BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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おはよーございます!!()
はい。投稿です。
それ以下であっても、それ以上ではないです


第45話-最後の力

 

明日香がサーバー破壊に飛び出して少し経った頃、3階の防衛線は絶望に染まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっははははは!!背中の腕…3本目!!」

 

つぐみが狂気すら感じられるような笑みを浮かべながら、ネオ・ジオングの背部に装備されていた3本目のアームユニットの指に当たるメガ粒子砲を叩き潰していた。

 

そして機体前面はアームの指先に搭載されたメガ粒子砲が放たれる直前につぐみは残っていた右前腕部のユニット目掛けて飛び出していた。

 

 

 

「右手の指…貰った~!!」

 

ツインメイスを叩きつけて即座にメガ粒子砲になっている指を全て叩き潰してから潰れた手を足場に飛ぶことで自身を狙っていたメガ粒子砲を回避して狙っていたもう1本のアームユニットの指を潰してから関節部分を潰してその顔を上げ―――、

 

 

 

 

 

 

「あ~あ……メイスがボロボロになっちゃった~!!メイスだけで遊ぼうと思ったのに~!!」

 

無傷な本体に対して殆ど原型を留めない程に歪んでいたツインメイスを見て、子供が楽しんでいた遊びが終わってしまったかのような無邪気な声をあげる。

 

そして、自身が叩き潰したネオ・ジオングを見上げていたが、その姿は余りにも凄惨な状況だった。

 

つぐみが戦っていたネオ・ジオングは機体下部のシュツルム・ブースターを破砕された上に、機体前面に装備されたメガ粒子砲4基とハイメガ粒子砲も綺麗に抉り取られており、6基あったアームユニットも1基を残して全て指先のメガ粒子砲を叩き潰された上で関節部も徹底的に破壊されていた。

 

「もうおしまいかぁ~…」

 

つぐみは目の前のネオ・ジオングとの戦いが終わると落ち込んでしまったが、その隙を狙ってネオ・ジオングは最後に残ったアームユニットの先端から5本のワイヤーがつぐみに迫っていたが、彼女はそれを難なく回避して見せた。

 

 

 

 

そして、手に持ったメイスを捨てるとそのまま5本のワイヤーを鷲掴みにするとそのまま力任せにワイヤーを引きちぎるると、ネオ・ジオングのコアユニットとして収まっていたシナンジュが脱出しようとしていたが―――

 

「もう…倒れていいよ…」

 

脱出しようとしていたシナンジュの胴体へつぐみがソードメイスを突き刺してハル・ユニットへと押し込み、機体が停止するまでの間ユニット内部を掻き混ぜるかようにメイスを押し当て続けているのだった。

 

 

 

 

 

そんなつぐみの近くで2機と戦闘をしていた蘭だったが、彼女と戦っていたアルヴァトーレは既に機体が大破させられており、コアであるアルヴァアロンが2機で蘭を攻める。

 

「単調なライフルなんて当たる訳ないけど…こっちのマシンガンも通らない…」

 

アルヴァトーレを破壊した時に多用したヒートホークを警戒して、引き撃ちで蘭を落とそうとしていた2機。

蘭も抵抗するためにマシンガンを撃ち返すが、その射撃はGNフィールドで呆気なく弾かれてしまう。

 

「ちぃ…!!つぐみみたいに詰めれば勝てるけど…どうやって詰める…?」

 

自身の攻撃が通らない圧倒的な不利を立ち回りだけで対応して見せる。

しかし、一向に距離が詰まらないこの状況に蘭からは舌打ちが漏れてしまうがそれでも彼女は勝つことを諦めておらず頭を回して打開策を考える。

 

そして――――

 

「あれだ…!!あれを決めるしかない・・・ !!」

 

蘭は何かを思いついた様子を見せるとシールドに装備されたラッチにマシンガンを戻すとジャイアント・バズとバズーカを構える。

 

だが、アルヴァアロンも蘭を見てすぐさまGNフィールドでガードを固め始めるが―――

 

「撃ち抜く!!」

 

蘭は構わずバズとバズーカを連射を叩きつけていくが、その射撃ではGNフィールドを抜くことが出来ずにフィールドに砲弾が衝突して爆発していく。

砲弾の爆風を撒き散らすだけでダメージの与えられないこの射撃は完全に無駄な行動にも見えるが蘭の狙いは最初からダメージを与えることではなかった。

 

 

 

 

「今だ…!!」

 

充分に爆風が広がることで徐々に機体の姿が見えなくなっていく。

そして、完全に機体の姿が見えなくなったこのタイミングで蘭は持っていた武器を全て投棄して、ヒートホーク1本のみで爆風の中へと飛び込みながらヒートホークを構えて2機の眼前に躍り出た。

 

「これで…終わり!!」

 

そして、2機がサーベルを構えようとするよりも先に蘭がヒートホークを振るって、2機のアルヴァアロンを上下に真っ二つに叩き切ってその場を離脱すると同時に2機は粒子を撒き散らして爆散してく。

 

「一昨日に有咲が巴達にやった爆風のブラインド。結構使えるじゃん…ってそんなこと言ってる場合じゃなかった」

 

蘭はこの策を思いついた時のことを思い出したが、他の敵がまだ残っていることを思い出して自身が投棄した武装を回収してから守るべきひまり達の元へと戻っていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「燐子さん!!明日香にアレを送ったら、ハシュマルのビームが来るからガード!!楽奈はそのまま好き勝手暴れろ!!…っと!!吹き飛ばした足の爪の隙間から小型が抜けてくか…!!」

 

そして、最後に残っていた大型MAのハシュマルを相手にしていた巴は、防衛線を張っている2機に指示を出したうえで脇から漏れたプルーマを処理しながらも相手の足を吹き飛ばしていた。

 

「ん…蘭が戻って来てるな…。こっちも残弾減って来てるからこっちも決めるか!!」

 

そんな中で巴はレーダー上で蘭が接近してきていることに気が付くと、残弾を気にして一気に勝負を決めるべく、前の2人に習って一気に距離を詰めにかかる。

 

 

「ブレードか…なら、プレゼントだ」

 

ハシュマルからはそんな巴に対して既に消耗してボロボロになったテイルブレードを飛ばしてきた。

それに対して巴はあえてそのテイルブレードに持っていたライフルを突き刺すように受け止めてライフルを爆発させる。

 

「読み通りにブレードが吹っ飛んだな!!」

 

だが、そのライフルの爆発によって消耗していたテイルブレードが完全に吹き飛んで、ハシュマルが自身を守れるものは頭部のビームのみ。

ハシュマルがビームで巴を撃とうと頭を下げると、巴は即座に飛び上がってハシュマルの背後に飛び乗ると、リアアーマーをハサミ上に変形してその首を掴み上げていた。

 

「ははっ…!!前のつぐと一緒だな…!!」

 

巴は背中に乗った状態でハシュマルの首を締めあげていくと最後の抵抗と言わんばかりにハシュマルが暴れて巴を振り落とそうとするが、巴は振り落とされることなく更に首を絞め上げるとハシュマルから断末魔にも似た音声が響き始めていく。

 

 

 

「断末魔みたいだな……どうせなら、あの時みたいに首を置いて行け!!」

 

そして、巴も断末魔の叫びに聞こえたのかその断末魔を終わらせようと一気に首を絞め上げてペンチで首を切り飛ばすとハシュマルは力を失ってその場に崩れ落ちていく。

 

「つぐも潰したみたいだな…っといけねぇ…明日香に通信は通じるかな…」

 

崩れ落ちたハシュマルを踏みつけながら、巴は全体の状況を確認して全部の大型が潰されたのを確認するとダメ元で明日香に通信を繫げて最後の指示を出すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、巴達が大型を叩きつぶし、明日香によってAIサーバーを破壊した光景を見せつけらたマシタは完全に震え上がっていた。

 

「あり得ない…!!」

 

「マシタ!!諦めてこころを解放しろ!!」

 

自身の手下を失っただけでなく、サーバーを潰されたことでこれまで優位を支えていたAI制御が完全に機能を停止して絶望感に襲われたマシタ。

 

「だが、こちらには弦巻の娘がいる!!それにもう1分を切った!!」

 

「諦めの悪い…!!」

 

「それに複数制御は生きているよ!!」

 

マシタはまだこころが手中にあることが最後の切り札となるが、彼女の人格を書き換えることに躍起になり、先ほどまでAIで制御していた機体を無理やり動かして美咲への防衛線を張っていた。

 

「ちぃ!!性能が違うか!?」

 

「後40秒!!」

 

だが、マシタが近くにいた機体では機体性能の差もあって美咲にダメージを与えられなかったものの時間を稼ぐには十分だった。

 

「後はサイコジムで…!!」

 

美咲に残された時間は後40秒を切った。

その時間までに自身を落としてこころを救出することなど不可能だとマシタは考えながらも残っていたサイコジムの兵装を全て美咲に放つが、美咲はそんなマシタをソードビットを放ち、攻撃しながら回避をしていたマシタをで切り刻んで武装を全て破壊して見せた。

 

「くっ!!だが、後30秒!!間に合わんよ!!」

 

だが、美咲の時間は後30秒。

どう足掻こうとこころの元まで行って救出することは不可能だが、美咲はまだ諦めていたかった。

 

「届く…届かせる…!!」

 

「何を…!!目を閉じて諦めたか!!」

 

 

 

 

「後15秒…行ける!!」

 

美咲は突如として目を閉じる姿に完全に勝利を確信したマシタだったが、そんな状況で再び美咲は目を開くと明らかに先ほどまでと彼女の様子が違っていた。

 

「なんだ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんなんだ!!その金色の目は…!!」

 

「……そこだ!!TRANS-AM!!」

 

目を閉じるまでの美咲の瞳はグレーのような色彩をしていたが、何故か彼女が再び目を見開いたときの彼女の眼はこころの瞳と同じ金色の光を灯していた事にマシタはその目を見て恐怖を感じていた。

 

美咲はそんなマシタに構うことすらせず、顔を上げてこころを取り込んだデビルガンダムを視線を向けるとGNソードとソードビットを合体されてバスターライフルへと合体させるとTRANS-AMを発動。

 

そしてGNソードからライザーソードを発生させてそのままデビルガンダムを切りつけると、その断面から彼女が救おうとしたこころが姿を現した。

 

 

 

 

 

「弦巻の娘…!?だが後10秒!!もう何をしようと無駄だ!!」

 

だが、もう時間も残っておらず10秒では撃つ手がないとマシタは終わりを確信したが、それは美咲も同じだった。

 

「そう…これで終わりだ!!」

 

「なっ!?投げた…!?」

 

時間が残されていない美咲は持っていたフルセイバーをこころへ向けて全力で投げつける。

その余りにも予想外の動きにマシタが戸惑ったが、美咲の投げたフルセイバーはこころが被されていたエンボディシステムのヘルメットに突き刺さり――――

 

 

 

 

 

「届いた…」

 

「なっ!?エンボディが…!!」

 

フルセイバーが刺さった箇所からヘルメットへと亀裂が広がり、最後にはエンボディシステムのヘルメットが真っ二つに割れると、そのままデビルガンダムの中からこころの身体が吐き出されてそのまま床へと落ちていく。

 

「後2.3秒…任務完了だね…」

 

そんな中で美咲はこころがデビルガンダムから吐き出された時間を確認して目的を達成した事を静かに喜ぶのだった。

 


 

「終わった…第三部…完!!」

 

「おたえちゃん…でも、美咲ちゃん凄かったね…」

 

「ほんとだよ!!こころんが助かって良かった~!!」

 

「あれ?でも、なんか様子が変じゃない?」

 

「さーや?こころん助けたのに何があるって言うの?」

 

「分かんないけど…」

 

「悪い時の勘って当たるよね?」

 

「うーん…そうだね…それじゃ、次回、”希望の華”」

 

「えっ!?まだ続くの!?」

 





突入組
・美咲:ダブルオークアンタ(GNソードⅣフルセイバー装備)
・有咲:フルアーマーユニコーン(ハイパービームジャベリン×2装備)
・紗夜:ストライク+ミーティア
・リサ:ガンダムAGE-2ダブルバレット
・千聖&花音:ブラックナイトスコードカルラ
・麻弥:ガンダムサバーニャ(ホルスタービット&ライフルビット24基+手持ちライフル×2
・瑠唯:ZZガンダム

誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

残留組
・蘭:ジョニー・ライデン専用ザクⅡ
・巴:グシオンリベイクフルシティ
・つぐみ:バルバトスルプス
・楽奈:Ez8
・明日香:デスティニーガンダムSpecⅡ(紗夜機)
・燐子:アカツキ(有咲機)
オマケ
Gジェネ風味Lv1ステータス表(突入組・後輩組
      指揮   射撃   格闘   守備  反応   覚醒   アビリティ
市ヶ谷有咲   200 180 170 220 160 200  SEED/ZEROシステム
八潮瑠唯   50 180 180 180 180 0 不撓不屈
奥沢美咲   100 270 300 170 300 180 真のイノベイター/平和を願う心/革命の乙女

あのー…約1名にユニット側のアビリティ生えてませんかねぇ…?
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