あんなにも問題児だったのに、Aクラスになれた俺の優等生を演じる生活 作:にこマリンフローラル
俺は雄二達がそのままつっこんで来るとは思わないが、どうやって勝つつもりだろうか?
そんなことを考えてると教室に着いた。
「ただいまー。」
「あっ、おかえりなさい。」
返してくれたのは、優子だった。
「あれ?優子だけ?」
「ええ、愛子達はお昼に行ったわ。」
ああそうか。ん?じゃあなんで優子は?
「優子は行かなかったのか?」
すると優子は暗い顔をして、
「今日は全くついてないのよ。まず、弁当は家に忘れて、財布も忘れて本当に。」
なるほど。それはついてないな。
ここは俺も男を見せる時だな。ちょうど、まだ残ってるし、
「優子、俺のをやるよ。」
「えっ、なんか悪いわよ。」
「遠慮せずに、ほら。」
そう言って俺はいくつかパンが入った袋を渡した。
「じゃあ、ありがたくいただくわ。」
よかった、なんとか暗い雰囲気を無くすことができて
「そういえばなんで愛子達に相談しなかったんだ?言ったら貸してくれただろうに。」
「そんなみっともないことはしないわ。それに、あくまでもアタシは優等生よ。」
そういえばそうだった。だから問題があったんだ。
「そうだな。まあとりあえずそれ食え。俺は行くとこがあるから。」
「わかったわ。ありがとう。」
俺はまた教室を出て行った。
ちなみに行くとこというのはムッツリーニのところだ。でも俺もあくまでも優等生だからな。紳士的に行くのが妥当だろう。
そう思いつつFクラスに向かった。
何回か見たけど酷い教室だな。
まあそれはいいとして、
「お邪魔しますが、土屋君いらっしゃいます?」
Aクラスでは普通にしてるが、一応優等生を演じなければいけないかな。
「……何のようだ?」
教室からひょっこりとムッツリーニこと土屋康太が出てきた。
「ああ、この前頼んでたブツをもらいに来た。」
するとムッツリーニは理解したようで、
「……これか?」
目的のブツを入れた紙袋を差し出してきた。
「ありがとう、じゃあ「……代金。」わかった,わかった。なんぼ?」
「……16000円。」
結構高いな。でもそれぐらいするか。
「はい,16000円」
「……毎度あり。」
あんまりムッツリーニが大声で喋るところは見たことないこともないがが静かだな。
まずそもそも俺が何を16000円もするものをムッツリーニから買ったのか。気になるよな。どんだけHなものを買ったのかと思うだろうがそんなものではない。
俺は少し前から風景を撮影することに,はまってさあ,どうせなら綺麗に写真を撮りたいからムッツリーニに良いカメラを用意して貰ったんだ。
その話はいいとして、俺はまた教室に戻った。
内容がなくならないように話の進行を遅くしてます。
では次回、