エレン 「…」(コイツ…なんで下着1枚になってんだ?)
サシャ 「…//」
エレン 「ど…どうぞ?」(そんなに暑いか?ここ?)
サシャ 「う…うん…//」
サシャ 「…//」(ユミルは言いました…男の人は全員下着に興味があると…)
サシャ 「…//」(なので…エレンも恐らく…)
サシャ 「…」(さぁ…エレン…私の魅力をとくとご覧あれ!)
サシャ 「…」(あれ?そもそも魅力って見えるものなんですか?)
エレン 「…タオル敷きます」サッ
サシャの上半身全てをタオル1枚で隠す
サシャ 「!?」
エレン 「…」シュ!
アロマキャンドルに火をつける
エレン 「…」(熱くない程度に近づけるか…)
エレン 「…」スッ カチ
カウントダウンタイマーを押す
エレン 「…施術させて頂きます」
サシャ 「…」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「…」(し…しまった…)
サシャ 「…」(タオルかけられるんだった…)
エレン 「…」グゥ…グゥ…
サシャ 「…」(これじゃあ…なんにも意味ない…)
サシャ 「…」(…ただ品がないバカな女ですぅ……)
マッサージを終えて…
サシャ 「…zZ」( ¯꒳¯ )ᐝ
気持ちよすぎて寝てる
エレン 「…」(よし…ちゃんと時間内に全身をマッサージ出来たな…)
ピピピ
タイマーが鳴る
エレン 「…」(お!丁度鳴ったな)
エレン 「…」スッ カチ
タイマーを止める
サシャ 「zZ」
エレン 「サシャ様?」ユサユサ
サシャ 「う…ん…」
エレン 「お時間となりました」
サシャ 「あ…もうそんな時間…」ゴシゴシ
エレン 「はい」
サシャ 「ありがと…エレン…」
サシャ 「…あ…」
エレン 「…?」
サシャ 「…//」(そうだった…私…下着のままだった…)
エレン 「…お着替えした方がいいかと…」
サシャ 「う…うん…//」
エレン 「…」(あれ?そもそもサシャはこの店から出る事は無いよな…)
エレン 「…」(どのタイミングでオプションやれば良いんだ?今か?今なのか?)
エレン 「…」(流石だな…サシャ…このやり方は確かに勉強してないけど…恐らく今だろう!)
サシャ 「…//」(結局恥かいただけでした…)
サシャ 「…//」(早く着替えましょ
サシャ 「…//」スタ
サシャが服を着替えに行こうとした
何回目のその瞬間!!
エレン 「サシャ…」スッ
バサッ!
サシャにタオルが巻き付く
サシャ 「!?」
エレン 「…」スッ
エレン 「…」ギュ
サシャにタオル一枚を挟んでバックハグをする
サシャ 「……」
エレン 「…」ギュ
サシャ 「…にゃぁ!?」
サシャ 「え…エレン…///」
エレン 「ごめんな…寒そうに見えたから…つい…」
サシャ 「え…あ…その…//」
エレン 「しばらく…このままで良いか?」
サシャ 「…//」ドキドキ
サシャ 「は…はい…//」
エレン 「…」ギュ
サシャ 「…//」(暖かいです…それに…嬉しい…)
エレン 「…」
サシャ 「…//」
エレン 「…」
サシャ 「…//」
エレン 「なぁ…」
サシャ 「はい…//」
エレン 「俺…サシャに言いたいことがあるんだ…」
サシャ 「な…なんですか…?//」
エレン 「…」(…つっても…さっきほとんどサシャに思ってる事喋ったんだよな…)
エレン 「…」(うーん…どうするか…)
エレン 「サシャは俺の事…どう思ってる?」
(なら逆に聞いてみるか…)
サシャ 「私ですか?」
サシャ 「エレン…そうですね…」
サシャ 「…優しいです」
サシャ 「それに…凄い暖かい人です」
エレン 「…」(なんか…照れるな…)
サシャ 「私…沢山のご迷惑をお掛けしました…ご飯も奢ってくれましたし…私のワガママを聞いてくれました…私の為に一生懸命私を探してくれましたし…」
エレン 「…」(迷惑…か…)
サシャ 「…エレンは…私のそういうダメな所…嫌いですか?」
エレン 「…」
サシャ 「女性として品が無いし…バカだし…それに…女の魅力も無いし…あるとすれば食い意地しかない…」
サシャ 「…可愛くないですよね…」
エレン 「…」(これが…サシャの本音か…)
エレン 「…」(なら俺も真剣に答えなきゃな…)
エレン 「そんな事ないけどな…」
サシャ 「…本当ですか?」
エレン 「俺は今日に関しては別に迷惑だなんて思った事ないな…」
サシャ 「今日に関して…ですか?」
エレン 「そりゃ…迷惑かけられる事もあるわあるからな?」
サシャ 「…そうですよね…」
エレン 「でもな…それは俺がやりたいって思った事だから気にしなくていいんじゃねえか?」
サシャ 「え…?」
エレン 「サシャのお店もやりたいって思ったからやった事だし…お金は…まぁ…払わなきゃ犯罪だから…アレだけど…」
エレン 「でもお前を探したのも俺がお前を見つけたいって思ったから探した訳でな…」
サシャ 「…」
エレン 「…なんだかんださ…俺とお前ずっと一緒の班でずっと居たから…」
エレン 「目離したくないんだよな…」
サシャ 「//」ドキ
エレン 「それに…バカなのは否定出来ないし…品が無いってのも否定出来ない…あと食い意地があるのはもっとも納得だ」
サシャ 「そ…そんなぁ…」
サシャ 「やっぱり私…女性として終わってます…」
エレン 「そんな事ねぇよ?」
サシャ 「…え?本当ですか?」
エレン 「ああ…その女性の魅力ってのは俺は正直よく分かってねぇけど…」
サシャ 「…私もです…よく分かってないです」
エレン 「…でもあるんじゃね?」
サシャ 「そう…ですか?」
エレン 「ああ…だってサシャ」
サシャ 「…」
エレン 「お前…可愛いじゃん…」
サシャ 「…」
サシャ「…!?」
サシャ 「ふぁ…//」
サシャ 「…//」クル
エレンの方を向く
サシャ 「ほ…本当ですか///」
エレン 「本当だ!」
サシャ 「…う…嬉しいです//」
サシャ 「エレンにそう言って貰えて…私…//」
エレン 「…可愛いぞ!お前は!」ナデナデ
サシャの頭を撫でる
サシャ 「…////」
サシャ 「わ…私も…//」
サシャ 「え…エレンの事…//」
サシャ 「か…カッコイイ…です//」
エレン 「ははwありがとな!」
サシャ 「本当にそう思ってるんです//」
エレン 「冗談で言ってるとは思ってないから安心しろな?」
サシャ 「なら…いいですけど…//」
サシャ 「…//」スッ
サシャ 「…//」ギュ
エレンにハグをする
エレン 「…サシャ?」
サシャ 「また少し…寒くなりました…//」
エレン 「…そっか…」ギュ
エレンもハグをする
サシャ 「私…エレンに言いたいことが出来ました…//」
エレン 「うん?」
サシャ 「私…エレンの事…//」
サシャ 「好き…かもしれません…//」
エレン 「…」
サシャ 「…//」
エレン 「俺も…好きだよ」
サシャ 「え…!?」
エレン 「うん?」
サシャ 「ほ…本当ですか…それ…//」
エレン 「嫌いだったらこんな事しないだろ?」
サシャ 「…//」
サシャ 「…エレン…」
エレン 「うん?」
サシャ 「…//」
サシャ 「私…凄い嬉しい…//」
エレン 「…」
サシャ 「これからも…」
サシャ 「私の傍に…いてね…?///」
エレン 「…当たり前だろ…?」
サシャ 「…うん…//」
エレン 「…」(なんとか…上手くいったかな?)
エレン 「…」(後は決め台詞で〆だな)
エレン 「…サシャ?」
サシャ 「なに?…//」
エレン 「また…疲れた時とかさ…嫌な事とかあった時…俺に頼ってくれな?」
エレン 「いつでもマッサージ…してあげるから…」
サシャ 「…//」
サシャ 「はい…///」ニコ
エレン 「…」(よし!今回は完璧!)
エレン 「じゃあ…そろそろ着替えるか?」
サシャ 「…いやです…//」
エレン 「え?でも…」
サシャ 「ダメです…//」ギュー
エレン 「ちょ…」グラ
エレン 「うわぁ!?」
ドサ
サシャの強引な抱きつきで
バランスが取れなくなり二人倒れる
エレン 「…っと…大丈夫か?」
サシャ 「あ…////」
サシャを覆い被さる
いわゆる床ドン
エレン 「あ…すまねぇ…」
サシャ 「…//」スッ
エレンの首に手を回す
エレン 「ん?」
サシャ 「え…エレン…//」
サシャ 「……///」
目を閉じる
エレン 「…」(えっと…これどこかで…)
エレン 「…!?」(思い出した!アニの時に見た光景だ!)
エレン 「…」(サシャの奴…なんて高難易度な訓練なんだ…だが!残念だ!俺はその乗り越え方を知ってるから!)
エレン 「…」(要はアニの時と同じことをすればいいって事!つまりハグだ!)
エレン 「…」ギュ
サシャ 「…あ…//」
エレン 「…これでいいか?」(どうだ!?)
サシャ 「エレン…その…//」
サシャ 「ハグももちろん…嬉しいけど…//」
サシャ 「…キス…して欲しい…//」
エレン 「…」(え?)
エレン 「…」(え?え?……えぇ!!?)
エレン 「…」(キスってあのキスか!?)
サシャ 「…エレン?」
エレン 「ん?」
サシャ 「…して…くれないの?」ウルウル
エレン 「…」(えっと…なんで泣きそうなのこの人)
エレン 「…!?」(え?あれか?このラスト訓練を終わらせるにはキスをしなければいけなくて…もししなければ失格とかあるのか!?)
サシャ 「…」ウルウル
エレン 「…」(いや…多分そうだ…そもそもオーナーっていう立ち位置がよく分からなかったからな…なんでオーナーの命令が絶対なのか…それはつまり裏でキース教官と繋がってるからだ!)
エレン 「…」(最後にオーナー自らだす課題をクリア出来なければキース教官に報告が入ってそして俺は……クビぃ!?)
エレン 「…」(くそ…完璧に出来たと思ったのにこんな難しいのが最後にあったとは…サシャ…お前って奴は本当に俺を成長させてくれるな!?)
エレン 「…」(焦るな…サシャは俺をクビにはしたくないから…涙で訴えてるんだ…だからここは冷静に…)
サシャ 「…」ウルウル
エレン 「…じゃあ…目を閉じてくれ…」
サシャ 「!?」
サシャ 「あ……//」
サシャ 「…うん…////」
サシャ 「……///」
目を閉じる
エレン 「…」(こういう事だったのかぁぁ!!)
エレン 「…」(そうか!俺は一度アニの時に実は失敗してたのか!だからオーナー自らこの課題を最後に出してきたのか!!)
エレン 「…」(ごめんよぉアニ!ごめんなサシャ!)
エレン 「…」(俺の為に…もう一度チャンスをくれたんだな!?)
エレン 「…」(ただ…ここからが問題だ…キスして欲しいってことは…どこでもいいって事だ…)
エレン 「…」(仮にサシャがほっぺにキスをって言ったらもちろんほっぺにキスだ…)
エレン 「…」(つまり選択肢は無限にある…だから問題だ…どこが正解だ!?)
エレン 「…」(クチにキスは絶対無い!サシャに殺される…それにそれは恋人同士がやる行為だ!…ならどこだ!?)
エレン 「…」(ほっぺか?おでこもある…っていうかそもそも顔なのか!?足とか言い出したら本気で難しいぞ!?)
エレン 「…」(いや!ここは連想するんだ…サシャ…食べ物…口…喉…腹…)
エレン 「…」(よし!今の中でキスが可能なのは喉か腹だ…どっちだ!?どっちなんだ!?)
エレン 「…」(って!んなわけねぇだろぉぉぉ!!)
エレン 「…」(何?…喉って!?何?…腹って!?)
エレン 「…」(やべぇ…やべぇよ…マジでムズいって!)
エレン 「…」(もういいわ!ほっぺだ!ほっぺにしよう!王道だろ!?)
エレン 「…」(よし!決まった!ほっぺだ!この間3秒は掛かったな…)
エレン 「…」(ええい!なんとかなってくれ!)
エレン 「…」スッ
エレン 「…」チュ
サシャのほっぺにキスをする
サシャ 「…あ…//」
エレン 「…こ…これで…良いか?」
サシャ 「…ほっぺ……//」
エレン 「…」(ダメか!?)
サシャ 「……//」
サシャ 「…えへ//」サスサス
ほっぺを触る
エレン 「…」
サシャ 「…ありがと…エレン//」
エレン 「…」(やった…のか…?)
サシャ 「さぁ…私も着替えますね//」
エレン 「お…おう…」
(いや…最後まで油断するな!?)
サシャ 「ふんふ〜ん//」
着替えるサシャ
エレン 「…」
サシャ 「はい!着替えました//」
サシャ 「…寮に戻りましょ?エレン//」
エレン 「…お…あ…いや…」
エレン 「先行っててくれ」
サシャ 「え?戻らないんですか?」
エレン 「…少し一人になりたいかな…って…」
サシャ 「…」(恥ずかしいんですかね…?)
サシャ 「…分かりました!」ニコ
サシャ 「今日は本当にありがとうございました!」
エレン 「お…おう…」
サシャ 「…エレン…」
エレン 「ん?」
サシャ 「また…二人っきりで…//」
サシャ 「今度は…//」
サシャ 「デート…しよ?//」
エレン 「…は…はい…」
サシャ 「ふふ//」
サシャ 「じゃあまた食堂で会いましょう!」
エレン 「お…おう!」
ガラガラガラ
ピシャ!
エレン 「…」
エレン 「…や…や…」
エレン 「やったよぉぉぉ!やった!!」
エレン 「俺は乗り越えたぞぉぉ!」
エレン 「なんて言う…訓練なんだ…」
エレン 「楽しくやれたら良いなとか…そんな生ぬるい訓練じゃなかったよ!本当に!」
エレン 「あと!なんでデート誘ってくんだ!?」
エレン 「これを機に改めて考えよう…休日に外に出る事だよな?」
エレン 「俺のマッサージが気に食わないから本場のマッサージをもう一度一緒に確認しに行こうって意味か!?」
エレン 「ああぁぁぁぁ!!!」
エレン 「頭おかしくなってるよぉぉ!」
エレン 「わかんないよぉぉ!やめろよぉぉ!」
エレン 「マールコー!!」
続く