シャーレの藤丸立香先生   作:アズカバー

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今更だけどこの人類最後のマスターって割と人外に片足突っ込んでるよなと今更思った主です。

フウカ狙いで30連したら通常アリスと山登りスタイルのハレが来ました。可愛いので私の勝ちです。


久田イズナは憧れる

 

 

 

 

 

 

 

シャーレオフィスにて

 

 

普段に比べ少なめの書類を終わらせて、最近解決したゲヘナの事件の報告書をまとめていた。

 

 

その時

ドタドタドタ!!

 

「主殿ッ!」

 

当番のイズナが慌てた様子でこちらに向かって走って来た。

 

「主殿、主殿!イズナ、噂で聞いたのですが、忍術が使えると言うのは本当なのでしょうか!?」

 

「ブッ!ゴボッゴボッ……!!」

 

「わぁぁ!?大丈夫ですか、主殿!!?」

 

驚きすぎて口からお茶が吹き出てしまった……幸い、イズナにはかかってなかったようだ……

 

「大丈夫……その、どこでその話を?」

「あっ、はい!……街中の噂で聞きましたので、是非このイズナを弟子にしてほしく!!」

 

「まって……ほんの少し待って」

「はい、待ちます!」

 

おかしいな、キヴォトスではまだ使ったことはなかった筈なんだけど……まぁいいや。

 

それより問題はどうやってイズナを説得させるか……魔術で誤魔化す?……私が使える魔術とかたかが知れてるぞ!?

 

困ったな……本当に見せるか?分身とか変わり身とか……でもイズナがそれ出来てるしなぁ……そもそも風魔流とかあっさり見せて良い筈ないし……参った……

 

はっ!手品で誤魔化す……イズナの動体視力なら見切ってくるなぁ……

 

何よりも

 

「?」キラキラキラ

 

この期待に満ちた瞳を裏切りたくない……でも教えてもらった生き残る術を見せびらかすようなのもなぁ……

 

あっ!……私の(シャドーサーヴァント)を呼べば良いのか。

 

「教えるのは、ごめんね……忍びの掟なんだ」

「……!忍びの……掟……!!」

「だから、術だけを特別に見せてあげるね……」

 

「……忍法、分身の術!」

 

手を前に突き出し、魔法陣から私と全く同じ見た目の青年が姿を現す……服装の違いはあれど影の(藤丸立香)に違いはない……

 

なんか不服そうな顔してるけど、生徒の笑顔のためだ付き合ってもらう。

 

「お……おぉ!すごいです、主殿!まさか、本物の分身の術が見れるなんて!!イズナ、感激です!!」 

 

「そっ、そっか!うん、喜んでもらえて良かったよ!」

 

影のオレ!そんな呆れた目で見るな!「素直にデマって言えば済んだろ」って顔で私を見るな!

 

あんな純粋無垢な瞳で見られて、出来ないなんて言える筈ないだろ!!

 

「主殿はどの流派なのですか!!伊賀流ですか?甲賀流ですか?……まさか風魔!」

 

「………………風魔ダヨ。

 

「なんと!!あの謎多き風魔流とは……まさか、現代の統領は主殿!」

「違うよ!?流石に怒られるからやめようね!」

 

多分、小太郎くんにも流石にキレられる……実際風魔流忍術は使えるから嘘は言っていない……はず……今度会ったら謝っておこう。

 

「……イズナ、このことは先生とイズナの秘密にしておいて欲しいんだ」

「……!わかりました、そう言うことですね!」

 

どう言うことだろう……

 

「このイズナ、何があっても主殿の秘密をお守りいたします……この命に変えても!!」

 

「それは大袈裟かな!?」

 

そうして、イズナに一日中護衛してもらい、満足するまでやれる事のことをこなした……

 

イズナが帰宅した後、私は魔力切れで意識を失い、呼び出した私の影に仕事をしてもらったが、影達は当然キレた。

 

 

 

 

 

 

 

後日談

 

シャーレの屋上にて

 

 

 

「……仕事も珍しく片付いたし、モモトークにも通知がない……」

 

平和だ……なんて珍しいのだろう!

 

屋上で空を見上げながら、少しの間の平和を噛み締める……

 

その時、ドタドタと慌ただしい足音と共に腹のあたりにボブン!と衝撃が走った!

 

「おお!」

 

「えへへ、見つけましたよ主人殿!今日も一日中イズナが護衛に回ります!」

 

可愛いお狐さまがお腹にいた……顔に狐耳が当たってくすぐったい。

 

「よ〜し、よしよし、イズナは今日も元気がいいね〜……今日は一日空いてるから、二人でパトロールしに行こうか」

 

本当ですか!?……ならイズナ、見に行きたい映画があるのですが!……なんとその映画にはあの風魔小太郎なんですよ!……ぜひ主殿の意見を聞きながらみたいと思って……主殿?」

 

「どうしたの?」

「いえ、なんだか楽しそうだと思って……」

 

「そうだね……この映画なら満点の出来だろうなって思ってさ。」

 

ポスターに描かれたイラスト……そこには赤毛に前髪の長い青年が炎を巻き起こしているド派手なイラストが描かれていた。

 

そして、女剣士の姿が映されているものだった。

 

「!でしたら今すぐ行きましょう!」

「そうだね……楽しみだ!」

 

二人で並んで映画館に向かう……この映画の内容はよく知ってあるものだし、内容も少しだけ変わっていたが、それでも満足する内容だった。

 

 

 

 

 

エンドロールまで見送り、イズナの手を引いてお土産

コーナーへと向かった。

 

「……どうだった、イズナ……イズナ?」

 

「……うぅ〜……ムサシ殿〜!!」

 

「泣いちゃったか…….」

 

「主殿……武蔵殿とマスター殿は再会出来たのでしょうか?……ちゃんと会えずにお別れなんて悲しいです……」

 

「そうだね……うん、確かにお別れは悲しかったけど……()()みたいなマスターなら、きっとまた出会えるよ……」

 

「主殿?」

「彼女は、諦めが悪いからね。」

イズナの頭を撫でると、くすぐったそうにしながら目を細めている……先ほどまで元気の無かった尻尾は元気に左右に揺れている。

 

どうやら少し元気になったらしい。

 

「武蔵ちゃんもカッコ良かったけどさ、小太郎も団蔵ちゃんもカッコ良かったね。」

 

「……!はい!……特にあの手裏剣を投げたところとか〜」

 

「そうだね……私はムラマサの城をぶった斬ったシーンが印象的だったなぁ」

(あんな感じにぶった斬っていたとは……)

 

「でも、私は……やっぱりマスター殿の頑張る姿が好きでした!……見ているだけで励まされているような……主殿と似た感じがしたので!……」

 

「そうかな?……イズナがそう言ってくれるのなら嬉しいな。」

 

二人で好きなグッツを買って映画の感想を話しながら帰った。

 

イズナが唯一見れなかったシーンはマスターが腹の中を弄られたシーンらしい……

 

オレもあそこは勘弁して欲しかったな……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




イズナのエビ見たけどめちゃくちゃ可愛かった……尻尾に顔を埋めたいと思った人は私だけではない筈……

この子以外忍術研究部のキャラのエビも見たいんですけどね、すり抜けで来てくんねぇかな……

fgoの忍者組といつか会わせたいと思っていますが、多分先になると思われます。

楽しんでもらえましたか?よろしければ感想などありましたらお気軽に書いてくれると嬉しいです。
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