皆さん本当にありがとうございます。
それと挿絵を描いてみたのですが皆さんどうでした?
こんな感じの格好で話が進んでいると思ってくださると幸いです。
ゴージャスPにより今回の黒幕はキヴォトスの生徒……しかも私の知っている人物であることがわかった……
「……誰か教えてもらうことは?」
「呆れたな雑種……貴様は社会に出て何を学んだ?まさかタダで情報をもらおうなど、烏滸がましいとはおもわんか?」
相変わらずの性格の悪さ……カルデアのころから何も変わってないならこの人……
「……今のオレにはマシュもカルデアのサポートもない……切り札として大人のカードとこの義手に変形したブラック・バレルだけです……ので、お手伝いなら戦闘以外をお願いします。」
「話が早いな……今は少し我に付き合え」
「え?」
「……なんで?」
そういうとゴージャスPは立ち上がり、こちらに水着をなげわたしてきた。
「……なんで?」
「……視察だ。リゾート地とはいえここはウルク。王である我が動くことに何を不思議がる?」
「それもそうか……?」
「何をぼさっとしている?とっとと行くぞ!お前という道化がきたのだ、我の読みでは面白いことになる!」
……これ、ホテルに着くの遅くなるやつだ!多分ウルク中を回るハメになるやつだ!
「まずは、浜辺に行くとするか……懐かしい顔に会えるかもしれんぞ?ハハハハ!」
楽しそうだなこのゴージャス。
《一方その頃便利屋は》
「アハハ!!アルちゃんこのベットすごいよ!すっごいフッカフカ!」ピョンピョン!
ムツキはベットの弾力を楽しんでいる……その様子は年相応で愛らしく思う。
「……ア、アル様……わ、私なんかがこんな良い部屋にいてもいいんでしょうか?先生の帰りも遅いですし……」
ハルカは部屋の隅でワナワナしている……藤丸のことを心配しているみたいだ……彼女は優しい子の様だ……
「大丈夫でしょ、泊まっていけって言われたし……でも凄く広い部屋……それに景色も凄いしお風呂はもはや温泉だし……なんか落ち着かない」
カヨコはきまずそうにソファーに座っている……借りてきた猫のようとはこの事を言うのだろうな……
「みんな、落ち着いて……カラン……先生の取引先……ゴージャスPさんとの関係は良好の様のようだし、それに先生はうちの顧問よ?易々とヘマをする人ではないわ。(フフ、こうして外の景色を見ながらワイングラスを持って窓際に立つの……まさにアウトローだわ!!)」
と、バスローブを着て窓際に立ち葡萄のジュースを入れたワイングラスを持ってアウトロー?気分を味わっている……
(楽しんでるなぁ……)
微笑ましい……僕が出会った子にはツノは生えていなかっだが、おそらく種族が違うのだろう
……キヴォトスは異聞帯のように独自の文化や種族が進化して発展させてきた今を生きている世界なのだろう……
「あ、そうだ……エルキドゥさん。さっきの人を気さくに呼んでたけどひょっとして金ピカの人とはお友達?」
「ああ、ギルのことだね、そうだよ。彼は僕の親友だ……兵器の僕のことを友と呼んでくれた大切な親友……今はゴージャスPなんて名乗ってるけど本来の名前は君たちでも聞いたことがあるんしゃないかな?」
「有名な人?」
「英雄王ギルガメッシュ……それが彼の名前だ」
「……カヨコちゃん、聞いたことある?」
「……無い……ハルカはある?」
「す、すみません私も聞いたことなくて……役立たずでごめんなさい……」
「??」
「大丈夫、社長は何も言わなくていいよ」
「え!?何その反応!」
「…………みんな知らないのかい?」
「アハハ……ごめん、知らないや」
「……聞いたことない……かな?」
「ご、ごめんなさい」
「みんなも知らないのね……」
「ハハハッ!彼のことを聞いたこともない……か……本人が聞いたらどんな反応するのかな?……それにしても彼の生徒だからかな?素直なところがそっくりだよ、四人とも。」
「「「「?」」」」
素直なところも思ったことがすぐに顔や声に出るところも本当によく似ている……彼は教師としてどんなふうに今を暮らしているのだろう……
「みんなに聞きたいんだけど……藤丸……いや、先生は今どんな生活を送ってるのかな?……奥さんはどんな人?」
ピシッ……!!
空気が凍った……いや石化した……エルキドゥには知る由もないが彼女たちいや、キヴォトスにて先生に恋愛面での質問はタブーである。
何故なら誰も幸せになれないから……
「しばらく暫く離れていたから彼がどう過ごしているか気になってね……番はどんな人?」
「えっ!?」
誰も知らない……!何故なら誰も聞く勇気が無かった為である……シャーレの先生として藤丸立香は多くの生徒や市民から信頼を勝ち取っているし、当然好意を寄せている者たちも少なく無い。
便利屋もその例に漏れず皆、先生に好意を寄せている。
だが、好意を寄せてはいるが先生の素性……例えば恋人や奥さんがいるかどうかは知る人が居ない……噂では連邦生徒会長がそうだとか……メイドと付き合っているとか……ゲヘナの万魔殿と親密だとか(この噂は風化委員によりデマと判明した)が、真実を知るのは先生のみである。
「」
「あ〜、アルちゃんが固まっちゃった……」
「思えば先生は私たちのことは大体知っているけど、先生のことあんまり知らないかも……」
「……先生……結婚なされてるのでしょうか?……指輪などはつけてなさそうでしたが……」
「んーどうなんだろ。いつも白い手袋つけてるし……」
「……そうなんだね……彼はまだ誰かのために戦っているんだね……ああ、わかるとも。彼はそういう人間だ……いつも自分より周りに気を配る優しい子だ……変わっていないんだね彼も。」
エルキドゥはカルデアでの藤丸の過ごし方を思い出す……バレンタインでは全ての英霊にお返しのチョコを用意して周り、夏では遊びながらも結局は人助けをしていることが多い。
海賊や殺人鬼、神霊に兵器に王。挙句の果てには人類悪にすらその優しさを向け、戦い抜きその一生が終わっても今度は子供たちの前に戦っている。
その先に破滅が待っていても彼はそれを乗り越えるだろう……理不尽な敵も過去のトラウマも……彼を止めることは決して出来はしない。
「みんな、彼のこと……先生なことは好きかい?」
「うん、大好き!先生はイタズラするといい反応するからね♡」
「……信頼はしてるし信用もしてる……嫌いになる理由はないかな」
「わ、私は……先生の期待に応えたい……と思っていますし、もちろん……えへへ」
「そ、そうね……その質問に答えるのなら……す、好きかs「みんなただいま」ギャー!!??」
「!?びっくりした……急にどうしたのアル?」
「……おかえりマスター。さっきまで皆んなに君のこ「わー!?わー!?わー!?」」
「なんで普通に話そうとしてるの!?デリカシーとか無いわけ!?」
「カヨコ、なんの話してたの?」
「……先生は知らなくていい」
(カヨコ、顔が赤い……女子会してたのかな?邪魔しちゃった……)
「先生って鈍いよねー」
「鈍感で朴念仁な人たらしなところ……変わってないんだね」
「え?なんで今ディスられたの?」
「いいや、僕なりに褒めたのさ……これ以上はお邪魔のようだからね」
そうしてエルキドゥは王様のところは飛んでいった……錯乱するアルと気を失ったハルカを落ち着つかせへ夕食に誘うことにした。
「そうだ皆んな!ご飯食べた?ここのルームサービス好きに頼んで良いって言ってたから好きなものたくさん食べて良いよ!」
「お〜ちょうどお腹減ってたんだよねぇ〜」
「社長ルームサービス頼むけど何がいい?」
「あっ……メニューはこちらです……オススメはお肉と麦酒だそうですよ……」
「いや、お酒は注文できないでしょ……つけ麺なんてあるのね……あっでもこのチャーシュー大盛りのラーメンも良いわね……」
そうしてみんなで夕食を食べ就寝した……もちろん私はソファで眠った……
ちなみに視察の結果は、大雑把に言うと、海辺と人の多いところには居ないこと……そして王様直々に貰ったヒントが「手先が器用」であることを教えてもらえた。
《異変調査》
視察によって得たヒントを元に犯人探しを便利屋の皆んなに手伝ってもらう事にした。
「疲れてるのにみんなごめんね」
「いいのよ…前に言ったでしょ?先生の依頼であればいつでも受けるって……ここまで色々助けてもらっているしコレくらいはね」
「そうそう、それにこの街まだ探索しきれてなかったしねー」
「まあ、このままだと帰れなさそうたし付き合うよ」
「先生とお頼みですからい……一生懸命頑張ります!」
王様曰く、「この特異点はある人間を楽しませる為に用意したリゾートだ……お前たちも精々楽しんでゆくがいい……なに、魔物退治の報酬だと思え……」とあの人にしては随分甘いなと思いつつアルたちとウルクハワイを探索した……
「すっごーい!!サーフィンしてる!初めて見たかも!」
「本当だ……バランスを取るのが上手いんだね」
みんなで海に行き浜辺周辺を探索したり(驚いたけど何人かヘイローを持った子やキヴォトスの住民の獣人やロボットさんがいた)
「……みなさん、私たちと同じように迷い込んでしまったんでしょうか?」
「ハルカたちもそうなの?」
「……こういうのは社長から話したほうがいいんじゃ無い?昨日ここに着くまで色々あって話せて無かったし。」
「!そうね……すっかり忘れていたわ……久しぶりに羽振りのいい仕事が入ってきちんと報酬も貰えたのよ……その帰りに突然景色が変わって……後はあの猪たちに見つかって追いかけ回されていたのよ!そのせいでお金の入った封筒落とすし……服は汚れるしで酷い目にあったわ」
「大変だったね……みんな」
「先生は?」
「……私もだいたい同じかな……」
「……そっか、先生も巻き込まれたんだ」
「そうなるのかな?」
「なんで自覚してないのよ……先生まだ若いんだからボケないでちょうだい」
「私今年で100だよ?」
「えっ!?」
「冗談だよ。」
「……社長はどうして驚いてるの……?」
「わたしはだいたい二十代後半だよ。」
「そっちはそっちで曖昧だし……」
……カルデアにいたからから、年齢が曖昧なんだよなぁ……オレ今いくつなんだろ。
「3人ともー!!こっちでご飯食べよー!!ハルカちゃんが5人分席とってくれてたってー!!」
「!……あら、流石ねハルカ……!」
「待たせちゃってたかな?もうお昼か……行こ、先生。」
「そうだね」
正直、いつここに来たのかは覚えていない……サーヴァントは受肉した後も
……今回はレイシフトのようだが何故来れたのかがわからない。
いつものレム睡眠か向こうからこちらに呼ばれたか……どちらにせよ早急に聖杯を破壊してアレらの復活の目を潰していかなくちゃ……
あと二話で便利屋の話は終わらせます……今回長くなっちゃってすいません。楽しんで読んでもらえたならば幸いです。
よろしければコメントに感想などがあれば書いてくれると嬉しいです。