連載にも出来るとおもいますが、書く予定は無いので短編です!
後、本小説の主人公の最推しはアリスちゃんですが、雪狐の最推しは柚鳥ナツちゃんです☆
「…目が覚めたら知らない場所に居た…」
目が覚めると知らない場所で突っ立っていた。
いや、そんなわけないだろ…って…
確かに私もそんなのあるわけないだろって思うけどさ。
「それに、なんか小さくなってる…?」
視線がいつもよりも低くなってる気がする。
とりあえず…適当にそこらのガラスで自分を見てみる。
「これ、何…?」
ガラスで見てみると、自分の上に天使の輪っかのようなものが浮かんでいた。
あ、待って、これみた事ある…
確か…「…ヘイロー」だよね?
あ、分からない人もいるかもだし、私もどんなのか思い出したいから説明する。
えっと…確かヘイローは、“ブルーアーカイブ”っていうゲームのキャラクターの頭の上に浮かんでるよく分からないものだった気がする…
ん?説明もっとしろって?
…私もよく分からないから仕方ない。
「…とりあえず、ここがブルーアーカイブの世界って仮定して、行動しよう。」
まぁ、ストーリーは多少覚えているけどあやふやなんだよね。
こんなことになるなら全篇覚えておけばよかったかな。
キャラの名前と顔くらいしか分からないや。
いや、こんなの想像出来るわけない、か。
というかちょっと待って、まず、ここどこ?
というか、服は着てたけど、カバンもお金も何も無いし、勿論家もないんだけど、これからどうすればいいんだろう…
なるようにしかならない、よね。
「どこの自地区かだけでも知りたいな…」
そのあたりの人にでも聞けばいいと思うかもしれないけど、私はコミュ障で口下手だ。
それこそ人と話す時は単語しか口にすることが無い。
日本に居た時はクール、とか無口、とか言われてたけど、ただ単に重度のコミュ障なだけなんです…
とりあえずしばらく歩かないと。
しばらく歩き回って、少し離れたところに大きいタワーが見える。
何か分からないので、コミュ障ながらなんとか見つけた人に聞いてみた。
…コミュ障云々言う余裕もないしね。
「……あ、あの…」
「ん?
あぁ、ごめんなさい、何か用かしら?」
ゆ、ユウカ…!?
流石に原作キャラには関わる気無いよ…!
「ぃぇ…な、なんでもない…です…」
「そ、そんなに怯えなくても何もしないわよ!?」
「ひぅっ…ご、ごめんなさい…!」
少し大きな声で言われて、小心者の私はより縮こまるしか出来ない。
まさか初めに話しかけた相手がユウカなんて思わないじゃん…!
ネームドキャラ以外に聞きたかったんだけどな…
「あ、ええと…そんなに怯えなくても何もしないわよ…?
…私、何かしたかしら…
と、兎に角!何か用事があったから話しかけてきたんじゃないの?」
ストーリーに関係ない人に聞きたかったんだけど…
他の人に勇気を振り絞れると思わないから、聞いてくれそうなユウカに聞くしかないよね…
「タワー…」
「ん?
ミレニアムタワーがどうかした?」
「…ありがとう」
ミレニアムタワーって言うんだ…ということは…
いや、ユウカが居る時点でほとんど確定的だったけど、ここは“ミレニアム”なんだね。
「ありがとう??
ん?あ、あのタワーが何か聞きたかったのかしら?」
「…!
そう…」
確かに私の言葉を思い返してみると何について聞いてるのかサッパリだね。
…むぅ、口下手は治さないと。
「ミレニアムタワーが分からないとなると…他の自治区から来たのかしら?」
「…違う」
「…??
違う?じゃあ、ミレニアム生?」
「それも、違う。」
「どういう事かしら…
じゃあ、どこから来たの?」
他の自治区どころか他の世界から来ました!!なんて言える訳もなく。
どこから来たの、か。
どこなんだろうね、私にもよく分からない。
日本から来たって言えばいいと思うけど、キヴォトスにそんな地名は私の知る限りない。
これ以上突っつかれると誤魔化すのが大変になりそうだね。
今の私は所属校も無ければ家も無いし、身分証明できるものが何も無いんだよね。
「…どこ、だろう?
…ごめんなさい。」
「どこから来たか分からない…?
な、何かあったのかしら…それか、記憶喪失…!?」
あれ、でも、この体は一体誰の…
少なくとも私はこんな見た目ではなかった。
それは確定的なんだけど、じゃあこの体はどういう事?ってなる。
…もし、もしもの話。
誰かに乗り移ってしまった場合…この体の元の持ち主は、どうなったの?
…ッ、これ以上考えたら、ダメ。
「教えてくれて、ありがとう。
…じゃあ、ね。」
とりあえず色々と聞かれる前に退散しないといけない。
答えられることはなにもないのだ。
聞くだけ聞いてお礼も出来ずに別れるのは心苦しいけど、今の私は困ることが多いのだ。
許して欲しい。
…だが、別れることは許されなかったようだ。
「あ!ま、待ってくれるかしら?
ちょ…ま、まって!」
「な、何…?」
帰ろうと…宛がある訳でもないから帰るとは言わないか。
とりあえずこの場から離れようと踵を返して歩き始めると、ユウカに呼び止められた。
聞こえなかったフリをして無視して歩いていると、うしろから走ってきてユウカに手を取られた。
勿論コミュ障の私はビビって面白いくらいに肩が跳ねる。
あーあ、走って逃げるべきだったかな。
でも、教えて貰って逃げるのは…なんか…
「今、どこかいこうとしてたけど、行く宛てはあったの?
どこから来たのか分からないって事だし、ミレニアムタワーが何かも分かってなかったから大丈夫かって心配になって…
…それに、こんな可愛くて小さい子、ほっておけないわよ…!」
行くあてなんてあるわけが無い。
けど、初対面の人に言うようなものでは無い、よね。
「…ありま、す」
「あ、あるの…?
あるなら送っていくわよ?
危ないから…って、そう言えば銃は…!?」
銃なんてあるわけないじゃないですか!!
なんて、前の世界ならごく当たり前のように言ってたんだろうけど、私が軽く知ってるだけでも、このキヴォトスでは銃を全員が持っていて、そこら辺で撃ち合うこともあるような世界。
確かに持ってない方がおかしいのかもしれない。
まぁ、こんなこと言っても持ってないものは持ってないんだけどね。
「…ない」
「じ、銃を持ってない!?」
「…そんなに、おかしい?」
いくらこんな世界だとしても持ってない人も普通に居そうだけど…
「おかしいわよ!
統計的には全裸徘徊してる生徒よりも銃を持ってない生徒の方が少ないのよ!?」
銃持ってない人は、裸で歩く露出狂よりも少ないの…?
治安、大丈夫?
銃持ってる人が多いのは、まぁ、そんな世界だからいいけど、露出狂よりも銃持ってない人のが少ないってのは流石に…
「…まぁ、大丈夫」
もし撃たれたら…仕方ないから逃げるしかない、ね。
銃を用意するようなお金なんてあるわけないし、それどころか今日のご飯すらも無理だからね。
逃げ足だけは早い、といいなぁ。
身体能力の測定とか出来ないからね。
あ、でもかなりの時間歩き回ったけど全く疲れてない。
ヘイロー効果凄い…!
日本の時にこんだけ体力があれば…
もっと音楽作り続けられたのに。
「大丈夫じゃないわよ!
あなた、そんなのでよく今まで平気だったわね!?」
「…今まで?
私は、分からない」
「ッ、あ、あぁ、そうだったわね」
少なくとも私の記憶にあるのは今日のことだけ。
まぁいいや。
そろそろ日雇いのバイトでも探さないと…ホントにご飯抜きになっちゃう。
「それじゃあ」
「え、えぇ…またね…?」
今度こそユウカと別れる。
ん、それじゃあ日雇いバイトを探さないと。
悲報、私、身分証明できるもの何も無いからバイト全くできない。
なんなら相当小さい子に見られてるのか門前払いされてる…
むむむ…今日明日はご飯食べなくてもいいとして、下手するとこれ、餓死コース…?
というか、今考えたら私のコミュ力でバイトしても迷惑になる気しかしないや。
人と関わらないバイト…尚且つ身元を気にしないところ…そんなとこ、あるの?
「…まぁいいや」
今日は疲れた。
明日頑張ってなんとかしよう。
とりあえず、おやすみ。
…ん?寝る場所?
そんなの適当に見つけた公園のベンチだけど。
じゃあ疲れてるから。
うん、今日もいい朝だね。
めちゃくちゃいい天気すぎるんだけど。
ちなみに今日も、と言ったように今日で朝は二度目。
ん?昨日は何してたって?
バイト探したけど見つからなくて寝たよ。
この公園に水飲み場はあるから、三日とかじゃなくもう少しだけ持ちそう。
余裕ができるのはいいことだね。
お腹すいてるけど。
昨日色々調べて見てわかったんだけど、どうやらもう“先生”は居るみたいだね。
ストーリーなんて関わる気ないけど…
ストーリーどころかネームドキャラにも関わりたくない…
とりあえず、仕事見つからなかったらどうしよう…
いやいや、頑張らないと…!
「あ!この前の子!
そんな所で何してるのかしら?」
「…こんにちわ」
「えぇ、こんにちわ、というよりも時間的にはおはようかしら?
まぁとりあえず、ベンチで寝転んでたけど、体調でも悪いのかしら?」
どうやらここで寝ていたとは考えすらしないようだ。
まぁ確かに、私も私みたいな子がこんなとこで寝るなんて思わないけど。
とりあえず、誤魔化そう。
「…大丈夫」
無理でした。
誤魔化すにはそれなりに話さないといけない…
私にそんなことが出来るわけがなかった。
「だ、大丈夫ならいいけど…どうしてそこで寝転んでたの?
もしかして…野宿とかしてないわよね…?」
「…してない」
このまえの行く宛があるって言うのといい、これといい、嘘ばかりで申し訳ないね。
ユウカ、凄く優しいのに…
「…ふーん?
それは一旦後にするとして、お腹とか空いてないかしら?
丁度さっき朝ごはんとして買ったパンがあるんだけど、食べる?」
「…」
どうしよう、凄くお腹が空いてるから渡りに船な提案なんだけど、貰うのは申し訳ない私が居る。
初対面の人にこんなに優しくするなんて、少し心配になるね。
「どうするのかしら?」
「…遠慮、する。
ありがとう」
流石に貰うのは悪い。
特に返せるものがある訳でもないから…
いや、ユウカは確かロリコン疑惑があったっけ…?
今の私、ユウカのロリコンの好みの範疇に入ってたりするのかな?
それなら優しくしてもらえるのも、納得できるね。
クゥゥゥ…
「ぁ…!」
そんな余計なことを考えていると、三日間何も食べていなかったからお腹が鳴った。
「…ふふ、そんなに強がらなくても、食べていいわよ?
別に食べたからって何かさせたりする訳じゃないんだから。
見たところ、昨日何も食べてないんじゃないの?」
「…あり、がとう…」
私は、恥ずかしくて少し頬を染めながら小さく笑い、ユウカにお礼を言う。
昨日どころか三日間何も食べてないことは、内緒。
貰ったパンの袋を開けて、小さく一口食べる。
「ん…美味しい…」
「そう、良かったわ。
ゆっくりでいいから、食べなさいね。」
「…ん、」
…うん、いい匂いだね。
ゆっくりゆっくり食べて、半分ほど食べた辺りでユウカに残りを差し出す。
「…これ、朝ごはん…半分、どうぞ」
「あら?
気にせず全部食べてもいいのよ?」
「…もう、大丈夫…ありがとう」
うん、もう私には充分かな。
「んー…口に合わなかったのかしら…
はむ…ん、これ、美味しいわね」
「…。
おいしかった。
ありがとう…」
んー、あまり食べようとは思わないかな。
「あ、そう言えばあなた、名前は?」
「な、名前…?」
前世の名前…何だったっけ…?
この体の名前は分からないし…!
「あ、あら?
もしかして、名前も覚えてない…とか?」
「あ、蒼羽…!
「あ、おぼえてたのね!良かったわ!
うん、ルルちゃんね。
私は早瀬ユウカよ、よろしくね。」
ヤバい、思いつかなくて、ブルーアーカイブから青春をイメージした。
そして、青春をアオハルって読んで、そのまま使っちゃった…
ま、まぁでも、ちゃんとした名前、だよね?
変な名前だと思われてないといいな…でも、まぁ会うことはもう無いだろうし、変に思われてもいいか…
「ルルちゃん、今何歳か分かる?」
「年齢は、多分16…」
あれ、なんでわかるんだろう…?
まぁ、いいや。
前世でも確か高校生だったはずだし…
「じゅ、16!?
あ、ご、ごめんなさいね。
とてもそうは見えなかったから…」
確かに私の身長は見たところ140も無いし、なんなら135前後じゃないだろうか?
まぁそりゃあ16には見えないわけだ。
でも記憶には無いけど、感覚で16って分かったから仕方ない。
…言った私が一番16だと思えてないから、仕方ない。
「ま、まぁ、とりあえず、ルルちゃん。
暇なら、ミレニアムに遊びに来ない?
歓迎するわよ?」
「…バイト探さないと…
ユウカ、ごめん、無理。」
「バイト?」
「ん」
アルバイトして栄養あるもの摂らないと…
空腹は少し慣れたけど、死ぬのは嫌。
「そうね…じゃあ、今日のお昼と夜の分のご飯は用意するわよ?」
「む…ユウカに、悪い」
「私が来て欲しいだけだから、気にしないでいいわよ。」
「…なら、ご飯はいいから、ゼリー…?あればそれだけ欲しい。」
「そんなのでいいの?
それなら、はい、これとこれ、どっちがいい?」
「どっちのが、安い?」
「…値段?
そうね…こっちのあまり美味しくないほうかしら。
なんたって売れないから。」
「じゃあ、それ。」
「…選択肢に出した私も悪いけど、本当に不味いわよ?
吐く人沢山いるんだから。」
「…大丈夫。」
なんでそんなものを持ってるのか気になるけど、まぁ私ら助かるからいいや。
「そう…分かったわ。
じゃあ、ミレニアムへ行きましょうか。」
よし。
ゼリーがあるならしばらく死ぬことはなさそう。
一つじゃなくて複数貰っちゃった。
ん?味?
味なんて気にしない。
ミレニアムに行く途中に、言ってた不味いゼリーを貰って、表情一つ変えずに飲み干した私を見て、ユウカも一口飲んでた。
結果?吐きそうになってたよ。
その一口以外の分は私が貰った。
…このゼリー、匂いがなかなか強烈だった。
私でもあまり食べたいとは思わないくらい。
そんなこんなしながらもやってきました…!ミレニアム。
正直大きな校舎を前にして、今更ながらビビってる。
「ほら、行くわよ?」
「……ん」
ユウカにぴったり張り付きながらついて行くと、とある部室に連れてこられた。
ん?どこかって?
「ほら、”ゲーム開発部”の部室よ。
ルルちゃんにゲームをやらせてあげたくてね。
私のゲームをやらせてもいいんだけど、どうせならゲーム好きが集まるところの方がいいと思ってね。
…それに、ちっちゃい子が増えるのは嬉しいし…」
そう、ゲーム開発部だ。
入っていいものか私が悩んでいると、ボソボソ呟くユウカが居たが、悩んでいた為聞こえなかった。
「ほら、入りなさい。」
「わ…、」
若干転びそうになりながらも部室に入る私。
「あー!ユウカだー!」
「あれ、ユウカ、今日来る予定…あったっけ?
…ん?
その子、誰?」
「モモイにミドリ、ちょうど良かった。
この子にゲームをやらせてあげて欲しいのよ。」
げ、ゲームでしか見なかったキャラクターが…小さい、可愛い…
「あれー!
ゲームやりたいのー!?
一緒にやろ!!」
「ぱんぱかぱーん!
アリスたちのパーティーに新たな仲間が加わりました!」
アリス!?
アリスが居るってことは、Vol.2終わってるの…?
ストーリーに参加しないからいいけど…
「じゃあ皆で自己紹介しましょうか。 」
「…蒼羽、ルル…よろしく…」
ヤバい、凄い無愛想な挨拶になっちゃった…
嫌われてませんように…
「私は才羽モモイだよ!
ゲーム開発部での担当はシナリオライター!
ルル!よろしくね!」
「わ、う、うん…」
モモイに手を握られて、人との触れ合いになれていない私は大きく肩を震わせる。
でも、嫌ではなく、どこか温かい気持ちになった。
「私は才羽ミドリ、お姉ちゃんの妹だよ。
ゲーム開発部での担当はイラストレイター。
よろしくね。 」
「よ、よろしく…」
ミドリには優しげに言われて、少し恥ずかしくなったけど、それ以上に優しくしてもらえるのが嬉しい。
「アリスはアリスです!
ゲーム開発部での担当はプログラマーで、勇者です!
ルル、よろしくお願いします!」
「うん、よろしく…
…勇者…?」
三人目ともなれば少しは慣れたのか、言葉に詰まらなかった。
アリス…可愛い…
「あれ?ユズは?」
「んー?
多分ロッカーじゃない?
ユウカの隣にルルが居たのを見た瞬間すごい勢いで逃げ込んでたよ!」
「わ、わたしは花岡ユズ…
げ、ゲーム開発部では、部長…それと、企画担当、だよ。
よ、よろしくね…?」
「よろしく…」
いつの間にか目の前にいて、挨拶してくれた。
確か物凄い人見知りのはずなのに、嬉しい。
「あー!ユズ、いつの間にこっちに居たの!?」
「アリスも気付かなかったのです!
ユズはもしかして、暗殺者だったのですか!?
それとも、忍者ですか!?」
「アリスちゃん、落ち着いて、暗殺者でも忍者でも無いから。」
「…ん、面白い、ね
…ふふ」
ゲーム開発部のやり取りが面白くて、私はつい小さく笑ってしまった。
すると、皆が顔を見合せ、同時に笑いだした。
うん、こういうの、楽しいね。
「さて、それでルルはゲームをやりたいんだっけ!
だよね!ユウカ!」
「えぇ、そうね。
多分初心者だと思うから色々教えてあげてね。」
「ではアリスが色々教えるのです!
ぱんぱかぱーん!アリスは、ルルの師匠になりました!」
「…師匠…
アリスは、師匠?」
「…!!
そうです!アリス師匠に何でも聞いてください!
やりたいゲームでもありますか?
何でも教えてあげるのです!」
「…これ」
私は、このゲーム開発部が作ったゲーム、”テイルズ・サガ・クロニクル2”をゆびさした。
ゲーム内では確か、決して面白いとは言えないけど、それでもいいゲーム、といった評価がされてた気がする。
「「「「…!!」」」」
「そのゲームは、私たちゲーム開発部が作ったゲームなんだよ!」
「是非、プレイして感想を教えて欲しい。」
「アリスもこれをオススメしようと思ってました!
是非アリスと一緒にプレイしましょう!」
「えっと、その、楽しんでくれたら、嬉しいな…」
ゲーム開発部の皆が嬉しそうにしながら話しかけてくる。
コミュ障に一度に沢山話しかけられたら頷くことしか出来ないんだけど…!
と、とりあえず、やる。
…うん、とりあえず数時間皆と一緒にプレイしてたけど、普通に面白いゲームだったよ。
感想としては面白かった、この一言に尽きる。
「ね、ね、どうだった!?」
「楽しんでくれてたらいいけど…」
「ルル、楽しかったですか?」
「…ど、どうかな…?」
「…面白かった」
「「「「やった……!!(やりました!!)」」」」
ほとんど表情には出ないけど、それでも皆が喜んでくれると、私も嬉しくなる。
うん、表情はあまり変わらないけどね。
「…!
アリスはルルの師匠なので、ルルが今嬉しそうにしてるのは分かります!」
「うぇっ!?
マジで!?
ルル、今嬉しそうにしてる?!」
「私じゃ分からないなぁ…」
「わ、わたしも…分からないかな…
アリスちゃん、凄い。」
「ん…アリス、よく、分かったね…?」
「なんたってアリスはルルの師匠ですから!」
そう言ってアリスが抱きついてきた。
「わ、わ、…!」
私の方がアリスよりもかなり小さいのと、唐突だったのもありそのまま二人で転んだ。
いた…くはあまり無いな。
うん、ヘイローさまさまだ。
「…アリス、嬉しいけど、急は、危ない…」
「むむむ…ではルル、アリスに抱きついてくるのです!
アリスは勇者でルルの師匠なので、ルルを軽々抱き上げてあげます!」
…どうしようか?
正直、アリスへの私からの好感度は相当高いよ?
なぜなら一番構ってくれてたし、なんならブルアカの世界で最推しはアリスだったからね。
それで抱きついてきて、と言われたら…行くしかないよね?
「…えい」
「ふふふ…ルル、ものすごく軽いです!
きちんとご飯、食べていますか?」
「…」
思い当たる節があるので何も返事出来ず、少し目をそらすくらいしか出来なかった。
「え?そんなにルル軽いの?」
「モモイももってみてください!」
「お姉ちゃんに持てるの?」
「あまり私を舐めないでよー!?」
「…人を、物みたいに、言わないで欲しい」
「あ、ご、ごめんなさいです!」
「わ、お姉ちゃんで持ち上げれるなんて、相当軽いんだね…」
「でも、ホントに軽いよ!
羽みたい…は言い過ぎだけど、すっごく軽かった!」
むむ…話をそらさないと、ご飯食べてなかったことがバレてしまいそう。
というか、じっと黙ってこっちを見ているユウカが、少し怖い。
「…気にしなくて、大丈夫。
アリス、ゲーム、教えてくれてありがとう」
「ふふん、なんて言ったってアリスはルルの師匠ですから!
このくらいのことなんでもないのです!
ルル、もし何かあればアリスの光の剣で敵を粉々にしてやります! なのでアリスに相談するんですよ!」
「む、もう私たちゲーム開発部全員の友達なんだからね!
何かあればアリス以外にも、私達も手伝うから!」
「そうだよ、だから何かあればいつでも来てね。」
「し、知らない人は、その、こ、怖いけど、もう、ルルちゃんは、と、友達だから…」
「…何か、あれば、来るね。」
ゲーム開発部に遊びに来てもいい…?
うん、これからちょこちょこ遊びに来よう。
アリス含めてゲーム開発部、全員好きになっちゃった。
勿論、横でにこにこしながら私たちを見てる、ロリコン疑惑のあるセミナー会計さんも、好き。
続(かないです)
続き、いります?つまんねぇ、が多ければ非公開にします
-
いる
-
いらない
-
つまんねぇ、