ウマ娘の寿命が現実の馬と同じ世界線の恋愛事情   作:daidains

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「アグネスタキオンの場合」を投稿後、おかげさまで透明ランキングとはいえ日刊1位を取ることができました!ありがとうございます!
過去一の反響に小躍りしてます。

よろしければ反響があった理由を知りたいので、あとがきのアンケートにご協力いただけると嬉しいです。


フジキセキの場合

「私」とは、いったい何なのだろう?

 

 ウマ娘の癖にヒトみたいなことを考えるって?確かにそうかもね。

 でも最近は時間を持て余してしまって、ちょうど古代ギリシャの哲人みたいな感じになっているんだ。今まで考えてこなかったこと、または考える必要すらなかったことをあれこれ考えてしまう。

 

 このテーマについてタキオンと議論したとき、彼女は「『私』とは、生まれた瞬間から備わっている自我そのものだ」と語った。彼女にとって、そして多くの人々にとって、これがウマ娘にとっての最大公約数的な見解だろう。確かに、ウマ娘の中で「私」とは何かについて悩むのはきっと私くらいだ。

 だが、タキオンがそう言うとは、実は少しだけ意外だった。彼女は普段、理屈っぽく、科学者としての本能から様々なものを疑い、検証する。にもかかわらず、彼女が世間の一般的な考えを無批判に受け入れているとは。

 

 もちろんタキオンの考えに理屈がないわけではない。実際、「私」の根拠を自我に見出すというのは、伝統的な近代哲学の考え方でもある。

 

 我思う、故に我あり――

 

 この世の全てを疑い、自分の存在さえ疑う。しかし、その疑う行為自体が自分の存在を証明している。自分が「疑っている」その事実を疑っても、やはりそこには疑っている「私」が存在するのだ。

 デカルトが17世紀にこの言葉を残して以来、「私」の実在性や本質を自分自身の中に求めるという考え方は、ある種の普遍性を持って受け入れられてきた。

 

 しかし、一人の時間が増えるにつれて、「私」というものが自分自身の内部にその根拠を持つ、単体で成立する存在だとは思えなくなってきた。一人でいると寂しさを感じ、心が揺れ動く。もし「私」というものが自分だけで完結しているのなら、なぜ私はこんなにも欠乏感を覚えるのだろう?

 

 さて、ここからは私の仮説だ。

 

 私たちはよく「私」というものを独立した存在だと考えがちだ。でも、もし「私」を他人からの評価の集積と捉えるならば、その本質は実に異なるものになる。不思議に思うかもしれないが、「私」という存在は単独ではなく、他者との絶え間ない関わりの中で息づいているのだと思う。

 

 あるヤンキーを例に挙げよう。彼は他のヤンキーと出会うたびに争いを繰り広げるが、道端で困っているおばあさんを見かければ、手を差し伸べずにはいられない。彼の中にある善と悪、それは矛盾する二面性ではなく、彼が他者と交わる中で見せる多彩な彼自身の「私」の一部に過ぎない。

 

 彼の行動は、まわりの人々との関係性の鏡だ。喧嘩する彼も、助けを提供する彼も、それはすべて彼という人間の集合体。私たち一人一人もまた、異なる人々との関わり合いの中で様々な「私」を見せる。これは、誰しもが経験すること。ある人には優しく、またある人にはそうではない。その違いは、相手との関係性に根ざしている。

 

 だからこそ、誰もが単一の「良い人」や「悪い人」として存在するわけではない。その人の「私」の中に「良い」とか「悪い」とかの本質があるわけではないのだ。あくまで「良い関係」と「悪い関係」があるだけ。私たちの「私」は、他者との関わり合い、その中での評価の集積によって形成される。他人なしには「私」は存在しない。私たちの本質は、他者との関係性に深く根差しており、「私」とは、本来的には「他人」なのだ。

 

 

 だからこそ、「私」の本質が「他人」であるとするならば――

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()って言い分はね――あながち間違っていないかもしれないと思うんだ」

 

 

 

 

白い病室の中、私はベッドの上から、泣き腫らしすっかり赤くなった目をして脇に座る彼に、そう語りかけた。

 

 

 

 

******

 

 

 

 

 最初は怪我とすら思っていなかった。練習後のかすかな脚の違和感。トレーナー君のトレーニングはいつも効果的で、これまで使ったことのないような筋肉にさえしっかりアプローチできる。効果的なぶん筋肉痛になることは日常茶飯事で、その日感じた脚の違和感もその類のものだと軽くとらえていた。

 

「屈腱炎です」

 

 屈腱炎――復帰が絶望的な故障であると同時に、アスリートの私達にとっては宿命的で致命的な病。私以外にもこれまでに何人もの先輩、後輩や同輩がこの病に泣かされている。

 一か月ほど脚の違和感を無視していたが次第に悪化し、病院に行ってみたところ、こう言われてしまった。しかも全治一年。

 私たちにとって一年は長すぎて、もはや復帰は絶望的だった。だから私はクラシック三冠に挑戦する前に引退を余儀なくされた。

 それはひどくあっけない引退で、ショーが始まる直前で突然幕が下りてしまった感じに近い。まだ何も成し遂げていない。まだ何も残せていないのに、始まる前に終わっていた。

 

「もっと早く気づいてあげられなくてごめん」

 

 彼は必死に謝罪し、私に対して何度も頭を下げた。土下座をすることすら躊躇しなかった。

 

「私の管理が甘かった」

 

 そう自分をなじる彼を見ていると、私はひどくやるせない気持ちになった。本当は私だって泣きたかった。泣いて彼に縋りたかった。しかし、彼の謝罪を聞くたびになぜか冷静になってしまうのだ。

 私は彼の肩を軽く叩いて、「大丈夫だよ」と言った。それが何度目のやり取りになるのかもう数えていない。彼の責任ではない。もし責任があるとすれば、違和感に気づいていたのに報告しなかった私自身か、あるいは運命のいたずらだろう。

 

「トレーニングはいつも完璧だった。私の身体がついていかなかっただけだよ」

「違う、私がいけなかったんだ。トレーニングの負荷と身体の限界の間にまだ乖離があったんだ。それを見抜けなかった」

「でも……」

 

 彼は自分が悪いと言い張り、私は彼のせいじゃないという。それの繰り返しだ。結局埒が明かないまま時間だけが過ぎていった。怪我が判明した春から、季節は夏、秋、そして冬と移っていったが、私たちの時間は止まったままだ。

 

 いっそ本当に時間が止まってくれたらまだマシだったのかもしれないが、時間が経過するにつれて私に色々と不幸が重なってしまったのが、さらに彼の心を苦しめた。

 屈腱炎で歩く機会が減ったのを皮切りに、私の体力はみるみる落ちて行った。そして免疫が下がった状態であれやこれやの病気を次々に併発し、さらに私の身体は弱っていった。ウマ娘にとって「走る」という行為は日常であり、生活の一部だ。走れなくなるだけで私たちにとって生活は一変する。知識の上では知っていたことだったが、いざ自分の身になってみると、それは想像以上に厳しいものだった。

 

 そんな生活の中でだんだんと通院する頻度は増えていき、今や私はベッドで寝たきりの状態になって一日のほとんどをうつらうつらとベッドの上で過ごしている。もう脚だけではなく全身に爆弾を抱えた状態になっており、思考と生命維持以外の機能の大部分をほぼ喪失してしまった。

 

 彼は毎日のようにお見舞いに来てくれたが、私を見るたび以前にも増して彼はひどく辛そうな表情を見せる。そして自分が悪い、無力だ、と自分を責める。

 

 そんな彼をただ見ているだけなのはもはや我慢できなくなって――私は力を振り絞り、ついさっき彼に話しかけた。そして今に至る。

 

「――フジ!君、まだ喋れ――!」

「ごめん、もう長くないと思う。自分でもわかる。だから、最後にお話ししよう?謝るのはなるべく少なくしてね、もっと話したいことがあるから」

 

 そうして私と彼は少しずついろんな話をした。最初は何から喋ればいいのかお互いに探りながら、ゆっくりと、しかし確実に二人の空白を埋めるように。

 

 これまでの事、これからの事。

 彼の話と、そして「死んでも他人の中で生きられるというのはあながち間違っていない」という私の話。

 

 不思議なことに、死にかけだった私の体には彼と会話ができるくらいのエネルギーが残っていた。それは消えかけのろうそくが一瞬明るくなるような、そんな微々たるものだった。しかし、その残りかすをかき集めるようにして私は彼と会話を続けた。

 

「『私』の本質っていうのはね、私と関係を持った君がいる限り君の中で生き続けるよ。だからそんなに泣かないでほしいな」

「……仮にフジの理屈が正しかったとして、『私』の本質が他者との関係性だとするなら、君が死んだ時点で関係が消失してしまうんだから、いよいよ君が丸ごといなくなってしまうってだけのことなんじゃないか?」

「その考え方も一理あるけど、違うんだ。関係っていうのは、物理的な存在だけではないんだよ。記憶や、心の中に残る影響力、それによって生まれる感情や行動の変化。これら全てが、私と君との関係を形作っているんだ。私が物理的にこの世にいなくなっても、君の中に残る思い出や感情は、私たちの関係を継続させる。だから、私がいなくなっても、君の中の私は消えない。私たちの間に築かれた関係、共有した時間、それらすべてが君の中で生き続ける。それが私たちの『私』の本質なんだよ」

「それでも、俺は……君に死んでほしくない。まだ一緒に走り続けたい。一緒に夢を追いかけたい。フジの空白に耐えられないんだ」

 

 もはや彼は繕った一人称を捨て、自分のことを「俺」と呼ぶ。彼は私よりも大きいはずなのに、今だけは妙に小さく見えた。

 

「それは私も同じ気持ちだよ、でもね、いずれ終わりが来るのは避けられないんだ。どうせ私のほうが早く死ぬんだよ」

 

 そう、いずれ終わりは来る。必ず訪れる。それを拒否することなんて誰にもできないし、過去に戻ることもやり直すこともできない。それは自然の摂理であって、私がどんなに喚こうとも変わらない。

 

「私が死んでも、君は生きる。君の物語はそこから始まるんだ」

 

 物語は欠落の回復を求め進んでいく。

 勇者はさらわれた姫を探し求め、みなしごは親を見つけ出そうとし、弱者は成功を追い求める。きっと君も同じだ。私が死んだあと、その欠落を埋める旅路を歩むため、アルゴー船に乗り込んで、コルキスの黄金の羊毛を求め船を出すんだ。君の物語はそこから始まる。

 

「だからこそ、その旅に出る前に、もう一度思い出してほしい。私たちが共に過ごした時間、笑いあった瞬間、そして時には互いに支え合った苦難の日々――すべて、君の中で生き続ける私の一部だ。私がこの世を去った後も、君の心の中で私は生き続けるんだから」

 

 彼は静かに頷いた。涙を拭い、深呼吸を一つ。彼の目には悲しみと共に、決意の光が宿っているように見えた。

 

「……フジ、ありがとう」

 

 私は微笑んだ。もう話す力も残りわずかだが、最後に彼に伝えたいことがあった。

 

「……ずっと、好きだったよ」

「……っ!俺も、ずっとフジのことが――

 

 彼の目から再び涙があふれ出したが、今度の涙は、悲しみだけでなく感謝と解放の涙のようにも見えた。すれ違いも多かったけれど、私たちは最後の瞬間、深い絆で結ばれていた。そして、その絆は私がこの世を去った後も、彼の中でずっと生き続ける。

 

 私は何者にもなれなかったが、最期に彼の傷になれたと思うと、そんなに悪い気はしなかった。案外私は重い女なのかもしれない。

 

 私の意識が薄れていく中で、彼の声が遠くなっていくのが聞こえた。それはまるで、夢の中へと沈んでいくような感覚だった。

 

「大丈夫、君は一人じゃない……」

 

 そして、私の世界は静かに、そして穏やかに終わりを告げた。

 今や私のショーステージは幕を閉じ、この話はスポットライトを失った。しかし、彼の舞台はこれから始まる。私が遺したものは、彼の舞台に引き継がれる。

 

 それが私がこの世界に残すことのできる、最も貴重な贈り物なのだから――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

******

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なあ、フジ。いい加減布団から出てきてくれないか?」

ぜ~~~~~~ったいヤダ!無理だって!むりむりむりむr」

 

 

 

 

 えー、何といえばいいのか。

 非常に嬉しいことに……私は死ななかった。

 彼の中で生きているとかそういうことではなく、普通に肉体的に生きている。あの後、奇跡的に助かってしまった。もちろん死にかけの体だったから、意識を取り戻すまですら数か月は要した。

 今だって完璧に健康というわけではない。それでも、前のように走れはしないが、医者たちの懸命な治療によっていまや日常生活に支障のないレベルには回復している。

 

 なぜここまで回復したのか。答えから言ってしまえばタキオンのおかげだ。

 なんでも彼女、カフェと組んで、最近ずっとウマ娘の寿命を延ばす薬の研究をしていたらしい。

 

「テロメアの延長には成功していないから、寿命を克服できたわけではないが……いろいろと世間に公表できない副産物もできていてねえ。まあ、今回使ったのはその副産物さ」

 

 私が意識を覚ました後彼女は病室へとやってきてそう言い、事の顛末を説明した。

 

「間違いなく未認可だよね……それ。どうやって私に投与したの」

「カフェの『お友達』に協力してもらって警備システムをダウンさせてもらったよ。元からウマ娘にこの新薬を試してみたくてね。君が死にかけと聞いてから、ずっと機をうかがっていたのだよ。安心してくれたまえ、監視中に得た君の裸の映像やらについては破棄するよ」

「ええ……いや、問題はそこだけじゃなくて。そもそも危ないものだったかもしれないんでしょ、その薬」

「失敗しても死ぬだけじゃないか。放っておけばキミ、もともと死ぬはずだったんだから。デメリットはないだろう?」

「……退院したら、寮長権限で退学ね」

「ええー!?」

「冗談だよ」

 

 知ってはいたがとんでもないサイコ野郎だった。しかし、彼女の研究がなければ私は今こうしていなかっただろう。そう思うと、感謝せざるを得ないのも事実で。

 嵐のような彼女が去った後、再び病室には静寂が訪れた。窓の向こうでは木々が揺れており、爽やかな風が部屋に吹き込んでくる。私はその風を胸いっぱいに吸い込んだ。

 

 するとまるでその風が便りを運んできてくれたみたいに、病室の扉が開き――お別れを済ませたはずの、彼がゆっくりと入ってきた。

 

「やあ、フジ……おはよう」

「!!!」

 

 私は彼の姿を視認するや否や、まるで病人ではないみたいに機敏な動きで彼に背を向け、布団に全身をくるんで、いわゆるダンゴムシ状態になった。

 

「お、おい、フジ!どうしたんだ!」

 

 彼は驚いた様子で私に駆け寄る。そして布団をめくろうとするが、私は全身全霊を持ってそれに抵抗した。

 

 いや、だって。

 

 合わせる顔がないよ!

 

 あんなにいい感じの別れを演出しておいて、まさかこんな形で再会することになるとは思わないでしょ。私恥ずかしくて死んじゃうよ。

 

 なーにが「私はもう長くないと思う。自分でもわかる」だ!

 

 今生の別れだと思って告白までしたのに、急にこんな形で再会するなんて聞いてない。

 私は常に驚かせる側でいたいんだ。まさかこんな形で驚かされる側になるなんて。

 

 そんなこんなで布団の引っ張り合いすること多分10分。さすがに彼も疲れてきたのか、それともただ呆れたのか、布団をめくろうとする手が止まった。私は息をひそめながら布団のわずかな隙間から彼の様子を盗み見る。すると彼はなぜか笑っていた。

 

「な、何さ」

「いや……こんなフジ、滅多に見れないなと思って」

「!」

 

 私は布団からひょっこりと顔だけを覗かせた。その顔は今まで生きてきた中で一番熱かった。

 

「……で、さ」

「?」

 

 彼は少し恥ずかしそうに頭をかいた。

 

「告白の返事なんだけど」

 

 彼のその言葉に、私の心臓は急激に鼓動を早めた。あの時、最後の力を振り絞って伝えた想い。それに対する返事を、今、ここで受けることになるとは。

 

「えっと、その……」

 

 彼は少し照れくさそうに言葉を濁しながら、私の目をじっと見つめた。その瞳は真剣そのもので、私はその視線に心を奪われてしまいそうになった。

 

「フジ、君が言ったこと、全部真実だと思う。俺は君から本当にいろんなことを教わったし、与えてもらった。だからこそ、俺は……」

 

 彼は一瞬言葉を止め、深呼吸を一つしてから、再び口を開いた。

 

「俺もフジのことが、ずっと好きだった」

 

 その言葉は、私の耳には甘美な響きとなって、心の奥深くに染み渡った。私は信じられないほどの幸福感に包まれながらも、同時に強烈な恥ずかしさに襲われた。

 

「……本当に?」

「ああ、本当だ。だから、寿命が違ったっていいから、今だけでもいいから、一緒にいよう。フジ、俺たちの物語はまだ終わってない。これからも、新しいページを一緒に作っていこう」

 

 彼の言葉に、私は涙が溢れて止まらなくなった。でも、今度の涙は悲しみや不安からくるものではなく、純粋な喜びと感謝の涙だった。

 

「……私も、一緒にいたい。君となら、どんな未来も怖くない」

 

 私たちは互いに笑顔を交わし、その瞬間、二人の間に流れていた何かが変わったことを感じた。不安や悲しみが消え去り、その代わりに希望と新しい始まりが芽生えたのだ。

 

 少し意外な形になってしまったが、私たちの物語は、ここで終わることなく、新たな章へと続いていく。それは予測不可能な未来かもしれないが、私たちは互いを信じ、支え合いながら、一歩一歩前に進んでいくのだ。

 そして、私は確信していた。私たちの間に築かれた絆は、これからもずっと変わらずに、私たちを強く結びつけてくれるだろうと。

 

 幕を閉じたはずのショーステージは、実はまだ終わっていなかった。私たちは共演者としてまだまだ多くの舞台を共に創り上げていく。そのたびに、私たちの絆はさらに深まり、強くなっていくのだろう。

 

 

 

 

 これからも、ずっと一緒に。

 

 

 

 




トレーナーが死ぬパターンは結構見ますけど、ウマ娘側が死ぬパターンはセンシティブですよね。寿命違い設定の難しさはここにあります。でも流行って欲しい……。

オリキャラのウマ娘が死ぬパターンなら見たことはあるんですけどね~。

【追記】
ヤンキーのくだりで私が言いたかったことというのは、吉本隆明氏の言うところの「関係の絶対性」というやつなのですが、最近買った本に入っていたしおりにその内容をもっと簡潔にわかりやすく表現してくれている一節があったので共有しておきます。

---

たった一つの「本当の自分」など存在しない。
裏返して言うならば、対人関係ごとに見せる複数の顔が、
すべて「本当の自分」である。


平野啓一郎(『私とは何か』)

このシリーズの一番いい点を挙げるとしたらどこ?(私の他の作品に比べ反響が大きかった理由が知りたいので。今後の参考にします)

  • 文章力
  • キャラクター
  • 話の構成
  • 哲学っぽい内容を含んだ前半パート
  • 寿命違いというアイデア
  • キャラ同士の会話内容
  • 文章の雰囲気
  • その他
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