TS娘好きが転生して容姿も才能も環境にも恵まれたので全力でTS娘ロールプレイをする話なお性別は据え置きとする   作:シャケリーヌ

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続かないと言ったな?あれは嘘だ

お気に入りと感想ありがとうございます!
自己肯定感が上がりますね、評価されたからには続けなくてはという使命感により考えてもいない続きを絞り出しました。生暖かい目で読んでください。


過去編
目指せTS娘


突然だが俺は現在10歳である。

あれから色々あった……

そう、子供の一日は忙しいのだ。親が共働きだからといって1人でいる訳では無い。

スクールに行ったり勉強したり本を読んだり家事をしたり。

好きなことだけでは生きていけないという現実を子供ながら思い知った。

 

というか成長してからというもの親が帰ってくることが減ったのである。

家事というタスクが増えたのだ。いや、2人とも研究者らしいし忙しいのはわかるけど子供放っていったらダメじゃない?え?大人びてるから大丈夫だと思ったって……転生者だからいいもののこの年頃の子は親の愛情が必要でしょ。ポケモン世界の闇。

 

そんなわけでヤングケアラーレリチアさんは親の捕まえたイエッサンと家事をこなす。

ポケモン世界の闇ぇ…

 

「イエッサン洗濯物取り込んできて」

「………」

こいつ鳴かないんだよなぁ……

こっちを一瞥しただけで何も言わないし最初はマジで怖かった、ていうかオスだから目つき鋭いし。

でもなんだかんだ長年一緒にるので別に嫌われていないことは分かる。小さい頃はよく一緒に寝たし。俺にとって唯一と言っていい家族。

 

でも、会話がないというのは本当に孤独だ。

前世からの陰キャぶりで友達とかいないし、いやいたけど引越して行った。確かパルデア地方。

知らねー、ていうか今更だけどポケモンはにわかでホワイトしかやってないし、アニメもサンムーンの途中までしか見てない。

 

そうやって今日も一日の仕事を終え、自室に戻る。

イエッサン待て俺はもうひとりで寝れるぞ。

はいおやすみ、また明日な。

 

突然だが俺は当初の目標を諦めていない。TSできないのなら周りからTS娘に見えるようにすれば良い。

俺の目的はあくまでTS娘を広めること。周りが俺をTS娘と認識すれば本当の性別なんてどうでもいい。性別を確認するまでは本当の性別なんて分からない。

これこそシュレディンガーのTS娘。

 

周りが自分をTS娘と認識すれば良いと言うが、俺の求めるTS娘はむやみやたらにTSを周知する訳には行かない。

TS娘の正体を知る人間はごく少数が好ましい。

女の子になるという未知の体験をし、孤独を抱えるTS娘の秘密を共有し、なおかつそれを支えることが出来るのは自分だけ、なんて甘美なシチュエーションだろう。

そこから始まるラブコメ、友情と恋情で揺れる心はエモい。

 

本題に戻ろう。つまり、女の子に見えるようにすれば良いのだ。

幸い親は帰ってこない。お小遣いは研究者の子供だけあって沢山ある。

スキンケアも化粧も服も買おうと思えばいいやつを買えるのだよフハハ。

 

そして自慢だが俺は本当に顔が良い。中性的だがズボンを履いていても女の子に見間違えられる華奢な体躯。スクールでも友達はいないが告白はされる。友達はいないが。

 

なんで????顔が良かったら普通一軍とは言わないけど人に囲まれるもんじゃねえの!!?告白されてるから顔がいいのが勘違いという可能性は低い。

そう思って鏡を見る。

 

うん、俺めっちゃ可愛いわ。

ウェーブのかかった黒髪は肩まで伸びており、性別の判断を難しくさせる。

長いまつ毛に縁取られた黒い目は涼しげで母そっくり。

シュッとした鼻筋、薄いくちびるは花弁のよう。可愛くもキリッとした顔立ちだ。

背は年相応だが乳白色の手足に桜貝みたいな爪がくっついている。

 

まじで可愛いな。

いやー自我に目覚めてから努力したかいがあった。日焼け止めと保湿に食生活。10時には絶対寝ている健康さ。

ついでに親の賢さを引き継いで成績は優秀だぞなんで友達が居ないんだ。自分からは無理だけど話しかけてくれたら仲良くなるぞ。

 

告白してきたヤツ?男だから無理っす。美形でもないし。

自分に告白してきた男と友達になれるわけないじゃん俺はノンケ。

 

それはともかく女装である。こんなところイエッサンに見せられない本当に。もうすぐポケモンを貰える年頃に女装し始めるとか頭おかしくなったと思われるだろ。

 

そう思いながら今日届いたブツを開封する。

夜、まだ起きている人がいる時間に女の子の格好をする。

なんとも言えない背徳感がある。しかし、しかしこれは女装では無い。擬似TS娘体験だ。

いずれTS娘になりきるのなら女の子の格好をしなければならない。そのための練習。

 

選んだのはどこかの制服。

可愛くて人気のデザインらしく、卒業生がメ〇カリに売っていた。

片方の箱にはブラウス、リボン、スカート、もう片方の箱はタイツとその他諸々日用品が入っている。

 

まずは抵抗の少ないブラウスから。

女性用はボタンが左側についていて少しやりずらい。

次にスカートだ。

ゴクリと唾を飲み込み、震える足で右足、左足と通していく。

短いスカートが太ももを撫で上げ、腰まで登っていく。

 

「…っ」

 

ウエストを1番きつく調整するが、まだ少し緩い。

スカートの短さも相まってかなり心もとない。屈んだら下着が見えてしまうんじゃないだろうか。

 

そうして俺は赤いリボンを手に取る

 

「っん…」

 

首にリボンをかすめたくすぐったさに首をすくめる。

リボンの留め具が上手くはまらなくて焦れったい。

 

「あれ…ぃたっ。髪挟んだ」

 

うわー髪抜けた。

少し離れたゴミ箱へ髪の毛を入れ、最後に靴下をはこうともうひとつのダンボールを開封する。

タイツってこれか?結構小さ…

 

「!!!!うわっ」

タイツと思って手に取ったのはまさかの下着。上下揃っている。

写真で見るよりもほとんど紐のようだ。

こんなの女の子が着ても見えてしまいそうなのに男が着たら絶対に下着として機能しない。

思わず履いたスカートを凝視する。

短い、こんなの履いたら……いや、男物だと下着が見るが、むしろこれを履いた方が中身は見えにくいのでは……?

「んくっ……は、ぁ」

緊張で溜まった唾を飲み込み、冷静になる。

……何となく買ったけど、うん……まだ、まだ俺には早い。

 

ぴた…ぴた…

 

廊下からイエッサンの足音がする。俺の声に気がついて起きたんだろう。心臓がバクバクして、焦りと、気が付きたくない何かで視界がくらくらしてくる。

 

「な、…っなんで、もない寝ぼけてただけだから。」

「…………」

「っ…大丈夫、ふ、1人で寝れる、からっ」

 

ぴた……ぴた……

 

リビングに帰ったみたいだ。最近妙に一緒にいたがるけど、あいつも寂しいの、かな。

親代わりみたいだけどポケモンに反抗期はないな。

明日からは、一緒に寝てみてもいいかもしれない、たまに。

 

もう、寝よう。

そうして、着るときは考えられないくらいあっさりと服を脱ぎ、寝巻きに着替える。

TS娘への道は長い。

 

──────

翌朝俺は、妙に優しいイエッサンの視線と、イエッサンの図鑑説明を思い出して暴れるのだった。

 




ポケモン要素いる?これ
続け……られるように頑張ります

アンケートしてるけどオリポケとか設定難しいから出さないかもしれないし出すかもしれない
一応許可だけ
クソ痛いやつが出されてもいいって寛大な人だけ許可だして

オリポケとかリージョンって出していい?数匹だけ

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