TS娘好きが転生して容姿も才能も環境にも恵まれたので全力でTS娘ロールプレイをする話なお性別は据え置きとする 作:シャケリーヌ
こんな勢いだけの小説を読んでくださってありがとうございます。何とか続けられるように頑張ります。
負 け ま し た ☆
そりゃあね!元野生のルリリですよ。うちの子はバトルなんてしたことないので負けるだろそりゃ。
「へくしっ」
着替えないでそのままバトルしたものだから寒い。
初夏だからって舐めてたわ。
「リル……」
ちょっとイタズラされただけなのにキレた上返り討ちにされた奴に対する憐れみの視線を感じる。
ルリリさん勝者の余裕である。シンプル恥ずい、死にたい。
「こ……これで勝ったと思うなよ!」
「リ、リル……ルルル……」
ニチアサの悪役みたいなセリフを放つ。
うわぁ……俺かっこわる……、でも、でもまだ10歳だから……!
クソガキなんてこんなものだからっ年相応だからっ!
「母さんシュガー死んじゃう!治して!」
そんなことより相棒の心配である。
治るよね?シュガー気絶してるけど後遺症とかないよね?
「ポケモンだから大丈夫よ。救急箱取ってくるから先に着替えなさい。」
初のバトルはこうして完敗に終わった。
────────────────────────
がこおわである。
バトルに勝つにはやっぱレベルだよな。
レベリングと言ったらコイキング狩り。
地域にもよるが、クソガキは基本その辺のネズミ系ポケモンかコイキングでレベリングする。
何故かと言うと、弱いというのもあるが大人に怒られないからである。
このポケモン達は繁殖力が高く、度々地域の環境やら生態系やらを荒らしていく。
そんなポケモンをクソガキ共がレベリングで弱らせるるのは好都合なのだろう、あとは自然の掟に従うのみ。外来種だから仕方ないね。
「というわけでシュガーには打ち上がっているコイキングを攻撃して経験を積んでもらいます。」
「ミィ?」
しかしシュガーはいたいけなか弱いレベル5。
攻撃ははたくしか出来ない。俺が守らねばならぬのだ。
「俺がコイキングを抑えとくからシュガーは攻撃するんだぞ、いいな?」
「ラミ!」
シュガーは元気よく片手を上げて返事をする。
あーいい子うちの子めっちゃ賢い。可愛い。
「コ゛ココココ、」
さて早速獲物発見。
と共に走り出す、俺が。
シュガーはバトル経験が少ないからか、ルリリとの戦闘でも近づくことを躊躇していた。これでは物理攻撃の得意なチラーミィの長所を生かせない。
ならば俺が攻撃をあたるようにすればいいだけの事!
万が一じたばたとかたいあたりとかされてもシュガーは無事だ。
そのままコイキングに近づいて全身でロック。これでもう逃げられないぞ!!!
だがしかし、やはりポケモン。最弱とはいえ鱗が固くて地味に痛い。網持ってこればよかった。地味で住んでるあたり俺もポケモン世界の住人だわ。まじで頑丈すぎ。
「コ゛コ゛ココ…コッ」
「シュガー俺に構うなはたく!」
シュガーは俺の声と共にコイキングに向かって走る。
そして助走でつけた勢いのまま飛び上がり、重力に従ってしっぽを振り下ろす。
「ンミャッッッ」
「ごふっっ!?」
シュガーのしっぽがコイキングに当たる。
と同時にコイキングを通して、はたくの鈍い衝撃が俺にも伝わってかなり苦しい。
「う、うご……ふぐご……」
「ミ!?ミィ!ミャァァ……」
心配してくれるのかシュガー……さん。
レベルが低くてもやはりポケモン舐めてはいけない。
俺は酷い鈍痛の中そう思った。
その後、シュガーは俺の補助がなくてもコイキングを順調に倒し、レベルを上げてイエッサンに褒められた。
俺はめちゃくちゃ怒られた。解せぬ。
最近忙しい上コロナ治ってやることやんなきゃいけないので更新頻度落ちますすみません。