TS娘好きが転生して容姿も才能も環境にも恵まれたので全力でTS娘ロールプレイをする話なお性別は据え置きとする 作:シャケリーヌ
投稿頻度減ってすみません
これからもっと減ります多分
どうでもいいけど作者の鳴き声の引き出しはポケパーク2なんでゲームにでてないポケモンの鳴き声がイメージできないです。
イエッサンとかそういう理由で鳴いてないです。
色々あってもうそろ今学期も終わりますね。
教科書がカバンにパンパン、図工の作品やらなんやらを持って帰らなきゃ行けないんですな。
計画的にもって帰っても多いものは多いのだ。
「リルリルルル」
「これでもほかの人より少ないんだよぉ」
ルリリさんに文句を言われる。
ルリリさん力持ちだぁ、持ってもらって申し訳ない。
小さな体からは想像もできない筋力で荷物を持ってくれているよありがたい。
持ってると言うよりカバン引きずってるけど。
不織布の図工カバンってなんか懐かしいよね。
ルリリさんとの激闘の末、俺は無事パパンからルリリさんを譲り受けた。
と言っても、まーズル……というか屁理屈でギリ勝ちなので敬意を込めてルリリさんと呼んでおりますはい。
「リル?」
「ルリリさぁん……疲れたよう」
「ル?リルルルルル!!」
あれから結構仲良くやっている。
なんだろうな、保護者……というか姐さん?気質がある。
暇を持て余してると察して遊んでくれるし朝起きないと怒るし、パプリカ残してるとしっぽが飛んでくる。
面倒見がとてもいいな、ポケモンとは思えない。
「無理もーむりむりきゅうけー」
疲れたもう無理、体力の敗北。
俺の家は学校からちょっと遠い。
おかげで田舎道に座りこんでも誰の邪魔にもならないし、俺の邪魔をするやつもいない。
「シュガーイエッサンよんできてサイコパワーで何とかして欲しい」
ボールの中のシュガーをだして使いっぱしる。
家近いし大丈夫でしょ。
今日は頼りすぎたしみんなにちょっといいおやつあげないとなぁ。
「カ゛ァー、パワー」
お、あそこに見えますは鳥さんではないか。
アーマーガー……の、進化前のアオガラスって言ったけな。
最近数が多くて保健所に保護されてんだ。
そのせいで気が立ってるらしいよ。
学校で気をつけろって…………先生が……。
こっち来てね!?
「わ、わぁ……」
「カァッカォアッ」
「リルゥ!?」
どっかーん、すっごい土煙が舞う。
なんか遠距離攻撃されましたね。
俺もしかして襲われてね〜?そのままの意味で。
人間が恨めしいようですな。
でも俺関係ないから帰ってい────────────
「ガァッ!」
どっかーん、と薄い空気の刃が飛んでくる 。
エアカッターか?なんかひゅんって風の音した。
アオガラスは賢いんじゃなかったのかよ!無関係の俺を襲うな!
「し、死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!ルリリさん荷物は破棄!
てったーーーーい!」
「リルルルル!」
「やる気なんですか!?なぜほわいッッ!」
確かにね!背中見せたら多分殺られる。
なら殺られる前に殺ってしまえと。でも戦ったら学校から怒られるし第一レベル差がある。
「リル!リルッルル!ルゥ!」
「イエッサンが来るまで?」
確かに天才か?シュガーは足が早いし耳も良い。
異変に気がついて2匹とも早く来てくれるのなら……
「カ゛ァッパワー」
無理怖い。でも痛いよりはマシ!
「もうやけくそ!目だ!目を狙えバブルこうせん!」
「リルゥ!」
「ガァア!?」
目眩し成功!勝てなくても時間を稼げば良いのだよ。
「カォア……」
「!?よけっ」
れない!技の範囲が広すぎる。
回復薬持ってこればよかった。
「リルッ」
「ルリリさん!」
強い、レベル差がありすぎ、攻撃力もすばやさも段違い。
前回といいなぜ俺は格上相手と戦わにゃいけんのだ。
「次来たらバブルこうせんで威力を殺せ!とにかく時間を稼ぐぞ」
じゃなきゃ俺が死ぬ。
「リ…リゥ!」
「よし!」
こっちが立ち上がってるうちに向こうも体制を整えたみたいだ。
ギラギラした目でこちらを睨んでくるまじ怖い。
「ガァアッ!」
「今!」
バブルこうせんをぶつけて威力を殺す。
ぶつかった衝撃で周りの砂が舞い、視界が悪くなる。
「ルリリさんとびはねるで避けて!」
「リ!」
アオガラスは砂に隠れてルリリさんが見えないだろうが、こっちはトレーナーがいる。
格下とはいえポケモンと戦ってるのにに非力な駆け出しトレーナーを攻撃したりしない、と、思う。
ともかく相手の位置は俺が把握してるので問題ない。
「気持ち左にこうげ……いったぁ!」
「ルリ!?」
威力を殺しはしたが、残ったエアカッターが俺の腹を掠める。
多分浅いけど過去最高に深い傷、なのにあんま痛くないね。
「ガァゥ!」
「リィ!!」
やばい、俺のせいで気を取られたルリリさんがめっちゃついばまれてる。
「や、やめろお前!何すんだよ!」
足で地面に縫い付けられ、マウントを取られたみたい。
くちばしで容赦なく襲われる。
俺のせいだ。
「リ……リィ…」
「ガッ」
もうバトルならひんし状態なのに、気絶もできないくらいに絶え間なくつつかれる。
ボールに戻さないと。
「ガッァァァ!」
「うぎゃっっっ!?」
ベキッて音がした。エアカッターでボールが壊された。
それはさすがに反則じゃないか?弾かれた手がビリビリして力が入らない。
不快そうにバサバサ翼を動かすアオガラスがまたルリリさんを踏みつける。
「リゥッッッ」
何とかしないと、何とか、何とか……。
こつ、と何かが足に触れる。
周りよりちょっと大きい石が足元に転がっていた。
やるだけ、やんなきゃ。
「リ!?リゥルルル!」
ルリリさんがなんか言ってる。
早く、早く助けないと。
「こっち向けよこのやろっ!」
石を思いっきり投げるが、俺はボールを投げるのあんま上手くないから、アオガラスの足元に転がるだけ。
でも気の立ったバーサーカーはそれだけで俺にターゲットを変えてくれた。
すっごい睨まれる。
「リゥ……」
ルリリの頭を踏みつけた後、バサバサ翼をばたつかせながらこっちににじりよってくる。
「ひっ……」
怖い怖い怖い怖いやばいやばい。
腰が抜けた。仕方ないじゃん俺10歳だし。
主人公みたいに強くなんてないし。
「ゃ、ぃや……」
あ、痛そうだこれ。
なんか襲いかかってくるアオガラスがゆっくりに見える。
いい人生だったかも、多分死にはしないだろうけど。
来世は女の子に生まれたいなとか現実逃避を始める。
「い゛っっっ」
つつかれてる思いっきりつつかれてる。
「ギャォガ!」
「何すんだよこのォ!!」
痛いまじ痛い、アドレナリン出すぎて逆に好戦的になってきたわ。
「ガォア!」
「うわああああああああ」
アオガラスの足を掴んでたたきつける。
ふははは体格差を思い知ったか!
「うびゃ!?」
「ガォア゛!アァァァァ!」
痛い痛い痛い!痛いわ!
慌てたアオガラスが飛ぼうとしたけど、俺が足を掴んでたものだから思いっきり引きずられた。
おろし金でおろされる大根ってこんな気持ちなのかな。
「や、やめ、ぶっ」
俺の顔がやばい事に!!
顔だけはいいんだからやめろよまじで!
「リゥャアアア!!」
「ルリリさん!?」
生きとったんかワレェ!
ルリリさんがアオガラスにとびかかって……
おや?ルリリさんの様子が?
まんまるなボディが風船ガムみたいに膨らむ。
しかし、しぼむことはない。
一回り大きくなったまんまるがアオガラスに突撃する。
「ルリャリャリャァ!」
「ガゥ!!?」
「ぐべっ!?」
水を纏ったしっぽを振り下ろし、アオガラスを俺からひっぺがえす。
俺とアオガラスはそれぞれ地面にたたきつけられた。
いひゃい……
「ルリリさん?」
「マリ?」
本体が大きくなって、鳴き声もちょっと変わってる。
これは、間違いなく。
「進化してる!」
すごいすっごいやっばい!
ルリリさんがマリルでマリルさんになった!すごい!
「ガァ、ガァア!」
相手も復活したっぽいな。
相手の方がダメージは少ないが、さっき暴れたので疲れてはいそうだ。
「いける?マリルさん」
「マリ!リリル!」
いくぞタイプ一致の威力見せてやれ!
「ラミラミラミラミラーーーー!!!」
「ガォア!?」
「シュガー!?」
「ルルー!?」
シュガーがアオガラスに突撃、相手は吹っ飛んだ。
「……!……………!」
イエッサンだ。そっか、呼んできてくれたのか。
「ラ!ラミィーーーー」
「わ、わわ泣くなよ」
泣きながらマリルさんをぺろぺろしてる。なにこれ可愛い。
「ガァッッッ!」
あっイエッサンがサイコキネシスでアオガラス動けなくしてる。
レベル差ってすげーな。
「…………」
「え?電話ろって?どこに」
イエッサンが渡したスマホの画面には、保健所と表示されていた。
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「じゃあ、他にココガラやアーマーガーは見てないんだね」
「うん、あ、えと、はい。間違いないです」
なう病院である。
保健所に連絡した後、現地に来た職員さんに指摘されて初めて、怪我してることに気がついた。
なんならお腹は血が出てたし服は捨てねばならない。
お気に入りだったのに、おのれアオガラス。
マリルさんはまだ治療中で、そっちにはママンが行っている。てんてんてててんとはいかないのが現実。
俺は怪我の処置をして貰ったあと、2人の職員さんとお話中。パパンが付き添い。
「……あの 、職員さん」
「はい?」
「アオガラスって、どうなるの」
職員さんは少し考えて、
「うーんここまで襲ったからね……ちょっと、厳しい処分があるかもしれないな」
「おい、子供に言う必要ないだろ」
と、もう1人の職員さんが注意すると、やべっと口を塞ぐ。
分かってたけど、ルールだけど、なんかそういうのは嫌だ。
襲われたし、道徳だけじゃ生きられないって分かってる。
でも、でもなぁ……
俺は新米のトレーナーだから、面倒は見れない。
それは別にわかってる。
でも、俺のせいじゃないけど、保健所に連絡したのは俺で、さっきまで生きてたし。
気がたってたのも、数が増えたのも、人間にも原因あるし。
なんかなぁ……仕方なくても割り切れない。
俺は大人じゃないのだエゴってめんどいね。
「……僕が面倒見ようか?」
沈んでる俺を見かねてか、そんなことを言う大人がいた。
「は?お前何勝手に」
「まじですか!?」
発言したのは口を滑らせたお兄さん。
嘘つけばいいのに正直に子供に話した罪悪感か、そんなことを言う。
「嘘じゃないよな!」
「うん、前からアーマーガー育ててみたくてね。クレッフィ持ってるし、はがねタイプは経験があるから」
「お前なぁ……お人好しもほどほどにしないと痛い目見るぞ。」
信じれないなら手紙と写真を送るよ。
なんて、お兄さんは人好きのする笑顔で言う。
もう1人のお兄さんの言うとおり、いつかツボとか買わされそう。
「良かったぁ……」
たまたま今日は都合よくいったけど、今後もそうなるとは思わない。でも、子供の時くらい都合よく世の中が動いてもいいでしょ。たまには。
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「ありがとうございました!」
「はーい、気をつけてね」
ぶんぶん手を振って別れを告げる。
親が駐車場に迎えに来てるので急がなくば。
「あっそうだ。お兄さん手紙ってどう送るの!」
住所知らなきゃ手紙送れないわ危ない。
でも知らん人に住所教えんのもなんかなあー。
「あぁ 、それは大丈夫だよ。レギネ研究所に送るから。」
レギネ、というのは俺の性で、レギネ研究所は両親の職場だ。
まあ……うん、有名だしね、親。変わり者って言う点で。
確かに俺の名前教えたけどね、うん、うん……なんかなァ!!
後日
ちゃんと仲良さげなクレッフィとアオガラスの写真が送られてきました
アオガラス好きな人すみませんちゃんとこの後幸せになってるんで許してください
アオガラス選んだ理由はカラスだからです。
鳴き声がわかりやすい。