BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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お待たせしました
ガルパのイベントキャラ、あれ完全にバニー〇ーデンじゃん!!
デスティニーの抽選販売外れてキャンセル待ちになったけど、脳死で50連してつぐみをお迎えしたやったー!!
ってことで初投稿です


第42話-希望を束ねて

 

蘭達の戦闘を見せつけられた美咲だったが、見せつけた側であるマシタからしたら明日香によるCの撃破と言う大番狂わせが起こったという事に戸惑っていたものの、すぐに部下の事を切り捨てて目の前の美咲を潰そうとしていた。

 

「C…!!折角拾ってやったというのに…!!」

 

「美竹さん達が頑張ってくれてたのに…こっちはまだ10しか減ってない…」

 

 

「おや?随分と辛そうだが、体力の限界かね?」

 

「数のゴリ押ししてるだけの癖に…!!」

 

「戦いは数だよ…!!」

 

しかし、美咲の方はマシタのサイコジムが率いるサイコガンダム軍団の壁に阻まれており、その上に1人だけダメージレベルCで壊れない設定になっているインチキによって思うように進むことが出来てない彼女を見たマシタは強気の様子を見せていた。

 

だが、マシタは部下が全員やられて1人だけになっている状況の危険性も理解しており、彼はこの状況で相手にとって最悪の手段を取ることにした。

 

「ふむ…。流石に面倒だね…。そろそろ我々の野望を果たそうか」

 

「何を言って…!!」

 

「放送で言っただろう?ガンプラで世界を牛耳ることだよ」

 

「そんな事させない…!!」

 

「これはご令嬢も同じことを望んでいるのだよ!!」

 

「こころはそんな事望んでる訳がない!!」

 

「"世界中のみんなを笑顔に"とご令嬢は口にしているだろう?ならば、ガンプラマフィアの目的と同じだよ」

 

「違う!!」

 

「何が違うと言うのかね?彼女が言う目的は…世界を手にし、支配者と言う立場から人を見下して笑うという事だよ!!」

 

マシタの野望を果たすことがこころの望みが同じ―――そんな理解不能な言葉を聞いた美咲が吼えるが、マシタはこころが目的にしている言葉を曲解してマフィアであるマシタとこころが同じだという言葉を美咲が許せる訳がなかった。

 

「こころは誰かを見下そうなんて思ってない!!みんなと…みんなで一緒になって笑い合えることを望んで―――!!」

 

「ならば、今の君は一体なんなのだね?」

 

「何を…!!」

 

マシタの言葉に反論した美咲だったが、突如として自身の事を言われたその意味が理解できなかった。

そんな彼女の様子にマシタは悪辣な笑みを浮かべると彼はここぞとばかりに美咲を言葉で責め立てていた。

 

「君は”我々を叩き潰す”と言ったが、その行動は我々から野望を踏み躙って笑顔を奪う行為で、それはご令嬢が望んでいる事と正反対のことではないかね?」

 

「…だとしても、自分勝手な暴力で人を傷つけていい訳がない…!!」

 

「自分勝手?暴力?…少なくともそれについて口にする資格は君にはないよ!!

 

 

 

 

 

今まさに否定した自分勝手の暴力で我々を止めようとしている君にはね!!」

 

「…っ!!」

 

マシタの言葉を聞いた美咲は動揺して僅かに動きが鈍る。

だが、彼女がいるこの状況ではその僅かな隙ですら命取りだった。

 

「しまっ…!!ぐっ…!!フルセイバーが…!!」

 

「さっきまでの威勢はどこに行ったのかね?」

 

「でも…!!こころを助けないと…!!」

 

「この状況でも耐えるとは流石だね!!だが、完全な暴力装置に成り下がった今の君の姿を見たらご令嬢は何と言うのだろうね?」

 

「こころ…」

 

「さぁ、君の暴力では我々には敵わないのだよ!!そろそろ諦めたまえ!!」

 

動きが鈍った美咲は敵への反応が遅れたものの何とか迫ってきた攻撃を斬り払うが、今の美咲はその全てを捌き切れずに手に持っていたフルセイバーが手から弾き飛ばされてしまっていた。

 

だが、そんな中で敵の攻撃が止む訳もなく、彼女はバスターソードを解除してソードビットのグリップを展開してすぐさま先ほど同様にビームを斬り飛ばし始める。

しかし、マシタの言葉に動揺している美咲の動きは格段に悪くなってきて、こころの事を言われた美咲は今までの疲労も重なって心が折れかけていたのをマシタは見逃さずにトドメを指そうと全機で美咲を撃ち落とそうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだだ!!まだなんも終わってねぇ!!」

 

だが、状況をぶち壊す叫びと共に紫電の纏ったビームが美咲の横をすり抜けてサイコガンダムへと突き刺さる。

マシタと美咲の2人だけだった戦場に突如として響いた第三者の声にマシタはそのビームが放たれた方向へと視線をむけると、白い機体が徐々に近づいてきていたのを確認していた。

 

「美咲ちゃん!!」

 

「メインステージには間に合ったわね…」

 

「千聖さん、状況は最悪っすよ…!!」

 

「それに、この数…!!後後ろの馬鹿でかいのも…!!」

 

「市ヶ谷さん…花音さん達も…」

 

 

 

「おやおや、援軍が来たと思ったが随分と惨めな状態じゃないか」

 

「途中に不意打ちのデンドロなんて置いてんじゃねぇっての…。流石に武器まで守り切れなったっての…」

 

美咲を送り出して別の敵と戦っていた有咲達がようやく彼女に追い付いて、彼女の近くに集まってきたが、どの機体も多かれ少なかれ機体を損傷していた。

 

右腕と胴体以外が吹き飛ばされているリサが一番酷いが、有咲もリボルビングランチャーを装着したビームマグナムを失い、麻弥と千聖も数機のビットを失っており、その機体状態は万全とまではいかなかった彼女達の状況をマシタは鼻で笑っていた。

 

「だが、ここまで集まっても無駄だよ。ご令嬢はあのデビルガンダムコロニーの一部になってもらっているからね」

 

「生体ユニットにしてるってことっすか…!!」

 

「嘘っ…こころちゃんが…あれに…?」

 

「こころを廃人にするとかって言ってたけど、人質にもするなんて…」

 

「暴力に訴えたのは愚かだとは思ったけど、さらに人質を盾にするなんて下衆ね…」

 

「愚か?下衆?何を言っているのかね?暴力に訴えているなんて君たちも一緒じゃないか?」

 

マシタは先ほどの美咲と同じように遅れてきた面々にも同じ事で彼女達を責め立てようとしたが――――

 

 

 

 

 

 

 

「はっ…!!違いねぇな…!!」

 

「何っ…?」

 

有咲はその事を否定することすらせず鼻で笑いながら肯定して見せていた。

その言葉が返ってきたことにマシタは戸惑いを隠せなかった様子に今度は千聖達が畳み掛け始めていた。

 

「暴力を振りかざしてるあなた達みたいなバカを止めるためとはいえ、こっちも力で抵抗してる時点で暴力云々であなた達に高説垂れる立場じゃないわね」

 

「えぇ、それはジブンも同じ考えです」

 

「ふっ…我々ガンプラマフィアと君たちは同類だと…確か日本では”同じ穴の狢”と言うんだったかな?」

 

「はぁ?何言ってんだよ。お前らと私達は全然同類じゃねぇよ」

 

有咲の言葉を聞き、マシタと彼女達は全くの同類だと笑って見せる。

その答えに有咲も力に力で対抗していることについて受け入れていたが、同類だという言葉には全力で噛みつくとマシタはそれを鼻で笑っていた。

 

「君も言ったじゃないか、暴力を語れる立場じゃないと。特に”世界中を笑顔に”と夢みたいなことを口走りながら一番暴力に長けている彼女はそんな資格はないよ」

 

「確かにアタシ達の中じゃ美咲が一番だけど…アンタ達とは根本から違うからね」

 

「違う?この暴力装置が私達と何を言っているのかね?」

 

「違います!!美咲ちゃんは……!!」

 

「うるさいね!!さっきから言い訳をごちゃごちゃと!!」

 

 

 

「っ!!ホルスタービット!!」

 

「ちっ!!言い負けそうになったらこれか!!」

 

「君たちの詭弁は腹立たしいだけだったよ。最も人が集まっただけでダメージレベルCになっているこの機体たちには成す術はないだろうがね!!」

 

論争を繰り広げていた彼女達だったが、その状況に痺れを切らしたマシタは動きが鈍い美咲を撃ち始めていた。

だが、その射撃は麻弥のビットと有咲のシールドによって完全に防がれるが、その射撃の中で数機のサイコガンダムが迫って来ていたが――――――――――

 

 

 

 

「っ!?ミサイル!?それにビームだと…!!」

 

「なんだ!?上から!?」

 

 

 

 

突如として彼女達の頭上からミサイルとビームが降り注いでサイコガンダムの軍団を薙ぎ払っていくこの状況に互いの陣営が困惑し始めていたが、この状況を引き起こした正体はデビルガンダムコロニーに建物に開けられた大穴から飛び出してきた。

 

「お待たせしました」

 

「そちらの話は聞こえてました」

 

「紗夜先輩!!瑠唯ちゃん!!」

 

大穴から飛び出してきたのは紗夜と瑠唯の2人。

これで全員が揃ったのは良かったが、問題は紗夜の機体の方だった。

 

「紗夜!?ミーティアなんてどうしたの!?」

 

「今井さん。武装が無くなってしまったので道中で八潮さんが見つけたのを拾いました」

 

「なんてもの拾ってるのよ!?」

 

「お陰で通常のルートが通れずにビームで出来た大穴を潜る羽目になりましたが…」

 

「複数機で使いまわそうと武装ロックを外したのが仇になったか…!!」

 

武装のほぼ全てを失っていた筈の紗夜が、道中で瑠唯が見つけたミーティアを装備してサイコガンダムの集団の中で暴れ始めた事に驚く中で、一緒にいた瑠唯は紗夜のせいで正規ルートを通れなかったと愚痴を零しながらも何かを抱えて美咲達の元へと飛び出し、そしてマシタは自分達の用意した切り札の1つが敵に奪われたことに怒りを覚えていた。

 

「マシタ…!!最後だからお前と奥沢さんの決定的な違いについて教えてやる…!!」

 

「違いだと?」

 

 

 

 

「奥沢さんは決してあなたの様に自分の為だけに力を使う訳ではありません!!」

 

「紗夜先輩の言う通りだ!!奥沢さんは自分が貧乏くじ引かされるのが分かってても、人のために戦える!!私達はそれを知ってる。だから命がけでもこの場所に立ってんだよ!!」

 

紗夜と有咲がマシタに吼える。

その迫力に彼は圧されたが、彼は自身の状況に思い出して我に返っていた。

 

「だが、いくら吼えようと…足手纏いがいるのではな…!!」

 

「させないわよ!!」

 

「今井さん、これを…」

 

 

 

 

 

 

「花音!!放して!!」

 

「うんっ!!」

 

マシタは自分の機体が壊れにくいダメージレベルで戦っていることと、相手の中には足手纏い同然のリサに狙いを定めようとしたが、リサは瑠唯が抱えていた物をリサ目掛けて投げつけたのを見ると、千聖達に抱えられていた状態から抜けて即座に前に飛び出していた。

 

サイコガンダムがリサを狙おうと動いたが、即座に千聖がドラグーンのビームカッターで、瑠唯は手に持っていたビームライフルでサイコガンダムの動きを妨害し始めていく。

 

 

瑠唯が持ってきた物がバラバラに分解されると、リサも自身の操作で機体の関節部から手足を切り離すと、分解したパーツが新たにリサの機体の手足となっていた。

 

 

 

 

 

「行くよ。ダブルバレット!!」

 

手足を換装したリサの新たな機体―――Age2ダブルバレット。

彼女は換装したばかリでそのまま敵の前に飛ぶと肩部からライフルを抜いて、ビームが撃つ直前のサイコガンダムを撃ち抜いてからバインダーから発振したビームソードで敵機を突き刺していた。

だが、ダメージレベルCと言う圧倒的なアドバンテージがある彼は余裕を崩れなかった。

 

「換装には驚かされたが…それでも私の有利は変わらない…」

 

「有利だったら五分に戻すまでだ!!麻弥さん!!」

 

「了解!!狙いは完璧っすよ!!」

 

 

 

「そんな明後日の方向を狙って…っ!?まさか…!?」

 

 

「この場所にいるお前だけのダメージレベルが弄られてるんだったら、それをぶっ壊せば条件は五分五分ってことだろ」

 

有咲が言った五分に戻すという言葉と共に彼女の指示を受けた麻弥が突如として敵のいない明後日の方向へとライフルを構えて発砲。

正確な射撃が得意な麻弥にしては完全に敵のいない方向に撃ち始めた意味はマシタにはすぐに理解したが、それと同時に麻弥の狙撃は1台のパソコンを撃ち抜くと同時に目の前でダメージを受けた数機のサイコガンダムが爆散していた。

 

「だが、何故そこだと分かった!!」

 

「この場所だけ設定が弄られてるからそれをやってる何かが近くにあるのはすぐ分かった。後は私を囮にして撃たせながらお前が弾を飛ばしてない場所から絞り込んでやればいいだけだろ?」

 

 

 

「甘いんだよ…。奥沢さん、行けるか?」

 

「うん…ごめんなさい…」

 

「美咲ちゃん!!こういう時は”ありがとう”だよ!!」

 

「花音さん…そうですね…ありがとうございます…」

 

何事も無いかのように有咲がここまでの推理を口にすると、マシタは完全に有咲の手の上で踊っていた事に憤慨する。

彼女はそれを気にすることなく美咲へフルセイバーを渡しながら声をかけると彼女は有咲達の言葉を聞いて完全に吹っ切れるとマシタを睨みつけていた。

 

「ふっ…いくら吼えようがこの力に勝てるとでも?」

 

「マシタ…!!あたしはこころを取り戻す。今はそれだけで充分だ…!!」

 

そして、彼女達とマシタ―――いや、ガンプラマフィアとの最終決戦が本当の意味で幕を開けるのだった。

 


 

「遂にここまで来ましたか…」

 

「えぇ…ここまで来たらごちゃごちゃ言う必要ないですよね?紗夜先輩」

 

「後はマフィアを私達で倒すだけです…!!」

 

「気合入ってますね」

 

「当然です。師匠である奥沢さんに一番弟子のいい所を見せないとですから」

 

「あ~…紗夜先輩、気合入ってるとこ悪いんですけど、一番早くに奥沢さんにガンプラ教わってたのは私ですから、明確な一番弟子って言うと私になるんじゃないすかね?」

 

「なっ!?」

 

「いや、うちに泊まりこんでた時に奥沢さんがいないときの相手を誰がしたと思ってんですか?奥沢さんに最初に練習させられて私が相手してたんですよ」

 

「っ…!!いえ、私の方が年上ですから私が一番弟子です!!」

 

「くっそどうでもいいんですけどね…」

 

「それに市ヶ谷さんは八潮さんと言う弟子がいるじゃないですか!!」

 

「いや、アレは蘭ちゃんもいましたから…。それにそっちも明日香ちゃんを…」

 

「私の時は4人いました!!」

 

「クッソめんどくせぇ…もういいや、次回”虹を繫げて―――”」

 

 

 

「ん?美咲にガンプラ教わったってなるとアタシも弟子になるのかな~」

 

「今井さん。今からダッシュでミッシェル最中買ってきてください」

「リサさん。今からダッシュでミッシェル最中買ってきてください」

 

「こいつら…めんどくさい…!!」




突入組New!!
・美咲:ダブルオークアンタ(GNソードⅣフルセイバー装備)
・有咲:フルアーマーユニコーン(ハイパービームジャベリン×2装備)
・紗夜:ストライク+ミーティア
・リサ:ガンダムAGE-2ノーマル→ガンダムAGE-2ダブルバレット
・千聖&花音:ブラックナイトスコードカルラ
・麻弥:ガンダムサバーニャ(ホルスタービット&ライフルビット24基+手持ちライフル×2
・瑠唯:ZZガンダム

残留組
・蘭:ジョニー・ライデン専用ザクⅡ
・巴:グシオンリベイクフルシティ
・つぐみ:バルバトスルプス
・楽奈:Ez8
・明日香:デスティニーガンダムSpecⅡ(紗夜機)
・燐子:アカツキ(有咲機)
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