エレン 「ああ…」グテー
エレン 「あれからどのくらい経ったんだろうか…」
エレン 「もう…疲れた……」
エレン 「動きたくない…」
エレン 「ここ最近で一番疲れる訓練だったわ…」
エレン 「とまぁ…弱音も吐いたし…」
エレン 「戻るか?」
エレン 「はぁ…」スク
立ち上がる
エレン 「…」チラ
時計を見る
21時になろうとしていた
エレン 「…」チラ
外を見る
外は真っ暗になっていた
エレン 「今日は訓練が終わる時間も遅かったから…21時に夕飯の時間だよな…」
エレン 「ちょうどいいな」
ふぅ…ひぐっ…
エレン 「ん?」
うぅ…ひぐっ…
エレン 「…誰か泣いてるのか?」スタスタ
ガラガラガラ
エレン 「誰だ?」
エレン 「!?」
エレン 「お…お前…」
ミカサ 「…え…エレン…!?」ポロポロ
エレン 「ミカサか!?」
エレン 「うん?なんだその手に持ってるの?」
ミカサは手に持ってるものを上にあげていた
ミカサ 「あ…別に…なんでもない…」ゴシゴシ
エレン 「?」
エレン 「つーか…今までどこに行ってたんだよ?」
ミカサ 「…ご…ごめんなさい…」
エレン 「いや…謝るほどでもないけど…」
エレン 「!?」
ミカサ 「…」
エレンは少し遅れて気付いた
ミカサの髪や服が土色に汚れてる事に…
エレン 「…」
ミカサ 「…?」
エレン 「…ここでもなんだから…中来いよ」
ミカサ 「え…でも…」
エレン 「…ほら」パシ
ミカサの腕を掴む
ミカサ 「あ…」
エレン 「…」スタスタ
ミカサ 「…」スタスタ
ガラガラガラ
ピシャ!
シャワー室
シャァァァ
ミカサ 「…」ポタポタポタ
エレン 「暖かいか?」
シャワー室の扉越しで会話をする二人
ミカサ 「…少し…ぬるい…」
エレン 「まぁ…こんな時間だからな…冷たいよりはマシだろ…」
ミカサ 「…うん…」ポタポタポタ
エレン 「…で?」
ミカサ 「…」ポタポタポタ
エレン 「一体…何があったんだ?」
ミカサ 「…」ポタポタポタ
______
私は訓練所を出て
〇△地区に向かった
ミカサ 「ハァ…ハァ…」ダッダッダッ
ミカサ 「どうして…今日に限って…」ダッダッダッ
そして
親方 「うぃ!少し休憩すっぞ!」
弟子達 「へい!」
ミカサ 「親方ー!!」ダッダッダッ
親方 「うん?」チラ
親方 「あ…ミカサか!?」
ミカサ 「はぁ…はぁ…はぁ…」
親方 「おめ…よくここまで来たな…?」
親方 「おい…ミカサに水やってくれ!」
弟子 「へい!」スッ
ミカサ 「あ…ありがと…」パシ
ミカサ 「ん…ん…」ゴクゴク
ミカサ 「はぁ…」ゴシゴシ
親方 「なんでここに来たんだ?」
親方 「…手紙出したんだがな…」
ミカサ 「明日なんて…無理…」
ミカサ 「今!今欲しいの!」
親方 「いやあ…俺に言ってもな…」
親方 「手紙で書いた通り俺らも困ってんだよ…」
親方 「富豪の使いが今日の早朝渡しに来るはずなのに…なかなか来ねぇんだよな…」
ミカサ 「トラブったってのは?」
親方 「それは…正直分からねぇんだ」
ミカサ 「え…!?」
親方 「俺らに普段金を送ってきてくれる使いってのはな…実は昔からの知り合いでな…」
親方 「だから金盗むとかしない奴だから…大丈夫だがな…今までもこうやって遅れる事は別になかった訳じゃあねえ…でも必ず何かトラブルが起きたってのは確実だ…」
ミカサ 「…どこ?その人!?」
親方 「こっから先の〇✕地区の大きな風車小屋…それが奴の出発地点だが…今は正直どこにいるか分かったもんじゃない…」
親方 「ただ…誰にも人が居ない所でトラブルを起こしてるはずだ…人がいればなんとかなるが…居ないとなると…どうしようも出来んからな…」
ミカサ 「分かった!ありがとう!」ダッダッダッ
親方 「あ!ミカサ」パシ
水が入った水筒を掴む
親方 「受け取れ!」ブン!
水筒を投げる
ミカサ 「っと!」パシ
キャッチする
ミカサ 「うん!ありがと!」ダッダッダッ
親方 「その水筒!奴に見せれば信用して貰えるからな!」
ミカサ 「りょーかいー!」ダッダッダッ
親方 「本当…おてんば娘だな…」
ミカサ 「…」ダッダッダッ
____
〇✕地区
ミカサ 「…」ダッダッダッ
ミカサ 「…風車…風車…」ダッダッダッ
ミカサ 「…?」ピタッ
ミカサ 「アレか!?」
ミカサ 「結構山なりになってる…」
ミカサ 「…」(足が…疲れてきた…けど…)
ミカサ 「…くっ…!」ダッダッダッ
そして風車小屋
ミカサ 「…はぁ…はぁ…」
ミカサ 「…んく…ん…」ゴクゴク
ミカサ 「ぷ…はぁ…」
ミカサ 「ごめんなさーい」ドンドン
玄関らしきドアをノックする
ミカサ 「…」
ミカサ 「…居ない…って事は中じゃない…」
ミカサ 「…」キョロキョロ
周りを見渡す
ミカサ 「…!」スタスタ
ミカサ 「この馬小屋…」
ミカサ 「今は一頭も居ない…」
ミカサ 「…という事は…馬を連れて出たんだ…」
ミカサ 「なら…どこに?どこでトラブルを起こした?」キョロキョロ
ミカサ 「…こっから〇✕地区の中央街には右側…」
ミカサ 「左側は…人の気配が恐らくゼロの山道…」
ミカサ 「この左側…親方達の方向でもある…」
ミカサ 「…左に行こう…」ダッダッダッ
そしてしばらく走って
ミカサ 「…はぁ…はぁ…」ダッダッダッ
ミカサ 「…あ!」ガッ!
足が引っかかる
ドサ
倒れる
ミカサ 「つぅ……!」
ミカサ 「いっつ……!」スク
ミカサ 「……」パンパン
服に付いた土を払う
オーイ
ミカサ 「…?」
今……声が……
オーイ
ミカサ 「…!」
誰かが…呼んでいる?
ミカサ 「…」ダッダッダッ
私は声がする方向に走る
ミカサ 「…はぁ…はぁ…」ダッダッダッ
おーい!
ミカサ 「…!?」
使い 「誰かぁ〜…」
ミカサ 「……」ダッダッダッ
使い 「!?」
使い 「誰か…そこにいるのか!?」
ミカサ 「…」スタスタ
使い 「お…女!?」
ミカサ 「どうしたの…?」
ミカサ 「!?」
私はすぐ目の前の出来事を一目で察する
使い 「はは…」
乾いた笑いをする
ミカサ 「どうしたの?その馬…」
馬が一頭倒れてる
ミカサ 「…死んでる……?」
使い 「急性心不全が起こってな…」
ミカサ 「そんな事が…起きたんだ…」
使い 「アンタ…それ…」
ミカサ 「あ…これ…」スッ
水筒を見せる
使い 「なるほど…アイツの弟子か…」
ミカサ 「弟子ってほどでもないけど…一緒に働いた仲…かな…」
使い 「すまねぇな…迷惑かけちまったな…」
ミカサ 「…しょうがない…」スタスタ
ミカサ 「…」スッ
しゃがみ手を合わせる
使い 「…」
ミカサ 「…」スッ
立ち上がる
ミカサ 「貴方…助けは?」
使い 「いや…」
ミカサ 「?」
ミカサ 「親方から聞いた話だと富豪の使いって…?」
使い 「代わりはいくらでもいるからな…」
使い 「いちいち俺なんかで心配する事なんか無いからな…」
ミカサ 「でも…貴方に何かあれば…他の人達からその富豪に奇襲とかかけられるんじゃ?」
使い 「あるかもな…でも今の所そういった事は起きてねぇな…」
使い 「なんだかんだちゃんと俺がこの金を配ってるからな…」チラ
馬台車を見る
ミカサ 「…今回は?」
使い 「正直…為す術がない…」
使い 「俺の雇い主に頼めば馬は貰えるが…ここから離れられないんだ…」
使い 「この金から目を離して取られたら…そっちの方が問題だ…」
ミカサ 「…まぁ…ね…」
使い 「嬢ちゃん…頼む…馬貰ってきてくれねぇか?」
ミカサ 「…」
正直断りたかった…
この人から私のお金のみを貰って帰った方が…
確実に訓練には間に合うから…でも
一日だけだったけど…親方には
水もご飯も奢ってくれた…
その恩は…忘れたくない…
ミカサ 「…分かった」
使い 「すまねぇ!恩に着る!」
ミカサ 「貴方の雇い主…場所はどこ?」
使い 「こっから10kmの先だ」スッ
指を指す
方向は親方の方向と真逆な方向だ
ミカサ 「…遠い…」
使い 「悪い…」
ミカサ 「そういえば〇✕地区に馬を売ってた所があった…」
使い 「確かにあるが…俺の雇い主に言った方が金なんか必要なく貰える…」
使い 「だいたい…申し訳ないが…そんな金持ってない」
ミカサ 「…そこにある」スッ
台車に指を指す
使い 「…あー…みんなの金か…」
使い 「でもそんな事したら犯罪だ…」
ミカサ 「見た感じ沢山の箱があるけど…?」
使い 「この金は何もアイツらだけじゃないんだ」
使い 「他に何箇所かこの金を待ってる人がいるからな…」
ミカサ 「そういうこと…」
ミカサ 「…親方達とその弟子達のお金…見して?」
使い 「…でも…」
ミカサ 「大丈夫…私が話をつけるから…」
使い 「…まぁ…お嬢ちゃんなら…確かに何とかしてくれそうだな…」
ミカサ 「私…ミカサって言う」
使い 「お…おう…ミカサな」
ミカサ 「時間が無い…」
使い 「わかった…」
そう言って親方達のお金を
ミカサに渡す
ミカサ 「…」
使い 「箱ごと持っていくのか?」
ミカサ 「そんなわけない…」
ミカサ 「ちゃんと一人一人ちっさい袋にお金を分けてるんだね…」
使い 「まぁな…それにちゃんと袋一枚一枚名前も記入してるからな…」
ミカサ 「これなら間違える事ないね…」
ミカサ 「…」スッ
ミカサは沢山の布袋から少しづつお金を取る
ミカサ 「馬一頭いくら?」
使い 「だいたい…銀貨4枚だな…」
ミカサ 「…」(やっぱサシャの店高すぎ…)
ミカサ 「…まぁ…これで買えるかな…」
使い 「…頼んだ…ミカサ」
ミカサ 「少し待ってて…すぐ戻るから」
使い 「おう…」
ミカサ 「…」ダッダッダッ
走って行く
使い 「…頼れる訓練兵…だな…」
ミカサ 「…」ジャラ
私は自分の名前が書かれた布袋の中身を見る
ミカサ 「…よし…」ダッダッダッ
ちゃんと銀貨7枚…
そして私の手持ちが銀貨1枚
合わせて銀貨8枚
待っててね…エレン!
____
〇✕地区中央街
ミカサ 「…」ダッダッダッ
馬屋の人 「……」ペラ
本を読んで座ってる
ミカサ 「…あった……」ピタッ
馬屋の人 「……」チラ
ミカサを見る
ミカサ 「はぁ…はぁ…」
馬屋の人 「…」(訓練兵…?)
ミカサ 「…ねぇ…?」
馬屋の人 「いらっしゃい…」スッ
本を閉じる
ミカサ 「馬一頭…貰いたい」
馬屋の人 「訓練兵が馬を?」
ミカサ 「ちょっとした…事情…」
馬屋の人 「そう…」
馬屋の人 「この馬は銀貨4…あの馬は銀貨3だな」
ミカサ 「どっちが早い?」
馬屋の人 「難しい質問だ…高い方が持久力はあるが…スピードはその安い方の馬の方が勝る」
ミカサ 「…」(なら持久力があるほうがいいか)
ミカサ 「なら…その高い方の馬を…」
馬屋の人 「了解」スッ
手を出す
ミカサ 「…」ゴソゴソ
ミカサ 「はい」スッ
銀貨4枚を渡す
馬屋の人 「毎度」
馬屋の人 「ほら…持って行っていいぞ?」
ミカサ 「ありがとう…」
ミカサ 「…」バッ!
馬に乗る
馬屋の人 「流石訓練兵…手慣れてるな…」
馬屋の人 「まぁ…当たり前か…」
ミカサ 「…はっ!」
ミカサ 「…」パカラパカラ
走っていくミカサ
____
使い 「…すまねぇなお前…埋葬でもしてあげてぇけど…シャベルも無いからな…」ナデナデ
息を引き取ってる馬を撫でる
パカラパカラ
使い 「ん?」
パカラパカラパカラパカラ
ヒヒーン!
使い 「この声……まさか!?」
ミカサ 「…」パカラパカラ
使い 「おお!」
ミカサ 「どうどう…」
使い 「ミカサ!」
ミカサ 「連れてきた」
ヒヒーン!
使い 「は…早かったな…!」
ミカサ 「これで問題無いね?」
使い 「あ…ああ!」
ミカサ 「でも…その前に…」パシ
ミカサ 「これ…」シュ
使いにある物を投げ渡す
使い 「おっと…」パシ
受け取る
使い 「……シャベル…」
ミカサ 「この場所ならその馬も…文句言わないでしょ?」
使い 「まぁな…静かだしな」
ミカサ 「私も掘るから…」パシ
シャベルを掴む
使い 「すまない…」
ミカサ 「いいって事」
使い 「わざわざ買ってきたんだろ?」
ミカサ 「……」ザク…ザク…
使い 「……」
使い 「……」ザク…ザク…
そして馬を埋葬して
ミカサ 「よし…」
使い 「本当…何から何まですまねぇな…」
ミカサ 「大丈夫…早く行きましょ?」
使い 「そうだな…乗ってくれ」スッ
台車に乗る
ミカサ 「ええ…」スッ
台車に乗る
使い 「…はいや!」
パカラパカラパカラパカラ
ゴロゴロゴロゴロ
____
そして〇△地区に着き
親方 「ふぅ…」ゴシゴシ
汗を腕で拭う
オーイ!
親方 「うん?」
使い 「おーい!」
親方 「!?」
使い 「すまねぇ!遅くなった!」
ミカサ 「…」
親方 「マジか…!?」
親方 「おい!おめぇら!一旦手を止めろ!」
親方 「今夜は呑めそうだぞ!」
弟子達 「うぉぉぉ!!」
そして全員にお金を渡し
親方 「そうか…そんな事がな…」
使い 「すまねぇな…本当…」
親方 「いや…大丈夫…」
親方 「ミカサ…助かったありがとな」
ミカサ 「親方にはご飯をおごってもらった借りがあったから…」
親方 「お前ってやつは!泣けるじゃねぇか!」ワシワシ
ミカサの頭を豪快に撫でる
ミカサ 「むぅ…親方…土臭い…」
親方 「あ…すまねぇ…逆に汚しちまったか?」
ミカサ 「許す」
親方 「はははw」
弟子 「おやかたぁ〜!?」
親方 「ん?」
弟子 「なんか…金が減ってるんだけど!?」
親方 「はぁ?んなわけねぇだろ?」
親方 「コイツがそんなミスする訳…」ゴソゴソ
親方は自分の布袋の中身を確認する
使い 「…」チラ
ミカサ 「…」
親方 「…あれ?金が…少ねぇ……?」
弟子達 「そうっすよね!?」
ミカサ 「実は…」
親方 「ん?」
ミカサ 「この馬は…貴方たちのお金で買った…」
親方&弟子達 「………は?」
ミカサ 「ので…お金は減ってる…」
親方&弟子達 「……はぁ!?」
ミカサ 「…でも感謝してね?」
ミカサ 「無いよりはマシでしょ?」
使い 「ほんじゃ…俺は行こっかな…」スタスタ
使い 「じゃあな!」スッ
台車に乗る
ミカサ 「私も途中まで乗っていく」スタスタ
ミカサ 「…」スッ
台車に乗る
親方 「あ…おい!ミカサ!」
弟子達 「そんな!酷いっすよ!ミカサ!」
ミカサ 「お世話になりました」
深くお辞儀をする
親方 「…」
弟子達 「…」
ミカサ 「ばいばい」ニコ
使い 「はいや!」パカラパカラ
ミカサ 「あと!謝ることがあるんだけど!」
ミカサ 「私は自分のお金を一切使ってないのと!親方のお金でシャベル2つ買っちゃった!!」
ミカサ 「じゃあねー!!」
大声で伝える
親方&弟子達 「ざけんなぁぁ!!」
親方&弟子達 「絶対許さねぇからなぁぁ!!」
大声で返す
使い 「いや〜…怒らせちゃったな…ミカサ」
パカラパカラ
ミカサ 「そうね…」
ミカサ 「…」ニコ
親方 「ったく…」
弟子 「ミカサの奴〜!」
弟子2 「これでどうしろってんだ!」
弟子達 「ワーワー」
親方 「はははw」
親方 「してやられたな…w」
弟子 「嬉しそうっすね…親方」
親方 「ん?まぁな…」
親方 「おてんば恋娘だからな…」
弟子 「えぇ…ミカサ好きな人いんのかぁ…」
弟子2 「また花束送ろうって思ったんだけどな…」
弟子3 「そんなんいらねぇだろ…指輪だろ?」
弟子4 「バカそれプロポーズだぞ!?」
弟子5 「可愛かったなぁ…ミカサ」
親方 「おい!うるせぇぞ!野郎ども!」
親方 「今日の呑みは中止だ!」
弟子達 「えぇ〜!!」
親方 「ミカサの恋路を応援すっぞ!」
弟子達 「へい!」
親方 「…」(アイツの昨日の仕事っぷり…)
正直…今まで生きてきて初めて見た…
俺らの方が慣れてるのに…ミカサは
ほとんど一人で全てを終わらせたからな…
華麗な動き…あれは芸術だった…
まぁ…そのせいで野郎共はミカサに恋しちまったがな…いや…どちらかと言うと憧れが強いか…
あの仕事っぷりが見れただけで…俺は…
今回の馬代…シャベル代はそれでチャラな…
______
パカラパカラ
使い 「ミカサここを真っ直ぐ行けば訓練所だ」
ミカサ 「ありがと」
使い 「こっちがありがとうだ…本当に助かった」
ミカサ 「いえ…」
使い 「おう!気を付けて帰れよ」
ミカサ 「ええ」
使い 「また…どこかでな!」
ミカサ 「はい」スッ
台車から降りる
使い 「はいや!」パカラパカラ
ミカサ 「…」(もう日が落ちてる…)
ミカサ 「でも…」(まだ間に合う!)
ミカサ 「…」ダッダッダッ
走って訓練所に向かっていく
しばらくして
ミカサ 「…」ダッダッダッ
ミカサ 「エレン…もう少しで…」ダッダッダッ
ミカサ 「…」チラ
自分の布袋を確認する
ミカサ 「//」(楽しみ…)
ミカサ 「…」ダッダッダッ
タッタッタッ
ミカサ 「!?」
女の子 「え?」
ガン!
ミカサの走る方向に突然
ちっちゃい女の子が飛び出してきて
ぶつかる
ミカサ 「いっつぅ…」
女の子 「うぅ…」
ミカサ 「!?」
ミカサ 「だ…大丈夫!?」
女の子 「うぅ〜……」
ミカサ 「あ…怪我…」
足に擦り傷が出来る
女の子 「う…う…」ウルウル
ミカサ 「あ…ご…ごめんね?」
女の子 「ううん…ごめんね…おねぇちゃん…」ゴシゴシ
ミカサ 「あ…いえ…こちらがちゃんと見てなかったから…」
ミカサ 「立てる?」
女の子 「うん…」スッ
ミカサ 「…」
何とか立ったけど…明らかに衝突の影響で
ふらついていた
女の子 「あ…あれ…」フラフラ
ミカサ 「…ごめん…」
女の子 「ううん…大丈夫!」ニコ
女の子 「ばいばい!」ズルズル
ミカサ 「…」
女の子 「うんしょ…うんしょ…」ズルズル
ミカサ 「…ねぇ?」
女の子 「ん?」チラ
ミカサ 「乗って?」
しゃがむ
女の子 「え?」
ミカサ 「ほら」
女の子 「ほ…ほんと?」
ミカサ 「いいから」
女の子 「うん…」スッ
ミカサの背中に乗る
ミカサ 「よいしょ…」
ミカサ 「どこに行こうとしたの?」
女の子 「おうち…」
ミカサ 「そこまで運ぶよ」
女の子 「…いいの?」
ミカサ 「私が悪かったから…ね?」
女の子 「う…うん…ありがと…」
ミカサ 「…家はどこ?」
女の子 「あっち」スッ
ミカサ 「ありがと」スタスタ
しばらく歩いて
ミカサ 「…」スタスタ
女の子 「…」
ミカサ 「…歳は?」
女の子 「5歳」
ミカサ 「そう…」(しっかりしてるね)
女の子 「お姉ちゃんは?」
ミカサ 「15歳」
女の子 「おっきいね」
ミカサ 「そうかな…?」
女の子 「うん!」
ミカサ 「…家には誰がいるの?」
女の子 「…」ギュ
ミカサの服を握る
ミカサ 「…」
ミカサはそれに気付く
女の子 「お母さん……」
ミカサ 「…そう」(お父さんは…いないのね…)
女の子 「…」
ミカサ 「…」スタスタ
それからまたしばらく歩いて
女の子 「あ!あそこ!」
ミカサ 「あれ?」
女の子 「うん!」
ミカサ 「…」(1階のみの家…)
女の子 「…」
ミカサ 「…」(それにこの子…)
女の子 「…」
ミカサ 「…」(お世辞として綺麗とは言えない…何度も縫い合わせた後もある…服だね…)
女の子 「…」
ミカサ 「…結構街から離れたね」
女の子 「…うん」
ミカサ 「あそこまで一人で来たの?」
女の子 「う…うん…」
ミカサ 「一人では危ないよ?」
ミカサ 「なんか用があったの?」
女の子 「…」
ミカサ 「……」
女の子 「あ…ここまででいいよ?」
ミカサ 「え?でも…」
女の子 「大丈夫!」スッ
ミカサから降りる
女の子 「ほら!」ピョンピョン
ミカサ 「凄い…」
女の子 「ありがと!お姉ちゃん!」
ミカサ 「いえいえ…」
ミカサ 「ごめんね?ぶつかっちゃって」
女の子 「ううん!大丈夫!」ニコ
女の子 「じゃあね!」タッタッタッ
ミカサ 「……」
ミカサ 「私も行こう」ダッダッダッ
ほんの少しして
ミカサ 「……」ダッダッダッ
ミカサ 「…」(なんだろ…この胸騒ぎ…)
ミカサ 「…」チラ
ミカサは布袋が腰にあるか確認する
ミカサ 「うん…ある…」ダッダッダッ
ミカサ 「…」ダッダッダッ
ミカサ 「…」ピタッ
足を止める
ミカサ 「……」スッ
布袋の中身を確認する
ミカサ 「!?」
ミカサ 「お金が…減ってる!?」
銀貨2枚しかない事に驚く
ミカサ 「…」(6枚…取られてる…)
ミカサ 「……!?」(まさか…あの子!?)
ミカサ 「…」ダッダッダッ
ミカサ 「だめ…そんなことしては…」ダッダッダッ
私はもう一度あの子の家に行く
ミカサ 「…はぁ…はぁ…」
ミカサ 「…着いた…」
ミカサ 「…」スタスタ
ミカサ 「…!?」
ドアをノックしようとしたら
中から声が聞こえる
お母さん 「そんなお金…どこから持ってきたの!?」
女の子 「……」
お母さん 「ねぇ…黙ってないで答えてよ!」
お母さん 「今すぐ返しに行くから!」
女の子 「……」
お母さん 「……」シュ
パチン!
ビンタをする
女の子 「…」
お母さん 「はぁ…はぁ…」
お母さん 「う…ごほっ!ごほっ!」
女の子 「お…お母さん…!?」
お母さん 「ごめんね…叩いちゃって…」
お母さん 「ごめんね…こんな事させちゃって…」
お母さん 「でも…こんな事貴方がしてはいけないの!」
お母さん 「ね?」
女の子 「でも…これで元気になって…」
お母さん 「お母さん…こんなお金じゃあ…」
お母さん 「元気になれないよ……」
ミカサ 「……」
ミカサ 「…」コンコン
ノックをする
お母さん 「…」チラ
女の子 「…」
下を向く
お母さん 「……」スタスタ
ガチャ
ミカサ 「…」
お母さん 「…」(この制服…訓練兵…)
ミカサ 「……」スッ
指を指す
お母さん 「…」チラ
指を指す方向を見る
女の子 「……」
お母さん 「……」
お母さん 「ごめんなさい!」
深く謝罪をする
お母さん 「この子は悪気は無かったんです!」
お母さん 「捕まえるなら…私を!」
ミカサ 「そんな事しない…」
お母さん 「え?」
ミカサ 「……」スタスタ
中に入る
ミカサ 「……」
女の子 「……」
ミカサ 「…とても…残念だ…」
ミカサ 「貴方がそんなことをするなんて…」
女の子 「……」
ミカサ 「どうやって…取ったの?」
女の子 「…おうちが見えたとき…」
ミカサ 「…そう」(ワザと…ぶつかったのね)
ミカサ 「…」(やはり子供だ…そんなのすぐにバレる…)
ミカサ 「返してもらうよ」パシ
テーブルに置かれたお金を取り返す
ミカサ 「それでは…」スタスタ
お母さん 「……」
バタン
ドアが閉まる
ミカサ 「……」
ミカサはしばらくドア前に立つ
女の子 「……」
お母さん 「ねぇ…約束して?」
女の子 「……」
お母さん 「もう…そんな事しないで?」
女の子 「でも…お母さん…病気だから…」
女の子 「動けない…」
お母さん 「……」
お母さん 「…聞いて?」
お母さん 「貴方がしたことは…殺されてもおかしくなかったのよ?」
お母さん 「特に兵士のお金を取ったなんて…絶対に許されない事…」
お母さん 「良い?絶対に忘れないで?」
お母さん 「たまたまあの人は優しかったかもしれないけど…貴方みたいな小さい子でも…この世界は容赦しない…」
お母さん 「…世界は残酷だから…」
ミカサ 「…」(そうだ…世界は残酷だ…)
ミカサ 「…」(誰かが死んでも…誰もそれを見向きをしない…石ころの様に…)
ミカサ 「…」(そこに歳なんか関係ない…)
ミカサ 「…」(そろそろ…行かなきゃ…)
女の子 「お母さん…じゃあお薬代…どうするの?」
お母さん 「それは…大丈夫…」
女の子 「え?ほんと?」
お母さん 「この家を売ってなんとかするから…」
ミカサ&女の子 「!?」
女の子 「……え!?」
お母さん 「だから…大丈夫」
女の子 「このおうちを?」
お母さん 「ええ」
女の子 「嘘でしょ…?」
女の子 「ね?嘘だよね!?」
お母さん 「それしか…ないから…」
女の子 「でもここ!お父さんとの思い出の家だよ!?」
女の子 「嫌!…嫌だよ!」
お母さん 「大丈夫…お母さん元気になったら」
お母さん 「いっぱい稼いで…またこのお家を買うから…」
女の子 「ほ…ほんと?」
お母さん 「ええ…」
お母さん 「ただ…少しのあいだ貴方には寒い思いをさせてしまうかもしれない…」
女の子 「ううん!大丈夫!」
お母さん 「そう…ごめんね…」
お母さん 「こんなお母さんで…」
女の子 「我慢する!」ニコ
お母さん 「…う…う…」ウルウル
女の子 「お…お母さん?」
お母さん 「貴方に…貴方に…帰れるおウチ…」ウルウル
お母さん 「無くして…ごめんね…」ポロポロ
ミカサ 「…」
イェーガー先生…私ここからどこに向かって
帰ればいいの?
寒い…
私にはもう…帰る場所が無い……
ミカサ 「…」ギュ
マフラーを握る
やるよ……これ……
……
暖かいだろ…?
暖かい……
ほら…早く帰ろうぜ……?
俺たちの……家に……
…………ゔん……
………がえる……
ミカサ 「…」
お母さん 「う…う…」ポロポロ
女の子 「お母さん…泣かないでよ…」
コンコン
ノックを誰かがする
お母さん 「!?」
お母さん 「…」ゴシゴシ
お母さん 「誰だろ…?」スタスタ
女の子 「…?」
ガチャ
お母さん 「はい……!?」
ミカサ 「…」
お母さん 「あ…貴方…!?」
女の子 「!?」
ミカサ 「…」スタスタ
女の子の方に歩く
女の子 「お…おねぇ…ちゃん…」ビクビク
ミカサ 「怖がらなくて良い…なんにもしないから」
お母さん 「…」
ミカサ 「…」スッ
しゃがむ
女の子 「…」
ミカサ 「手…出して?」
女の子 「…」
女の子 「…」スッ
手を出す
ミカサ 「…」スッ
ミカサは銀貨6枚を渡す
女の子 「…え……!?」
ミカサ 「これで…治せるね」
お母さん 「…でもこれ……貴方の……!?」
ミカサ 「気にしないで…私がやりたい事だから…」
お母さん 「で……でも…!?」
ミカサ 「…」スッ
指を1本口に当てる
静かにしてという意味だ
お母さん 「…」
ミカサ 「…」チラ
女の子を見る
女の子 「…良いの?」
ミカサ 「ええ…」
女の子 「あ…あ…」ウルウル
女の子 「ありがとぉ…」ポロポロ
女の子 「おねぇちゃん…」ポロポロ
ミカサ 「お薬代はこれで足りる?」
女の子 「うん…」ポロポロ
ミカサ 「なら…」スッ
ミカサはもう1枚銀貨を渡す
女の子 「!?」
ミカサ 「これは貴方の足を怪我させた弁償…」
ミカサ 「それで新しい服…買えるね」
女の子 「う…う…」ポロポロ
女の子 「うわぁぁん!」ポロポロ
ミカサに抱きつく
ミカサ 「おっと…」ギュ
ハグをする
ミカサ 「ただ…貴方のお母さんと約束して?」
ミカサ 「もう二度とこんな事しないってこと…」
女の子 「うん…うん…」ポロポロ
お母さん 「ほ…本当に…良いんですか?」ウルウル
ミカサ 「ええ」
お母さん 「ありがとうございます…ありがとうございます…」ポロポロ
ミカサ 「…ほら…」スッ
ミカサは女の子を離す
女の子 「ひぐっ…ひぐっ…」ポロポロ
ミカサ 「…」スタスタ
ミカサは玄関前に立つ
ミカサ 「…」
お母さん 「…」ポロポロ
女の子 「…」ポロポロ
ミカサ 「…」バッ!
心臓を捧げる
ミカサ 「私はミカサ・アッカーマン!」
ミカサ 「いずれ調査兵団になる訓練兵だ!」
ミカサ 「この世界を自由に飛びまわり!人類の為この心臓を捧げる!」
ミカサ 「お前!名を名乗れ!」
女の子 「…」ポロポロ
女の子 「…」ゴシゴシ
女の子 「私の名前は〜!」
ミカサ 「そうか!〜!」
ミカサ 「お前に渡したそのお金は貸しだ!」
ミカサ 「時間がかかってもいい!」
ミカサ 「いつか…必ず!私の所まで返しに来い!」
ミカサ 「分かったな!?」
女の子 「…」
女の子 「はい!」
ミカサ 「…」
ミカサ 「…」ニコ
女の子 「…」
ミカサ 「約束だよ?」
女の子 「うん!約束!」ニコ
ミカサ 「失礼しました」
お母さん 「…」ペコ
深くお辞儀をする
ミカサ 「…」
バタン!
ドアを閉める
ミカサ 「…」
ミカサ 「…」ダッダッダッ
走って帰る
______
しばらく走って
ミカサ 「…はぁ…はぁ…」
ミカサ 「はぁ……」
ミカサ 「…やってしまった…」
ミカサ 「世界は残酷なのに…」
ミカサ 「…」スタスタ
ミカサ 「…」チラ
ミカサ 「!?」
アンティークショップの展示物に目をやる
そこにはコップが2つ置かれていた
ミカサ 「…オシャレ…」
ミカサは朝の出来事を思いだす
____
ジャン 「うぉぉぉぉ!!」バッ!
ミカサからエレンのコップを取りあげる
ミカサ 「!?」
エレン 「あ…ジャン!それ俺のコップ…」
ジャン 「死に急ぎ!お前にこれ以上良い思いさせてたまるかァァァ!!」
ジャン 「んく…んく……」ゴクゴク
便秘薬入りの水を飲み干す
エレミカ「!?」
エレン 「え?」
ミカサ 「なっ!?」
ジャン 「ぷはぁぁ!」
エレン 「何してんだ…お前?」
ジャン 「うっせぇぇぇ!!」
ジャン 「お前のせいで……飲んじまったじゃねぇかぁぁぁ!!」ヒュ
エレンのコップを地面に叩きつける
パリン!
衝撃で割れる
エレミカ「!?」
エレン 「な…!?お前!!?」
____
ミカサ 「そうだ…」(そういえばあのバカがエレンのコップを割ってしまったんだった…)
ミカサ 「…」(まぁ…私のミスでもあるから…あのバカだけのせいでは無いかもしれないけど…)
ミカサ 「…」スタスタ
カランカラン
老人 「ん?」
ミカサ 「…」スタスタ
老人 「いらっしゃい」
老人 「…」(あの制服…)
ミカサ 「…」スタスタ
ミカサはコップの目の前に行く
ミカサ 「…」パシ
ミカサ 「綺麗…」ジー
老人 「それは…旧調査兵団本部で使用されていたコップを複数溶かし…再度作り直したコップです」
ミカサ 「へぇ…」
老人 「こちらでアレンジをかけてリニューアルさせてます」
ミカサ 「…綺麗です」
老人 「ありがとうございます」
ミカサ 「いくらですか?」
老人 「一つ20銅貨です」
ミカサ 「…」(流石に…ちょっと高いか…)
ミカサ 「…」チラ
ミカサはもう1つのコップを見る
ミカサ 「…」(同じのが…二つ…)
ミカサ 「…」(エレンとお揃いにしたいな…)
ミカサ 「おじさま…」
老人 「はい…?」
ミカサ 「私今…銀貨1枚しかないけど…」
ミカサ 「この2つ…欲しい…」
老人 「…ふむ…」
ミカサ 「…お願い…します…」
老人 「見たところ…貴方は訓練兵ですよね?」
ミカサ 「あ…はい…」
老人 「…所属する所は決めてますか?」
ミカサ 「…調査兵団です…」
老人 「…なるほど…」
ミカサ 「…」
老人 「良いでしょう」
ミカサ 「!?」
老人 「銀貨1枚で…」
ミカサ 「良いんですか!?」
老人 「大丈夫ですよ」ニコ
ミカサ 「ありがとうございます!」
老人 「その代わり…」
ミカサ 「…」
老人 「調査兵団になったら…また来てください…」
老人 「貴方の自由の翼を私に見せてください」
ミカサ 「…はい!」ニコ
老人 「…梱包しますので…少し待っててくだされ」
ミカサ 「はい!」
そして梱包して
老人 「はい…どうぞ」スッ
ミカサ 「ありがとうございます」パシ
ミカサ 「これ」スッ
おカネを渡す
老人 「ありがとうございます」パシ
ミカサ 「おじさま…本当にありがと!」
老人 「いえいえ…」
ゴーンゴーンゴーンゴーン
時計の鐘がなる
老人 「おっと…もうこんな時間だ…」
ミカサ 「…」チラ
ミカサは時計を見る
20時になっていた
ミカサ 「…」
老人 「夜道は暗いので…足元気をつけて下さい」
ミカサ 「…はい」
ミカサ 「…」スタスタ
カランカラン
老人 「…」(今泣いているようにも…?)
ミカサ 「…」ゴシゴシ
ミカサ 「…」(走りたいけど…転んだら割れてしまう恐れがある…)
ミカサ 「…」スタスタ
____
そして訓練所前
教官 「ふんふーん」ペラ
座って本を読んでる
スタスタ
誰かがこちらに歩いてくる
教官 「ん?」チラ
ミカサ 「…」スタスタ
教官 「な……!?」バッ!
起き上がる
ミカサ 「…」スタスタ
教官 「お…お前!?」
教官 「随分遅かったじゃねぇか!?」
ミカサ 「すいません」
教官 「…いや…まぁ…!?」
ミカサの頭や服全て土色に汚れてる事に気付く
教官 「だ…大丈夫か?」
ミカサ 「…すいません」スタスタ
お辞儀をして中に入っていく
教官 「…」
____
ミカサ 「…」スタスタ
ミカサ 「…」(もう終わってしまった…訓練が…)
ミカサ 「…」(意味が無いけど…サシャのお店に…)
ミカサ 「…」スタスタ
そしてサシャのお店に着く
ミカサ 「…」(もう片付けてある…)
飾られた看板など全てが外されてる
ミカサ 「…」チラ
ミカサはポツンと倒れているメニュー表を見る
______
マッサージメニュー
マッサージ10分間 銅貨3枚
オプション付きマッサージ10分間 銀貨2枚
↑
こちらを頼んだ方にはエレンから
特別な事をしてくれます。
※一度頼まれたお客様は申し訳ございません
二度は頼めません。一人1回のみです
どちらのメニューも責任を持ってこの
エレン・イェーガーがマッサージさせていただきます。
______
ミカサ 「…」(メニュー表が変わってる…)
ミカサ 「…」(まぁ…そうだよね…)
ミカサ 「…」(私が来てないんだから…変えるよね)
ミカサ 「…」(銀貨2枚か…随分安くなったね…)
ミカサ 「…」(普通のマッサージ銅貨3枚…)
ミカサ 「…」ゴソゴソ
ミカサは布袋を取り出す
ミカサ 「…」バッバッ
逆さにして揺らしたが…
もちろん1枚もお金が出てこない
ミカサ 「…」(これじゃあ…普通のマッサージも出来ないや…)
ミカサ 「…」ウルウル
ミカサ 「ふっ…ひぐっ…」ポロポロ
ミカサ 「…」(私が…お揃いにしたかった…ワガママで…お金無くなっちゃった…)
ミカサ 「うぅ…ひぐっ…」ポロポロ
ミカサ 「…」(こんなの…買わなければ…)
ミカサ 「…」(エレンのコップだけで良かったのに!)
ミカサ 「…」ガシ
ミカサ 「…」(こんなの!こんなの!)
ミカサは自分の為に買ったコップを大きく振りかぶる
ミカサ 「…」ポロポロ
ガラガラガラ
ミカサ 「!?」
エレン 「誰だ?」
エレン 「!?」
エレン 「お…お前…」
ミカサ 「…え…エレン…!?」ポロポロ
______
そして今に戻る
ミカサ 「…」シュル
シャワーを浴びて
エレンが持ってきた訓練服に着替えてる
エレン 「ふーん…」
カーテン越しで会話をしてる二人
エレン 「…そっか…」
ミカサ 「…」キュ
エレン 「…」
シャァァ
カーテンを開く
ミカサ 「着替えたよ…」
エレン 「おう!」
ミカサ 「…」スッ
ミカサはエレンが座っているマッサージ台に一緒に座る
エレン 「…」
ミカサ 「…」
エレン 「水…飲むか?」
ミカサ 「…」コク
小さく頷く
エレン 「…ん」スッ
ミカサ 「…うん…」パシ
受け取る
ミカサ 「…」ゴク
ミカサ 「…」
エレン 「…」
ミカサ 「…ごめんなさい」
エレン 「ふえ?」
ミカサ 「私はエレンと約束したのに…」
ミカサ 「マッサージ行くって言ったのに…」
エレン 「おいおい…そんな事気にしてねぇよ」
ミカサ 「…私は…許せない…自分を…」
エレン 「……」
ミカサ 「…」
エレン 「このコップ…俺の為に買ってきてくれたんだろ?」
ミカサ 「……ええ…」
エレン 「…開けていいか?」
ミカサ 「…」コク
頷く
エレン 「サンキュ…」
エレンは梱包された箱を開ける
エレン 「おぉ…カッコイイ…」ジー
ミカサ 「…」
エレン 「ありがとな!ミカサ!」
ミカサ 「…」ニコ
エレン 「…」チラ
ミカサのマフラーが置かれてる
エレン 「…」(相当…ショックだったんだな…)
エレン 「まぁ…夕飯の時間になったけど…」
エレン 「…」スッ
立ち上がる
ミカサ 「…」
エレン 「ほら…寝ろよ?」
ミカサ 「……え…?」
エレン 「マッサージ…して欲しかったんだろ?」
ミカサ 「…え…良いの?」
エレン 「…あ…ごほんごほん!」
エレン 「…」
エレン 「ご来店ありがとうございます」
エレン 「ミカサ様」
ミカサ 「…エレン…?」
エレン 「どちらのメニューにしますか?」
ミカサ 「…」
ミカサ 「あ…あの…//」
ミカサ 「お…オプション…付き…//」
エレン 「かしこまりました」
ミカサ 「でも…私…」
エレン 「お代は頂きましたよ?」
ミカサ 「え…!?」
エレン 「こちらの」スッ
コップを持ち上げる
エレン 「こちらのコップをお代とさせて頂きます…」
ミカサ 「…エレン…」
エレン 「…」ニコ
ミカサ 「う…う…」ウルウル
エレン 「…」スッ
ハンカチを取り出す
エレン 「…」サッサッ
ミカサの涙を拭く
ミカサ 「う…ごめん…」ゴシゴシ
エレン 「どうぞ…こちらへ」
エレン 「うつ伏せでお願いします」
ミカサ 「…//」
ミカサ 「う…うん…///」スッ
エレン 「お背中タオル敷きます」サッ
エレン 「…」シュ!
アロマキャンドルに火をつける
エレン 「…」チラ
カウントダウンタイマーを見る
エレン 「…」(今回は良いか…)
エレン 「では施術をさせて頂きます」
ミカサ 「//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミカサ 「…気持ちいい…エレン……///」
エレン 「ありがとうございます」グゥ…グゥ…
ミカサ 「ん……//」
エレン 「今日は本当にお疲れ様です」
エレン 「ミカサ様」
エレン 「ゆっくり…休んでください…」
ミカサ 「…」
ミカサ 「……」ウルウル
ミカサ 「うん…うん…」ウルウル
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミカサ 「………」ポロポロポロ
エレンはマッサージを続けた……
ミカサ 「…//」
エレン 「…」グゥ…グゥ…
ミカサ 「エレン?」
エレン 「はい?」
ミカサ 「もう…とっくに10分経ってるよ…?」
エレン 「…」
エレン 「満足…しましたか?」
ミカサ 「え?知ってたの?」
エレン 「私がマッサージやってるんでね……」
ミカサ 「な…なら…まだやって欲しい//」
エレン 「…」(あ…これずっとやらされる奴だ…)
エレン 「…」(夕飯間に合わなくなっちゃうしな…)
エレン 「…お夕飯の時間がありますので…」
エレン 「今回はここまでと…しときましょう」
ミカサ 「…まだ…やってほしい//」
エレン 「…ミカサ様…」
ミカサ 「…」
ミカサ 「分かった…ごめん…エレン」
エレン 「いえ…分かってくれて嬉しいです」
ミカサ 「…」スッ
ミカサは身体を起こす
ミカサ 「あ……」
ミカサ 「凄い…だいぶ楽になった…」
エレン 「ありがとうございます」
ミカサ 「エレン?」
エレン 「はい?」
ミカサ 「オプションは?」
エレン 「…」(待てよ…ここでなんですかそれ?って聞くの意味わかんねぇよな…)
エレン 「…」(自分からどっちのメニューにするか聞いたんだもんな…)
エレン 「ミカサ?」
ミカサ 「…?」
エレン 「…マフラー…巻いてやるよ」
ミカサ 「え…//」ドキ
エレン 「…」パシ
置かれたマフラーを取る
エレン 「…」スッ
ミカサにマフラーを巻く
ミカサ 「…//」
ミカサ 「…//」ギュ
マフラーを握る
エレン 「…ミカサ?」
ミカサ 「?」
エレン 「…」スッ
エレン 「……」ギュ
ミカサにハグをする
ミカサ 「!?」
エレン 「…」ギュ
ミカサ 「…エレ…ン…」
エレン 「ごめんな…しばらくこうしてていいか?」
ミカサ 「……うん…」ウルウル
ミカサ 「…」ギュ
エレンにハグをする
エレン 「…」
ミカサ 「…」ウルウル
エレン 「…」
ミカサ 「…」ウルウル
エレン 「…元気…出たか?」
ミカサ 「…うん…」ウルウル
エレン 「…そっか…良かった」
エレン 「…ミカサに言いたい事あるけど…良いか?」
ミカサ 「…なに?」ゴシゴシ
エレン 「ごめんな?」
ミカサ 「…え…!?」
エレン 「俺…バカだからさ…お前の気持ち良く分かってなくてさ…いつもお前に怒鳴っちゃう事あるから…」
エレン 「…もし…それでミカサが傷付いていたら……ごめん…」
ミカサ 「そ…そんなこと…ない…」
エレン 「本当か?」
ミカサ 「…うん…」
エレン 「ミカサ…」
ミカサ 「…」
エレン 「…」
ミカサとはずっと一緒に居た…それに沢山ケンカもしたし…沢山笑いあった…だって俺とお前は家族だから…ミカサに言う事なんてもちろん一つだけ
エレン 「…大好きだ…」
ミカサ 「…」
エレン 「……」
ミカサ 「……」ウルウル
ミカサ 「……」ポロポロ
ミカサ 「…わた…私も…」ポロポロ
ミカサ 「好き……」ポロポロ
エレン 「肩…冷たくなってきたぞ…」
ミカサ 「ご…ごめん…」ゴシゴシ
エレン 「…」
エレン 「俺…勘違いしてたよ」
ミカサ 「…」
エレン 「お前は強い女性で無敵なミカサだと思ってたからさ…」
エレン 「こんな…泣くなんてな…」
ミカサ 「…ううん…弱いよ…私…」
ミカサ 「え…エレンの方が…強い…」
エレン 「お世辞にしか聞こえないぞ?」
ミカサ 「ほ…ほんと…」
エレン 「ありがとな」
ミカサ 「うん…//」
エレン 「…今日お前がやった行動…」
エレン 「…後悔してるか?」
ミカサ 「…」
エレン 「…」
ミカサ 「…少し…」
ミカサ 「…私もコップ…買っちゃった…」
エレン 「別に良くねぇか?」
ミカサ 「…マッサージ…出来なさそうだったもん」
エレン 「出来たろ?」
ミカサ 「…うん…」
ミカサ 「…じゃあ…してない…」
エレン 「…その話聞いた時…」
ミカサ 「…」
エレン 「…お前らしいなって思ったよ」
ミカサ 「…」
エレン 「お前はやっぱり優しいな」
ミカサ 「…//」
エレン 「…」スッ
ミカサから離れる
ミカサ 「…あ…」
エレン 「…」ナデナデ
頭を撫でる
ミカサ 「あ…//」
エレン 「…」ニコ
ミカサ 「…//」
ミカサ 「…エレン…」
エレン 「ん?」
ミカサ 「…もう1回…好きって…言って…//」
エレン 「…」
エレン 「好きだぞ」ニコ
ミカサ 「…////」ドキドキ
ミカサ 「嬉しい…//」
エレン 「恥ずいからもう言わねぇぞ?」
ミカサ 「え…嫌だ…」
エレン 「…」
ミカサ 「…嫌…」
エレン 「…」ナデナデ
ミカサ 「…あ…//」
エレン 「ミカサ約束しないか?」
ミカサ 「え?」
エレン 「今後は俺が自分で出来るところは…俺自身がやるからさ…」
エレン 「ミカサはそれに口を出さない事!」
ミカサ 「……」
エレン 「俺が出来ない所があったり…助けて欲しいところがあったら…必ず声掛けるから!」
エレン 「その時は…助けてくれな?」
ミカサ 「う…うん…」
エレン 「俺…お前に助けられてばっかりだからさ」
エレン 「自分でやれる所は一生懸命やりたいから…な?」
ミカサ 「…わかった…」
エレン 「それにお前はまず仲間とちゃんと仲良くなれよ?」
ミカサ 「え…!?」
エレン 「…良くアニとかとケンカするけど…」
エレン 「ダメだからな?」
ミカサ 「…で…でも…」
エレン 「皆とちゃんと喋る事!」
エレン 「俺はそうしてくれた方が…お前の事…もっと好きになれるけどな……」
ミカサ 「え!?」
エレン 「ん?」
ミカサ 「そ…それ…ほんと…?」
エレン 「お…おう…?」
ミカサ 「今より…もっともっと好きになってくれる?」
エレン 「…当たり前だろ?」
ミカサ 「…//」
ミカサ 「が…頑張る…//」
エレン 「約束な?」
ミカサ 「う…うん…//」
エレン 「よし!じゃあ…食堂行くか?」
ミカサ 「…//」
ミカサ 「エレン…」
エレン 「ん?」
ミカサ 「…手…繋ぎたい…//」
エレン 「…」チラ
ミカサの手を見る
ミカサ 「…//」
エレン 「…いいよ」パシ
手を握る
ミカサ 「…////」ドキドキ
エレン 「じゃあ…行くか?」
ミカサ 「うん!」
ミカサ 「あ…エレン//」
エレン 「ん?」
ミカサ 「…幸せだよ//」ニコ
エレン 「…おう…」
アッ!エレン
コップワスレテル
ア!スマン!
______
食堂
エレン 「わりぃ!遅くなった!」
クリスタ 「あ!エレン!遅かったじゃん!」
ユミル 「何してたんだ!?」
エレン 「皆!ミカサが帰ってきたぞ!」
ミーナ 「え!?ほんと?」
アニ 「…」
サシャ 「ミカサ…」ビクビク
エレン 「うん…ほれ」スッ
クリユミアニミーサシャ 「!?」
ミカサ 「…//」
エレン 「な?」
クリスタ 「なんで…手を繋いでるの?」
エレン 「え?ああ…そういえばそうだったな」
エレン 「ほら?離せよミカサ」
ミカサ 「…//」ギュ
エレン 「え?」
ミカサ 「…//」
ユミル 「おい!ミカサ!」
ミーナ 「エレンが困ってる!」
サシャ 「み…ミカサさん…ズルいです…」
エレン 「ほら?ミカサ…皆に言うことあるだろ?」
アニ 「アンタ…一体どこまで遊んでたわけ?」
アニ 「訓練サボっておいて帰ってきたと思ったら…エレンと手を繋いでるって……」
ミカサ 「…」パッ
エレンの手を離す
ミカサ 「ご…ごめんなさい!」
クリユミアニミーサシャ 「!?」
ミカサ 「め…迷惑かけて…ごめん…」
アニ 「あ…いや…その…分かれば…ね?」
ミーナ 「そ…そうね…別に怒ってないし…」
クリスタ 「う…うん…」
ユミル 「そう…だな…」
エレン 「ごめんな?皆」
エレン 「ミカサ…皆とこれから仲良くしたいらしいから…仲良くしてくれな?」
ミーナ 「え?」
ミーナ 「仲良くたって…ね?」
クリスタ 「う…うん…」
ユミル 「別に私らは仲悪いって思ってないからな…」
サシャ 「私もです」
クリスタ 「アニだけじゃない?」チラ
アニ 「は…!?」
アニ 「べ…別に…気にしてないし…私も」
ミカサ 「アニ…」
アニ 「…なにさ…」
ミカサ 「…握手」スッ
アニ 「…」
エレン 「頼むよ…アニ」
アニ 「別に…嫌いじゃないよ?アンタのこと?」
アニ 「ムカつくとこあるけど…本当にそんなんじゃないから…」
ミカサ 「…」
アニ 「…」
アニ 「わかった!わかった!」ギュ
握手をする
エレン 「ありがとな!アニ!」
アニ 「え…ええ…//」
ミカサ 「アニ…」ボソッ
アニ 「…?」
ミカサ 「…エレンが言ってくれたんだ…皆と仲良くしてくれたらもっともっと私の事好きになれるって…」ボソッ
アニ 「…!?」
ミカサ 「…仲良くしよ?」ニコ
アニ 「あ?」ギロ
ミカサ 「…ふふふ」ゴゴゴ
アニ 「…」ゴゴゴ
エレン 「良かった良かった!」
クリユミミー 「…」(いや…全然変わってないけど!?)
サシャ 「あ…ミカサ…さん…」
ミカサ 「あ…サシャ」
サシャ 「あの…すいません…あまりにも来ないためメニュー表変えてしまいました」
ミカサ 「ううん…大丈夫」
サシャ 「すいません!」
ミカサ 「…ところで…」
サシャ 「はい?」
ミカサ 「私以外の人はオプション付き…頼んでないよね?」ゴゴゴ
クリユミミーサシャ 「!?」ビクッ!
サシャ 「あ…いや…それは…ちょっと…」ビクビク
アニ 「私は頼んだけど?」
ミカサ 「ああ?」ギロ
アニ 「あ?」ギロ
ミカサ 「へー…私が居ない間に盗っ人が来たんだ…」
アニ 「アンタが勝手に消えたんだろ?」
ミカサ 「犯罪者は…逮捕だね…」ゴゴゴ
アニ 「別にルールに従っただけだけど?」ゴゴゴ
ミカサ 「泥棒猫が…」
アニ 「家出少女が…」
エレン 「それをやめろって言ったろ?」
ミカサ 「あ…」
エレン 「アニもだぞ?」
アニ 「…」
エレン 「ほら…皆で仲良くご飯食べようぜ?」
ミカサ 「うん…//」
アニ 「…//」
クリスタ 「私も食べる!」
ユミル 「私もだ!」
ミーナ 「私も//」
サシャ 「あ!エレン!」
エレン 「うん?」
サシャ 「これ…隠し持っていた干し肉です…」
エレン 「これ…どうしたんだ?」
サシャ 「盗んでは無いですよ?」
サシャ 「大切に保管してたんです」
エレン 「へー…」
サシャ 「今日はエレンのお陰でもありますので…お分けいたします」
エレン 「マジか…ありがとな!」
サシャ 「いえいえ//」スパ!
干し肉を切る
サシャ 「これ…半分…どうぞ…」
エレン 「え…!?」パシ
エレン 「半…分…?」
サシャ「…////」
クリスタ 「うそ…サシャが他人に半分以上の量を分け与えるなんて…」
ユミル 「あ…アイツどうしたんだ!?」
アニ 「…」
ミーナ 「びっくりだよ…」
エレン 「あ…ミカサ!?」
ミカサ 「…?」
エレン 「またなんかあったら言えよ?」
エレン 「いつでもマッサージ…してやるからな?」
ミカクリユミサシャミーアニ 「!?」
ミカサ 「…///」
ミカサ 「…うん…//」
チョット!イマノドウイウコト!
ワタシニモシテヨ!?
エレンハワタシノミヲマッサージスルカラダメ
ワーワー
ワタシニモヨコセー!
______
それから数日が経った
食堂 (夕飯)
ドタバタドタバタ
クリスタ 「エレンの隣は私なの!」
サシャ 「私が隣ですぅ!!」
ミカサ 「いえ!私が!」
アニ 「アンタら…どきな!私が!」
エレン 「…」ギュウギュウ
みんなに押されてる
エレン 「…」(食えねぇ…)
マルコ 「はははw」
コニー 「アイツらうるせぇな…」
マルコ 「そうかな…仲が良くて良いじゃないか…」
アルミン 「マルコー?」
マルコ 「うん?」チラ
アルミン 「ちょっと…」
手招きをする
マルコ 「…?」
マルコ 「コニー少し席外すね」
コニー 「おーう」パクパク
マルコ 「どうしたの?」
アルミン 「…」
ライナー 「…」
ベルトルト 「…」
ジャン 「…」
アルミン 「…ちょっと座ってくれる?」
マルコ 「うん…?」
アルミン 「君に聞きたいことがあるんだけど…」
マルコ 「なに?」
アルミン 「エレンに何を教えたのかな?」
マルコ 「え?」
ジャン 「とぼけんなよ!?マルコ!」
マルコ 「え?なんのこと?」
ライナー 「エレンに何を教えたかだ!」
マルコ 「…ごめん…何の話?」
ベルトルト 「君のせいで僕は…」シクシク
マルコ 「えぇ…」
アルミン 「まぁまぁ…皆…落ち着いて」
アルミン 「ここは僕が話すよ」
ライベルジャン 「…」
マルコ 「…?」
アルミン 「昨日エレンからさ…聞いたんだよね」
マルコ 「何を?」
アルミン 「オプション付きマッサージの話」
マルコ 「あ…ああ!」
アルミン 「思い出してくれたかな?」
マルコ 「思い出したけど…なんで気になったの?」
アルミン 「なんでかな〜?」
アルミン 「なんでだと思う?」
マルコ 「…さぁ?」
アルミン 「ほら!エレンの周りにいる人達を見てご覧?」
マルコ 「ん?」チラ
エレンの席争奪戦が繰り広げられていた
マルコ 「うん…仲良いね」
アルミン 「うん!そうだね!」
マルコ 「みんなと仲良く出来るのは凄いことだよ!」
アルミン 「そんな話をしたいんじゃないんだよ!!」
マルコ 「えぇ…」
アルミン 「アニとミカサは百歩譲って分かるけど…どうして…クリスタやサシャもエレンに夢中になってるのかな?」
マルコ 「…エレンという素晴らしい人の魅力に気付いたからかな?」
アルミン 「…うん…うん…」
アルミン 「うるさいよ!」
マルコ 「どうしたのさ!?」
アルミン 「マルコがエレンに何を言ったか…思い出してみ!」
マルコ 「…」
マルコはあの時を思い出す
____
マルコ 「はい…入ってきました」
エレン 「いらっしゃいマルコ」
マルコ 「よろしくね?」
エレン 「じゃあ…こっちに寝てくれ」
マルコ 「…うん」
マルコ 「あと…ちゃんと10分マッサージしなくていいから…今回は10分のテイで1分だけで良いから」
エレン 「わかった」
そしてマッサージを初めて
マルコ 「…」(うん…流石エレン…上手だ…)
マルコ 「…」(まさかここまでとは…ちょっと悔しいな…)
エレン 「…」(そろそろ30秒か…)
エレン 「…マルコ?」
マルコ 「うん?」
エレン 「ちょっと立ってくれるか?」
マルコ 「うん…」スッ
エレン 「…」ナデナデ
マルコの頭を撫でる
エレン 「…」ギュ
マルコにハグをする
マルコ 「…」
エレン 「…どうだ?」
マルコ 「さっきのアドバイスをしっかり聞いてエレンなりにやったと思うけど…」
エレン 「…ダメか?」
マルコ 「そうだね…おしいかな…」
エレン 「何がダメだったんだ?」
マルコ 「…オプション付きマッサージだから…こっち側…つまりお客は何かをされるって言うのは理解してるわけで…」
エレン 「…」
マルコ 「マッサージ中にいきなり立って…と指示してきたら…こっちはオプションをされるって分かってしまうんだ…」
エレン 「…でも…オプションを買ってるわけだから…どのタイミングでも…分かっちまう気がするけど…」
マルコ 「確かにエレンの言ってることは分かる」
マルコ 「結局どのタイミングであれ…お店から出るまでにはオプションをやるからね…」
マルコ 「…でも今からオプションをやるよって雰囲気を作ってしまうのは良くない」
エレン 「そっか…」
マルコ 「また例えになってしまうけど…」
マルコ 「絵本とかでお姫様が悪者に…言い方はアレだけど…殺されそうでギリギリの時…お姫様を救ってくれる人はいつ来るのか…ドキドキしない?」
エレン 「…確かに…ドキドキする…」
マルコ 「そのドキドキは…いつ来るか分からないからドキドキすると思うんだ…」
マルコ 「これが…救ってくれる王子様登場まで後5ページって書いてある絵本を読んだらエレンはドキドキする?」
エレン 「いや…しないな…5ページ後には助かるって分かってるから…」
マルコ 「そう…今さっきエレンがやった行為はまさにそういう事」
エレン 「なるほどな…」
マルコ 「分かってくれた?」
エレン「おう!分かった!」
マルコ 「あと…2点君に言っとくことがある…」
エレン 「なんだ?」
マルコ 「お客様が来たら…ちゃんと接客しなきゃダメだよ?」
エレン 「え?」
マルコ 「黙って見てたけど…タメ口は良くない」
エレン 「あ…悪い…」
マルコ 「しっかりやれる?」
エレン 「ちょっと…恥ずかしくてな…」
マルコ 「気持ちは分かる…」
マルコ 「今回お客様になる人達は皆知り合いだから…」
マルコ 「だけど恥ずかしいからって言って…接客の仕方をあやふやにしてはいけない」
エレン 「確かに…」
マルコ 「エレン…勉強しに行った二日間をしっかり思い出して?そして今僕達がやるのは訓練なんだ…」
エレン 「…マルコ」
マルコ 「君ならちゃんとやれる…僕はそう信じてるよ!」
エレン 「俺が間違ってた…ありがとう…マルコ」
マルコ 「エレン…頑張ろ?」
エレン 「ああ!」
マルコ 「よし!あともう一つなんだけど…」
マルコ 「実際にオプションをして貰って感じた事だけど…まだ足りない…」
エレン 「えっと…オプションの数って事か?」
マルコ 「そう…まだ値段が高く感じる」
エレン 「…でもあと何をすればいいんだ?」
マルコ 「…」
マルコ 「…そこで僕が考えた事なんだけど…」
マルコ 「君の本音を言えば良いと思う」
エレン 「!?」
エレン 「ほ…本音?」
マルコ 「君がその人をどう思っているか…」
マルコ 「恥ずかしい気持ちもあると思うけど…」
マルコ 「普段言えない事だからこそ…意味がある」
マルコ 「それにそうすれば一気にこのオプション付きマッサージの価値も納得出来る」
エレン 「なるほどな…」
マルコ 「君は僕の事どう思ってる?」
エレン 「本音…だもんな…」
マルコ 「そう…」
エレン 「…俺…今回の事でな…マルコに本当に色々助けて貰ったし…沢山学べた…俺一人だったら…ここまでの事…出来なかったからな…」
エレン 「…そんなお前と居れて…俺は幸せもんだ…」
マルコ 「…エレン」
エレン 「…これからも一緒に訓練頑張っていこうな!大好きだぞ!」
マルコ 「…嬉しいよ」
エレン 「なんか…照れるな」
マルコ 「僕も…君の事…すっごい憧れてる!!」
マルコ 「最初は怖い人って思ってたけど…君は心が折れそうな時でも…最後まであがいて努力して…ここまでやって来た…」
マルコ 「僕はそんな君に憧れを持ってる」
マルコ 「僕も君と一緒に訓練をやれてる事を誇りに思う!」
マルコ 「…終わり!」
エレン 「嬉しいな…」テレテレ
マルコ 「嬉しかったろ?」
エレン 「ああ…!」
マルコ 「だから…本音で話す…これをオプションにしよう!」
エレン 「わかった!」
マルコ 「予習ね…」
マルコ 「オプションはどのタイミングでする?」
エレン 「お客様が帰る直前!」
マルコ 「そう!」
マルコ 「オプションの数は?」
エレン 「頭を撫でるとハグと本音を言うこと!」
マルコ 「OKだね」
エレン 「おう!」
マルコ 「ちなみにハグは20秒くらいはして欲しいな」
マルコ 「それ以上してもいいし!そこはアドリブで!」
エレン 「わかった!」
マルコ 「あ…あと注意することが何個かある」
エレン 「…?」
マルコ 「お客様からオプションの話をされても必ず最後までとぼけること…」
エレン 「…え?」
マルコ 「…さっきも言った通り…これもオプションやるよって言う雰囲気を作ってしまうため」
エレン 「あ…なるほど!」
マルコ 「絶対言わないでね?」
エレン 「でも…その時なんて言えばいい?」
マルコ 「そこはオーナーのサシャが勝手に決めたとか言っとけばいいよ…」
エレン 「…サシャが怒られるんじゃ?」
マルコ 「大丈夫!さっきも言ったけど最終的にはオプションをする事になるんだから!」
エレン 「あ…そっか!」
マルコ 「あとミスしても…絶対に持ち込まない事」
エレン 「…」
マルコ 「君の性格上…落ち込む事もある!」
エレン 「まぁ…確かに…」
マルコ 「でも絶対それを誰にも言わない事!」
マルコ 「あの時本当はこうでしたって言うなんて…お客様に失礼だから!」
エレン 「ごもっとも!」
マルコ 「マッサージってのは人のプライベートの空間だ!だから…絶対言わない!」
マルコ 「わかった?」
エレン 「はい!」
マルコ 「そして…最後!」
マルコ 「オプションを全て終わったあとでいいけど…」
マルコ 「お店の人として…もう一度来てくださいって意味を込めて…」
マルコ 「またマッサージしてあげるってことを伝えてね?」
エレン 「わかった!」
マルコ 「一日のみの訓練だから…次は無いかもしれないけど…」
マルコ 「お客様の夢を壊してはいけない!」
マルコ 「最後まで僕らはプロとして!」
マルコ 「責任をもってやろう!」
マルコ 「これが訓練だから!」
エレン 「…マルコ…」
サシャ 「エレン…マルコ!出来ました!」
マルコ 「あ…早かったね!」
マルコ 「じゃあ…エレン?」
エレン 「本当に…色々とありがとな」
マルコ 「いいってこと!」
マルコ 「お互い…良い訓練にしようね?」
____
回想終了
マルコ 「…いや?これのどこが?」
アルミン 「問題は本音ってところさ」
マルコ 「?」
アルミン 「…エレンは皆のことをどう思ってると思う?」
マルコ 「…どうって…それはエレン自身しか分からないことだから…僕には」
アルミン 「エレンはみんなの事がなんだかんだ大好きなんだよ?」
マルコ 「うん…だと思うよ?」
アルミン 「この大好きって言う単語がヤバいんだよ…」
マルコ 「…まって…」
アルミン 「…」
マルコ 「人のプライベートだから…聞かないようにしてたけど…君はオプション付きマッサージを利用した人…分かる?」
アルミン 「もちろん!エレンが僕には大丈夫だろうって言って教えてくれたんだ」
マルコ 「…だれ?」
アルミン 「あそこのエレンの周りに居る妖精さん達とミーナとユミルだよ」
マルコ 「…!?」
マルコ 「うそ!?」
アルミン 「ホントだよ?」ニコ
マルコ 「あんなの…よく売れたね…」
マルコ 「流石だよ…エレン!」
アルミン 「マルコ?」
マルコ 「…」
マルコ 「あ…ごめん!」
マルコ 「てっきり僕はミカサだけが使用するって思っていたから…」
アルミン 「そっか…君の読みが大ハズレしたね」
マルコ 「って事は…つまり…」
アルミン 「そう!あそこにいる人はエレンの言葉の呪いにかけられちゃったんだ…」
アルミン 「エレンは私のことが好きって思ってるって事さ!」
ジャン 「お前のせいでな!」
ライナー 「どうしてくれるんだ!マルコ!」
ベルトルト 「僕のアニを返してよ!」
マルコ 「ご…ごめん」
アルミン 「でも…安心して…」
アルミン 「実は今日その事をユミルに伝えといたのさ」
ライベルジャンマルコ 「!?」
ジャン 「本当か!アルミン!」
アルミン 「今は呪いにかかってるけど…ユミルが今日の就寝時間くらいに伝えてくれるさ」
ライナー 「俺の天使が帰ってくるのか!」
ベルトルト 「僕のアニも!」
ジャン 「ミカサもか!」
アルミン 「そうだ!皆帰ってくる!」
アルミン 「…」(ミカサは無理だけど…)
アルライベルジャン 「うぉぉぉ!!」
ユミル 「まーだそんなこと言ってんのか…コイツらは…」
アルライベルジャン 「!?」
マルコ 「あ…ユミル!」
ユミル 「ったく…マルコのせいでとんでもない事が起きちまったぜ…」
マルコ 「ご…ごめん…まさか君も利用するとは…」
ユミル 「いや…いい…別に怒ってねぇよ」
アルミン 「ユミル!今日頼んだよ!」
ユミル 「あ…その事で話があるんだが…」
アルミン 「…」
ユミル 「アイツらにはもう伝えてあるぞ?」
アルミン 「…」
アルミン 「は?」
ジャン 「…え?」
ライナー 「ほ?」
ベルトルト 「ま?」
ユミル 「だからその…お前が言う呪いってのはもうクリスタ達にはねぇぞ?」
アルライベルジャン 「はぁぁぁぁ!!?」
アルミン 「嘘だろ!?」
ユミル 「ホントだわ…」
ライナー 「じゃあなんで…クリスタは…」
ベルトルト 「なんでアニは…」
ユミル 「知るか!」
ユミル 「確かに伝えた時は驚いていたけど…エレンが言った言葉は本音だろ?」
アルミン 「う…うん…」
ユミル 「それに偽りはないわけだ…」
アルミン 「で…でも…エレンの好きは」
ユミル 「仲間として…だろ?」
アルミン 「う…うん…」
ユミル 「もちろんその事を伝えたが…」
ユミル 「まぁ…結果はこの通りだ…」
アルミン 「嘘だろ…」
ユミル 「シンプルにエレン争奪戦になっただけだ…」
アルミン 「そんなぁぁ…」
ユミル 「私も泣きたいぜ…ライバルの数を減らせるって思ったのに…」
ユミル 「まぁ…ミカサは騙されてなかったぽいけどな…」
ユミル 「一緒に居た仲だから理解してたのかな?」
アルミン 「あの…?」
ユミル 「なんだ?」
アルミン 「まさか…君も…」
ユミル 「ったりめえだろ…」
ユミル 「エレンは私のだ」
アルミン 「…」バタン
ユミル 「つうことで…エレンの所に行ってくるわ!」
ユミル 「お前ら見てぇなドブクセェ奴らと喋りたくもないからな!」
ジャン 「ど…ドブ…」バタン
ライナー 「がふっ」バタン
ベルトルト 「あ…に…」バタン
ユミル 「…ふん!」スタスタスタ
マルコ 「そっか…やっぱりエレン…君は凄い人だ」
ユミル 「あ…言い忘れたが…」
ユミル 「マルコ…お前はドブ臭くないからな?」
アルミン 「そんな事言いに来るなぁぁ!!」
ユミル 「ほんじゃ!」ダッダッダッ
ユミル 「エレン!クリスタ!私の隣で食べるぞ!」
マルコ 「あははw」
ミーナ 「みんな凄いよ…」
マルコ 「あれ?ミーナ?」
ミーナ 「私…完全に騙されちゃったよ…」
マルコ 「ご…ごめん…」
ミーナ 「いいよ…別に…」
ミーナ 「そもそも私みたいな人にエレンが好きになってくれるなんて…有り得ない話だから…」
ミーナ 「クリスタみたいな純粋な可愛さも無いし…アニみたいに実は一番乙女心があってロマンチックな所も無いし…サシャみたいにほっとけないと感じさせる魅力も無いし…」
ミーナ 「ミカサみたいな自信もあるわけないし…ユミルみたいにガンガンいけるような所もないし…」
ミーナ 「私じゃあ…釣り合わないよ…」
ミーナ 「どうせ夢物語だったんだぁ…」ガックシ
マルコ 「ミーナ…本当にごめん…!」
アルミン 「ほらみろ!マルコ!どうしてくれるんだ!」
ジャン 「そうだぞ!この野郎!」
ライナー 「お前のせいだぞ!」
ベルトルト 「アニをかえしてぇぇ!」
サシャ 「エレン!明日の休日一緒にお出かけしませんか?」
エレン 「お出かけ?」
エレン 「まぁ…空いてるから…良いぞ?」
サシャ 「よっしゃ!」
アニ 「アンタ!何勝手に話つけてんのさ!」
アニ 「私と一緒にお出かけしよ?」
ミカサ 「エレンは私と行く予定だから無理」
クリスタ 「勝手に予定立てないでくれる?」
クリスタ 「私と行くんだよね〜?」
ユミル 「クリスタとエレンと3人でな!」
エレン 「えぇ…じゃあ全員で行こうぜ?」
サシャ 「全員ですか…まぁ…良いですが…」
アニ 「でも…どこに行く?」
クリスタ 「うーん…」
ユミル 「サシャが1番知ってそうだけどな?」
サシャ 「私は食べ物しか分かりませんので…」
クリスタ 「あ…!」
アニ 「なんかあった?」
クリスタ 「エレン…//」
エレン 「うん?」
クリスタ 「川…行こ?//」
エレン 「川か…良いぞ!」
アニ 「川行って何するの?」
クリスタ 「ふふーん」
ユミル 「……!?」
ユミル 「あ…お前まさか…!?」
クリスタ 「ねぇ…エレン//」
エレン 「ん?」
クリスタ 「…川行ったらさ……//」
クリスタ 「私の水着姿…//」
クリスタ 「いっぱい…見ていいからね?//」
エレン 「お…おう…」
アニユミサシャミカ 「!?」
アニ 「エレン!私の水着姿もちゃんと見てよ?//」
サシャ 「わ…私も…下着」
ユミル 「お前いい加減それ直せ」
サシャ 「あ…でも私…水着無いです…」
クリスタ 「あ…そっか…無いのか…」
クリスタ 「私も…買い換えたいな…」
アニ 「私も…」
ミカサ 「…」(私も…無い…)
エレン 「っていうか…俺もねえな…」
クリスタ 「良い感じのお店誰か知ってる?」
ユミアニミカサシャエレン 「さぁ?」
クリスタ 「……」
クリスタ 「あ!」
クリスタ 「ミーナ!そういうの詳しいじゃん!」
ミーナ 「!?」
ミーナ 「え!?」
エレン 「ミーナ?」
ミーナ 「は…はい…//」
エレン 「どうした?お前もこっち来いよ!」
ミーナ 「良いの?//」
エレン 「当たり前だろ?お前の元気俺に分けてくれるんだろ?」
ミーナ 「…」
ミーナ 「…//」キュン
ミーナ 「いきまーす//」スタスタ
ズゴーー!!
アルミンジャンベルトルトライナーは
盛大にコケる
アルミン 「み…ミーナの奴!呪いにかけられたな!」
ジャン 「ああ…2度漬けだな…」
ライナー 「2度漬けは禁句だぞ…」
マルコ 「良かった…元気になってくれて…」
サシャ 「じゃあ!お肉も買ってBBQしませんか?」
ユミル 「お!いいねそれ!」
クリミー 「さんせーい!」
アニ 「なら…紅茶作ろう…」
クリスタ 「やったー!アニのお紅茶飲める!」
アニ 「エレンには私特製の紅茶…あげるね?///」
エレン 「ありがとな!」
アニ 「う…うん///」
ユミル 「なんだ!?特製って!?」
サシャ 「私にも下さい!」
エレン 「はははw」チラ
ミカサ 「…」
エレン 「…」(俺とあの日約束したんだけどな…)
エレン 「…」(まぁ…急に言われてもどうすればいいかわかんないもんな…)
エレン 「…」「会話と突っかかるとじゃあ…全然違うからな…」
エレン 「ミカサ…?」
ミカサ 「…?」
エレン 「…」トン
ミカサの背中を押す
ミカサ 「あ…」スタスタ
皆の輪にミカサも入る
サシャ 「あと釣りでお魚捕まえましょう!」
アニ 「釣りね…職場体験訓練の時ミーナとやったけど…全然ダメだったよ」
ミーナ 「あれ…難しかったね」
クリスタ 「釣りやった事ないや…」
ユミル 「結構簡単だぞ?クリスタ」
ミカサ 「…」
サシャ 「ミカサは釣りやったことあります?」
ミカサ 「え?」
ミーナ 「ミカサ経験ありそうだけど…?」
アニ 「意外と無いんじゃない?」
クリスタ 「えぇ?そう?」
ユミル 「どうなんだ?」
ミカサ 「釣り…やった事ない…」
アニ 「ほらね?」
ミーナ 「流石アニ…」
クリスタ 「ミカサは水着持ってないよね?」
ミカサ 「あ…うん…」
クリスタ 「ミカサスタイル良いから…ちょー可愛いの一緒に探そ?」
ミカサ 「…ほんと?」
ユミル 「ったりめぇだろ!」
ユミル 「サシャは適当でいいよな?」
サシャ 「そんなわけないじゃないですか!」
サシャ 「私もちゃんとエレンに可愛いって言ってもらえるの探しますもん!」
ミカサ 「私も…皆に負けないように…頑張る…」
アニ 「…」(ミカサ…)
アニ 「そうね…アンタは女磨きが足りないから」
ミカサ 「…?」
アニ 「化粧の仕方…私とクリスタで教えてあげるよ」
ミカサ 「え…!?」
アニ 「良いよね?」
クリスタ 「もちろん!」
アニ 「女の子ってのは…魅力も強くなきゃ…ね?」
ミカサ 「う…うん…ありがと//」
ミーナ 「私ももう少し勉強したい!」
ユミル 「私は別にいいや」
ミカサ 「ユミル…化粧したら…もっと可愛い…」
ユミル 「え…!?」
クリスタ 「確かに!」
ユミル 「…」
ユミル 「まぁ…ミカサに言われたら…嬉しいわな」
サシャ 「私もやってみたいです!」
ユミル 「お前出来んのか?」
サシャ 「あー!またバカにした!」
ワーワー
エレン 「はははw」
エレン 「…」チラ
ミカサを見る
ミカサ 「ふふw」
エレン 「…」(少しずつでいいから…そうやって仲良くなれよ…)
ミカサ 「…」チラ
エレンを見る
エレン 「…あ」
目が合う
エレン 「…」グッ!
ミカサにグッドサインを送る
ミカサ 「…//」
ミカサ 「…//」グッ!
エレンにグッドサインを返す
クリスタ 「エレンはそれでいいよね?」
エレン 「ああ…でも…皆も連れていこうぜ?」
ミカアニユミサシャミークリ 「!?」
ミーナ 「みんなって?」
エレン 「おーい!アルミン!」
アルミン 「はーい//」スタスタ
ズゴーー!!
ジャンとベルトルトとライナーは
盛大にコケる
ジャン 「あいつー!!」
ライナー 「裏切りもんがァァ!」
ベルトルト 「酷いよ……」
エレン 「お前…明日空いてるか?」
アルミン 「うん!空いて……!?」
ミカサ 「…」ギロ
クリスタ 「…」ギロ
アニ 「…」ギロ
サシャ 「…」ギロ
ユミル 「…」ギロ
アルミン 「ひぃぃ!!」
エレン 「うん?どうした?」
アルミン 「あ…いえ…その…」
クリスタ 「アルミン?」スタスタ
アルミン 「はい!!」ビクッ!
クリスタ 「空いてる訳無いよね?」ボソッ
アルミン 「あ…でも…」
クリスタ 「来たら殺すよ?」ボソッ
アルミン 「……」
エレン 「おーい?」
アルミン 「僕は空いてません!ので無理です!」
エレン 「そっか…残念だな…」
アルミン 「はい!」スタスタ
ジャン 「……ドンマイだったな…」
アルミン 「くぅぅ」シクシク
ライナー 「お前には同情するぜ」
エレン 「じゃあライ…」
ライナー 「!?」
クリスタ 「エレン?」
エレン 「うん?」
クリスタ 「私ライナー嫌いだから呼ばないで?」
ライナー 「……」バタン
ジャン 「ライナー!!?」
エレン 「あれ?嫌いだったのか?」
クリスタ 「うん!我慢してた!」
エレン 「我慢してたのか…それは良くねぇな…」
クリスタ 「ライナー…私の身体を無理やりベタベタ触ってきたの…」シクシク
ユミル 「これマジだからな?」
エレン 「うわぁ…」
ライナー 「ゴポゴポ」
ジャン 「死ぬって!これ!死ぬって!」
アルミン 「まだ僕の方がマシで良かった…」
アルミン 「エレンにまで引かれたら…終わりだよ」
エレン 「じゃあライナーはパスだな」
クリスタ 「ありがと!」
エレン 「今のクリスタ…正直者でちゃんと可愛いって言えるぞ!」
クリスタ 「えへへ//」
サシャ 「ずるーい」
エレン 「じゃあ…ベ」
アニ 「アイツ…私にセクハラするから無理」
ベルトルト 「ごはぁぁ……」バタン
ベルトルト 「…」ビクビク
ジャン 「ベルトルト!!?」
アルミン 「ああ…また一人…やられてしまった…」
エレン 「えぇ…ベルトルトそんなことすんのか?」
アニ 「ええ…職場体験訓練の時…嫌だって言ったのに…ベルトルト大好きって書いてって言われた…」
エレン 「ネコミミカフェの奴か?」
アニ 「えぇ…」
アニ 「そりゃ…なんでも書いていいってルールだけど…私にも人権があって…好きな人がいるってわかってるのに…」シクシク
ミーナ 「さいてー!」
サシャ 「酷いですね!」
エレン 「うわぁ……」
エレン 「じゃあ…やめとくわ…」
アニ 「ありがとエレン//」ニコ
エレン 「お前の笑顔を汚すような事…俺もしたくないからな…」
アニ 「エレン…//」
エレン 「あとは…」
ミカサ 「エレン…あの馬面は絶対嫌だ」
エレン 「うん?ああ…アイツは呼ぶ気ねぇから大丈夫だ!」
エレン 「俺のコップ割ったし…」
クリユミサシャミーアニ 「はぁ!?」ギロ
ミカサ 「最低な行為だ」
エレン 「まぁ…ミカサに新しいコップ貰ったけどな!」
ミカサ 「お揃い//」
クリユミサシャミーアニ 「はあ!?」ギロ
ミカサ 「えへへ//」
ジャン「……」バタン
ジャン 「ひ…ヒヒーン…」
アルミン 「君は全員に嫌われたね…」
アルミン 「コップさえ割っていなければ…」
アルミン 「そして皆が言ったことは全部事実だ…」
アルミン 「…ほぼ全滅だ……」
エレン 「じゃあマルコ呼ぼうぜ!」
マルコ 「!?」
マルコ 「い…良いのかい?」
エレン 「俺はいいけど…皆は?」
ユミル 「私は構わねぇが?」
アニ 「マルコは信用出来る」
サシャ 「私も別に」
ミーナ 「私も!」
クリスタ 「うん!行こう!」
ミカサ 「皆が言うなら私も…」
マルコ 「エレンと遊べるなんて…」
エレン 「そんな大層な事じゃねぇよ…」
マルコ 「ううん!ありがと!エレン!」
エレン 「お…おう…」テレテレ
ジャン 「なんでアイツは許されてんだよ!」
ライナー 「そうだそうだ!」
アルミン 「しょうがないさ…」
アルミン 「マルコは…エレンに憧れてる」
アルミン 「いわゆるエレン教なんだから…」
ジャン 「なんだそれは!羨ましい!」
クリスタ 「あ!コニー!貴方も行く?」
コニー 「え?」
マルコ 「行こ!コニー!」
エレン 「川で楽しもうぜ!」
コニー 「なんだそれ!楽しそうだな!」
クリスタ 「でもお願いがあるんだけど…」
コニー 「なんだ?」
クリスタ 「カメラ…持ってきてくれない?」
コニー 「おう!全然いいぞ!」
ユミル 「あ!考えたな!クリスタ!」
クリスタ 「えへへ//」
クリスタ 「えーれん!」ギュ
エレンの腕に抱きつく
エレン 「ん?」
クリスタ 「二人だけのツーショット撮ろ?//」
エレン 「?」
エレン 「なんか…分かんねぇけどいいぞ?」
クリスタ 「やった!」
サシャ 「エレン!私とも撮ってくれますよね?」
エレン 「お…おう…?」
エレン 「なぁ…コニーそのカメラってなんだ?」
コニー 「ああ…これの事な」スッ
カメラを取り出す
ユミル 「おま…持ってたのか!?」
エレン 「なんだそれ…?」
ユミル 「私が説明しよう」
説明終えて
エレン 「なるほどな!」
エレン 「それだったら…皆と撮った方が良くねぇか?」
クリスタ 「えー…二人がいいの//」
エレン 「あ…じゃあ二人の写真も撮るし…皆との写真も撮るでいいか?」
クリスタ 「それだったら全然//」
アニ 「私も!エレン撮ろ?//」
ミカサ 「私も…良い?//」
ミーナ 「私も!」
ユミル 「私はスリーショットが欲しい!」
サシャ 「一緒に撮りましょう!」
コニー 「まぁ…せめてフィルム代はくれよ?」
クリスタ 「もちろん!」
コニー 「よし!せっかくみんな集まってんだから!今とりあえず一枚取るか!」
やったぁぁぁ!
ドタバタドタバタ
コニー 「ほら!集まれ!」
コニー 「はい!ちーず!」
パシャリ
マルコ 「ホント…賑やかだね」
アルミン 「せっかくの妖精さん達と撮ってもらえるチャンスだったのに…君はいいのかい?」
マルコ 「もちろん!」
マルコ 「あの6人はエレンと写りたいからさ!」
アルミン 「君は…厄介なタイプだよ」
マルコ 「そうかな?」
アルミン 「君みたいな心を持ちたかったよ」
マルコ 「いつかなれるさ」
アルミン 「無理だよ…」
アルミン 「…」チラ
ミーナ 「あ!そうだ!」
ミーナ 「ねぇエレン?」
エレン 「ん?」
ミーナ 「あのさ…//」
ミーナ 「川でさ…マッサージ…してくれる?///」
エレン 「…え…」
クリスタ 「ずるーい!」
クリスタ 「私を最初にマッサージして?」
ユミル 「クリスタと同時にやってくれ!エレン!」
サシャ 「だめです!私が一番です!」
アニ 「エレン!私が1番だよね?」
ミカサ 「ずっと傍に居た私からだよね?」
エレン 「わ…わりぃ…」
クリユミサシャミーアニミカ 「?」
エレン 「マッサージ…やるの…少し苦手…」
クリユミサシャミーアニミカ 「!?」
クリスタ 「な…なんで!?」
サシャ 「エレンやってくれるって言ったじゃないですか!?」
ミーナ 「そ…そーだよ!」
ユミル 「どうしたんだ!?」
アニ 「何かあったの?」
ミカサ 「私達に出来ることならなんでもするよ?」
エレン 「た…確かに…マッサージやってあげるって言ったけど…」
エレン 「自信…無くしたんだ…」
クリスタ 「な…なんで!?」
サシャ 「そうですよ!?」
アニ 「一体どうしたの?」
ミカサ 「エレンらしくない…」
エレン 「お前らは優しいから俺に言わないんだろうけどさ…」
エレン 「俺のマッサージ…正直…満足出来なかったろ?」
クリユミサシャミーアニミカ 「…?」
ユミル 「いや?」
クリスタ 「全然そんなこと思ってないよ?」
サシャ 「むしろ最高でしたよ?」
アニ 「ええ…幸せだった」
ミカサ 「結婚したくなった」
ミーナ 「もっとして欲しいけど?」
エレン 「…」
マルコ 「……」スッ
立ち上がる
マルコ 「…」スタスタ
アルミン 「…」
マルコ 「エレン…やってあげなよ…」
エレン 「マルコ……」
マルコ 「僕も君にちょっとやって貰ったけど…」
マルコ 「君のマッサージは本当に最高だったよ」
マルコ 「悔しいとまで思っちゃったし…」
マルコ 「自信を持て…エレン…」
マルコ 「この6人は嘘をついてないし…むしろ君のお陰で…幸せになったよ」
エレン 「…」チラ
皆を見る
クリスタ 「エレンは私を…助けてくれた…」
クリスタ 「こんな幸せ気持ちになれたの…初めてだよ!」
ユミル 「私も…嬉しかった!」
ユミル 「私みたいな人をちゃんと見てくれて…それに大好きって言ってくれた!」
サシャ 「私もです!エレン!」
サシャ 「私は貴方と居れるだけで…幸せなんです!」
ミーナ 「私もエレンと離れる気ないからね!これからも元気をあげるから!」
アニ 「私は貴方に救われた…」
アニ 「ちゃんと笑えるようになったのもエレンのおかげ!」
ミカサ 「私は一度全てを失った…」
ミカサ 「でもエレンが私を救ってくれた…光を見せてくれた!」
ミカサ 「だから…すごい幸せだよ!」
エレン 「……」
マルコ 「ね?」
エレン 「マルコ…」
マルコ 「…」
エレン 「ありがとな…」
マルコ 「良いってことさ…」
エレン 「俺…みんなとの約束!守るよ!」
マルコ 「うん!」
ミーナ 「じゃあ…エレン!?」
エレン 「おう!いいぞ!」
サシャ 「私にもしてください!」
クリスタ 「私にも!」
ミカサ 「私も!」
アニ 「私も!」
ユミル 「私もだ!」
エレン 「全員にちゃんとマッサージしてやるから!」
エレン 「マルコもマッサージ上手いから一緒にやろうぜ?」
マルコ 「え?」
エレン 「な?」
マルコ 「うーん……流石に良いかな」
エレン 「え?良いのか?」
マルコ 「もう少し勉強して…もっと上手くなったら…最初の一人はエレンって決めてるからさ…」
エレン 「そっか…わかった!」
エレン 「楽しみに待ってるぞ!」
マルコ 「うん!」
ミーナ 「見て!エレン///」ブンブン
シッポをつける
エレン 「あ…シッポ…」
ミーナ 「水着姿でこのシッポ付けたら可愛いかな?////」
エレン 「…」
シッポを見つめる
エレン 「…///」
顔を赤らめる
クリユミアニサシャミカミー 「!?」
クリスタ 「え…エレンが照れた!?」
ユミル 「嘘だろ!?」
アニ 「ず…ズルい!」
ミカサ 「エレンの初照れが…まさかの…」
サシャ 「み…ミーナ!?」
エレン 「か…可愛い…//」
猫派のエレンはシッポが気に入っていた
もう一度言う
猫派のエレンはミーナではなくシッポの可愛さに照れていた
ミーナ 「え…エレン//」
ミーナ 「嬉しい//」
クリスタ 「み…ミーナ!そのシッポは私にくれたんじゃないの!?」
ミーナ 「そんなこと忘れちゃった!」( ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝ
クリスタ 「許さない!返して!」
ミーナ 「ちょっと借りるだけだも〜ん!」
クリスタ 「このー!」
アニ 「私にも貸して!それ!」
ミカサ 「私に!」
ユミル 「私によこせ!」
サシャ 「貸してください!」
ドタバタドタバタ
エレン 「///」(猫…可愛い…)
マルコ 「ふぅ…危ない危ない…」
アルミン 「君は本当に厄介だ…」
マルコ 「流石に…そんな事出来ないよ」
マルコ 「水着姿の女子達にマッサージなんて…」
マルコ 「皆はエレンの事が好きなんだから…」
ライナー 「うるせぇぇ!」
ジャン 「お前は羨ましいんだよ!」
ベルトルト 「ずるいよぉ!!」
マルコ 「どうしたの…3人とも」
アルミン 「でも君は残酷な人だ」
マルコ 「え?」
アルミン 「あの妖精達は今幸せかもしれない…」
アルミン 「でも…結ばれるのは一人だけなんだよぉぉぉ!!」
アルミン 「なんとか乗り切ったとでも思ったかぁ!?」
ジャン 「ああ!そうだぞ!」
マルコ 「あ…まぁ…そうだけど…」
ライナー 「誰が選ばれても必ず誰かが涙をする!」
ベルトルト 「君はそんな酷い事をしてしまったんだ!」
アルミン 「どうしてくれるんだ!」
アルミン 「えぇ!?」
マルコ 「ど…どうするって…」チラ
マルコ 「……!?」
マルコ 「ちょっと!貸して!」パシ
マルコ 「こうすればいいんだ!」
マルコ 「……」カキカキカキ
ミカサ…アニ…クリスタ…
ユミル…ミーナ…サシャ
6人の女の子はエレンと
結婚し…そして仲良く過ごし…
7人幸せに過ごしましたとさ…………
マルコ 「よし!」
マルコ 「これで…一件落着!」
アルミン 「あ…なるほどそうすればいいのか!」
マルコ 「うん!この時代だから許されると思うし!」
アルミン 「いいわけあるかぁぁぁ!!」
アルミン 「読んでる方は令和じゃあぁぁぁ!!」
ジャン 「ざけんなぁぁ!!」
ライナー 「ゆるさぁぁぁん!!」
ベルトルト 「しねぇぇぇ!!」
マルコ 「や…やばい!逃げろ!」ダッダッダッ
アルライベルジャン 「まてぇぇぇ!!」
マルコ 「やばいー!」ダッダッダッ
アルミン 「そんなの許されるかぁ!」
アルミン 「なんで…なんで…」
アルミン 「なんでこんな扱いなんだよ…」シクシク
アルミン 「僕が何したっていうのさ…」シクシク
アルミン 「いっつもこんな役やらされて…」シクシク
ジャン 「でもアルミン…お前まだ愛されてる方だわ…」
ジャン 「俺なんか…」シクシク
ジャン 「俺なんかずっとトイレにいさせられたんだぞ!」シクシク
ライナー 「俺は皆から頼れる兄貴分なのに…」シクシク
ベルトルト 「…なんで僕はこんなキモイキャラにされてるのさ……」シクシク
ライナー 「もう…鎧の巨人にでもなれるなら…なりてぇよ……」シクシク
ベルトルト 「冗談に聞こえないからやめてくれ!」
アルミン 「しょうがないさ…」シクシク
アルミン 「作者はエレン教の人なんだから…」シクシク
アルミン 「エレンハーレムをやりたかっただけなんだよ……」シクシク
ジャン 「羨ましい!」
アルミン 「マルコもマルコだ…」
アルミン 「なんで作者に気に入られてるんだよ…」シクシク
アルミン 「エレン教にまでされてさ…女子達からも気に入られて…」シクシク
アルミン 「酷いよ酷いよ…」シクシク
ジャン 「こうなったらマルコが持っている魔法のペンを奪って…ミカサとムフフな事が起きる様に変えてやる!」
アルミン 「そんなこと言ったら僕だってクリスタとムフフなことしたいよ!」
ライナー 「俺も…クリスタとムフフな事してぇ!」
ベルトルト 「僕もアニとムフフなことを//」
アルライベルジャン 「まてぇぇぇマルコぉぉ!!」
マルコ 「やばい…このままだと追いつかれる!」
マルコ 「……!?」
マルコ 「そうだ!」
マルコ 「……」カキカキ
アルミン 「!?」
マルコ 「よし!」
アルミン 「マルコ!?何を?」
マルコ 「……」クル
こちらに振り向く
マルコ 「……」ニコ
マルコ 「いぇーい!」ピース
アルライベルジャン 「!?」
アルミン 「そ……それだけは……!?」
ライナー 「やめろぉぉぉぉぉ!」
ジャン 「こんなのって……!?」
ベルトルト 「いやぁぁぁぁ!!」
アルミン 「やめてぇぇぇぇぇ!!」
マルコ 「……」ニコ
終わり