前回、百鬼夜行の生徒をメインにしたいと言いましたが、もう少し待ってください!
私は失敗した。
眠れる獣を怒らせ、一方的に蹂躙された
今でも夢に見る……あの男の顔を……!
「私はね、聖者では無いし、器が大きいわけでも無い」
男は語る……感情の構っていない声色で…ゆっくりとコチラに向かってくる
「オレにだって我慢の限界はあるんだよ……みんなアレは私に任せて、アツコをお願い……
そういうと、男は手袋を外し黒い義手を露わにした
死
本能でそう感じた……色彩の力を持ってしても……どうしようもないナニカ……目の前にいるのは本当にただの英霊か?
義手から感じた死の香り……触れるもの全てを殺してしまえそうなその黒腕は私から冷静さを奪っていく。
「お前は、何者だ!藤丸立香!ただの英雄もどきの貴様に何故、その様な神秘が宿っている!!??」
「頑張ったからさ……擬似宝具起動……
足音が響く……カツ、カツと音がコチラに向かってくる……何が起こっている!?……これは一体これはなんの音だ?
……何故
「……聞くが良い…… 晩鐘は汝の名を指し示した。
告死の羽ーーー首を断つか!」
「く、来るな!私のそばに近寄るなぁ!!!!?」
その名と共に私に剣を振るわれる……その寸前に私の意識は失った。
「……はっ!……今のは、夢?……この私が、悪夢に魘されるだなんて……」
なんと不快な事だ……あの男が、あの男が妙な技を使ったせいで……私の計画は破綻した!
何よりも、私をわざと生かしたことが気に食わない……私は敵対者のはずだ……それなのに奴は色彩のみを削り落とし、私を生かした!……その後色彩の求道者が襲撃したかと思ったらゲマトリアは黒服によって1一時敵に解散させられ……もう沢山だ!!
「……おのれシャーレ……!おのれカルデア!……必ずや貴方に借りを返して差し上げます……藤丸立香……!!」
感情の赴くままに言葉を吐き出す。
その時だ……金色に輝く器を手にしたのだ……
『お前の望み、我と共に叶えるつもりはないか?』
「……魔神柱……なるほど、貴方もですか……お名前を聞いても?」
「我が名はバール……幾度となく藤丸立香に挑み復讐を望むもの」
「……復讐……先ほど手を組むと申しましたが、何か策がお有りで?」
「無論……奴は甘い。」
「……!なるほど……やりようはある……と」
「特異点を生み出し、誘き寄せる……そうすれば必ず奴は罠にハマる。」
「……カルデアからの援軍は?」
「ここへ干渉する事はない」
「つまり、貴方は先生単独に負けたと?……あまり頼りになりませんね」
「それは貴様も同じこと……兵をまともに扱えない貴様に言われる筋合いはない」
「……黙りなさい」
「だが、貴様の兵と我の呼び出す英霊……その二つを組み合わせれば」
「勝てると?」
「貴様が手を貸せばな……どうする、乗るか?乗らないか……お前の代わりに誘おうと考えているものはアビドスの地下に居るが……まるで話が通じなくてな……」
「アレに会ったのですか?物好きですね……良いでしょう、シャーレさえ消せれば脅威はありません。」
「決まりだな……我が名はバアル、ソロモン72「どうでも良いでしょう、そんなこと」……」
「ひとまず移動しましょう……厄介なのがくる前に」
こうして私は共犯者を手に入れた
全てはシャーレの、藤丸立香への復讐のために……
私はどんな手段でも使いましょう……
このキヴォトスを滅ぼすことになろうとも!
ベアおばとバアルが出会って特異点を作ろうとするイフ……思いついたら書いてちゃった……
でも、実際この二人が出会ったらかなり被害やばそうですよね。
ちなみにこれ続くかは決めてません。
ふと思いついて書いてみました。
次回こそ、百鬼夜行メインで書きます。
それとこの小説のエデン条約でもベアおばは本編通りです。
※ここから補足。
ブラックバレルにはカルデアでの召喚の履歴の入ったデータバンクがあるのでそれ使ってサーヴァントの宝具のみを呼び出して使用することができます。
ですが、使う際サーヴァントからの許可が必要であるこも、召喚するより体力の消耗が激しいこと……なので本来使う必要性はないです。
こよイフだとベアおばの発言にキレて感情に任せてぶった斬ろうとしたら黒服に邪魔されたので、アツコの様子を見た後、ミカの元にダッシュしました。