不死の聖杯のヒーローアカデミア   作:不死身の寿司

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エロをグロで中和していくスタイル
後悔も反省もしていない



第6節『放課後マックとコスチュームと戦闘訓練』

僕はクラスメイトと共にマックへ来ていた。

デクとかっちゃん、轟くんは先に帰ってしまった。

 

「で、結局お前の個性何なんだ?」

「僕の個性は【肉体復元】。一定以上傷を負うと全回復する」

 

本当は【不死】だけど相澤先生にも秘密にしろって念押しされたからね。

それに嘘は言ってない。

一定以上傷を負う(死ぬ)全回復(蘇生)する』だし。

 

「増強系じゃなかったのか!?」

「あれが素の身体能力って……マジかよ」

「そうか……俺は治癒系個性に速さで負けたのか……」

「はは、まあ僕と同じ訓練をしたら数時間で死ぬしね」

 

今のかっちゃんや緑谷でさえ死にかねない。

回復かけつづければ大丈夫だろうけど。

 

「どんな訓練だよ!?」

「僕の場合回復するから無茶な訓練できるよねってことでやり続けてた結果だし」

「すげえ精神力だな」

「男らしいな!」

「腕がちぎれようが心臓を潰されようが全回復出来るし、他人を回復させることだって出来る。まあ個性のデメリットとしていくら鍛えても防御力は上がらないんだけど」

 

そのせいで死ぬほど脆いんだよね。

無個性の大人の全力パンチでも当たったら死にかねない。

ま、当たらなければいいだけの話なんだけどね。

 

「それでも破格の個性ですわ。貴方の身体能力があれば大抵の攻撃は回避出来ますし当たっても即死は回避出来るでしょう。即死しなければ全回復出来るのなら余程のことが無い限り死ぬことはありませんわ」

「ただ……」

 

ただ?

 

「治るからってあんま無茶しちゃだめだよ! 身体は大事にしないと」

「アハハ」

「事前に聞いておいて良かった」

「個性知らずにいきなり腕千切ったりされたらショックで心臓止まっちゃうよ」

「その時は僕が回復させてあげるから安心してよ」

 

即死じゃなければ怪我だって毒だって病気だって治せちゃうからね。

 

「そういう問題じゃ……はぁー」

 

耳郎ちゃんが呆れたように言う。

 

「っと、わりぃ、俺もう帰んねえと」

「随分話し込んじまったな。そろそろ解散するか」

 

帰ったらまた訓練するかぁ。

 


 

 

「わーたーしーがー普通にドアから来た!」

「オールマイトだ! 凄えや、ホントに先生やってるんだな!」

銀時代(シルバーエイジ)のコスチュームだ!」

「画風が違いすぎて鳥肌が……!」

 

雄英高校ヒーロー科では、午前は通常の授業、午後からは『ヒーロー基礎学』が行われる。

 

「早速だが、今日はコレ! 戦闘訓練! そしてそいつに伴って……こちら!」

 

オールマイトが壁を指差すと、そこから何かが入ったロッカーのようなものが出てきた。

 

「入学前に送ってもらった『個性届け』と『要望』に沿ってあつらえた戦闘服コスチューム! それぞれのコスチュームに着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ! 格好から入るのも大切な事だぜ少年少女!!」

 

さて、確認してみるか。

動きやすい服装としか要望してないけど、どんなデザインになってるのかな?

期待しながらコスチュームを取り出す。

…………ナニコレ。

 

 


 

 

「嘘だろオイ」

 

「??????」

「おまっ、はぁ!?」

「なんだよそのドスケベ礼装! オイラ性癖歪んじまうよ!」

「ウチよりスタイルいいのなんなん? 腹立つ。後なんで偽乳詰めてんの?」

「ミッドナイトの方がマシってバグだろ!」

 

身に纏うは紫色の夢魔の装い。

その姿はまるでハロウィン・プリンセス。

 

「あんま見ないでくれる? 流石に恥ずかしいんだけど」

 

一応下にタイツは着ているが、肌色な上布面積も小さくあまり意味をなしていない。

ちなみに胸の所には詰め物*1が入っているため完全再現と言える。

 

確かに動きやすい服装とはいったけどさぁ。

いや、要望にはちゃんと答えてるけども。

流石にこれは無いでしょ。

いや、『マシュケべ礼装(デンジャラス・ビースト)』や『婦長の特注看護服(トリック・オア・トリートメント)』、『ネロの水着(あかいいなずま)』じゃないだけマシか?*2

これも十分頭おかしいけどね?

なんでこれ作ろうと思った。

 

「というかなんで股間のところ膨らんでねえの? ホントに男か?」

「僕にも分からない。何ていうか、空間が歪んでる?」

「ナニソレコワイ」

 

ホントにね。

なんなら尻尾と羽にも感覚あるし自分の意思で動かせる。

 

「恥ずかしいのであれば申請し直したら作り直して貰えますわよ?」

「よく考えたら少し恥ずかしいだけで動きやすいし外見以外の問題はないんだよね。それにみんなの反応も面白いしこのままで行こうかなって」

 

サポート会社が送って来たってことは多分問題ないんだろうし。

流石に問題のあるコスチュームは送って来ないでしょ。

 

「悪魔かな?」

「ケロ、コスチュームなんだから外見は重要だと思うわ」

 

蛙吹ちゃんに正論を言われた。

 

「というか八百万ちゃん人のこと言えないでしょ」

 

なんだそのコスチューム。

戦ってるうちにズレそうなんだけど。

 

「私の場合は個性の都合上これが最適なだけですわ。それにこれでも希望していたコスチュームより布面積が増えているのですけど」

 

正気か?

 

「耳郎ちゃんは……ほうほう、これは靴がスピーカーになってるのかな?」

「そ、これで衝撃波に指向性を持たせられんの」

 

耳郎ちゃんと話していると、後ろから声をかけられた。

 

「わわっ、天杯くんのコスチューム凄いね。えっち過ぎだよ!」

 

葉隠ちゃんの声に反応し振り向くと、そこに居たのは全裸の天使だった。

 

「!?!?」

 

えっ、ちょ、は!?

何で全裸!?

いや、今は見てる場合じゃない!

 

「グハッ!」

 

即座に自身の胸を腕で貫き、心臓を潰す。

そして蘇った。

ちなみに破れたコスチュームは僕が生き返ると復活するようになっている。

生き返った時に全裸になる心配のない安心設計だ。

 

「ちょっ天杯くん!?」

「天杯くん!? 一体どうしたんだ!?」

「何でいきなり自分の心臓潰してんだよ!」

「ああ、そうだね。潰すべきは心臓ではなく目だったね」

「そういうことじゃねえよ! ホントに潰そうとしてんじゃねえ! って力強っ!」

 

目を潰そうとしていると、切島くん、飯田くん、上鳴くん、尾白くん、瀬呂くんの複数人がかりで止められた。

 

「ねえデクくん、天杯くんが何で急にあんなことになったか分かる?」

「久遠くんって身体能力が高いんだよね。それこそ普通の増強系の個性よりよっぽど。身体能力だけじゃなく五感も優れてるから見えないものも見えるんだよね……その、葉隠さんのヒーローコスチュームって……ほら……」

 

デクが言いづらそうに話し始める。

話を聞いていくうちに、葉隠ちゃんの動きが固まり、顔が赤くなっていった。

 

「…………見える? 私のこと……? 今私、裸で近づいて……しかも前屈みになって……見られた?」

「ホントにごめんなさい許して下さい何でもしますからぁ!」

「ん? 今何でもするって……じゃない! 判断が速い! 自分の心臓抉りながら土下座しないで! トラウマになっちゃうから! いいから! 許すからやめて!」

「最初羨ましいとか思ってたけど一瞬で萎えたわ……即座に心臓抉るのヤベえよ……オイラちびっちゃいそうだよ……」

「ん? ってことは天杯くんと同じぐらい強いデクくんも見えるの?」

「うーん、出来ないことは無いと思うけど、失敗したら目が破裂しちゃうかな」

「怖っ」

「個性把握テストの時も指ヤバいことになってたしな」

 

そうして僕が土下座をしていると、耳郎ちゃんが近づいてくる。

 

「むぐっ」

 

顔を無理やり上に上げられたと思ったら、何かを口の中に入れられた。

これは……。

甘くて美味しい……。

 

「耳郎ちゃん?今天杯くんの口に何入れたの?」

「飴。入試の時、飴舐めたら心が落ち着くとか言ってたし、なんとかなるかなって。天杯、落ち着いた?」

「…………うん、少し落ち着いたよ。みんな、騒いでごめんね?」

「いや、それはいいのだが……」

「天杯くん、私は気にしないから、もう二度とあんなことしないでね」

「はい……分かりました……」

 

そんねやりとりをしていると、オールマイトがやって来た。

 

「みんな集まったようだ──」

 

「何で血塗れに!?」

 

僕のせいですねゴメンナサイ。

*1
衝撃吸収機能付き

*2
サポート会社は作ろうとしていたが法律の壁に阻まれたらしい




このドスケベ衣装男の娘が死にながら戦い続けるんだぜ?
性癖が壊れる
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