ガイアメモリは専用のコネクターやドライバーを介してドーパントや仮面ライダーに変身する事ができるが、
実はコネクターやドライバーを介さなくともドーパントになる事が出来る、だがそれにはデメリットが存在し、
コネクターを介さずにドーパントになると激痛を伴うというデメリットがあるのだ。
──どうしてこうなってしまったのだろうか、
目の前にはカマキリを思わせる刃を構え、
此方を見て警戒をする一体の
どうして警戒をするのか、それは現在の私の姿にあるだろう、
現在の私の姿は
更に人に近い姿の異形となっている、また、頭部にはゴキブリそのものとなっている。
この姿には名前があり、
それは
コックローチメモリを使用する事で変身出来るドーパントである。
大介「…君はそのメモリ…
大介「私はそれが許せない、いいや…許してはおけない、だから君を身勝手ながら倒させてもらう。」
私は怪物──いや、カマキリドーパントに対してそう言い、
拳を向ける、それに対しカマキリドーパントは支離滅裂で、到底擁護が出来ない事を高らかに声を上げながら言う。
カマキリ「身勝手?それは誰だってそうだろ!俺はなァ許せねぇんだよ、幸せそうに暮らす奴がよォ!!俺は幸せだと言う奴に家族を奪われてんだよォ!!こんなにされて平然といられるかァ!!だから俺はなァ!!幸せそうにしている奴らを全員ぶっ殺し、家族の仇を討つ!!その為にもお前は邪魔だッ!!」
カマキリドーパントは叫び声を上げながら手にしている鎌をこちらに向け、そしてなりふり構わずに走ってくる。
私は姿勢を低くすると、両手から青い粘性の高い液体を出し、
カマキリドーパントの真正面から迎え撃つ事にした。
…何故このカマキリドーパントと戦う事になったのか、
それは約数時間前に遡る、
その時間は、カマキリドーパントの変身者と初めて遭遇した時間だ。
[時刻: PM20:28]
大介「いやぁ…まさかアレが本物だったとは…」
私は手にしているコックローチメモリを一瞥し、
この広く、そして人が闊歩する繁華街を見ていた。
コックローチメモリを挿した心臓部は爛れ、
見てて痛々しい状態になっている、
挿した場所が首や人の目に触れる箇所に挿していた場合、
もっと悲惨な事になっていただろうと思う。
大介「…?彼処に人が集まっている?確かあそこには何も無かった筈…いや、あれは集まっているんじゃない…!」
遠目だった為、人が何かを見ているものだと思っていたが、
それは違った、あれは何かから逃げる人々の波であったのだ、
その人々の波の反対側には、
遠目でよく分からないものの、
月明かりと繁華街の看板、
街頭により照らされたその緑色の皮膚から人では無い事が直ぐに分かった。
大介「…行こう。」
私はこのメモリを挿した時、運命を感じた、ガイアメモリは作中ではコネクターを介して変身する者が殆どであった為、忘れられるときがあるのだが、ガイアメモリはコネクターを介さなくても使う事が出来る、ただし、挿した箇所が爛れ、毒素に苦しむ事になるというデメリットがあるというものであった。
…だが─
大介「毒素で苦しくも無いし、痛くない。」
そう、挿しても痛くも痒くも、
特段何かが変わったという実感も無いのだ、
あるのは姿が変わり、
コックローチドーパントになっただけ(あと挿した箇所が少し爛れた)、
ただそれだけ。
大介「それに自分の前に落ちてきたのもなにか運命を感じる、まるでなにかに動かされているかのように…」
私はこれを運命のようなものだと思えた、
だからこそ、ここで見て見ぬふりをするのは出来ない、
そう思った俺は直ぐにスーツからいつもの私服に着替える、
もしもの時に備え、
懐中電灯やスマホ等を持ち、
さっき見えた場所に向かう事にした。
1つのコックローチメモリと勇気を持ち、
颯爽とまでは行かないが何時もより早い速度であの場所へ向かうのだった。
いやー深夜テンションで書いたけどおかしい所が結構あるなぁ。