「よし、大体データとれたよ
お疲れさま ご褒美にこれあげる」
リッカはそう言って冷やしカレードリンクと書かれたものを僕に渡した
「あ、あり…が……とう」
受け取った僕はボロボロだ
そりゃきついよ…
神機の調整なのにいきなりオウガテイルみたいなの一気に5体も相手にしたんだから…
僕は一口飲んでから聞いてみた
うん、意外にいける
「ねえ、リッカちゃん
これって神機の調整なんじゃ」
「そうなんだけどさっきツバキさんが基礎的な身体能力とかも全部データにとってって言われたんだよ
それに君の場合特にしっかり把握しとかないとね
だから取りたいデータも全部取れると思って一番訓練の中できついのにしてみたんだ」
「いやそこはまず一番優しいのにしてほしかったな」
「 やっぱりキツかったよね?それはごめん
でもおかげでどうすればいいのか大体の見当はついたよ
使うのはブレードはショート、銃はアサルト、シールドはバックラーになるね
やっぱり他は重いから…」
まぁそうなるのは当たり前だけどね
ノルンを見る限りでは他は両手持ちが基本だし
「それから後は軽量化が必要かな?
片腕だと疲労も激しくなるだろうし…
ブランク君 何か他にこうして欲しいってことある?
できるだけ希望に応えるようにしてみるけど」
「うーん、銃と盾使うときぐらつくのが不安かな?
射撃なんてまず当たらなかったし盾は弾かれそうになって怖いね」
「そっかぁ、そういえば反動も衝撃も全部右手にくるもんね」
そう言って考えてこむリッカちゃん
僕もどうすればいいのか考えてると
「何か面白そうなことしてるね
私も混ぜてくれないかな?」
「あ、サカキ博士 ちょうどよかったです
実は今ブランク君の神機についてどうするか考えてて特に銃と盾が片腕じゃだとぐらつくし疲労もキツイらしいんですが…」
「そうだねぇ、ぐらつくっていうのはどんな感じなのか教えてくれるかな?」
「えっと、最初のほうはなんとか耐えれるんですけどだんだん握力がなくなってきて…っていう感じかな?」
「ふむ、それならいっそのこと腕に固定させればいいんじゃないかな?」
「なるほど 確かにそれなら大分衝撃は分散されますね」
「どういうこと?」
「なんて言えばいいかなぁ?
実際に手で握って持つんじゃなくて腕に引っ付けるっていうかんじかな?」
「???」
いまいち想像できない僕
すると博士が
「なら一度みてみようか
リッカ君 少しノルンを使わせてもらうよ」
そう言って画面に出てきたのは鬼のような顔を持ち腕が銃になっているアラガミ
「これって何ですか?初めてみたけど…」
どうやらリッカちゃんも知らないらしい
「ラージャっていうアラガミだよ
幸いまだ極東では観測されてないが他の支部では交戦例があるらしい
聴覚がよくて群れで行動し、しかも基本遠距離から射撃してくるというなかなかに厄介なアラガミだね
どう?これで想像はできるかい?」
「はい、なんとか」
「でもそれだと変形に時間がかかりませんか?
ガードとかはスピードも大切ですし」
「いや、実際には包むのではなくて腕の外側に固定する形になるからそこは問題ないよ
それに引き金はやっぱり手で引かないと暴発したりもするしね
変形は柄を逆手に持ってブレード部分を90°ひっくり返しながら変形して肘あたりまでで固定するようにすればいい
少々慣れが必要だろうからそこは練習してもらうけどね」
「それなら変形スピードも今までとはあまり変わらずにすみますね
神機の形としてはこんな感じで大丈夫かな?
ブランク君今からもう一度訓練場でテストしてくれないかな?」
「…また5体一気ですか?」
「ううん、今度は一体だけ それも動かないヴァジュラを使ってもらうから大丈夫だよ」
「そういえばリッカ君 新型のバーストモードとアラガミバレットはどんな感じかな?
私はそれが気になって見に来たんだが」
「あ、忘れてました
うーん、じゃあやっぱりオウガテイル型にしてもらおうかな?」
「えー?」
「大丈夫ちゃんと一体ずつ出すからさ
それじゃあ明後日またろよしくね」
作者は勝手に脳内補完してるので気をつけてください