隻腕の神機使い   作:誇大妄想

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テストという名の訓練という名の地獄

「ぐあっ…」ガキーン

 

「がんばって、後20回だよ」

 

今僕が何をやっているのかというと

 

「ほらボサッとするな 次は右からくるぞ」

 

オウガテイル3体から防御を100回成功させろという新人には難しすぎる、しかも片腕という鬼というか悪魔というかそれとも鬼ババ「追加であと50回な」

 

…とにかくツバキさんの鬼畜な訓練が行われていた

 

最初はリッカちゃん+α(サカキ博士)と楽しくしゃべりながら神機の変形をやってたのに…

ちなみに極東支部の技術は優秀らしく変形テストはバッチリでした

 

「ツバキ君いくらなんでもきつすぎないかい?

それにまだ本格的な訓練はもう少しさきのはずだったが…」

 

そうだ博士もっと言ってくれ!

 

 

「ブランクは片腕だ それなら多少は厳しくしないと生き残れん

それに最近アラガミが活発していて少しでも戦力が欲しい状況なのだ

だからこのまま神機の調整を行いながら訓練も平行してコウタと同じ時期に実戦に入ってもらうからそのつもりでいてくれ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「よっしゃ、これでラスト

後は倒すだけだ」ガキーン

 

「ブランク君、練習もかねて銃で倒してくれる?」

 

「りょーかい!」

 

そう言って離れながら訓練用のバレットを撃つ

 

「バラけてるよ もっと集弾率を高めて!」

 

これがかなり難しい

実は僕のアサルトは威力が低い代わりに走りながら撃てるようにしてある

これは極力敵の攻撃を避けるためだ

僕の場合はダメージを受けると一気に不利になる可能性が高いから、というツバキさんの指示らしい

 

そして集弾率をあげようとすると

 

「足とまってるよ ほら追い付かれてるよ

もっと逃げないと」

 

と こんな感じでなかなか両方を同時にこなすことができないのだ

 

それでもなんとか苦戦しながら銃だけで倒した

 

「どう?使いやすい?」

 

「うん 最初は変形に戸惑ったけどツバキさんのお陰で大分スムーズになったし何よりガードしてもぐらつかなくなったよ」

 

「よし、後は見た感じもう少し軽量しないとダメかな?やっぱり片腕って疲れやすい?」

 

「そうだね、でもこれ以上軽くしちゃったらいくらなんでも弱くならない?」

 

「そこなんだけどもしかしたら大丈夫かもしれないんだ」

 

「どうして?」

 

「リッカ君はバーストモードでどうなるか見てみるつもりだね?」

「うん、博士や支部長から送ってもらったデータを見る限りソーマ君やカノンちゃんに並ぶくらい適合率高いからね」

 

「じゃあちょっと待っててくれるかい?

リンクバーストも見てみたいから今からコウタ君をよんでくるよ」

 

「わかりました それじゃちょっと休憩しようか

何か飲みたいものある?」

 

「じゃあカレードリンクがいいな」

 

「お、気に入ってくれた?

あれ美味しいんだけど人を選ぶらしくてね

カレードリンク仲間がてきてうれしいよ

ちょっと買ってくるから待っててね」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「やぁ、お待たせ連れてきたよ」

 

カレードリンクを飲みながらしゃべっているとサカキ博士がやってきた

後ろにコウタとピンク色の髪を童顔の女の子がいる

何かコウタがビックリした顔してるけどどうしたんだろう?

 

「あれ?その女の子は?」

 

「彼女はカノン君だよ ちょっと訳あって任務に出てなかったから連れてきたんだよ」

 

「だ、台場カノンです よろしくお願いします」

 

「よろしく 僕はブランクだよ

君が適合率の高い人の一人だね? 訳って何か教えてくれる?」

 

「あ、あのそれは…」

 

「ふふっ、それはねぇすぐに分かると思うから今は気にしなくていいよ」

 

リッカちゃんが笑いながら僕に言った

するといきなり

 

「ていうかそれよりさぁ!」

 

コウタが叫んだ

 

「な、何?コウタどうしたの?」

 

「何でお前そのカワイイ子と仲良くなってんの?

というか何でそんな近いの?」

 

言われてその距離に気付いた

ほとんど肩がふれ合ってる

ということは当然超至近距離にリッカちゃんの顔があるわけで

その距離で目が会うわけで

「「////」」

 

二人同時に顔を真っ赤にして離れてしまった

 

「なっ…」

 

その様子をみて呆然としてるコウタに博士が

 

「コウタ君、どうやら君の言葉で彼らは仲のよさに気付いてしまったようだよ」

 

「しまったあ!!!

何で俺恋のキューピッドみたいになっちゃってんの!?というか何で俺はツバキさんの鬼ババ訓練受けてたのにお前はイチャイチャしてんの!!??」

やめてよ、今すっごい顔赤いんだから

それからコウタ 御愁傷様

ツバキさんの鬼ババの説教を…

ってあれ?何で僕までツバキさんに引きづられてるんだろう

 

 

 

「私のことを頭の中で鬼ババと言った罰だ」

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