あんなにも問題児だったのに、Aクラスになれた俺の優等生を演じる生活 作:にこマリンフローラル
これからも諦めずに頑張ってほしいです。
それでは本編へ
「代表ちょっと。」
俺は言わなければならないことがある。そうしないとAクラスは負けてしまう。
「………雄二の作戦のこと?」
わかっていたか。
「………雄二の考えていることは大体わかっている。」
そういえば、代表と雄二って幼馴染だって言っていたな。さすがだな、考えてることがわかるって。
「ああ、そのことなんだが今のうちに作戦を立てとこうとおもってな。このクラスにはFクラスを舐めてる奴が多い。そんなんじゃ勝てないからな。」
折角、こんな快適な設備なのに負けたら、あの空き教室より酷い教室になってしまう。
「………実は、こっちから試召戦争を仕掛けようと思ってた。」
「へっ?………」
どういうことだ?
知っていると思うが、雄二は元神童だぞ。もし負けたらどうするつもりだろうか。
「………大丈夫。絶対負けないから。」
「そうか。代表が決めたことだから反論はない。」
別に俺は試召戦争をすることはいい。
でも1つ気になるのは、
「何が目的なんだ?」
「………勝った方が負けた方の言うことをなんでも聞くという約束をする。」
代表は焦った顔をして言った。
「それは?」
「………まだ言えない。」
あっそう。結構、私欲があったのか。
「無理に聞かない。じゃあ、作戦が決まったら教えてくれ。」
「………わかってる。」
そう言って俺は昼食を食べるために屋上へ行った。
おお、明久や雄二達がいる。そうか、試召戦争中にも昼休みがあるのか。
俺が屋上に来た理由は現在のFクラスの状況を知るためである。
「おーい、お前ら。」
すると、あいつらはこっちに気づいた。
「あっ、風羅。風羅もここでお昼?」
「まあな。」
正直、俺はクラスで一緒に食べるような男はいない。
というか男子より女子の方が仲がいい奴が多いってちょっと変わってるよな。自分のことだが、
そう思いつつ俺はサンドウィッチの袋を開けた。
「そういえば雄二。試召戦争はどうだ?」
すると雄二は自身満々に
「作戦通りだ。特に変わったことはない。」
余裕そうだな。さすが、元神童。
「Dクラス代表って平賀だよな。」
平賀は中学で一緒だった。別に仲は良かった。
だから切なく感じる。
なぜなら、俺の友達同士が戦争してるということになるからだ。
でもFクラスには勝ってくれないこちらにもデメリットがある。
だから、
「雄二、平賀の苦手科目ってなんだ?」
「ムッツリーニによる情報だと古典のはずだが。」
やはりか。だが前から知っている俺にはわかることがある。なぜなら前見た時は数学になってたからな。
「それは間違いではないが奴は毎回、テストの点数が変わる。だから、今回も古典とは限らない。」
「なるほど、それは初めて知った。」
雄二もミスすることがあるのか。でもそんなことは普通わからないよな。
というよりFクラスには姫路がいるんだったな。特に問題ないな。
そんなこんなで食べるものはなくなった。
じゃあ、戻るか。
「じゃあ俺は教室に戻るから、頑張れよ。」
「ああ、またな。」
「またね。」
そういえば、いつもなら秀吉とムッツリーニと島田がいて多分、姫路も一緒にいるはずだが、
もしかしたらあいつらは別の用事でここに来て話してたのか?
それなら悪いことしたな。
ムッツリーニや姫路さんがなかなか登場できません。ムッツリーニファンや姫路さんファンの人にはすいません。
それでは次回、