不死の聖杯のヒーローアカデミア 作:不死身の寿司
ついにやってきた、雄英高校、登校初日。
入試の時も思ったたけど門デカいなぁ。
異形型個性持ちに配慮してるんだろうけど凄いな。
そんなことを考えながら教室に入る。
「おはよー! 耳郎ちゃん」
「おはよー」
耳郎ちゃんも受かってたんだ。
良かった良かった。
「おっはよー! 私は葉隠透! よろしくね!」
「よろしく! 僕は天杯久遠!」
元気で明るい子だね。
天使だ天使。
そう、この子を垢離里の大天使と命名しよう。
「オイラは峰田実だ! よろしくな! お前はどんな女が
「いきなり何言ってるの?」
そう話しかけてきたのはまるでブドウの様な髪を下小柄の男子だった。
「オイラは発育が良ければ大抵興奮できるぜ!」
「もう一度言うよ! ホントに何言ってるの!?」
なんだこのエロブドウ。
「君! 机に足をかけるな! 雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないのか!?」
あ、あの時の真面目そうな人だ。
机に足をかけている爆豪に注意をしていた。
あの2人は反りが合わないだろうなぁ。
「ちっ……」
かっちゃんは舌打ちをし、渋々と言った感じで脚を下ろす。
何だかんだ素直に従ってくれるんだよね。
これぞツンデレ。
「俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ!」
「飯田くん、よろしくー」
「これからよろしく頼む!」
すっごい、動きが角々してる。
飯田くんが委員長かな?
お、デクも丁度来たみたいだね。
「デクおはよー」
「あっ、おはよう久遠くん」
「おはよう! 2人共受かってたんだね! 私は麗日お茶子! よろしくね」
「あっ、入試の時にデク助けてた人! よろしく!」
「み、緑谷です! よろしく」
自己紹介をし合っていると、ガラガラと扉を開ける音がした。
「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ」
「「「(なんかいるぅ!?)」」」
扉の方を向くと、そこに居たのは寝袋に包まりエナドリを飲み干す無精髭の生えた男。
その男がモゾモゾと動き寝袋から出る。
「はい君達が静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」
「……不審者? 通報しとく?」
「天杯、通報はやめろ。俺は相澤消太、君たちの担任だ。よろしくね。早速だが
そう言って寝袋から体操服を取り出した。
担任……?
ってことはこの人もプロヒーローなんだろうけど……。
見たことないな。
デクなら知ってるかな?
「デク、あの人知ってる?」
「分からない……多分メディアへの露出を嫌ってるんだろうけど……」
名前から推測するに、個性は何かを消すものだろうか。
「何かを消す個性持ちのヒーローは?」
「何かを消す個性……。見ただけで相手の個性を抹消する個性の抹消ヒーロー【イレイザーヘッド】とか? 他にも何人か消すことに特化した個性持ちのヒーローはいるけれど、外見が違うから多分合ってると思う……」
個性を消す個性か……。
僕の個性も、消せるんだろうか。
そろそろ行かないと、遅れたら不味いな。
急いで更衣室へ入り、着替え始める。
「久遠オマエェ……!」
「どうしたの? 峰田くん」
「何だよその身体つきぃ! エロすぎんだろぉがよぉ!」
えぇ……?
ヒーロー目指してる人間の姿か?
これが?
「峰田お前……いや、確かに天杯めっちゃ可愛いけどさぁ……お前……」
「峰田君! あまりそういう発言はするものではないぞ!」
「まあでも、褒められるのは悪い気はしないよ」
「褒められてるか? ただセクハラされただけだろ」
「そうかな? そうかも」
なんてやり取りがあったりもしたが、何事も無く遅れずにグラウンドへたどり着いた。
「「「個性把握…テストォ!?」」」
「入学式は!?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」
嘘だ!
1-Bは入学式に向かってたの知ってるんだからね!
「雄英は"自由"な校風が売り文句。そしてそれは"先生側"もまた然り」
「「「……?」」」
だからって初日から入学式参加しないの自由過ぎない?
「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50メートル走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈、中学の頃からやってるだろ?"個性禁止"の体力テスト。国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だよ」
まあ僕みたいな個性は個性解禁されたところで意味ないんだけど。
「今年の首席は天杯だが……合理的じゃないな。爆豪、緑谷、中学の時、ソフトボール投げ何mだった?」
「87m」
「122mです!」
「「「は?」」」
「個性無しでだぞ?」
「個性無しでです」
「……そうか。じゃあ爆豪、個性使ってやってみろ。円からでなきゃ何しても良い。思いっきりな」
かっちなんは言われた通り、爆発でボールを飛ばす。
「死ねぇ!」
「「「(死ね?)」」」
いい加減、全力出すときに死ねって叫ぶの直させないとな。
ヒーローとして問題がありすぎる。
エンデヴァーでもそこまでの暴言は吐かない。
「1003m」
「すげぇ!」
「なんだこれ! すげー面白そう!」
「1km超えとかお前やるな!」
「個性思い切り使えるんだ!」
「ヒーロー科は違うね!」
個性を思い切り使えるということに、みんなはワイワイと騒ぐ。
でも、それはだめだ。
興奮するのも分かるけど、あの先生の前でその反応は不味い。
「面白そう……か」
ほらぁ!
この先生何言い出すか分かんなくて怖いんだけど!?
「よし。トータル成績最下位のものは見込みなしと判断し除籍処分としよう」
「「「はあああ!?」」」
ほら来た。
除籍だよ除籍。
初日にして1人減るとかヤバすぎるだろ。
「除籍処分なんて……まだ入学初日ですよ!? いや、入学初日で無かったとしても理不尽すぎる!!」
即除籍は僕もやり過ぎだとは思うけど……。
ヒーローに向かない者がヒーローになる事ほど辛いモノはない。
見込みがないなら諦めさせるのも優しさだろう。
僕は悲しいけどね!
でも、そうか……。
初日からこんな感じってことはこの先もっとヤバいんだろうな。
「雄英の校風は自由が売り、それは教師側も然りだ。生徒の如何は教師の自由。ようこそ雄英高校ヒーロー科へ。いつどこから来るか分からない厄災……そういった理不尽を覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったのならお生憎。雄英はこれから三年間、全力で君たちに苦難を与え続ける」
アハハッ!
あんまワクワクさせないでよ。
保有スキル
他人からの願いで手に入れたスキル
【神の祝福EX】
あらゆる傷・病気を治す。
自身に使用することは出来ない。
【錬金EX】
あらゆるモノを錬成する。
伝説・神話上のものも作れるがガワだけ。
材料は主に自分の身体。
【認識阻害EX】
相手から認識されなくなる。
偽装・隠蔽能力も複合されている。
自身だけでなく物にも使え、証拠隠滅などができる。
【痛覚倍増EX】
自身の受ける痛みが何倍にも増幅する。
メリット無し。
【黄金律(体)EX】
容姿が女性的に変化する。
だが男だ。
【個性付与EX】
相手に個性を付与する。
血縁関係にある人にのみ使用可。
【生贄A】
味方が攻撃された際自身が代わりにダメージを負う。
要するにカバー。
某振りの主人公の使う【身捧ぐ慈◯】を再現できる。
以下自身の願いで獲得したスキル
【殺さずの誓いB】
何をしても相手は死ななくなる。
【処刑人B】
悪と認識した相手と敵対した場合、技の威力が上昇する。
要するに対悪特攻付与。
【遠隔操作B】
自身から離れた体の部位を遠隔で操作する。
錬金と組み合わせると脅威になる。