名前と個性だけそれっぽいキャラに好きな名(迷)言喋らせたり、好きな展開とか重い過去背負わせるヒロアカ   作:罰金100万円

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東堂っぽい奴がなんやかんや東堂っぽい性格になってなんやかんや雄英1-Bに入学して体育祭で主人公格にからむよ!


東堂葵っぽいやつinヒロアカ

 

 

 雄英体育祭最終種目ガチバトルトーナメント

 

 

 

全国のヒーロー志望の子供たちの憧れ、ヒーローの卵たちの上澄み、その頂点を決める舞台。

 

プロヒーローたちが優秀なサイドキック候補を探しに、多くのヒーロー好きな人々が熱い戦いを期待して見つめるその舞台に2人のヒーローの卵が向かい合う。

 

 

 

実況席のプレゼントマイクが高らかにマイクパフォーマンスを始めた。

 

 

 

「ガチバトルトーナメント一回戦!今大会トップクラスの成績!A組轟焦凍ぉ!」

 

 

 

紅白の髪の少年、轟は相手を一瞥しつぶやいた。

 

 

 

「わりぃがすぐ終わらせる」

 

 

 

対戦相手の筋骨隆々の男が不敵に笑う。

 

 

 

「そう急ぐなよ、轟」

 

 

 

「対するはいままであまり目立ってなかったB組東堂葵ぃ!どんな個性なんだぁ!」

 

 

 

「戦う前に聞いておきたいことがある」

 

 

 

エンデヴァーの息子の試合だけあって注目度は高く、プロアマ問わず轟への声援は大きい。

 

審判の女性ミッドナイトが手を挙げ試合開始の準備が整う。

 

 

 

 

 

「轟焦凍VS東堂葵・・・スタートォオ!」

 

 

 

しかし、試合開始とともに会場に静寂が訪れた。

 

 

 

「どんな女がタイプだ」

 

 

 

この真剣勝負の舞台で、テレビ放映もされる大舞台で、開幕から考えられない発言が飛び出した。

 

会場の全員が、視聴者が固まった。

 

 

 

「「・・・え?」」

 

 

 

凍らせようと構えていた轟も梯子を外されたようで、固まっていた。

 

 

 

「何言ってんだお前」

 

 

 

あきれたように構えを解いた。

 

 

 

実況席のイレイザーヘッドが頭を押さえる横でプレゼントマイクがはやし立てる。

 

 

 

「おいおい!ガチバトルだってのに気の抜ける発言からの始まりだぁ!どんな意図が隠されているのか!」

 

 

 

そんな周囲の反応をものともせず、東堂は急かすように両手を前に出し、レスリングのような独特な構えをする。

 

 

 

「いいから答えろ・・・ちなみに俺は」

 

 

 

「身長と尻がデカイ女がタイプです」

 

 

 

「「ストレートすぎるだろ!」」

 

 

 

轟は混乱しつつも戦闘に備えて構えをとった。

 

 

 

「関係ねえだろ」

 

 

 

「いいやある!」

 

 

 

「友達でもねえやつになんでそんなこと話さねぇといけねぇんだよ」

 

 

 

「1年B組東堂葵自己紹介終わり。これでお友達だな。早く答えろ。男でもいいぞ」

 

 

 

「・・・凍らせて終わりにする」

 

 

 

轟が凍らせようとステージ全体に巨大な氷を放出した。

 

 

 

「これはぁ!轟お得意の速攻攻撃!早くも決着かぁ!」

 

 

 

プレゼントマイクの実況に会場が終わるだろうと思ったが・・・。

 

 

 

「まあ聞け轟」

 

 

 

しかし、東堂は純粋な身体能力のみで高く跳ね、それでも追う氷を拳で割った。

 

轟の前に着地し、話し続ける。

 

 

 

「性癖にはそいつのすべてが反映される。女の趣味がつまらん奴はそいつ自身もつまらん。俺はつまらん男が大嫌いだ」

 

 

 

「この個人戦は血沸き肉躍る俺の魂の独壇場。初めての体育祭で思う存分戦えるってのにつまらん男が相手じゃ気分が乗らん」

 

 

 

「答えろ轟。どんな女がタイプだ」

 

 

 

「予選で数々の生徒を苦しめた氷を鮮やかに回避したぁ!・・・けどその話まだ続くのか!?」

 

 

 

(さっさとこの問答を終わらせたい・・・しょうがねえ)

 

 

 

一貫して譲らない東堂の姿に轟も観念したかのように答えた。

 

 

 

「別に好みとかはない・・・その人に揺るがない人間性があればそれで充分だ・・」

 

 

 

ルックスもよくクールな轟の回答に会場の女性陣からはわりと高評価。審判のミッドナイトもときめいたようで。

 

 

 

「悪くない答えね!」

 

 

 

しかし東堂は天を仰ぎ失望したかのように手を掲げ、その動作の中、手の中の何かを轟の目の前に放った。

 

 

 

「やっぱりだ・・・退屈だよ轟」

 

 

 

飛んでくる何かに警戒する轟だが、その目に映ったものは自分が放った氷のかけら。

 

 

 

パァン!

 

 

 

聞こえる拍手の音、次の瞬間東堂の姿が消え

 

 

 

「ぐっ」

 

 

 

一瞬でその拳は轟の腹をえぐった。

 

 

 

(何が起きたっ!)

 

 

 

東堂はその勢いのまま、右手を使わせないようパンチのラッシュを放つ。

 

 

 

「なんだなんだぁ!轟が一瞬で殴られたぞ!どんな個性だそりゃあ!」

 

 

 

「やっと個性をつかったか」

 

 

 

「どんな個性なんだよイレイザー!」

 

 

 

「東堂の個性は不義遊戯。自分が認識した物と物の位置を入れ替える個性だ。発動契機は拍手、ワープ系個性だな。今のはさっき殴り割った氷のかけらを轟の近くに投げて自分の位置と入れ替えたんだろう。わざわざ氷のかけらを回収したところを見るに入れ替えの対象にできるものには条件がありそうだ・・・まあ、正直あいつが容赦なく勝つために個性を使ったんなら全員場外であいつが優勝するだろうな」

 

 

 

(その心配はないだろうがな・・・)

 

 

 

「そいつぁシヴィぃ!かなりの強個性だ!・・・けどその個性があれば騎馬戦で余裕で一着とれたんじゃないのか?」

 

 

 

「なんで今まで使ってこなかったかは知らんが・・・あいつは変人だ」

 

 

 

((・・・納得できる))

 

 

 

「とにかくワープによる場外をどう回避するのかが東堂と戦う上でカギになる」

 

 

 

東堂のラッシュは止まらない。

 

 

 

「予選から見ていたがなぜ炎を使わない?お前の個性は氷と炎だろ」

 

 

 

(ふざけたやつだと油断したがっ・・・こいつ・・・強い!)

 

 

 

「お前には関係ない!」

 

 

 

轟は距離を取ろうと適当にやり氷を放出し後ろにさがる。

 

 

 

「関係ないことはないだろ。俺はこの舞台にすべてをかけてきた。全力でトップを目指す!」

 

 

 

しかし、また東堂は氷を殴って割り

 

 

 

パァン!

 

 

 

一瞬で距離を詰め、容赦なく殴る。

 

 

 

(こいつの個性・・・ワープか!だとしたらいくら距離を取っても無駄!なんとか氷漬けにするしかっ!)

 

 

 

「俺だけじゃない。ここまでたどり着けなかった連中もみんな全力だった」

 

 

 

「手を抜かれてるようで不愉快だ!恵まれた個性で万が一負けた時の言い訳にでもするつもりか?」

 

 

 

東堂のこの言葉は轟にとってもっとも触れられたくないものだった。

 

 

 

「うるせぇ!俺は戦闘において右しかつかわねぇ!」

 

 

 

轟は冷静さを失い始めた。

 

 

 

「憎しみか?」

 

 

 

「お前に何がわかる!」

 

 

 

(親父のせいで母さんはっ!)

 

 

 

「わかろうとは思わん・・・だが」

 

 

 

「薄っぺらいんだよ・・・女のタイプも・・・戦う理由も!」

 

 

 

ラッシュの最後の一撃。

 

生身から放たれたとは思えない威力の一撃に轟は場外まで吹っ飛ばされるも、氷の壁を作り場外を回避した。

 

 

 

「おいおい!あのパンチ!あいつの個性ほんとにワープ系か!?」

 

 

 

「個性届には何も書いてなかったが・・・何か秘密がありそうだ」

 

 

 

(あとで問い詰めるか)

 

 

 

「お前にどんな過去があろうと俺には関係ない」

 

 

 

(俺は母さんの力だけで戦うんだっ!)

 

 

 

「ならほっとけよ!」

 

 

 

「そしてヒーローの助けを待つ一般人にも関係ない」

 

 

 

「っ!」

 

 

 

「使わないならもう終わらせる」

 

 

 

「ふざけんなっ!」

 

 

 

「こんな勝ち方はしたくなかった・・・が」

 

 

 

「体育祭のあとは高田ちゃんの個握がある。つまらん男が相手なら早めに切り上げさせてもらおう」

 

 

 

パァアン!

 

 

 

拍手の音と共に、気づけば轟は場外に立っていた。

 

 

 

「は?」

 

 

 

轟は何が起きたか理解できず呆けてしまう。

 

 

 

「「・・・」」

 

 

 

観客は静まり返り、勝者を告げる声が響いた。

 

 

 

「轟君!場外!勝者は東堂君!」

 

 

 

「「そんな勝ち方ありかよ!」」

 

 

 

「これも高田ちゃんのため・・・致し方ない」

 

 

 

「なんつー決着だよ!その個性の使い方はこのルールじゃ反則過ぎるぜ!」

 

 

 

「あいつの性格上多用はしないだろう」

 

 

 

「だろうな!」

 

 

 

「さて次の戦いだぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

試合後、人気のない廊下で轟は立ちすくんでいた。

 

 

 

(負けた・・・初戦で・・・こんな結果じゃ何の意味もない)

 

 

 

(「そしてヒーローの助けを待つ一般人にも関係ない」・・・か)

 

 

 

(悔しいが一理あるのは認めるしかねえ)

 

 

 

「次は勝つぞ・・・東堂」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




NEXT 東堂ストーリー

VSベストフレンドデク(予定)



東堂好きな人なら伏黒君とのやり取りをいろんな作品に当てはめて妄想したことあるはず・・・!
私もどっかで見たことある気がする。
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