【完結】機動戦士ガンダムSEED Infancy 作:丹寺 錯視屋
オーブの近海で、ミーシャとキラが再会する。ミーシャは戦艦の上で、キラは空中で。死んだと思っていた戦友が生きていた。生きていたのに、ミーシャは素直に喜べない。
なんでキラは新しいMSに乗っているんだ。なんでオーブを守ろうとするんだ。カガリがいることなんてわかってる。なんで止めようとするんだ。
「キラ! 生きてたんだね! 一緒に戦おう!」
一縷の望みをかけてそう呼びかける。だが、返ってきた答えは拒絶だった。
「僕は君と一緒に戦えない――もう、地球軍にはいられない」
「なんで! キラは生きて帰ってきたんでしょ? なんにも悪いことしてないのに、逃げる必要なんてないよ!」
キラは苦い顔をして、真実を告げる。
「アラスカでアークエンジェルは捨て駒にされたんだ。元から自爆するつもりだったんだよ」
「――そんな」
ミーシャは愕然とする。頭が困惑と驚愕で一杯になる。信じていたものが裏切られたような気分になって、ミーシャはまるで赤子のようにいやいやと首を振る。
「……ヤダ」
「ミーシャ」
「ヤダ! ヤダヤダ、キラと戦うなんて絶対ヤダ! カガリに言ってよ! こっちはマスドライバー使わせてもらいたいだけなんだって!」
ミーシャが悲鳴のように言うが、キラの反応は否定的だった。
「僕は……僕たちはもう地球軍を信用できないんだ」
「だからってキラは私と戦って平気なの!? せめてもう引いてよ! キラと殺し合うなんて嫌だ!」
「……僕だって君と戦うのは嫌だ。でも安心して。僕は君を殺さない」
キラはどんよりと沈んだ目のまま言う。ミーシャも、キラも、お互いに銃を突きつけ合ったまま、かつてのキラとアスランのように言葉を交わす。
「殺さないって……! 私は軍人なの! もう軍人になっちゃったの! 戦うなら殺すしかないの! なんでわかってくれないのさ!」
「君だって! 僕たちはただ平和に暮らしたいだけなんだ!」
「じゃあなんでそんなのに乗ってるの! それは武器なんだよ、キラ!」
「僕が戦わないとみんなが……アークエンジェルのみんなが死んじゃうんだ! カガリも死んじゃう。僕が戦わないと!」
キラは悲鳴を上げて泣いているような声だった。辛いのに、苦しいのに、戦うことを選んでしまった。ミーシャとは違って。ミーシャも同じように辛い。心がどうにかなりそうで、感情がグチャグチャになっている。なんでキラと銃を向け合っているんだ。せっかく生きて再会できたのに!!
「お願いキラ……一緒に戦おうよ! アークエンジェルも一緒に! 私が地球軍に掛け合うから! 偉い人と友達なの! だから!」
「僕は……地球軍と一緒には戦えない! こんな風にオーブを攻め込む人たちと一緒に戦うなんてできない! アークエンジェルは僕が守る!」
ミーシャは歯を食いしばる。話はどこまで言っても平行線。お互いに譲り合えるところはない。そして二人は今戦場にいて、MSに乗っているのだ。ミーシャは涙を流して決意する。頭の中で今までの思い出が蘇る。辛いことばかりだった。いいことなんて、キラとえっちなことを経験できたことくらい。その思い出だって最後は苦い思い出に変わるのだ。でも、どんなに辛い出来事もキラと一緒だったのだ。キラのためになら死ねる。それくらい想っていた。なのに今は敵対して殺し合わないといけない。どうにかなりそうだった。感情も心もかき乱されて、思考もあやふやになる。
「守るってなに……? キラ、アークエンジェルにはもう民間人は一人もいないんだよ!?」
「それでも、友達なんだ!」
「私達は恋人同士だったじゃない!!」
それでも、キラは説得に応じてくれない。次はなんて言おう。なんて言えば仲間に戻ってくれる? そんな事を考えていると、ブリッジからアズラエルの声が聞こえた。
「……ミーシャ。お気持ちはわかります。しかし、作戦は実行してくださいね。軍人、なんでしょう?」
彼の言葉がきっかけだった。ミーシャは改めてキラを、キラのMSを……フリーダムを見上げる。
「キラ。私……私戦う。見えてる、キラ? 私今軍服着てパイロットスーツ着てるの。今オーブに攻撃命令が出てるの。だから、だから戦う。キラとも、戦う。戦わないと……!」
「――君はどうして! どうして軍人なんかに! やめられたはずなのに!」
ミーシャは遠くに浮いているフリーダムに向けて引き金を引いた。ビームが発射される。撃ってしまった。キラを撃ってしまった。たとえ盾に防がれて無傷だったとしても、キラを撃ち殺そうとしたのだ。ミーシャは愕然とする。恋人だった人を殺そうとした。最低最悪の殺人鬼だ。もう引き返せない。
「どうして、って……そんなの! そんなの、憧れちゃったんだからしょうがないでしょ! 軍人がカッコいいってそう思っちゃたの! それに私は――ザフトを殺す! 殺したいの! 殺されたルミナの仇を討って、戦争が終わるまで戦い続けるの! そう決めたんだ! そのためなら――そのためなら命の恩人のオーブにだって攻撃する! どうせ地獄に行くんだ、今更どんな悪いことしたって関係ない!」
「ミーシャ! もうやめるんだ!」
「止めたいなら……命ごと止めてよ! もう私は止まらない! 私は地球軍大西洋連邦所属、ミーシャ・バレンタインだ!」
ミーシャは叫んでキラに攻撃する。涙声で叫んで、泣きながら引き金を引く。キラも、もう説得はできないと見切りをつけ……また心を削って武装を構える。
「僕は……僕は君と戦うよ」
「やってみなよ……! 殺してみなよ、キラ! 化けて出てやる!」
キラとミーシャは戦闘を開始した。お互いに隣り合うのではなく、お互いに向かい合って。
戦闘はキラが圧倒していた。超強力なMS、フリーダムを相手なのだから、旧式のバスターに乗っているミーシャが敵うはずもない。ジャンプと僅かな滞空時間しかないバスターはあっという間に右腕と左足を破壊され、ボロボロになる。対するフリーダムは無傷だ。
「白いの! お前ら! 隊長の援護だ!撃って撃って撃ちまくれ!」
「命令すんなオルガ! そんなのわかってるんだよ!」
「強いやつ! うらああああ!」
前線で大暴れしていたカラミティ、レイダー、フォビドゥンが隊長のピンチに気付き、フリーダム撃墜のために火力を向け始めた。
「みんなありがとう! キラは強いよ、油断したら殺される!」
「僕は誰も殺さない……殺したくない!」
「戦場に出て言う事……!?」
ボロボロのバスターを船の上に乗せて、ミーシャはフリーダムを撃つ。戦闘が続くもフリーダムを落とせない。ミーシャはコクピットに表示されたタイマーをちらりと見る。もう時間がない。
「みんな薬飲んで! 時間!」
ミーシャの指示で三人は一瞬攻撃の手を止め、薬を飲む。不思議な指示にキラは訝しむ。
「どういうこと……? それにこの三機、ミーシャの部下なのか!?」
「そうだよ! 私ももう隊長なんだから! 訓練だってバッチリ! ――私達4人がいるならキラだってやれる!」
「僕は負けない! 僕がやられたらオーブは!」
ミーシャの部隊はフリーダムを追い詰める。オーブ本土からカラミティの大火力がキラに襲い掛かり、キラの攻撃はレイダーが回避し、フォビドゥンが防ぐ。ジャンプして空中に飛び上がったバスターがフリーダムを上から射撃する。フリーダムは難なく回避し、その一撃はオーブの本土の地面を穿った。やがて、その瞬間がやってくる。
「キラ――さよなら」
クロト、オルガ、シャニの三人が追い詰め、そして防御も回避もできない瞬間に、ミーシャはビームを放つ。キラにビームが命中するその瞬間。どこからともなく、空中から赤い機体がやってきてビームを防いだ。
「――なんなのあの機体」
「……俺はアスラン・ザラ」
その名乗りに、ミーシャのこめかみに青筋が浮かぶ。アスラン。トールの仇。
「ザフトがなんの用?」
「俺はザフトとしてここにいるわけじゃない。ただのアスラン・ザラとしてここにいる」
「……じゃ、死んでけば? トールの仇、取らせてもらうよ。みんな、不明機体にはザフトのアスラン・ザラが乗ってる。敵だよ」
「了解!」
元気のいい返事が返ってきて、ミーシャはにんまりとする。ミーシャが彼らを部下にする前ならとっくの昔に薬が切れて禁断症状が出ているころだ。やっぱり、自分が押し通した薬の常備化は正しかった。ミーシャは自分の成果に誇らしくなっていると、キラとアスランが一緒になって襲ってきた。ミーシャは困惑する。
「キラ! なんでアスランと協力してんの!」
「僕とアスランは友達なんだ! 何が不思議なんだ!」
何が不思議って聞かれること自体が不思議だった。確かにそうだったかもしれない。だがキラとアスランはお互いの大事な人を殺し合ったのだ。仲は修復不可能なはずだ。だからミーシャはキラとアスランと自分たちの三つ巴になると思っていたのだ。
「トールを殺された恨みを晴らさないの!? アスランの方はニコルのことはもういいの!?」
「殺したから殺されて、殺されたから殺して。……お前はそれで世界が平和になると思っているのか?」
アスランから憐れむような、呆れるような、諭すような言葉が聞こえた。ミーシャは舌打ちする。
「えらっそうに。そういうのは戦争終わってから言ってくれない? 今は戦争してんの。殺し合ってんの! 山ほど殺しといて自分は殺さないでくださいなんて虫が良すぎると思わないの?」
「そういう話をしてるんじゃない!」
「そういう話じゃん! 目の前に友達の仇がいて、戦っていい理由もあって、自分も相手もMSに乗ってる! これで仇討ちしないなら、殺された友達が可哀そうじゃん!」
ミーシャだって、戦争が終わってそれでも、相手の家に乗り込んで復讐を遂げるのは間違ってるとそう思う。死んだ友達――ルミナだって、ゆっくり休んでくれって言うと思う。でも今は戦争中なんだ。戦わなきゃいけないし戦うしかないし戦いをやめられるわけでもない。そんな状況で戦場で出会って仇をあえて討たない……いくら優しいルミナでも不満に思うと、ミーシャは思う。
「……俺たちはもうそういうのはやめたんだ」
「やめた? 辞めれるもんなの? 復讐だよ? ニコルって人大事だったんじゃないの? トールは友達だったんじゃないの?」
「僕は……僕はもう殺されたから殺すなんて……うんざりなんだ」
「じゃあもうそれ降りなよ……。キラは私が殺されても、仇も討ってくれないんだね」
「――!」
キラの顔が悲痛に歪む。トールの仇討ち。考えないわけではなかった。だが、一度平和な生活を取り戻してしまって……激情に身を任せて戦うことが、できなくなっていた。守らないと、今のキラを動かしているのはそんな使命感だけだ。まるで抜け殻のようにぼんやりと何も感じない。本来ならミーシャの言うようにトールの仇討ちをしなきゃいけないのかもしれない。しかし、今のキラにそんな心の力は残っていなかった。削られすぎて、壊れすぎて、大半の情動が機能不全を起こしているのだ。
「私は討つ気だったよ。アークエンジェルの仇も、キラの仇も!」
ミーシャは叫びながら攻撃しようとする。その時、アズラエルから声を掛けられる。
「問題発生ですよ、ミーシャ。どうやらウズミは自爆するようですね」
「――」
ミーシャは慌ててキラとアスランとの通信を切った。
「自爆? どういうこと?」
「モルゲンレーテ本社とマスドライバー、それから官邸を燃やす気ですね。面倒な……。ミーシャはよくやってくれました。その二体に暴れられてたら味方にどんな被害が出たか。一旦戻ってください」
「自爆止めなくていいの?」
「さすがに無理でしょう。会話を聞いてる限りでは、素直に引かせてくれそうですしね」
「――わかった」
ミーシャはため息をついて機体を転身させる。撃ってくるかもしれないと一瞬思ったが……。今のキラもアスランも、そんなことするつもりはないように見える。
「キラ」
最後に、ミーシャはキラとアスランに通信を繋ぐ。視界の端には燃え上がるマスドライバーに載せられているアークエンジェルが見える。
「私は最後まで戦うよ。次に会う時は敵同士。さよなら、キラ。愛してたよ」
「――僕は……」
「答えは聞きたくない。じゃあね」
通信を切って、ミーシャはまたため息を吐く。戦争なんて、いいことなんて一つもない。
「みんな、撤退。母艦に帰るよ」
「了解」
三人が返事して、ミーシャの部隊は旗艦に戻った。
――それから、自爆するモルゲンレーテとマスドライバー、それからマスドライバーに乗って射出されるアークエンジェルと、最後のシャトル――クサナギを見送って、バレンタイン隊の最初の任務は終わりを告げたのだった。
――
旗艦のブリッジでミーシャは座ってアズラエルと話していた。部下の三人には休息を与えている。
「今回ミーシャはそこまで活躍しませんでしたが、部下は大活躍。いやぁ、やるもんですね、ブーステッドマン」
「満足したならよかった。人の人生滅茶苦茶にして使えませんでしたじゃあの人たち可哀そうだもん」
「……ま、それはそうですがね。正直エクステンデットに比べて不安定なので、あんまり期待してなかったんですよ」
「エクステンデット……また人権無視の生体CPU? アズラエルさん、倫理って知ってる?」
ミーシャが不機嫌そうに言うと、アズラエルは素知らぬ顔でもちろんと答えた。
「世の中には金で子供の人権まで売り渡す親がいるんですよ」
「その子は自分の人権売ったつもりはないだろうけどね。……で、どんな激ヤバ改造してるの、そのエクステンデットって」
「あまり強いのはしてませんよ。身体強化と催眠暗示による強化……それくらいです。あと記憶処理とかも予定されていますね。従順な性格を作るわけです」
「それ絶対処理ミスって反乱されるやつじゃん。首輪付けるようなやり方辞めなよ。別にそんなのなくても人は言う事聞くよ? ここにいる軍人さんたちもそうだし、私だってそうじゃん」
ミーシャが言うと、アズラエルは苦い顔をする。そんなのは言われなくてもわかっている。だが反乱されたときのリスクを考えると、と思ったところで肩から力を抜いた。
「……まぁ、ブーステッドマンでさえ付き合い方によっては反乱されずに戦ってもらえるのは証明できましたし。こっちだって好き好んで非人道的実験したいわけではないのですよ。コーディネーター相手ならともかくね」
「アズラエルさんコーディネーター相手なら生きたままお腹掻っ捌いて中見たりとか喜んでやりそうだしね」
「よく私をわかっているじゃあないですか」
ミーシャはクスリと笑う。
「そういうマッドな考えはザフト相手に取っときなよ。仲間に優しくしたってバチは当たらないと思うよ?」
「ま、あなたの言う通りですね。――で、次の戦場ですが」
「うん」
「ビクトリア基地を奪還します」
「――ザフト相手だね?」
ミーシャの目が昏く光る。やっとザフト相手に戦える。ザフトの連中を殺せる。
「ええ。思う存分あいつらを殺してください。それまでミーシャの部隊は休暇です。ゆっくり休んでください」
ミーシャはきょとんとした。休暇? 行程では10日ほどになるはずだ。その間ずっと?
「敵が来たらどうするの? 護衛は?」
「我々はこの船しかいないわけではありません。虎の子である君たちには、ビクトリアで存分に戦ってもらう必要があります」
「へー。仲間がいるっていいね!」
「――ええ、実にそうですね」
歴戦の英雄が今ごろ仲間の大切さを噛みしめている。少女の通った過酷な戦場を想って、アズラエルはなんとも言えない表情になる。
「……そうだ、あの白いの。お友達だったみたいですが、戦えますか?」
「友達……ってか元カレ。初めてだって捧げたのにね。敵になっちゃった。
もちろん、戦うよ。もう、キラとは敵なの……敵なんだから」
ミーシャはそう言うと立ち上がってブリッジを去った。
「……キラ・ヤマト。死んでおけばいいものを」
アズラエルは不機嫌そのものの表情でそう呟いた。コーディネーターが元カレ? ミーシャの初めての相手? 忌々しい。
――
それからミーシャは軍艦の中にいるとは思えないほど穏やかな日々を過ごした。部下の三人と一緒に過ごし、訓練し、交流する。オルガにお勧めの本を教えてもらったり、クロトと一緒にゲームを楽しんだり、シャニとお気にの曲を教え合ったり。まぁシャニはヘビメタ好きでミーシャがバラード好きなので「へーそう」で終わってしまったが。
そして、ビクトリア基地の近海に来た時、ミーシャはコクピットに座っていた。戦争が近い。
「さ、みんな。戦争の時間だよ。また強くなった私たちをザフトに向けるの」
「ザフトは皆殺しでいいんでしょ?」
「わかっていますよ、隊長」
「わかってるよ、隊長」
しばらくして、ブリッジから通信が入る。
「ミーシャ。そろそろ作戦地域に入ります。敵MSはみんなやっちゃってください。では行ってらっしゃい。青き清浄なる世界の為に」
「行ってきます。そのスローガン実はヤバいんでしょ? 知ってるんだからね」
「おやおや。いつかはお父さんのようにノリノリで言ってもらえると嬉しいんですが」
「まだコーディネーターアンチにはならないよ。ザフトは嫌いだけど」
この調子ではもうすぐだな。アズラエルは内心笑う。友人が自分と同じ考えを持ってくれるというのは実に嬉しいものだ。
「ま……全員油断せずいこう」
ミーシャはそう言って、出撃した。
ビクトリア基地の奪還作戦はそうして始まり。
バレンタイン隊が敵戦力の8割を撃滅してあっさり勝利し、ビクトリア基地をあっという間に奪還することに成功した。アズラエルの鶴の一声と、ミーシャの再三の要請により、地球軍兵士は非常に行儀よく、虐殺などを行うことはなかった。
……ただ、ミーシャの去ったあと、捕虜となった彼らは皆、尋問やら
ザフトにとっての死と恐怖の象徴、『魔弾の悪魔』。
連合にとって勝利と生存の象徴、『魔弾の天使』。
どちらの陣営にとっても、ミーシャの存在は強烈に、強く印象付けられている。
その有様は、まさに英雄だった。
その場で撃ち殺されるのとしばらく長生きできるけど延々苦しんで死ぬのと、どっちがマシなんでしょう。ミーシャはもちろんその場で撃ち殺されることを選びます。
あと、ブルーコスモス思想の兵士もミーシャの前ではお行儀よくします。ミーシャの目が届かないところではいつものブルコスです。
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