遅くなりまして、美咲ちゃんの誕生日になってしまいました…
と言う訳で今回の投稿になります
あれ?ガンプラバトルってソフトな題材のはずだよね…?どうしてこうなった…
「こころん!?なんであんなとこにいるの!?」
「それになんか変なの着てるよ!?」
「今は落ち着いてって…って言っても無理ですね…」
「いないと思ったら誘拐されてたのならいくら探しても見つからない訳ね…」
「それに目的は…これから馬鹿どもが話してくれるか?」
今まで探していた人物が予想外の場所にいたことに驚いた一同は声をあげたが、そんな中で麻弥と千聖、そして有咲は冷静にガンプラマフィアと名乗った人物たちの放送を待っていた。
『裏社会だけでなく表舞台までも支配するために我々は再び立ち上がった!!だが、以前の我々は世界に名だたるファイター達に戦いを挑んで破れた。しかし!!今回は計画を変更し――――
既にその第一段階は完了した!!』
「支配…って子供じゃないんだから…」
「待ってください…第一段階って…っ!!まさか!?」
「間違いなくここですよ!!」
ガンプラマフィアの目的が子供じみていると非難した千聖だったが、麻弥と有咲は放送で言っていた”第一段階”と言うのが、この研究所だということを理解した。
しかし、それと同時に彼女達の周囲に異変が起こった。
「えっ!?何これ!?換気扇からなんか出てきてる!?」
「粉…!?口を塞がなきゃ!!」
「カスミ、無駄よ。そんな長い時間呼吸を止められる訳がないわ」
「この感覚…市ヶ谷さん、これは」
「紗夜さん、プラフスキー粒子ですよ。一応吸っても人体に害はないって謳ってますけどね
…。こんなにばら撒いてどうすんだ?」
突如として彼女達がいた会議室に取りつけられていた換気扇から粒子状の何かが噴き出す。
その光景を前に香澄の言葉を聞いて殆どの面々が口を押えていたが、紗夜達はその噴き出してきたのもが何なのかを理解したのを他所に、敵の放送は続いていた。
『我々は現在、とあるガンプラバトルの研究所を完全に占拠した。我々の今回の最終目標はバトルの根幹であるシステムとプラフスキー粒子の供給の完全支配だ!!』
「力でのゴリ押しが失敗したから、今度は補給線を狙ってきたって訳ね…嫌な所を突いてくるわね…」
「千聖さんのいう通りですね。それに弦巻さんは分かりやすい人質と言う訳ですか…あの服とこの粒子をばら撒いている理由が分からないですね…」
ガンプラマフィアが占拠したと言っているのは彼女達がいる研究所であることは間違いないが、それならばどうしてバトルシステムの外にプラフスキー粒子を撒き散らしている理由ものかが全く見えてこない。
その理由を考えてようとしていたが、放送の中のマフィアはにこやかな物からいきなり険しいものへと表情を変えていた。
『しかし、おろかにも我々が占拠した研究所には薄汚れたネズミが紛れていたようだ…』
「あれは…こころの家の人達だよ!!」
「こころを助けようとしているようだね」
突如として映像がマフィアの姿から彼女達にとって見覚えのあるこころの家の黒服が3人組で研究所内を動いている映像へと切り替わっていた。
その動きからおそらくは人質になっているこころを救出しようと動いているようだが、その動きは完全に相手にはバレており、こうして映像に映し出されていた。
そして、マフィアの声は宣言していた時の声色が一気に冷たいものになると淡々とした声が響いてきた。
『では、皆に見てもらおう…我々の支配に抗おうとする哀れな者たちどうなるかを!!』
「「「「えっ…?」」」」」
「アレは…ガンプラバトルのビーム?あれはエフェクトだけのはずだけど…」
「蘭の言う通りだよな…?」
「そうだよね?」
マフィアが宣言したその瞬間、黒服のうちの1人の腕へと無数の光が突き抜けていく光景が映し出される。
彼女達の多くはその正体が分からなかったが何人かはその光の正体がガンプラバトルのビームだと見抜いたが、バトルのビームや爆発はバトルを盛り上げるためのエフェクトでしかない。
そのはずだった。
『ああぁああああああああああああああああああ!!』
「「「「「えっ!?」」」」」
「痛がってるよ!?えっ!?蘭ちゃん達がエフェクトって言ってたのに!?」
腕をビームで撃たれた黒服が腕を抑えて絶叫する。
エフェクトであるはずのビームが人体にダメージを与えているという光景が信じられなかったが、そんな中でますきは映像の中の服の変化に気が付いていた。
「レイ、見て見ろよ。あの撃たれた腕の服。ちゃんと焼け焦げた跡が残ってやがる…!!」
「マッスーさん!!でも、血が出てませんよ!!」
「パレパレ、血が出てないのは撃たれたのと同時に傷口が焼かれたんだよ~」
「胸糞悪いわね…」
撃たれた黒服の腕が確かに焦げていたが血が出ていないこと。
そうパレオが声を挙げたがその理由が事を七深が深刻な表情で語ると、横にいた瑠唯すらその光景を見て眉をひそめていたが、画面の中の惨劇はそれだけでは終わらなかった。
『これが、我々の力だ。世界中のガンプラファンよ。我々、ガンプラマフィアの支配を受け入れるがいい。さもなければ…』
「止めてー!!」
「あっ!!かのちゃん先輩!!ちゃんと逃げてるよ!!」
「アレは…ジム!?しかも、私達が使ってた奴だよ!?」
「まさか、昨日のもアイツらが…!?」
「あぁ…間違いないだろうな…」
ガンプラマフィアの言葉と共に再び画面の中の黒服たち一行目掛けて画面の外から無数のビームが降り注いでいたが、残りの2人の黒服が負傷した1人を抱えて一目散にビームの雨から逃げ出していた。
そして、黒服目掛けてビームを撃ちだしていたジムが彼女達を追いかけて、画面の中に映りこんだのを見た一同は昨日のもあのガンプラマフィア達が仕組んだのだと言う事を察していた。
『我々の支配を受け入れなければ、皆もああなってもらう…あぁ、それと以前のようにファイターが抵抗しようにも無駄だよ。この研究所がある島にいる中で最強のファイターの機体は落とさせてもらった』
「最強の…この映像は美咲ちゃん!?」
「それとアレは…紗夜先輩だよね?」
「初日のバトルを見て標的にされた…ってことか…」
ガンプラマフィアは映像を切り替えると、そこには先日のジムに襲われていた時の美咲と紗夜の機体が無惨に破壊される姿が映し出されていた。
そして、その映像を見て美咲は最初のバトルをした時から既に狙われていたという事を理解したのと同時に再び画面がガンプラマフィア達にものに切り替わっていく。
『諸君。あの時のような奇跡はもうない。大人しく我々の支配を受け入れたまえ。さもなければ、この娘―――いや、弦巻の一人娘はエンボディシステムによって廃人になってもらおう!!』
「こころ…!!」
『それと弦巻の娘以外にも見せしめに出来るのは沢山いるからね』
「これ…研究所の人達だ…」
「って…これ、あこ達だよ!?」
ガンプラマフィアが見せしめにすると言って、研究所の人間がガンプラからの攻撃を受けて逃げて惑っている姿へ次々に切り替わっていく中には会議室に集まってこの放送を見ていた彼女達の姿も含まれていた。
『返答の期限は我々があのネズミを駆除するまで―――概ね1時間以内と言ったところかな?いい返事を期待するよ』
逃げ惑う人たちの映像が映し出される中、ガンプラマフィアの放送がそのまま終わってしまった。
「こうなったら逃げるっきゃないっしょ!!」
「桐ヶ谷先輩、どうやって逃げるんですか?あんな危険地帯を突っ切っていくんですか?」
「そんなん。廊下の窓ぶち破って、そこから何とか外に逃げれば…!!」
「ここ5階建ての中の3階ですよ?ほぼ確実に足が折れますよ?」
「それをしたら…確実に大怪我は確定ね」
「窓なんてガラスなんだから、椅子でも投げれば割れるっしょ!!」
この危険地帯から逃げると言い出した透子だったが、彼女達がいるこの会議室は3階でそんなところから飛び降りれば大怪我は必至だが、あの黒服の姿を見た状態では冷静に物事を考える方が難しいが、そんな中で透子は会議室から椅子を持ったまま廊下に飛び出して、目の前にあった窓目掛けて椅子を思いっきり投げつけた。
が、その時、彼女達の目の前では信じられないことが起こった。
「「「「「えっ!?」」」」」
「椅子の方がぶっ壊れた!?って、窓ガラスの方は傷1つ付いてない!?」
「その窓、ガラスじゃない…」
「はぁ!?」
「桐ヶ谷先輩。ここの窓、ガラスじゃなくて透明なプラスチックですよ。私も楽奈ちゃんに言われるまで分かりませんでしたけど…」
「そよちゃん…それ…本当なの?」
しかし、窓に椅子がぶつかったがあろうことか壊れたのは窓ではなく椅子。
その事に驚いた彼女達だったが、透子に椅子を投げられた窓はあろうことに傷1つ付いていない事が彼女達は驚いていた。
信じられない光景だったが、そんな中で楽奈は目の前の窓がガラスではないということを告げると、相手の行動の意味を有咲は理解してしまった。
「クソっ!!そう言う事かよ!!」
「有咲!!どういうこと!?」
「アイツらが粒子をぶちまけた理由だよ!!
粒子を使ってプラスチックの耐久力を限界まで上げて、ここを脱出不可能の監獄に変えたんだよ!!しかも、黒服の人達を攻撃したガンプラ達って最悪の番犬付きでな!!」
有咲の言葉に皆が息を呑んでいた。
黒服や研究所の人達が襲撃されたのを見せつけられた。
そして、自分たちの姿も映し出されていた以上は遠くない内に確実に襲撃されるのは誰もが嫌でも理解してしまっていた。
「あっ!!こころんの家の人達だ!!」
「後ろにいっぱいついてきてる~~~~!?」
そして、その瞬間は彼女達が身構える前に訪れるのだった。
「ガンプラマフィア。マフィアの名前の通り、えげつないことするわね…」
「千聖ちゃん!?そんなこと言ってる場合じゃないよ~!!」
「あはは~。彩ちゃん、落ち着きなよ~」
「そんなこと言ってる場合じゃないよ日菜ちゃん!?」
「諦めたらダメっすよ!!まだ可能性はあるはずです!!」
「今こそブシドーを見せる時!!いざ!!」
「「「だめー!!」」」
「何やってるのよ…とにかく、次回”修正の拳・小さな可能性の光”、誰が修正パンチするのかしらね?」
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