シャーレの藤丸立香先生   作:アズカバー

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アビドス生徒はシロコ以外揃った主です。
シロコ入手の先が長い……全然集まらない……もしシロコ加入できたらシロコ単体で話書きます。

他にもリクエストがあればコメントで残してくれると幸いです。


黒猫パンケーキ

 

 

 

 

 

 

 

 

喫茶ティターニア。セリカのバイトを手伝うために二人で応募して働くことになった。

 

ここは私行きつけの店で、人も少なくコーヒーに料理も美味しいとても良い店……なんだけど店長が()()なのが不安でしかない……この店借金とかないよな?

 

「目を逸らしちゃダメよマスター!パンケーキが焦げてしまうわ!……ふふふ」

 

「そうだった!……て、生地を作ってる最中でしょ?……楽しそうだね、アビー。」

 

生徒の前でマスター呼びはとても良くない……が、後でで良いや……今はこの猫耳カチューシャの方が気になる……

 

「ねぇ、アビー……これ」

「ニャンニャン……」

 

?何かを口ずさんでいるようだ……なんだろう

 

「黒猫とパンケーキつくる♪みゃん♪」

「パンケーキに黒猫のせる♪みゃん♪」

「黒猫のパンケーキできあがり♪」

「黒猫パンケーキ♪みゃん♪みゃん♪」

 

 

可愛い……癒しだなぁ……黒猫ってひょっとしてオレのこと?……いや、セリカのことか?……この様子からどちらものようだ……黒猫パンケーキの歌……懐かしいな

 

「フフ……じゃなくて……!あの、店長さん……カフェの厨房と接客とかじゃないんですか??……私たち、来た時からアビーちゃんと遊んだり、朝ごはんを作ったりしかしてないんですが……?」

 

「そう怪訝な顔をするな黒見セリカ……この時間帯は客がほとんど来ない……休めた言っても聞かないそこの看板娘に労いをかねて……バイトと称してお前たちを呼んだ……」

 

「バイト代は弾むと店長も言っていたしな」

 

あっ不安だ。

 

「でも、」

それはバイトとして良いのか?そうセリカが聞こうとする

 

ギュ……と弱々しくセリカの袖をアビーが摘み、

 

「迷惑……でしたか?」

と、上目遣いで申し訳なさそうに見つめている……

 

「いや!そんなことはないけど……私としても楽しいし……でもそれでバイト代もらって良いのかなって……」

 

「従業員の息抜きに付き合って欲しい……ていうバイトとしてなら受けてくれるかい?」

 

「……オベロンか……」

「君、露骨すぎない?……まあ良いや。セリカちゃんは?このバイト受けてくれる?」

 

「まぁ……そういうことでしたら……」

 

「……!!二人とも、トッピングは何が良いかしら?今、カーマさんが買いに行ってくれてるのだけど……楽しみね♪」

 

そう明るく笑うアビーを見て、私とセリカも不思議と笑みが

浮かんできた。

 

「そうだね……じゃあベーコンを焼いて待ってようか!」

「カリカリに焼いてちょうだいね先生……私たちはお皿並べてよっか!」

「ええ♪」

 

二人は暖かい笑みを浮かべ席の方に向かっていった……猫耳のカチューシャをつけたアビゲイルとセリカが並んで歩く姿はまるで姉妹のようで心和む姿だった……

 

「……良いね、あの二人……カルデアにいた時の君たちを思い出すよ」

「……あんな可愛げはなかったよ。」

「そうかな?……そう言えばここに来た時、一番驚いたのは君が先生になってることだったよ」

 

 

「オレはお前がいることに驚いたよ……今更だけどなんでいるの?」

「ひどい言い草だよ全く……あえて言うなら……君がくだらない死に方したからかな。

 

空気がかわり、背後からも人の気配を感じた振り返ると

 

「……そうですよ、マスターさん……今でも私は覚えています……なんせあなたの葬儀に参加しましたからね……ひどい人ですよね〜あんな良い子も泣かせて、マシュさんも泣かせて……ほんと〜〜にひどい!マスターさんですねぇ〜」

 

と不機嫌そうなカーマが立っていた……

 

「……ごめんね」

「何がごめんですか!全くこの人は……良いですか!あなたがまた消えることがあれば私があなたの座に住み込んで横でずっとネチネチ小言を言い続けますから!それが嫌なら無茶は控えるんですよ!!わかりましたね、先生!!」

 

「う、うん……でもそれは嬉しいな

「キモッ……君、長らくここに住んでたせいで性癖壊れたんじゃないの?……引くわー。」

「ひどい言い草だな。」

 

「みんなはやく〜!!せっかく出来立てなのだから早く食べましょ!……カーマさん!お帰りなさい!」

 

「ええ、ただいま……いろいろあなたたちが好きそうなもの買ってきましたよ……ああ……貴方がセリカさんですか……()()()先生がお世話になっています……調理担当のカーマです。」

 

「は、はい!……黒見セリカです……こちらこそ、先生にはいつも助けられてます……(凄い綺麗な人……でも、視線がなんかじめっとしてる気がする……私、なんかした?)」

 

(……生徒というだけでマスターさんのそばに長く入れるなんて……私も子供の姿になれば、あるいは?)

 

 

「……ご飯にしよっか!」

「……そうだな」

「うん、修羅場に巻き込まれるのは君だけで十分だからね。」

 

勘弁してね……今、ただでさえ胃が痛いんだから……

そうしてみんなと食事をして今日は解散した……

 

後日、子供の姿でお弁当を届けにカーマが来て、当番だったキキョウが不機嫌になったのだが、それはまた別の話。

 

 

 

 

 




喫茶ティターニア。

5人のサーヴァントによって経営されている。

店長のオベロン、バリスタの巌窟王、ウェイトレス兼看板娘のアビゲイル、料理はカーマと……なんだかこちらにダメージを与えてくる方々で大変胃が痛いメンバーであるが、顕現方法が不明。

余談だか、マスターの葬式は2度行われ、一度目はカルデアで……もう一つは日本の家族のもとで挙げられた。
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