BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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お待たせしました
完全にGMの逆襲になってきた…って思いましたが、まぁ…ミクロン!!

今回の3連休のライブに行けないことに涙していますが投稿です


第26話-青薔薇にかけて

有咲達の手によって開けられた敵の穴へと飛び込む一行は敵からしたら正に悪夢その物だった。

 

「遅い…!!」

 

「その程度で私と今井さんに当たるとでも?」

 

「これだけいれば、狙わなくても当たるわ!!」

 

「ふえぇ~…」

 

「ミサイルは温存したほうがよさそうね…」

 

 

「奥沢さんは温存だ!!麻弥さん!!」

 

「市ヶ谷さん、了解です!!ホルスタービット!!」

 

Roseliaの2人が先陣を切って突撃し、相手の注意を引くとその後ろを千聖達がライフルで敵を撃ち落としてそれでも漏れた敵からの反撃は有咲と麻弥が防いで最高戦力の美咲を温存する。

 

そうして彼女達はあらかたの敵だけを排除しながら中央を突破し、最初の目的地である下に降りることが出来る階段の前までやって来ていた。

 

「まずは損傷もないまま階段まで来れたわね…」

 

「うん…それに有咲ちゃんが言った通り、階段とこの階を繫ぐ換気口は開いてるね」

 

「人間が通れない大きさだからあえて開けておいてガンプラを送り込む…よく考えられてます」

 

「でも、それは有咲に一発で見抜かれてたけどね~。それにしても何でここの階段は一気に下まで降りられなくなってるの?それに建物自体も若干迷路みたいになってるし…」

 

「今井さん、以前ですがテレビ局などではテロ対策として建物内部が複雑になってると言うのを聞いたことがありますが、ここもそうやってるのかと。実際に上への階段は別の場所にありますから」

 

「まぁ、実際はこうやって占拠されてるけど…。でも、黒服さん大丈夫かな…」

 

「そもそもとして階段への通気口がある時点で―――って、おしゃべりは後だ。行くぞ!!」

 

彼女達のおしゃべりを有咲が止めるとそのまま7機が階段へと通じている通気口を通って、彼女達は階段へと抜けたが―――

 

 

 

 

 

 

 

「うっそ…!!どんだけいるの!?さっきより多いよ!?」

 

「さっきの倍以上か…流石にこの数を相手に損傷無しは厳しいな…」

 

そこには先ほど彼女達が遭遇した以上のジムが待ち構えていた。

流石にこの数を相手取って全員が無傷で抜ける事は不可能だと有咲が考えていたが、その考えを止めるかのように彼女達の後ろから敵のど真ん中にビームが撃ち込まれると1機が敵の中央に向かって突貫していた。

 

「紗夜!?何やってるの!?」

 

飛び出した機体の正体は紗夜。

彼女はビームを打ち込んだその場所に突撃すると対艦刀で複数の敵機を纏めて両断すると、すぐに機体を反転させると右肩のコンボウェポンポッドを乱射して敵の群れをハチの巣に変えながら――――

 

 

 

 

 

 

 

「皆さん。ここは私が引き受けますから先に進んでください」

 

「ふざけてる場合じゃないでしょ!!」

 

「今井さん。私は本気です」

 

紗夜はとんでもないことを口走っていた。

普通に考えたら完全に自殺行為でしかないが、紗夜自身は真剣な表情で簡単に理由を語っていた。

 

「最優先はシステムの破壊です。それにこの数をまともに相手にしている時間がありません」

 

「それはそうだけど…!!」

 

「それと今井さん。 無視しても背中からこの数が迫ってくるのは危険すぎますし、最悪の場合はこの数が湊さん達の方へと雪崩れ込んできます。そうなれば自分の機体でない羽沢さん達では…」

 

「っ!!」

 

「それに、以前にメイジンカワグチがやっていた”ガンプラバトル500人切り”をやってみたいを思ってました。とは言っても数はそれよりも少なそうですが…」

 

「こんな時に何を言って―――」

 

「…市ヶ谷さん」

 

今までの話を聞いて部隊を任されている有咲はほんの少しだけ考えるような素振りを見せる。

そしてすぐに有咲は自身の中で結論を出していた。

 

 

 

 

「…分かりました。紗夜先輩、ここは任せます」

 

「だったらアタシも…!!」

 

「ダメです。今井さんは先に進んでください」

 

「有咲!!」

 

紗夜の提案を有咲が受け入れた。

それを聞いたリサもこの場に残ると言い始めたが、紗夜がそれ完全に拒否されると即座に彼女は有咲に声をかけるが、通信画面に映された有咲は向かって来ていた敵を処理しながら顔を横に振っていた。

 

「紗夜先輩が正しいです」

 

「ちょっと!!」

 

「時間がない上に後ろの蘭ちゃん達を考えると、ここに誰かが残って足止めするのは正しいと思います。

それにこの先にどれだけの戦力があるか分からない以上は無暗に突入する戦力を削りたくありません」

 

「今井さん、大丈夫ですよ。この前みたいにはいきませんから」

 

「ほんと…?」

 

「えぇ、右肩の青薔薇に誓って…必ず合流します」

 

 

「…分かった。信じてるからね」

 

「分かりました。では、行ってください」

 

有咲にも否定されたリサだったが、紗夜はリサとお揃いで入れている右肩のRoseliaのロゴペイントについて口にしたことにリサは驚いたが、紗夜の言葉を聞いて彼女を信じて有咲の指示に従う事を決めた。

 

そして、紗夜が大暴れして敵の注意を引き付けているうちに彼女達は進路上にいる最低限の敵を撃破して階段の抜けていくのを見送った紗夜はこの少しの間で見つけていた不自然な動きをしていたジム達目掛けて即座にアグニを連続で打ち込んでいた。

 

 

「1人で複数のジムを同時に動かしているのは分かっています」

 

「ほう…」

 

「それにその動きは昨日襲撃してきた人物と一緒ですね。特にベアッガイを狙っていたらしいですが」

 

「ボスの命令もあるが、捕まる原因になったアーリージーニアスと、あの忌々しい機体―――ベアッガイを使う小娘が気に入らなかったんだ!!」

 

「八つ当たりですか…」

 

紗夜は敵が1人で複数の機体を操っていることとその人間が先日に自分たちを襲撃してきた人物と同じであることを見抜いて、先日に美咲を集中して狙っていた理由を聞いてみればただの八つ当たりじみた理由に呆れながらも彼女は周囲の機体を撃ち落としていく。

 

「その動き…昨日のフリーダムだな」

 

「そうですが」

 

「フリーダムに比べたら、そんな骨董品(アンティーク)!!それにそんなバカみたいな装備で勝てるとでも?」

 

彼が以前に倒された機体は完全にカスタムされた機体。

しかし、紗夜の機体は外見からはオオトリだけがフルスクラッチでそれ以外に目立った機体のカスタムは見られない上にその機体の装備構成のアンバランスだった。

 

 

 

 

 

 

元になっているパーフェクトストライクの時点で”全部載せ”と表現されるような機体になっているが、

マキシマムパーフェクトストライクは機体本体であるストライクとエールストライカーの間にオオトリを追加で装備した”全部載せ”に”全部載せ”を加えた単純に見ればただの過積載で常識的に考えれば使いこなせるはずのない数にまで膨れ上がっていた。

 

 

 

パーフェクトストライクの時点でアンカー付きのシールド、肩にはそれぞれビームブーメランとミサイルとガトリング(コンボウェポンポッド)にエールストライカー部分のビームサーベル2本とサブアームで対艦刀(シュゲルトゲベール)超高インパルス砲(アグニ)を装備している。

 

しかし、今回のマキシマムパーフェクトストライクはそれらの武装に加え、紗夜がプラモデルではないフィギュア―――”METAL BUILD"のオオトリを再現して作成されたそれには、ストライカーパックの上部に移されたビームランチャーにレールガンに加えて翼下のハードポイントには3連小型ミサイルを計12発の上に、オオトリが装備している対艦刀も片手で保持している。

 

そんな武装数は常識に考えれば使いこなすことなど不可能な数だが、そんな機体を持ってきた紗夜に対して相手のマフィア―――コードネーム"E"は作中設定を引っ張り出して、”旧式”と言われた”ストライクフリーダムガンダム弐式”よりもさらに古い機体である”ストライク”を”骨董品(アンティーク)と言ってバカにしていた。

 

 

「劇中設定の性能差は関係ありません。それをひっくり返すのがガンプラバトルです」

 

だが、それを言われている当の本人はそんな言葉を無視して紗夜を狙って来ていたAI制御の機体からの攻撃を回避しながらビームランチャーとレールガンで撃ち落とし続けていた。

 

「だが、昨日はフリーダムにAI制御のジムを100機しかけたが、今回は有人制御のジムも加えて300と言う数を相手に…」

 

「言い訳になりますがあえて言わせてもらいましょう…」

 

紗夜はサブアームで保持していたシュベルトゲベールを抜くと、両手に二振りの対艦刀を構え――――

 

「この前はフリーダムだったから負けたんです!!私のストライクならあなたなんかに!!」

 

「減らず口を…!!だったら覚悟するんだな…お前をジムまみれにしてやるぜ!!」

 

目の前の大群に視線を向けて吼えて向かって来たAI制御のジムを斬り飛ばすと、その言葉に応えるようにEもAI制御のジムと連携しながら複数のジムを同時に操作して紗夜へと襲い掛かるのだった。

 


 

「紗夜…」

 

「リサさん、大丈夫―――とはハッキリと言えないけれど。紗夜ちゃんよ?」

 

「そうっすよ!!それにジブン達がシステムを破壊すれば解決ですから…」

 

「違うの…

 

 

 

紗夜!!絶対あの状況楽しんでるでしょ!!」

 

「怒る方はそっちなんですね…」

 

「うーん…あの人ガンプラが絡むとバカだから否定できないですね…」

 

「でも、あのバカみたいな提案が正しいのも事実だからな…」

 

「ふえぇ~…みんなの中で紗夜ちゃんはどう思われてるの…」

 

「「「「「ガンプラバカ」」」」」

 

「あはは…千聖ちゃんまで…」

 

「それにしても酷い言われようですね…」

 

「瑠唯ちゃん?そう言ってるけど瑠唯ちゃんもそこに両足突っ込んでるからな?」

 

「…違います」

 

「いやいや、私とバトルするために新しい機体を用意してる時点で相当よ?」

 

「…」

 

「あっ…瑠唯が黙った」

 

「って、そんなことを言ってる場合じゃないですよ!!もう!!次回、”色香”」





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突入組
・美咲:ダブルオークアンタ(GNソードⅣフルセイバー装備・機体本体は通常仕様)
・有咲:フルアーマーユニコーン(ハイパービームジャベリン×2装備)
・紗夜:マキシマムパーフェクトストライク
・リサ:ガンダムAGE-2ノーマル
・千聖&花音:ブラックナイトスコードカルラ
・麻弥:ガンダムサバーニャ(ホルスタービット&ライフルビット24基+手持ちライフル×2
・瑠唯:ZZガンダム

残留組
・蘭
・巴
・つぐみ
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